みなさま、こんにちは。

寒さ強まる中、猛烈な勢いで2012年が終わっていきますね。

マヤ暦では5125年の長期歴が2012年12月21日24時で終了。
日本時間では2012年12月22日15時ということでしたが、あんなに「なんかくる、なんかくる」と思っていた人たちは一体どうしたらいいのでしょうか?(笑)

そんな話はさておき、今日は『チョンダムドンのアリス』の制作舞台裏などを。

今日アップする動画は、昨日放送されたSBSの「開かれたTV 視聴者の世界(열린TV 시청자세상)」という番組内のいちコーナーで取り上げられた9分弱ものです。

you tubeなのでリンク切れになってしまうかもしれません。

では、どうぞ。

88万ウォン世代のチョンダムドン入城プロジェクト、『チョンダムドンのアリス』。

チョンダムドンを背景に上位1%の人々の暮らしを風刺するドラマなだけあって、撮影現場はまさにラグジュアリー。
抜群にスタイリッシュな『チョンダムドンのアリス』の撮影現場を一緒に訪ねてみよう。

放送初回から最上流階級の生活ぶりを描き、華麗な見せ場に視聴者の目が釘付けになった『チョンダムドンのアリス』。

-「1億5千万ウォンです、お客様」

ブランド品売り場をそのまま再現したかのような小物や、最高級ペントハウスさながらのセットが放送後話題となった。

登場人物が最上流階級に設定されているため、それに見合った姿を描こうと制作側はちいさな小道具にまで気を配っているそうだが。

確認のために訪れた撮影現場。

整備中のセットからして尋常ではない。
その上現場には、すらりとした美女が続々と登場。
現場の男性たちの目が釘付けになるなか始まったファッションショー。
洗練された衣装と素敵なモデル。
ランウェイまで用意された舞台は、本物のファッションショーと変わらない。

-(モデル) 私は今ファッションモデルとして活動しているのですが、『チョンダムドンのアリス』でファッションショーの撮影があると聞いて来ました。

今日の場面はデザイナーを夢見るセギョンが自分のファッションショーを夢見るシーン。
このシーンのため、十数名の現役モデルとともに現場をつくった。

-(監督) モデルとデザイナーはフィナーレの時にいたわりあいますよね?

-では両隣のモデルとこんな感じで。

実際のものと同じような舞台にするため、苦労する制作者。

素敵なファッションショーの映像を収めるべく、リハーサルと撮影が続く。

今日の舞台のフィナーレを飾るムン・グニョンも登場して続けられるファッションショーのシーン。実際のドラマでどんなふうに放送されたか気になるところだが。

“撮影3時間なのにたったの6秒”
実際に放送された分量は、たったこれだけ。

撮影の過程を思うと放送の短さが惜しまれるが、どんなに短い場面でも手を抜かないのが制作側である。

一方、他のセットで撮影中のスンジョ役のパク・シフとユンジュ役のソ・イヒョン。

かつて恋人同士だったスンジョとユンジュが別れる過去のシーンを撮影中。

-(パク・シフ) 僕は今回、ブランド流通会社の韓国での最年少会長の役を演じています。ラグジュアリーでしょ?
今日は6年前の回想シーンなのでこんな衣装ですが、普段はかっこいいスーツを着て撮影してるんです。回想シーンの撮影日に限って取材にこられて、かっこいいスーツ姿をお見せできないのが残念ですね。

残念がるパク・シフさんのために、話題のチョンダムドンファッションを公開。

世界的ブランド流通会社の会長らしく、毎回シーンごとに衣装を着替え、写真集から飛び出してきたかのようなファッションを披露するパク・シフ。
この衣装は、すべてドラマのために特別にあつらえたオリジナル。

パク・シフだけでなく、ドラマの中でファッション業界会長の妻として登場するソ・イヒョンも、「チョンダムドンの嫁スタイル」が登場のたびに話題となっている。

-(ソ・イヒョン) これまで清純な役や、洗練された役柄をたくさん演じてきましたが、今回はこれまでお見せしたことのない「チャドニョ(冷たい都市の女)」のイメージがかなり強いと思います。
チョンダムドンの嫁ということでかなりつんけんした横柄な感じで映ると思うのですが、嫌わずに暖かく見ていただければと思います。演じる立場としては、むしろやったことのない役柄なので楽しいです。

『チョンダムドンのアリス』の最高のファッショニスタである二人。
この二人が登場する場面にはファッション以外にも目を引くものがあった。
まさにこの並外れたセット。
今日の回想シーンのために一度だけ登場するこのセットも、他とは違うスタイリッシュさを醸しているが、ドラマに登場するスンジョの家とユンジュの家は別途特別につくられたセットである。
330平方メートルの敷地に制作費用だけでも10億ウォン。
チョンダムドンスタイルを完璧に作り上げるために、制作側は並々ならぬ力を傾けている。

お次は本物のチョンダムドンにやってきた制作者。
小道具の一つ一つにも気を配る制作側の手によって素敵なパーティ会場へと変身したここは、実はドラマの中でパク・シフがプレゼンテーションしていたのと同じ場所。

すっかり様変わりしたこの場所で、もう一人の主人公を発見。

-(キム・ジソク) 僕が演じているタミー・ホンという人物は、チョンダムドンで有名なブティックを経営しているデザイナーです。その一方で、チョンダムドンの奥様と上流階級の人々の縁談を全的に、一人で全的にまとめている、重要なコネクションを繋いでいく人物と言えます。

上流階級に入るために計画的にタミー・ホンに近づくセギョン。

タミー・ホンが主催する彼らだけの特別なパーティに招待される。
上流階級と有名人だけが集まるパーティ・シーンを演出するために、エキストラも衣装からメイクまで制作側の手を借りて一人ずつ変身。

ムン・グニョンもガラリと様変わりした姿で登場した。
これまでのセギョンにはなかった姿。
今後チョンダムドンの嫁になるために変わっていくセギョンを予告している。

そして、今日のパーティをより特別なものにしてくれるサプライズ・ゲストも。
『根の深い木』の脚本家パク・サンヨン、スターシェフであるエドワード・クォンから漫画家のパク・クァンスまで。

-(パク・クァンス) ムン・グニョンさんが出ると聞いて、ムン・グニョンさんの可愛い姿を見るべく決意しました、カメオ出演を。

-(パク・サンヨン) 「そんなことまでどうして知ってるんですか?」

-(監督) カット! なんでカメラを見るんですか?

-(パク・サンヨン) 僕、見てました?

自分の分野では第一人者でも、撮影は難しい。

それでもドラマを彩ってくれたサプライズ・ゲストのおかげで、一層華やかに演出できたパーティ。

こうして撮影現場の下準備に始まり出演者の衣装など、他とは違う面白みを作りだすべく絶えず研究する制作側。
今後どんな楽しいシーンを見せてくれるのか、期待が高まる。

セギョンがユンジュの手助けでチョンダムドンの嫁になるためのプロジェクトを開始、スンジョを会長とは知らぬまま二人の仲が近づいていく中で俄然面白みを増していく『チョンダムドンのアリス』。
最後まで斬新なストーリーと見せ場で視聴者を楽しませてくれるよう願っている。

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スンジョとユンジュの家はセットだったんですね。

あのラグジュエリーにもほどがあるマンションは一体どこだろうと、私も一視聴者として思っていました。(笑)

スンジョの素敵なスーツもどこのものかと思っていましたが、こちらもオリジナルだったとは。

なかなか手が込んでます、『チョンダムドンのアリス』。