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18 2013年2月
みなさま、こんにちは。
今日は先週から始まったKBS2のドラマ『アイリス2』の第1話についてアップします。
キャプ画をとってみて気づく、画面の暗さ。
全般的に、写真が黒いです。(笑)
第1回冒頭は、NSSとアイリスについて、過去の映像を交えた解説ナレーションから始まります。
チョ前大統領が就任するまで存在そのものがベールに包まれていた影の諜報機関、NSS。
誰にも名を知られることなく、任務が失敗に終われば国家はその存在を否定するとの誓約書にサインした者たちの組織。
一方アイリスは、暗殺とクーデター、テロなど社会的な秩序を背後で破壊させる、ベールに包まれた秘密組織であり、世界で最後の分断国家である北朝鮮の強硬派を動かし、ソウルで核爆発を起こすことを企てた。それが実現すれば即座に南北の戦争につながり、戦争を終結させる過程で北朝鮮に親アイリス政権を樹立することがアイリスの計画である。
こうして始まったNSSとアイリスの影の戦争の裏で、あまたの名もなきNSS要員が犠牲となった。
MSSの局長となったペク・サンはずいぶん前にアイリスと手を組んでいたが、自らはそれが国を守るための最善の選択であると信じていた。
核のテロが失敗に終わり、ペク・サンはアイリスのスパイ容疑で逮捕、北のキム・チョリョンとキム・ソナは危機を無事回避させ北に戻った。
そして、核によるテロを阻止した男は、影の戦争をやめ、愛する女と平凡に暮らすためにNSSを辞めて婚約指輪を手に、済州島でプロポーズするための灯台に向かうのだが、彼はアイリス所属のレイによって消される。
洋上から狙撃され、息絶えるキム・ヒョンジュン。
『アイリス』前作のラストシーンです。
男の名前はレイ。
女についてはのちに明らかになります。
それから3年の月日が流れ・・・・・・。
とある港で犯罪組織を追うNSS。
中国語を駆使する犯罪組織の者たちは、銃の密輸犯たちです。
NSSが犯人逮捕の瞬間を狙っているそのとき、大型トラックで彼らの取引現場に乗り込んできた男、チョン・ユゴン(チャン・ヒョク扮)。
驚いて銃を構える男たちを素手で華麗になぎ倒します。
いきなりヒョク様が素敵。
だけど、素手なのに勝利とかありえない。撃たれますよね、普通。(笑)
金を抱えて逃げる犯人を車で猛追するユゴン。
自分に向かって突っ込んでくる犯人に微動だにせず銃弾を浴びせ、横転させます。
札束が紙しぶきのように舞う中、犯人を検挙するユゴン。
ユゴンは犯人を同僚刑事に引き渡しますが、張り込み現場に突然割り込んで犯人を横取りしたユゴンが気に入らないNSSのパク・チュナン室長は、犯人を引き渡せとユゴンの胸に銃を突きつけます。
恐れるどころか銃に体をつけるユゴン、お宅が何者か知らないが、今度こんなことをしたらぶっ殺すと応じます。
さかのぼること15年前。
4対1で殴り合いの喧嘩を繰り広げ、警察に補導されるユゴン。
ユゴンを引き取りにきたハン警部補は、父親がいないことをからかわれでもしたのかと気にしますが、ユゴンはイマドキの子はそんなに幼稚じゃないと返します。
お前の進路はヤクザになるか警察になるか、二つに一つだと警部補。自分と同じように刑事になって悪いやつを叩きのめせばいいとユゴンに言います。
噂を聞きつけユゴンのところに駆けつけた女の子スヨンは、ユゴンに手を上げるやつは自分が相手をすると意気込みます。
屈託のない好意を示すスヨンを、どぎまぎしながら盗み見る少年ユゴンです。
ユゴンは、一人暮らしのハン警部補を訪ね、NSS(国家安全局)を知っているかと尋ねます。ユゴンがNSSにスカウトされた事実を知り、表情が硬くなるハン警部補。
一人になると、ハン警部補はあるノートを紐解きます。
赤ん坊の写真や70年代と思われる新聞の切り抜き、警察官になったユゴンと記念撮影した写真などが貼られたそのノートに、なにやら書き込むハン警部補。
チョン・ユゴン、NSSから提案を受け、移る
運命なのか?
こうしてユゴンはNSSの一員となります。
そして。
雪山で人を引きずって歩く男。
雪山には他にも倒れている人間が。
二手に別れて敵を倒そうとする男女は、隙をつかれ、逆に攻撃されてしまいます。
ゲームオーバーを告げるユゴン。
NSS要員の監督官になったユゴンが新人候補生をテストするため、サバイバルゲームをしているのでした。
紅一点は、大人になったチ・スヨン(イ・ダヘ扮)。
真っ白な雪山で真っ黒い服というあたりが、いくらゲームとはいえ、ないですよね。(笑)
繰り広げられる訓練風景。
・・・・・・なんか間抜けですが。(笑)
男たちに混じりながらも、射撃の腕だけは誰にも負けないスヨン。
スヨンは柔道で訓練生のソ・ヒョヌと組むことになりますが、女相手にマジになれないとなめられます。
技を決めないヒョヌを見て、ストップをかけるユゴン。
指導教官のユゴンに、相手に女だからと手加減されるのはどんな気分かと尋ねられ、気分が悪いと答えるスヨン。
実戦では決して女だからと手加減しないだろうとヒョヌに確認し、本気でやらなければ二人とも脱落だと告げ、ユゴンは試合を再開させます。
今度は容赦なくスヨンを攻めるヒョヌ。
訓練を終え、ユゴンはスヨンと食事に出かけますが、スヨンは一向に食事が進みません。普段なら女性訓練生には柔道のテストでハンデを与えていたはずなのにとすねるスヨン。
そんなものを望んでいたのかとからかうユゴン。
柔道のテストのせいで試験に落ちたら、来年もチャレンジしてやるとスヨンは宣言します。
受かるまで挑戦し続けると強がりを言って酔いつぶれるスヨン。
スヨンの父親に電話し、スヨンは止めてもやめそうもないと状況を報告するユゴン。今の成績なら十分合格だと伝えます。親としては娘が心配だとするスヨンの父に、決して怪我などさせないよう自分が責任持って守ると約束するユゴンです。
所変わって、カンボジア。
お金を手に、キックボクシングを観戦する男、ユ・ジュンウォン(キム・ボムス扮)。
熱中するジュンウォンを傍らで見つめる女、キム・ヨナ/ヨンファ(イム・スヒャン扮)。
この女こそ、キム・ヒョンジュン射殺にかかわったアイリスの女です。
ジュンウォンは今度はポーカー賭博で負けた金を取り戻そうとしますが、ここでも金をするばかり。その様子を呆れた様子で見つめていたキム・ヨナは、そんなことをするために命を懸けて国を出たのかとやおら声をかけ、嘆きます。
バーで酒を飲みながら、一緒にブタベストに行ってくれと頼むヨナ。
好きだと言った時は見向きもしなかったくせに、別人に整形して現れるとはどういうつもりかとジュンウォンは怒ります。二度と姿を現すなと去ろうとするジュンウォンに、まだ自分のことが好きなんだろうとカマをかけるヨナ。
ばれたなら仕方ないとふざけて抱きつこうとするジュンウォンをいなしながら、ヨナは再び手伝ってくれるよう頼みますが、ジュンウォンは決死の覚悟で国を出たときから自分は過去を捨てたのだと、ヨナの話に興味を示しません。
大金が手にできるのにとつぶやくヨナに、そんな生き方をするなと説教し、酒代もケチって去っていくジュンウォンです。
そしてNSSには。
ペンタゴン出身の新任副局長、チェ・ミンがやってきていました。
ユゴンの所属するタスク・フォースA、通称TFAに挨拶にやってきたチェ・ミン。
極東担当と言えば、潜在的な戦場。期待していると言い残して去っていくチェ・ミンに、チーム長のユゴンは緊張の面持ちを浮かべます。
NSS局長のカン・チョルファンは、大統領じきじきの口添えだったため受け入れることにしたが、時期的にはあまり芳しくないとチェ・ミンに言います。NSSに芳しいときなどあるのかと笑うチェ・ミン。チェ・ミンがよく知る中東では自爆テロが横行しているが、この国では金のためにいくらでも情報を売る輩がいるとの局長の言葉に、自分はいずれにしても国のために命をかけるつもりはないと応じるチェ・ミン。アイリスを倒すための武器としてNSSを選んだが、使えないと分かればすぐに去ると告げます。
職員にNSSで遂行中の事案や各チームの概要とメンバーのプロフィール、ペク・サンの書類をすべて持ってくるよう指示するチェ・ミン。
職員は怪しく目を光らせます。
渡された資料にチェ・ミンは早速目を通しますが、ペク・サンの書類はトップシークレット扱いになっていました。
大統領と面会し、NSSが組織された背景を説明するチェ・ミン。
故パク大統領が核開発を進める過程で、内部スパイから関連情報を守るためにNSSを立ち上げた経緯や、NSSがブラック要員を育ててきたことなどを語りつつ、ペク・サンが何を隠しているのか知る必要があるとチェ・ミン。大統領は、それなら前大統領に会ってペク・サンから何を聞いたのかを確認したほうが早道だろうと応じます。
チェ・ミンは早速チョ前大統領に会いに行きます。
ペク・サンから故パク大統領時代に核兵器が完成段階まで進んでいたようだと聞かされたことをチェ・ミンに伝えるチョ前大統領。
とはいえ、それを裏付けるいかなる書類も記録もないといいます。
核開発を進めていた科学者をペク・サンが暗殺した事実に触れながら、核関連機関の局長だった者が科学者を暗殺し、何の記録も残っていないというということは、間違いなく何かを隠しているという意味ではないかと前大統領。
その頃、とある海上の島の上空には、NSSを装ったアイリスのヘリが上陸許可の手続きを巧妙に引き出していました。
NSSの秘密の監獄に降り立ったレイらは、難なく監獄の中に入ります。
・・・・・・しかしなぜか出迎えたのは外国人。
警備に当たっているのも外国人。
ここはどこ?? あなたは誰??
NSSって韓国の秘密組織じゃなかったの??(笑)
視聴者の疑問にまったく答えることなく、レイは中に入り、警備を撃ち殺し続けてペク・サンまでたどり着きます。
ペク・サンを連れ出し、ヘリに乗せるレイ。
ペク・サンは負傷したアイリスの若い兵士を気遣うフリをして銃を奪い、操縦士を射殺すると海に飛び込んで逃げます。
白髪のペク・サンのあまりの強さと機敏さに、ちょっと笑ってしまう視聴者。(笑)
逃亡したペク・サン捜索のため駆けつけたユゴンたち。
エリアを分けて捜索を開始します。
海辺の捜索を担当したスヨンは、ペク・サンにつかまった姿でユゴンの前に姿を現します。
パク・チュナン室長と話したいと要求するペク・サン。
ユゴンはインカムで緊急事態をヒョヌに告げます。ヒョヌが銃を構えているのに気づいたスヨン、ユゴンの伏せろとの合図により身を伏せようとしますが、ペク・サンに引き戻され、ヒョヌの銃に撃たれてしまいます。
呆然とするヒョヌ。
ペク・サンを取り調べるユゴン。
名前や前職、投降理由を尋ねますが、ペク・サンは無言のままです。
その様子をNSSのオフィスで窺うチェ・ミン。
スヨンが撃たれた状態で、ユゴンが取調べを続けるのは気持ち上厳しいのではないかとのヒョヌの言葉を受け、取調べを変わるパク室長。
投降理由を尋ねるパク室長に、それを調べるのが仕事だろうとだんまりを決め込むペク・サン。部屋を出るパク室長にアメリカの日刊紙2紙とロシアの日刊紙1紙を毎日届けて欲しいと頼むペク・サンに、無理な頼みと知っている筈だとパク室長は返しますが、投降理由が知りたいのではないのかと気になる言葉を返されます。
取調室を出てきたユゴンは局長とその秘書と顔を合わせます。
保安維持のため、ここから近い隠れ家にペク・サンを移すよう指示されるユゴン。またしても怪しく光る女性職員の目。
ユゴンはその足でヒョヌとともに病院のスヨンを見舞います。
心配して電話をかけてきたスヨンの父に、手術は終わったもののまだ麻酔から覚めないと報告し、詫びるユゴン。
同僚を撃ってしまったヒョヌも痛々しいスヨンの姿から視線をそらすことができません。
命令に従ってやったことなので気に病まないよう慰めるユゴンです。
NSSに戻り、ペク・サンを移送する前にペク・サンの情報にアクセスするユゴン。
ですがペク・サンの情報は開示されていませんでした。
隠れ家にペク・サンを移し、徹底した監視下に置くことにしたユゴンたち。
ユゴンはペク・サンの情報を見ておきたいと室長に伝えますが、ペク・サンの情報は上からの指示でまったく見れなくなっているのだと聞かされます。
新聞を熱心に読むペク・サンの瞳孔の動きなどをデータに取り、NSSの同僚に送るヒョヌ。
パク室長は科学捜査室長のオ・ヒョンギュに、ペク・サンが熱心に読んでいる新聞に何か暗号などが隠されていないかと尋ねますが、オ室長は何も見つからないと答えます。
ペク・サンに頼まれたとおり老眼鏡を届けるユゴン。新しい新聞を差し入れし、見終えた新聞を回収します。
その頃アイリスの隠れ家には、ミスターブラックからレイ宛てに指示が入っていました。
再び作戦のために動き出したレイとヨナ。
パク室長とユゴン、ヒョヌはペク・サンの意図は何なのだろうと頭を悩ましていました。新聞から暗号らしきものはまったく見つからないものの、あの規則的な行動には間違いなくなにかあるのだろうとヒョヌ。
IDを紛失したヒョヌが室長に言われて本部に新しいIDを取りに行った直後、アイリスがペク・サンを取り戻すために隠れ家に侵入してきます。
続々と警備を倒し、中に押し入るアイリスの要員たち。
警報が鳴り、異常事態発生を知るパク室長とペク・サン。
ユゴンも即座に異変を察知します。
立ち上がるユゴンと緊急事態に緊張するペク・サンの顔で、ラスト。
初回はまずまず予想通りといった感じでしょうか。
チャン・ヒョクさんとイ・ダヘさんを見て、チュノコンビの再来であることは一目瞭然でしたが、ここにまさかの「オンニ」まで加わっていたなんて。(パク室長のことです。笑)
初回の最大の矛盾(というか、謎?)は、なんといってもNSSの秘密の監獄に外国人が警備していたことですね。韓国の秘密組織なのに、何故に多国籍なのか? イマイチ読解できませんでした。(笑)
初回視聴率は14.4%で同時間帯1位を確保しましたが、同じ日に始まったSBSの『その冬、風が吹く』が初日になんと2回分ぶち抜きで放送したおかげかどうか、アイリス2は2話目にして視聴率が同率に。
今期の水木ドラマ、内容的にもいい勝負になりそうです。
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