みなさま、こんにちは。

緑も深まり、5月らしいお天気が続きますね。
というよりも、ちょっと暑いくらいでしょうか?

しばらく韓国に行っており、少しお久しぶりの更新となります。
今日は先日行ってきたトンピラン村についてアップしてみようと思います。


『優しい男』に大はまりして以来、必ず行ってみたいと思っていたトンピラン村。
あれから数ヶ月、訪問する機会が訪れました。
持つべきものは、観光地に住む友。(笑)
トンピラン村はトンヨンというところにあります。

位置でいうと、Bのあたり。


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釜山へは隣りの巨済(コジェ)島を経て車でおよそ1時間程度、釜山の金海空港からは車で1時間半くらいでしょうか。

人口は約13万9千人。
朝鮮王朝時代の将軍、李舜臣(イ・スンシン 1595~1598)が堅固な要塞を築いたことで知られるトンヨンには、さすが李舜臣将軍にまつわる見所が満載です。

でも今回のメインは、トンピラン村。


市外バスターミナルから約10分ほど車を走らせ、活気あふれる鮮魚市場の上にトンピラン村を発見。



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視線の上方に位置するパステルカラーの家を目にした瞬間、テンションが急上昇しました。(笑)



浮き浮きしながら道路を渡り、トンピラン村の看板を見てさらにテンションアップ。



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いざ、村に足を踏み入れると、そこには予想通りの可愛らしい町並みが。
壁に村の地図が描かれています。



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村はトンピラン(東の崖っぷち)の名前の由来どおり、基本的に坂道です。
とってもこじんまりした一角なので、すぐに回れてしまいます。

少し歩くと、見覚えのある壁発見!



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これって、ウンギが最終回に女の子をおぶって駆け上がっていた道だ!




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間違いない!(笑)

テンション駄々上がりになりつつもう一枚。



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この小さな路地の上にはこの壁画。


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私が行ったのは平日だったのですが、それでもかなりの人が観光に訪れていて驚きました。とにかくあちこちに人がいるので、人を写りこませないで写真を撮るのが至難の業。




ウンギの面影にテンションが上がりまくったあとは、やっぱりウンギのベーカリーを探さないと、ですよね。


ウンギのベーカリーを探す手前で出迎えてくれた、星の王子様。
星の王子様が描かれているのは、ウンギのベーカリーがあった建物の側面なんです。
階段を上がりきればウンギのベーカリーの正面が右手にくるのですが。



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「悪魔のように黒く 地獄のように熱く 天使のように純粋で 人のように甘やかだ」

星の王子様の絵の中に描かれていた文字。
ウンギのベーカリーは普段はトンピラン村の売店です。
そこで売られている飲み物のメニューとともに、売り上げは村の人たちのために使われることが記されています。


壁画の街として有名になったトンピラン村ですが、今も壁画の家々にはおじいさん、おばあさんを中心とした住民の方が住んでいらっしゃるので、歩くときは静かに動かないといけませんね。
いたるところに、訪れた人たちに「静かに歩いてください」と注意を促す文字を発見します。



そう、そしてウンギのベーカリー。

ありました。



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正面からの写真がなくて、本当に残念です。
翌日もまたきて写真を撮るつもりでいたので横からのショットだけなんです。

店の奥に見えるのが、『優しい男』のポスター。





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ソン・ジュンギさんとムン・チェウォンさんの写真も飾ってあります。

普段は売店になっているこのお店、中には椅子があって簡単な飲み物を飲めるようになっています。


この場所が、マルがウンギを訪ねて来た場所なんですよね。



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イヤー、しかし、カメラアングルが絶妙!

同じ場所なのに、映らなくていいものを映さないとこうも違うのですね。(笑)



ウンギのベーカリーを見た時点でもうすっかり目的を果たした気分になっていた私。
あまりの嬉しさにボーっとして肝心な写真をいくつか撮らずにきてしまったのですが、ウンギのベーカリーのすぐ近くにあるもう一つの売店が、実はマルの診療所だったなんて!




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ここは色んなこまごましたお土産を売っていて、壁画をポストカードにしたものもありました。切手つきのポストカードを買って、下にある郵便ポストに入れることもできるんです。

おみやげ物を物色していた私、まさかここがマルの診療所とは知りもしませんでした。
ああ、なんかすっごく悔しい!(笑)


悔しさでいえば、マルがウンギにプロポーズしたベンチ。
なんならこのトンヨンの旅でそれがハイライトともいえるのに、なんと私はベンチを見逃すという不覚をしでかしてしまいました。


ベンチ~!

ウンギとマルのベンチ~!

あそこで指輪をツツツとやりたかったのに~!!!


どんだけ舞い上がってたんだって話です。(苦笑)

悔しいからマルとウンギに登場してもらって、この気持ちをなだめます。



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マルとウンギのベンチを見落とすという、ありえない大ボケをかましたものの、それでも目を奪われる壁画の数々。
とっても心が和みました。


私が訪れた日は、てっぺんで工事を行っていたので一番高いところから見下ろすことはできなかったのですが、眼下に見える海の景色は本当に美しかったです。

これは、『優しい男』でも写りこんでいた赤い屋根とともに映した一枚。



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どう見ても、海より屋根に力点を置いているのが、お分かりいただけたでしょうか。
はしゃぎすぎて何を撮ってるのか分からなくなっていたようです。(笑)



トンピラン村は年に一度公募展を開き、壁画を書きかえているそうですが、中には有名になりすぎて書きかえないものもあるようで。

その中のひとつが、この「スティーブ・ジョブズと住民のおばあさん」の壁画。


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「ドアを閉めてくれたら・・・・・・」

とすべての観光客が心で思っていたことでしょう。(笑)

でも、この家のドアを開けるも閉めるも、主の自由です。
住民の方を最も尊重するのが、トンピラン村を見学させて頂く者の仁義ですものね。



そしていくつかの微笑ましい壁画。



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そしてこれはトリックアート。


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不思議ですよね。

目で見るとなんともないのですが、レンズ越しに見るといきなり3D。
トリックアートもあちこちに施されていて面白いです。
落っこちそうに見える吊り橋はみんなに人気でした。

そして大きな壁一面に描かれた、不思議の国のアリス。



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そのすぐ傍には、壁画のハイライトとも言える、大きな翼の絵。



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売店のポストカードにもなっている、大きな翼の絵。
ここでは子どもたちが嬉しそうにカメラに収まっていました。

小さなお子さんたちのために、ちゃんと台も用意されてるんですよね。
細かい気配りに感心。

私も人目がなければ大きな翼を背景に写り込みたいところだったのですが、さすがにお子達に囲まれて憚られました。(笑)


どんどん進んでいくと、ようやく出口のほうに。
出口と言っても、反対側からの入り口でもあります。

こちらも有名なタンポポの綿毛の壁画。


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案内板も出てきました。



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こうして名残惜しいながらもトンピラン村の見学が終了。


見学を終えた人たちを待ち構える商店も、ついでにパチリ。



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店の名前は、その名も「壁画スーパー」です。(笑)



最高のお天気にも恵まれ、ひたすらハイテンションの中終えたトンピラン村見学。
すぐ傍には鮮魚市場もあり、新鮮な魚を買い求める地元の人たちでにぎわっていました。トンヨンの方言には独特の響きがあって、現地の人たちと言葉を交わすとさらに情が沸いてくるから不思議です。気づけばすっかり、トンヨンに住みたくなっていた私。(笑)

そうそう、トンヨンの海苔巻きについても触れておきましょう。

トンピラン村を降りてくると内湾には李舜臣将軍時代に海軍で使われていた亀甲船のレプリカが泊まっているのですが、その前にはずらりと海苔巻きやさんが並んでいます。
チュンム海苔巻きと呼ばれるトンヨンの海苔巻き。
ちなみにチュンム(忠武)は李舜臣将軍の別名であり、かつてトンヨンをあらわした地名でもあります。



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1980年代から登場したというこのチュンム海苔巻き。

特徴は、ごま油を塗らない普通の海苔でご飯を巻くところです。
ご覧のとおり、具は入ってません。具の入っていないかっぱ巻きという感じです。
カクテキのキムチと、韓国で「おでん」と呼ばれる練り物をあえたものを一緒に出すのが定番です。
左手に海苔巻きを持ち、右手は長細いようじでカクテキやおでんを刺して食べるスタイル。
お味のほどは・・・・・・普通のキムパブのほうが美味しいです。(笑)
だって、味がしないんですもーーーん。(笑)

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小さな島ながら、ないものがないと感じさせ、廃れた感じがまったくしないトンヨン。
活気があって小さな子どもも多く、人々にも余裕を感じます。
聞くと、確かに経済的にゆとりのある人が多く住んでいるのだそう。

海も山も景観が美しいトンヨン。
きっとまた訪れることになるんじゃないかなと楽しい予感がします。
一度は住んでみたいなぁ。