みなさま、こんにちは。

関東地方、ちょっぴり肌寒いGWとなっております。
みなさまも、風邪を引かないよう暖かくしてお出かけください。

では、本日も『職場の神』第10話、まいります。


いやぁ、涙腺弱々週間に突入してしまったのかなんなのか、最近は『職場の神』を見てやたらに泣かされます。
なかなか韓国的味付けが効いてるんじゃないでしょうか、このドラマ。



9話ラスト。

手を取り合っているム・ジョンハンとミス・キムを目撃したチャン・ギュジク。

何をしているのかと声をかけられ、ム・ジョンハンは慌てて「流れ星が落ちてきたから、えっと、えっと、急いでやらなきゃと思って」とよく分からないことを口走ります。


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「なにを?」

いぶかしむチャン・ギュジク。「お祈りしてました」と助け舟を出すミス・キム。

「そ、そう。塩が上手く行くようにって。お祈り。ハハ」

「なんだよ、幼稚だな、お前」


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まぁ、ほんとはドサクサに紛れてミス・キムに触りたかったってことなんですけども。(←曲解?笑)


こうして無事(?)朝を迎え、車で会社に向かう3人。

・・・・・・要はフェリー乗り場に会社の車を止めておいたっていう設定なんでしょうね。(笑)

ところがその車が、突如故障。


本格的なポージングでなにやらボンネットをいじくるミス・キム。

「わぁ、車の修理もできるんですね!」とム・ジョンハンは感心しきりです。


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しかしなかなか直らない車。

痺れを切らした二人が近寄ると・・・・・・。


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「あらゆる手段と方法を総動員してみましたが、やはり、駄目です」

「え?! 整備士じゃないの?!」

「勉強したことはありますが、やめました」

「は?! なんで今頃言うんだよ!」

「聞かれなかったから答えなかっただけですが? 
では、出社時間が迫っていますので、私は、ここで」


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一人で行ってしまいました。

車の修理専門店「お前らの車」の名刺を置いて。(笑)



「待てよ! 行くんじゃねーよ! チキショーーーー!!」


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毎度の絶叫で幕開けです。(笑)




第10話のテーマは「コ課長の時計は逆回り」。

前回に引き続き、コ課長のYジャンでの運命を扱う回です。


ミス・キムの強いこだわり。
それはオフィスでただの「ミス・キム」と呼ばれること。
「ミス・キム先輩」も気に入らないし「キムちゃん」なんてもってのほか。

この日もミス・キムが業務と位置づける午前と午後のコーヒータイムに、「ありがとうございます、ミス・キムヌナ」と姉を意味するヌナの称号をつけて親しげに呼んでしまったばっかりに、「ただのミス・キムです」と釘を刺され、いきなり意気消沈させられる草食君。


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かたや、わざとやって楽しんでいるのが、コ課長。

「キムちゃん」と呼んでは、訂正するミス・キムを「言うと思った」とからかってます。


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ミス・キムのイラチ度合いが伝わってきそうなコ課長の笑顔です。(笑)

ちなみに正確には「キム嬢」と呼んでいるのですが、日本での「○○嬢」のニュアンスとはちょっと違うので「ちゃん」くらいにしておきます。




コ課長はミス・キムのいれてくれたコーヒーにマイシュガーとマイクリープを入れて飲むのがいつもの飲み方。


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これが今回は役に立ちます。



コ課長が退職させられそうになっているのを防ごうと、なんとかコ課長の実績として新規の高級塩の案件をまとめたいム・ジョンハンとチャン・ギュジク。
市場で売られている一般的な塩と比較し、資料をあげるよう部長に言われ、コ課長に昔営業部員だった頃のつてを生かして市場調査を行ってもらいたいと部長に願い出ます。
部長のOKももらい、市場調査には頼りになるミス・キムに同行してもらうことにするム・ジョンハン。


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ミス・キムとコ課長は各々の業務を終えたあと、3時に市場の入り口で待ち合わせることにします。



ところが・・・・・・。



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(遅いっ!!)


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「早かったねぇ~!」と嬉しそうに手をフリフリやってくるコ課長ですが。


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ミス・キム、顔が完全に怒ってます。(笑)




実はコ課長、時計が壊れてて、止まっちゃってたんですよね。

何しろボロボロの、こんな時計なんです。


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急ぎ足で市場の調査を進めるミス・キム。

ふと気づくと、コ課長がゼーハー言いながらついてきています。


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膝が悪くてとてもそのスピードでは歩けないとコ課長。

ミス・キムはコ課長を休ませ、ひとりで調査を終えたあと、5時にさっきの入り口で待ちあわすことにするのですが・・・・・・。


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案の定、時間がすぎても現れないコ課長。

昔営業の仕事をしていた時、市場で馴染みになった総菜屋さんのご亭主と、一杯マッコリを引っ掛けながら昔話に花を咲かせている間に、すっかり時間を忘れてしまっていたのです。


仕方なく、隅々まで市場を歩いて探し回るミス・キム。


そうとも知らず、歌に興じるコ課長。


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歌うは切ない懐メロ、「パパの青春」。

営業部でバリバリやっていた若い頃を思い出し、若い人たちに抜かれてばかりの会社生活が切なくなってしまったんでしょうか。なんだかうっすら顔も悲しそうです。


ミス・キムは散々探し回った上で、諦めて一人社に戻り・・・・・・。


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別の市場をチャン・ギュジクと一緒に回っていたビンナが、帰りがけに車の中から座り込んで眠っているコ課長を見つけます。


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コ課長はすっかり酔ってしまい、ミス・キムと待ち合わせした場所に迷って戻れなくなってしまったのでした。



会社に戻り、「コ課長を道端に捨ててくるなんて、何を考えてんだ!」と駄々切れするチャン・ギュジク。


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勿論捨ててきた覚えなどないミス・キム、約束した時間を過ぎてもこなかったので、残りの業務を遂行するために社に戻っただけだと伝えます。

コ課長は膝の関節が悪いのだから、少しは若い人間がいたわってお連れするべきだろうとの言葉に、「私は会社に老人をいたわりに来ているのではありません」とミス・キム。


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んーーー。さすがにその台詞はキツイ。


さらに駄々切れのチャン・ギュジク、「コ課長は俺たちの大先輩なんだぞ!」と声を荒げます。


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・・・・・・が。

「それが契約社員の私と、何の関係が?」と言われ、二の句が次げません。


まー、そうですよね。

ミス・キムにとっては、大先輩でもなんでもない上に、あれだけ探しても見つからなかったので文句を言われるのは筋違いですよね。
携帯番号をお互い知ってれば解決する問題だったりもしますが。(笑)



そしてコ課長を迎える優しい部下たち。

ム・ジョンハンは「僕が市場調査なんかをお願いしたばっかりに」と申し訳なさそうにドリンク剤を手渡し、隣りでは草食君が酔い覚ましのために仰いでいます。

「昔バリバリやっていた頃を思い出しちゃって、飲まずにいられなかったんだよ」とコ課長。


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まだ酔いがさめないのか、また歌いだします。



みんなが笑顔で見守る中、耳栓するミス・キム。


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そしてここにももう一人、そんなコ課長を苦々しく思う人間が。


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そりゃそうですよね。

市場調査に行ってマッコリ飲んで酔っ払って、歌い始めてチームの仕事の手を止めたら。
苦々しく思われてもむべなるかな、ですよね・・・・・・。


ム・ジョンハンはチャン・ギュジクと口裏を合わせたとおり、企画書を部長に渡しながら食事に誘います。今回のオン家高級塩のアイデアを出したのはコ課長なので、社長にはコ課長の実績として伝えられないかとム・ジョンハンは申し出ますが、アイデアを出したくらいで実績にはできないと部長は渋い顔。
ム・ジョンハンは部署のみんなもコ課長はまだまだ一緒に働きたい大切な人だと思っていると粘り、部長は実際にマーケティング営業支援部メンバーの意見を聴取することに。


と聞けば、もう嫌な予感がしますよね・・・・・・。



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一人ひとりにコ課長をどう思うか尋ねるファン部長。

草食君は会社の大先輩として尊敬していると模範解答で答え、ジュリも同じように答えます。

「私の祖父のように暖かいかたで、面白くて、歌も上手でいらっしゃいます」

・・・・・・全然要らない情報ですよね。(笑)


そして問題のミス・キムにも意見を聞く部長。

答えたくないのか、ミス・キムは「非正規職員の私に、正社員の評価をしろと仰るのですか?」などと言うのですが、堅苦しくならずに普段思っているとおりを言って欲しいと促され、「私としては業務上の視点からお答えするしかできないのですが」と前置きし、とうとう言ってしまいます。

「コ課長は私たち支援部にとって、お荷物のような存在です」


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・・・・・・あちゃー。


さらに続けてミス・キム。

「パソコン操作の能力不足、時間厳守の概念皆無、甚だしくは勤務時間内に飲酒をし、事実上さまざまに業務の妨げになっている状況ですが」


ため息をつき、仕事に戻るよう伝える部長。





このことは、あっという間に「お荷物事件」として部署内に広まります。

駄々切れするチャン・ギュジク。

一方ポンヒ姉さんは、ミス・キムの言うことも分かると言います。

「だって、毎日会社に来て新聞読んで、お菓子食べて。他に何かやってる?
なのにうちらの4倍も給料もらってるんだよ?」

この一言で一気にコ課長への同情が薄れる女子たち。


ん~~~~、こういうこと、特にお勤めする女性たちは思ったことあるんじゃないでしょうか。




血の気の多いチャン・ギュジク、ム・ジョンハンを従えてまたまたミス・キムのところに押しかけてきます。

「アンタには最低限の目上に対する礼儀もないのか!」と来るなり怒鳴るチャン・ギュジク。


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「業務上の意見を聞かれたから答えたまでです。
それに、間違ったこと言いましたか? 正社員というだけで定年まで地位が保証され、これと言って仕事をするわけでもないのに会社の金はふんだくる。これがお荷物じゃないなら、なんなんです?」


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会社の金をふんだくってるのは君だろうとチャン・ギュジクがいきり立ったところで、「やめろ!」と声を上げるム・ジョンハン。

ミス・キムと二人で話したいと外に連れ出します。


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実はコ課長が退職勧奨を受けることになっているのだと打ち明けるム・ジョンハン。
それで部長があんなことを聞いたのだと。
そうだったのかと頷くミス・キム。


本当にコ課長のことをお荷物だと思っているのかと問いただすム・ジョンハン。
ミス・キムが黙っているのを見て、興奮します。
人に対してお荷物だなんて、あまりに酷いのではないかと。
物じゃなくて、人じゃないか。
さび付いたり、足りないところがあったとしても、互いに支えあって一緒に進むのが道理ではないのかと。

なぜ関係ない私が一緒にいかなきゃならないのかと冷たく答えるミス・キムに、ム・ジョンハンが声を張り上げます。

「ミス・キムさんには、分かる筈じゃないですか!」


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凝視するミス・キムに言葉を続けるム・ジョンハン。

「整理解雇されたことがあると、聞きました。一生を会社のために尽くしてきた人間にとって、整理解雇がどれだけ大きな恐怖か、それがその人にとってどれだけつらいことか、ミス・キムさんだってご存知じゃないですか。なのに、コ課長のことをあんなふうに言うんですか?」


知らずに涙を浮かべ、ため息をつくミス・キム。

「分かりますよ。それがどれだけ大きな恐怖か。どれほどつらいことか」


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「でもね。ご存知ですか? その恐怖を、その痛みを、契約職の人間は6ヵ月ごと、3ヶ月ごとに経験してるんです。あなた方の先輩の地位を保証してあげるために、契約職がどれだけ交代しているか、知ってるの?
傷ついたふりはやめなさい。壊れた時計は、捨てられるのが現実なんです」


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まるでかつての自分のことを言っているかのような悲しげなミス・キムの赤くなった瞳に、視聴者も思わず涙腺決壊です。




かくしてコ課長に退職勧奨のことを告げるため、家の前まできたム・ジョンハン。

コ課長はム・ジョンハンが用件を言う前に一気に焼酎をあおる姿を見て、なにかあったのだと察します。

「どうした? オン家の塩が駄目になったのかい?」

ム・ジョンハンは何度も謝りながら、退職勧奨が出たことを告げます。


しばし呆然とし、ム・ジョンハンにお酒を注ぐコ課長。

「ムチーム長が、どうして謝るんだ」


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その言葉に、思わず嗚咽しそうになるム・ジョンハン。

ショックを受けたコ課長はおちょこを倒してしまいます。
時計にかかる焼酎。


「また、止まっちゃった」


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入社祝いとして会社にもらった時計なのだとコ課長。
以来、ずっと壊れても修理しながらこの時計だけをはめてきたのだが、とうとう捨てる日が来たようだと弱い笑みを浮かべます。


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やめろーーーその顔ーーーー。

がなじいじゃないかーーー。(泣)



翌朝。

馴染みの靴磨き屋さんに、今までで一番ピカピカに靴を磨いてくれと、笑顔でお願いするコ課長。


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だから、やめれってばーーー!(泣)


この波状攻撃、たまんないっす。





コ課長が辞めさせられる事実を知り、ショックを受ける職員たち。


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当のコ課長は、デスク周りを早々に整理し始めます。
色んなものをおいてあるので、置き忘れのないようにしないととコ課長。

ム・ジョンハンとジュリ、草食君は沈痛な面持ちで見守る以外、なす術がありません。


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ところが、その時社内が停電に見舞われます。

どうやらこの地域一帯が停電している様子です。

今日はオン会長がやってきて、何が何でも判子をついて貰わなければならない日。
そして、社長に企画案を届ける日でもあります。

何があっても今日の契約は通すぞと檄を飛ばす部長。


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さて、この事態が吉と出るか、凶と出るか。

勿論、吉と出るでしょうね。(笑)



約束時間の午後3時。

Yジャンに一人やってきたオン会長。
本社ビルをのけぞるように見上げています。


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なかなかの背筋力。(笑)


のみならず。

なんと14階まで階段で上ってきちゃいました。



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後光まで背負って。(笑)
スーパーおじいちゃんです。


しかしスーパーおじいちゃん。
ミス・キムがいつものように極上の腕前でコーヒーをいれるものの、まったく口に合わず。


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「タバン(茶房)コーヒー」にしてくれとオン会長。

若いミングやム・ジョンハンまでも、タバンコーヒーがなんなのかすら知らない様子。

って、知らないってありえないでしょう!(笑)

まぁ、語源だとか色々掘っていくと若干アヤシイ話になってしまいそうなので簡略に言いますと、要するに韓国の食堂で食後勝手に飲んでいい(もしくは100ウォン入れて飲む)、コーヒーミックス味のあま~いコーヒーのことです。


え~~~、ほんとにミングもム・ジョンハンも知らないの???
マジで? ねぇ、マジで?
いくつの人から知らないの?

と、全然違うところで立ち止まってしまいました。(笑)



ともかく。


「タバン(茶房)コーヒーですね?」

と了解し、出て行くミス・キム。

やってきたのはコ課長のデスクです。



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そうそう、これ。

このクリープ(的なもの)とお砂糖さえあれば、立派にタバンコーヒー完成です。(笑)


箱の中を複雑な思いで見つめるミス・キム。


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ミス・キムだってコ課長の退職には同情してるんですよね。




そして。

契約条件が気に入らないと席を立ったオン会長。

このまま帰すわけにはいかないム・ジョンハンとチャン・ギュジク、大量生産のためにはどうしても機械化は避けられないものの、絶対にオン家の塩の品質を落とすような真似はしないと説得します。


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契約書を自分の要求どおりに書き直せば判子をついてもいいとの言葉に、提案を受け入れるYジャン。




その頃コ課長は。

遅い昼食をとりに出ていました。


場所は、いつもミス・キムが行く定食屋。

コ課長もよく顔を出していたこの店。
会社に辞めるよう言われたので、最後に食べていきたくてきたとの言葉に、店の主人は黙って焼酎を持ってきます。


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自分にも酒を注ぎ「おめでとう」とグラスを合わせる店の主人に「ありがとう」と応じるコ課長。

二人きりの店内にコ課長の湿った笑い声が響きます。




そして。

契約内容で合意したオン会長とYジャン。

停電中なのでパソコンが使えず、契約書を作り直せないといわれ、「手で書けばいいじゃないか!」とまた怒り出すオン会長。

ここはミス・キムの出番です。


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ところが・・・・・・。



「字がなってない!」と怒られる始末。

字とは人格をあらわすもの。
こんな字で書かれた契約書には判子を押せないと言われてしまいます。


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エライ爺さまだ、これは。(笑)


ミス・キム、ペン習字の資格はまだないんですって。
残念!(笑)



焦って、自分が書くとチャン・ギュジク。
ミス・キムは何か思い当たったようにオフィスに戻り、ジュリと草食君にコ課長はどこか尋ねます。

「私たちも知らないんです」とジュリ。

ミス・キムは思案をめぐらせ・・・・・・。



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突如ダッシュ。


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「コ課長! すみませんが、今すぐ私と一緒に来てください!」


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なんで分かったんだっていう話ですよね。(笑)



「え? どうして? どうしたのキムちゃん?」

「すみませんが、一緒に来てください!」

「え? なななんで?」

「急いでーーー!!!」


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毎回この顔見られて最高です。(笑)



そして猛ダッシュ。


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リアルに引きずられて走ってるように見えるんですが。(笑)



エレベーターは止まったまま。

「今会社は、コ課長の右腕を必要としています。でも、コ課長の膝では、とても14階までは、とても無理そうですね・・・・・・」

心を決めたミス・キム。

「しっかり捕まってください!」


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なんとかついで駆け上がります。


このシーン、どう見ても本当に担いでいるようにしかみえないんですよね。
「そんなまさか、いくらなんでもありえない」と思っていたんですが。

後日記事を読んだら、本当に担いで上がったそうです!
ミス・キム、すごすぎる!(笑)




誰の字も気に入らず帰ろうとしたオン会長の前に現れたコ課長。



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そして見守る汗だくのミス・キム。


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かくしてコ課長が自慢の字を披露します。


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・・・・・・実はよく見ると、定規を当てた線が斜めってるんですが。

それは言いっこなしですよね?(笑)






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昔は市場で日に十枚もの契約書をその場で書いていたと、確かに市場のご主人が褒めていました。
バリバリやっていた頃は、これがコ課長の当たり前だったんですよね。



完成した契約書を緊張の面持ちで手渡すコ課長。


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完璧で素晴らしい字だと褒め称えるオン会長。

コ課長の名前を尋ねます。

遠慮がちにコ・ジョンドと名を名乗るコ会長。

「会長。コ課長はオン家の塩の製品化を一番最初に提案したんです」


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「ほぉ、そうか」

再びコ課長の顔を見上げるオン会長。

コ課長は胸一杯の面持ちでム・ジョンハンを見つめ返します。


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・・・・・・上手すぎなんです、この役者さんが。(泣)




契約成立との部長の言葉に、沸き上がる歓声。


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そんな中、コ課長は荷物をまとめて去ろうとします。

ふと見ると、コ課長の机の上には愛用していた時計が。


追いかけて、時計を渡そうとするム・ジョンハン。


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ですがコ課長は置いていくのだと言います。

「駄目です、28年もはめていらした大事な時計じゃないですか。お持ちになってください」

「いいんだよ。もう止まってるんだ。壊れた時計なんてすぐ捨てればいいのに、随分長い間使ってしまったよ」


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言葉につまるム・ジョンハン。
静まり返るフロア。

ファン部長は社長のところに企画案の報告に行こうとします。


たまらず部長の行く手を阻むム・ジョンハン。

「このままコ課長を行かせるんですか? なぜですか?」


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「なぜですか、部長?」

「それが、会社の仕事だ」

「それが会社なんですか? 会社ってなんですか? なんなんですか? 
ある人が28年間座っていた席を、あっという間になくしてしまうのが、会社の仕事ですか? それが会社の仕事なんですか、部長?」


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「駄目です、僕はこのままコ課長を行かせられません」

「お前、どうしたんだ?」

「駄目です。僕にはできません」


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とうとう涙顔になるム・ジョンハン。

コ課長が近寄り、ム・ジョンハンの手を取ります。


「私なら大丈夫だよ。会社で給料分働けなくなってもう何年も経ってるんだ。最後にこうやって役に立たせてくれただけでも、ありがたく思ってるよ」


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「最後になったけど、会社のために役に立てて、本当に嬉しい」


みんなに向き直り、コ課長は言葉を続けます。

「みんなも、迷惑かけてすまなかった。ありがとう、壊れた時計をここまで引っ張ってくれて。さあ、みんな仕事に戻って。私はもう行くよ」


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「そうだ、ク代理! 君は時々私の真似をしてたけど、気をつけろよ。後で俺みたいにならないように」


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荷物を持ち、最後に部長に声をかけるコ課長。

「ファン部長、ありがとう。じゃなかった、カプトゥギ」


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去っていこうとするコ課長の背中に聞こえる、ク代理の掛け声。

「コ・ジョン・ド! コ・ジョン・ド!」

その声は次第に大きくなり、コ課長も思わず顔をゆがめ・・・・・・。


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奥の部屋で一人その声を聞くミス・キム。


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コ課長の名を呼ぶ声は、いつしかみんなに声に。


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・・・・・・どんだけ人を泣かせる気なんだっちゅう。




その時、部長が動きます。


コ課長の荷物を脇に置き、契約書を握らせる部長。


「これ、お前がもっていけ。お前が社長にお渡しして、ご報告して来い」


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部長~~~! 

カプトゥギ~~~!

いいとこあんじゃ~ん!!!



足が震えて一人では歩けないと言うク課長に付き添っていくム・ジョンハン。

その一部始終を耳をそばだてて聞いていたミス・キム。


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かくして報告をつつがなく終え、社長じきじきにそのまま進めるように言われたコ課長。

間一髪のところで退職勧奨の危機を逃れます。

祝杯を上げに行く面々。

「途中で倒れたら駄目だぞ」とク課長に笑顔で耳打ちするファン部長。


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コ課長は家に電話を入れてから合流すると嘘をいい、会社に引き返します。

ミス・キムを待っていたのでした。

現れたミス・キムを呼び止めるコ課長。


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「今日、どうして私を助けてくれたんだ? とっくに壊れてる私みたいな時計を、キムちゃんみたいな最先端の時計がなぜ?」

「お助けした覚えはございません。私は契約成立のために自分の業務を遂行したまでです」

コ課長は時計をはめた腕を見せます。

「この時計、末の娘が大学を卒業するまでははめることにしたよ。
その後は、自分で捨てるから」


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「それは、コ課長がお決めになること。私がどうこう言う問題ではありません」

そう冷たく言ってきびすを返したミス・キム。


「一人では行けないんだよ、キムちゃん!」


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「短い針と長い針が一緒に進まないと、行けないんだよ。
みんなで一緒に行くからこそ、私みたいなポンコツも動くんだよ」





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「なのにキムちゃんは、いつも一人で長い針と短い針の両方を動かしてる。そんなことしてたら、キムちゃんが、あまりに寂しいじゃないか」



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「これから先、私の時計は止まる時間のほうが長くなるけど、キムちゃんの時計はまだまだ動かないといけないのに」

またしても、覚えず涙がこみ上げそうになってしまうミス・キム。

わざとつっけんどんなフリをして「なにを仰りたいんですか?」と冷たく遮ります。

ミス・キムに近づき、その手をとるコ課長。


「だから。飯食べて行きなさい」


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瞬間、ミス・キムの脳裏によみがえる、忘れられない手のぬくもり。


『ご飯食べて行きなさい』


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かつてのミス・キムの上司。





「終業時間後の食事は、私の業務ではありません」


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涙をこらえながら、逃げるように立ち去るミス・キムの背中を、痛々しそうに見つめるコ課長です。


そして。

自分にとってつらくてたまらない場所であろう、銀行の前までやってきたミス・キム。



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ミス・キムは泣いています。


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銀行を見つめながら、止めどなく涙を流すミス・キムで、ラスト。


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・・・・・・重い。

重いっす。

この銀行のエピソード、ちょっと私見れないかも。

もうこの回だけでも、どんだけ泣いたか。
放送を見て泣き、これを書きながらまた泣き。(笑)

あの最後の女性は、ミス・キムがお墓参りにいった方ですよね。
確か部長と呼ばれていましたが。

あの2007年のクリスマスの火災は、確か非正規雇用の職員が不当解雇に抗議の篭城しているところに火が出て、人が一人火事で命を落としたという説明が第1話であったと思うのですが。

となると、この部長がなぜそこにいたのかがこれから描かれるんでしょうね。
色々想像されますが、なんであれ、つらすぎるエピソードになることは間違いなさそうなので、ズーンと沈んでしまいます。



いやはや、本家は見ておりませんが、これはかなり韓国的味付けが効いていて、イケてるんではないでしょうか。少なくとも私にはとてもいいです。
韓国ドラマの脚本の深みは、社会に対する視線をしっかり持っていることから生まれていると思っているので、その意味で伝わるものがあります。

いやぁ。
魅せてくれます、シリアスモードになっても。