みなさま、こんにちは。

関東地方、またちょっと冷え冷えとしてまいりました。
油断していると鼻風邪引きそうなので、気をつけないとです。

では、今日もまいります、『職場の神』第5話の私的ハイライト。

前回ラスト、セクハラとの違いがよく分からない奇襲キスを仕掛けたパーマ頭ことチャン・ギュジク。

我に返ってこの表情。

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「ごごごめん!」

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「電話。鳴ってますが」

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そしてチャン・ギュジクが電話に出ている間に。

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去る。

もー、クールなんだから!(笑)

この場面を見ちゃったム・ジョンハンは、朝になっても夕べのショックを引きずってます。

チャリを止めて、しばし昨日の光景を切なく回想。

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とくれば、この人も。

「なんで俺様としたことがあの女に~~~!!!!!」

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すんごい顔。(笑)

そんなわけで、5話のテーマは「キスの意味」でございます。

いえ、ほんとのタイトルは「出勤せよ!一度も傷ついたことがないかのように」なんですが。(笑)

ちなみにこれ、多くの方がお気づきかと思いますが、元は「愛せよ、一度も傷ついたことがないかのように」、ですよね。
「私の名前はキム・サムスン」で一躍有名になった詩の一節です。
それをこんなふざけたタイトルに持ってくるなんて。
しかもなんで? ふざけてんのにこのフレーズ、ちょっと胸が痛い?!(笑)

基本、このドラマにラブはいらないと断言したい私にとっては、正直、チャン・ギュジクにラブモード入られては、困ります。
笑いたいんです。変なミス・キムに笑いたいんです、ええ。

昨日衝撃的なキスシーンを目撃してダメージの大きいム・ジョンハンと、セクハラまがいの攻撃を仕掛けてしまったチャン・ギュジクが悶々とする中でも、朝からいたって平常心なミス・キム。

同僚たちの社内恋愛の噂話から発展し、結婚しているのか、恋人はいるのかと尋ねられるものの、プライベートな質問には答えないとピシャリ。

「女好きなオスどもと俗物のメスどもの計算高い恋愛話にくみしたくありません」

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・・・・・・ってかなんで朝からその格好なんだっていう。(笑)

この一言でみんなを敵に回します。

「そーだ、デコピンしました? しちゃいましょうよ!」のオンパレード。

渋るチャン・ギュジクに課長が「あれ?夕べミス・キムとなにかあった?」なんて鋭いこと言うものだから、結局「エブリバデ、デコピン?」「イェーイ!」「ライッナウ?」「イェーイ!」な流れになり。

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デコピンに向かうことに。

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ザ・目ヂカラ!(笑)

結局ふにゃふにゃなデコピンに終わりました。(笑)

まー、とにかくこの男(ども)。
この5話ではキスのことで頭が一杯なんです。

一杯すぎて、ミス・キムのランチタイムにあからさまに付いてきちゃったりして。

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ストーキングも加味されつつあります。(笑)

「ミス・キムさんに話があるなら、話して来いよ。俺、実は昨日見ちゃったんだ」とム・ジョンハンに促され、昨日のことで怒ってるか尋ねるチャン・ギュジク。別に怒ってないと答えるミス・キムに、仕事が終わったらお茶しにいこうと持ちかけますが、「仕事後のお茶は業務に含まれない事項です」と断られ。

まんず徹底してます。はい。(笑)

キスで頭一杯の二人、食後のコーヒーを飲みながらもやっぱりその話。

「セクハラで訴えたりしないよな?」

「そんなことより、お前がなぜあんなことしたのかを説明しないと」

「そーなんだよ!全然俺のタイプじゃないのに。俺はストレートのロングヘアしか女として認めないのに、なんであんなクレーン操縦したり漢江に飛び込んだりするおっさんみたいな女にあんなことしたんだろ?!」

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「飲みすぎて失敗したみたいなもんだな」として片付けることにするチャン・ギュジクに、イライラが募るム・ジョンハンです。

明日行われるロシア企業との取引にミス・キムを補助としてつけさせたチャン・ギュジク。

「通訳はいらねぇぜ。なぜなら俺、ロシア語検定持ってるから。君はただついてくりゃいいんだよ」

なんていきがってます。

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そんな様子を露骨に見守るム・ジョンハン。

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脂汗をダラダラかいて覗き込んでいるところをジュリにみつかっちゃいます。

「ど、どうしたんですか、その汗?!」

てなことになり。

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出ーたー!

瀉血(しゃけつ)!

なんなら私的にはこの場面、第5話一番のハイライトです。(笑)

これ、日本で見たことないんですけど、日本でもやります?
瀉血って言葉がちゃんとあるのを見ると、あるんでしょうけど。

韓国でこれやる人、いるんですよね~。
具合が悪いとか言うと、ああやって血抜かれちゃう。(笑)
大体漢方やらなんやらの知識がある人がやるんですけど、「きっと黒い血が溜まってる」とかなんとか言いながら、ああやって針刺して抜いてくるんですよね。
あれ、目の前でやられると結構ギョッとするんですが、まさかジュリがこの技の持ち主だなんて。

ちなみに私は抜かれておりません。(笑)

そうそう、このときジュリが「なんで自転車通勤なんですか?電車のほうが楽なのに」と尋ね、「人を押したりするのがイヤなんです」なんてム・ジョンハンが答えたりするんですよね。
私はてっきり運動をかねてのチャリ通かと思ってたんですが、そんな優しい理由だったなんて。(笑)

そして夜。

ミス・キムの派遣会社の担当者を呼んで、屋台で一杯やりつつミス・キムがロシア語検定を持っていないか確認するチャン・ギュジク。

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持ってないと言われ、ご満悦です。
ついでに年齢やら電話番号やらを聞きだそうとしますが、一度の遅刻も欠勤もしたことがないので電話番号は知る必要がないと言われてしまいます。

自転車のヘルメットを取りに戻ったム・ジョンハンは、一杯引っ掛けたあとオフィスで一人ロシア語の練習をするチャン・ギュジクを目撃。

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「ロシア語喋ってる姿がカッコイイから、それをミス・キムに見せたいんだろ? お前が本気なら、俺、援護射撃するよ」

「違うって、そんなんじゃないって。でも俺、ロシア語喋ってる時、確かにカッコイイだろ? だろだろ?」

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ラブか!(笑)

そして援護射撃するはずのム・ジョンハンは・・・・・・。

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水辺で完全にたそがれちゃってます。しかもミス・キムへのプレゼントも置き去り。

心にもないこと言って、勝手にブロークンハートの図です。(笑)

しかし。

視聴者は分かってます。

どー考えたってミス・キムのほうがロシア語できるに違いないことくらい。

ミーティング当日。

ミス・キムのカッコイイ姿を見る前に、ひと騒動。

ピンヒールを履いてつまづいたクム・ビンナと、巻き添えを食って転んだジュリ。

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会議で使う契約書とインボイスが床で混ざり合ってしまいます。
ビンナは韓国一のメガバンクのご令嬢で、毎日運転手が送り迎えしてくれるので、会社に平気でピンヒールはいてくるんですよね。しかも毎日ちょっとずつ遅刻するんですが、大銀行の娘なので部長もビンナには甘く、かたやジュリの名前は「チャン・ジュヒ」と間違えて呼ぶ有様。
まー、やな感じです。
これも後からなんかあるなとすぐ分かるのですが。

で、いよいよロシア企業との会議。

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「ユー、削ってよ!削ってちょうだいYO!」
と強烈に値切ってくるロシア最大手スーパーCEO、サラシバ。

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値切れ値切れとサラシバが騒ぐため、まったく話が進まないYジャン。
ライバル企業に鞍替えされる可能性もあるためむげにもできず、部長は休憩を挟みます。

退社時間が気になるミス・キムは、サラシバへのイライラを募らせ。

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ミス・キムの業務終了時間まで残り30分切ってます。

休憩を挟んで交渉を再開するも、一向に値下げ要求を取り下げないサラシバ。

6時まで残り6分。

会議は完全にこう着状態。

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やむを得ず、譲歩の姿勢を見せるYジャン。

「分かりました。では少し取引価格の引き下げを・・・」

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「5%!最低5%は値引きしてチョーダイ!」

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(ムカムカムカ!)

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「5%も値引きしたら、弊社としては輸出の意味がありません」

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「あ、そ? じゃ、仕方ないわね。
7%値引きするって言ってるチャソンと契約するわ」

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(プッチン!)

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「お茶、いらない。1分で終わるから」

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怒りに興奮のあまり、胸のボタン、飛びます。飛ばします。飛ばせてみせます。

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「サラシーバー!」

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近づく。

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そして威嚇。

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「サラシーバ! ダー?」

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「ダー?!」

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「ダァーーッ?!」

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「ダーダー! ダーダー!」

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猪木か!(笑)

値下げなしの言い値で交渉成立。

で、メンツ丸つぶれの人。

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そして帰る人。

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ジュリ嬢は毎度のこの表情。

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確かにステキング。(笑)

ロシア語ができることは、欄が足りなくて履歴書に書いてないそうです、ミス・キム。

あ。ちなみにダーはイエス、ニェットがノーです。(笑)

そして。

なんだかんだと理由をつけてはミス・キムに会いに来てしまう男二人。

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ラブじゃね? それってラブじゃね?

二度繰り返す必要もなかったですが。(笑)

「あの、だから、なんで来たかって言うと・・・」

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「・・・・・・」

「何も言えなかったの?!」

「だって、会社と全然違う人みたいなんだもん」

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案外中学生?(笑)

取り繕って名刺を渡してきてしまうチャン・ギュジクです。

ま、その名刺も捨てられるのですが。(笑)

そして早朝。

サラシバの電話で起こされるチャン・ギュジク。

午後3時に予定していたはずの契約を9時に前倒しして欲しいとの依頼でした。

早々に出社し、契約書類をそろえるム・ジョンハンとチャン・ギュジク。
ところがインボイスが見つからず。
前日ビンナとジュリが転んだ拍子にジュリの持っていた紙に紛れ、そのまま備品箱にしまわれてしまっていたのでした。

備品箱の鍵の管理はジュリ。

ところがその鍵を持っていったまま、ビンナは戻していませんでした。

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アンド、電話をかけても、出ず。

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ナメてるの? ナメてるの、仕事をこの子は?

ミス・キムとジュリ以外全員集合して、ひたすらビンナが電話を取るのを待ちます。

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やっと繋がったものの、何しろ遅刻の女王。
車では間に合わないので、地下鉄で来るように言われ。

「地下鉄で? 勿論。それくらい、お安い御用です」

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で、気絶。

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またしても部長に責められ、ビンナを連れて9時まで間に合わなかったらクビと理不尽な宣告を受けたジュリ、「髪だけは絶対に切らない!」と鍵が絡まってしまった髪の毛を切らせようとしないビンナの腕をハンカチで自分の手に繋ぎ、何が何でも時間に間に合わすべく、同僚と連携をとりながら最短コースをGO!

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「今来てるバスに乗れれば、50分までには到着できます!」

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「乗りました!」

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歓喜。

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ところが、ほどなくバスが停車。

「えー?!」

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なんと、運転手さんがおなか急降下。(笑)

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万事休す。

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・・・・・・のわけがありません。

同乗していたミス・キム、出番です。

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取り出したるは、大型バス免許証。

「全員、席に着いて」

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「早く!」

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女優生命危ぶまれないんでしょうか、この顔は。(笑)

運転姿もりりしすぎるミス・キム。

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礼儀正しさもピカイチ。

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完全に本職です。(笑)

こうして無事、時間内にジュリを送り届けるのですが、降りようとしたところ他の乗客から行かないでと懇願殺到。

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「先輩、降りないんですか?」と心配するジュリに「今日、遅刻する」と告げ、再び運転席に戻ります。

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案外お人よし。(笑)

ちなみにあれだけ騒いだビンナの髪。

到着と同時にあっさり切られます。

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この人に。

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やるな、草食系。(笑)

てんやわんやな第5話です。

そして肝心のキスの意味。でしたよね。

遅刻した分、きっかり14分20秒の超過勤務を終え会社を出たミス・キムを、信号で呼び止めたチャン・ギュジク。
勇気を出して切り出します。

「一昨日のあれ。公園でのこと。どう思ってる?」

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「どうとも思ってませんが」

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「どうとも思ってないって。いくらなんでもキスされたりしたら、腹が立つとか、イヤだとか、もしかしたら良かったとか? とにかくそういう感情ってもんがあるだろ?」

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「子どものイタズラに、意味を持たせたくありませんが」

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「イ、イタズラ? ははぁ、なるほど。こーんな、こーんな胸元の開いた服着て男と絡み合ってるから、俺のキスなんてキスじゃないってこと?」

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相手にできないと去ろうとするミス・キムの腕を捕まえるチャン・ギュジク。

「俺はあれ以来、君のことが気になるんだよ。知りたいんだよ。なんでクレーンの操縦ができんのか、なんでバスの運転もできんのか、あんなにたくさんの資格をどうやって取ったのかも知りたいし、飯も一緒に食いたいし、一緒にお茶も飲みたいし、君と話がしたいんだよ」

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「私は3ヵ月後にはいなくなる人間です。
そんな私的な交流は、正社員同士でやってください」

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ピシャッとシャットアウトして去っていくミス・キムに、なお食い下がるチャン・ギュジク。

「キスもした仲なんだし、一回飯くらい食おうぜ! 
名刺あるだろ? 電話しろよ!」

その様子をまたもや見てしまうム・ジョンハン。

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こんな人、いますかねー?

ここまではっきり振られてるのに、まだいくか?

しかもあなたのは、キスじゃなくてセクハラです。(笑)

職場という名の戦場で、みんなそれぞれに傷つきながら、それでもまた私たちは出勤するとか何とか、ちょっとホロッとくる毎度のジュリの語りとともに迎えた翌朝。

出社してきたミス・キムを、エレベーターホールで懲りずに呼び止めるチャン・ギュジク。

「電話がなかったからさ。名刺、なくしたのか?」

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「はい」

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「そっか。あのさ、考えてみた? 公園でのことが君にとってどんな意味か」

「はい」

「え、ほんと?」

「ハエ、みたいなものです」

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「ハエ?」

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「その辺を飛んでたハエが唇に止まったからって、傷ついたとか、腹が立ったとか、いいとか思う必要もないので」

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「あぁ・・・・・・ハエ?」

「はい」

「ハエ・・・・・・」

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「ちょっとハエが唇に触れただけ。そんな感じで整理してみました。では」

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「待てよ! おい! 俺がハエなら、アンタは電柱だよ! 
俺は電柱にぶつかっただけだ!」

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「俺がバカだった! アンタなんか! 誰がアンタなんかーー!!!」

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毎度のコニャローコニャローで、5話終了。

チャン・ギュジク、なかなか厳しい戦いを強いられています。(笑)

この回はなにぶんキス事件のその後を扱っているので、いつもより笑いの爆発が控えめ。前のめりで見ている私としては若干笑い足りない回でした。
自分の中で高まる一方の欲求に、やや戸惑う今日この頃。(笑)

ム・ジョンハンがミス・キムが根城にしている「barマチュピチュ」のママから聞き出したことには、以前は銀行の正社員として長らく勤めていたらしいミス・キム。
そこには思いを寄せる上司もいたようなのですが、整理解雇されたのだとか。
その件でなにやらふか~い傷を負ってしまっているらしいです、ミス・キム。



以前はビンナみたいにサラサラヘアをなびかせて、好きな上司ばかり目で追ってみたり、お金を数える機械に髪の毛を巻き込まれたりが日常茶飯事なおっちょこちょいな社員だったミス・キム。

あの昔懐かしいヘアスタイルにも、それ相応の意味がありそうです。

笑い7、シリアス3くらいで進んでくれると、私としては願ったりかなったりなんですが。(笑)