みなさま、こんにちは。

お盆はいかがお過ごしになりましたか?
このところの猛烈な暑さに夏バテ気味の方もいらっしゃると思います。私もアイスばかり食べていたら、すっかりバテました。8月ももう半ばですが早く涼しくなって欲しいところです。

では、本日も『最高だ、イ・スンシン』46話を。

いつしかはまってしまった「スンシン」も、とうとう残すところあと4回。
色んなことにヤキモキさせてくれるドラマです。
視聴率伸び悩み問題やら、遅々として進まぬストーリー展開やら。
でも私の最大の関心事は、我がワンジョンサランヘヨなジュノがスンシンと一秒でも早くよりを戻すこと! です!

46話で叶ったでしょうか?
さっそく振り返ってみます。

45話ラスト。

自分にはスンシンの父の死に何らの責任もないと強弁し、勢いよく部屋を出ようとしたソン・ミリョンは、茫然自失のスンシンを眼前にします。

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恐る恐るソン・ミリョンを見上げ、逃げるように走り出すスンシン。

ソン・ミリョンも狼狽しながらあとを追います。

ソン・ミリョンに追いつかれ、わけの分からない言い訳を口にするスンシン。

「プレゼントを置いていっちゃったので取りにきたんですけど、よく考えたら家でまたもらえばいいんですよね」

今聞いた話を打ち消そうとするスンシンの様子にソン・ミリョンも震えます。

「スンシン、全部聞いたのね? 聞いちゃったんでしょう?」

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何のことかと誤魔化すスンシン。
撮影があるので行かなきゃと言いますが、撮影がないことを知っているソン・ミリョンは話をしようと引き止めます。

「何の話ですか? さっきの話、違いますよね。嘘ですよね。そうですよね?」

哀願するようなスンシンの目に、ソン・ミリョンは事実を告げます。

「そう。あなたのお父さんと一緒にいたの。私を助けようとして、代わりに轢かれたのよ」

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「私怖くて、あまりにも怖くなって、逃げたの」

ショック状態のスンシンの目から涙が流れます。

「嘘ですよね? 私をからかってるんですよね?」

その様子をあとからやってきて目撃するジュノの父。

スンシンはおののくように後ずさると一目散に走り出します。

スンシンを追うも、見失ってしまうソン・ミリョン。ソン・ミリョンもショックのあまり足元がふらつきます。外で待っていて駆け寄ったイルトに、スンシンに全て知られてしまったと呻くソン・ミリョン。

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スンシンは呆然自失の状態で街を歩いていました。

ジュノに助けを求めたくて携帯を見つめるも、別れを宣告されて以来一度も電話に出てくれなかったジュノに、スンシンは結局かけられません。
涙をためながら一人さまようスンシンです。

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同じ頃。

オフィスで一人、スンシンを思うジュノ。
スンシンとのこれまでの思い出、スンシンに誓わせた約束を思い出し、「情けないな、シン・ジュノ」と自責するジュノです。

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ジュノのバカ。

ロンリネス気取ってる場合じゃないのよ。

電話かけなさいよ。(涙)

家に戻ったソン・ミリョンとイルト。

魂が抜かれたようなソン・ミリョンに代わりイルトが電話をかけ続けますが、スンシンは電話に出ません。

「無駄よ。電話しないで」

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イルトは自分がスンシンを探して家に連れ帰るので休むようソン・ミリョンに気遣います。

「そんなことしなくていい。無駄よ。もう何もかも終わったの。全部終わった。もうあの子は二度と私に会わないわ」

震えながら声を振り絞るソン・ミリョン。

その時スンシンが家に戻ってきます。

驚いて駆け寄るソン・ミリョン。

「スンシン、よく帰ってくれたわね。本当によく帰ってくれた。もう戻ってこないんじゃないかって、どれだけ心配したか」

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スンシンの手をとるソン・ミリョン。

「私が全部説明するから・・・・・・」

スンシンはソン・ミリョンが言い終える前にその手を振り払い、怒りの一瞥を放ち。

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部屋に上がるスンシンの様子に、イルトは自分が話そうかと言いますが、ソン・ミリョンは自分が話すと上に上がっていきます。

部屋に上がるなり、テーブルの上のものを滅茶苦茶に叩き落すスンシン。

ソン・ミリョンは慌てて駆け寄り、スンシンを止めます。

「なんでそんななんですか? それが人のすることですか?
私に何度も話すチャンス、あったでしょう!」

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部屋中にこだまするスンシンの絶叫。

スンシンは怒りを爆発させます。

「一体どうしたらそんなふうに図々しく笑いながら・・・・・・笑いながら私を娘と呼んだり・・・・・・父の話をなんともない顔をして話せるんです?!」

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スンシンの剣幕に震えるソン・ミリョン。
涙声でスンシンに詫びます。

「ごめんね」

「ごめんねですって?」

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「本当に悪いと思ったこと、あったんですか? 
うちの家族が負った傷がどれほど深いか分かってますか?」

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「私にとってお父さんがどんな存在だったか、分かってるんですか?!」

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「悪いと思ってたら、こんなことできっこない!」

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「本当にぞっとする。残酷な人。あなたって本当に怖い人です」

罰を受けるべき時がやってきたソン・ミリョン。
その場に力なく跪きます。

「ごめん。私が悪かったわ」

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生母ソン・ミリョンを冷たく見下ろすスンシン。

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「なんでそんなことしたんです? なんで? なんでよ?!」

スンシンの絶叫に涙を流すソン・ミリョン、泣きながら許しを請います。

「私の保身がそうさせたの。欲だったの。私が悪かったわ」

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「お願い、許して。後生よ」

泣きながらスンシンを見上げるソン・ミリョンに背を向け、部屋を出ろと告げるスンシン。

「出ていってって言ってるんです」

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よろめきながら出て行くソン・ミリョンを背中で見届け、再び涙に暮れるスンシンです。

翌朝。

まんじりともせず夜を明かしたソン・ミリョンの部屋を訪れるイルト。スンシンは撮影があるらしく、既に家を出たと告げられ、ソン・ミリョンはこれからどうしたらいいのかと力なくつぶやきます。

このあとチャヌの両親の夫婦喧嘩シーンがありますが、オートマティックに割愛させていただきます。チャヌの父がユシンにデレデレ過ぎることに端を発した妻の家出という、視聴者的にこの上ないほどどうでもいいエピソードです。(笑)

しかしこの脚本家さんというか演出家さんなんでしょうか、不思議です。
ほんっとうに実にどうでもいい周辺人物のエピソードを、これでもかと差し挟んできます。
もしかしたら俳優たちへの気配りの賜物でしょうか?

そして撮影現場では。

スンシンと連絡がつかずヤキモキしながら外に出るチャンミ。

そこへやってきて「俺のこと待ってた?」とまたもや恋人ポーズを一方的にとるチョ・インソン。

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これもまたどうでもいいシーンですが、この二人は許します。(笑)

「1時間前にはスタンバイする子なのに」と焦るチャンミ。

その頃スンシンは撮影に行かず父の墓前を一人訪れていました。

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昨日家族と一緒に手向けた花がまだ供えられている父の墓前に、悲しみ一杯で座るスンシン。

「お父さん。ごめんなさい」

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「本当にごめんなさい、お父さん」

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うなだれ、大粒の涙をこぼしながらしゃくりあげるスンシンです。

可哀相過ぎる。

スンシン、どこにも行き場がないですよね。

とんでもない生母。父を殺されたも同然じゃないですか。
実家に帰りたくても、関係を考えたら帰れないのはもっともだし。
お墓の前で泣くしかないなんて、つらすぎます。

そしてスンシンの実家では。

家族揃って食事の最中、まったく食欲のないおばあちゃん。

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夢に息子が出てきて、一睡もできなかったとおばあちゃん。一緒に墓参りに行かなかったのが寂しかったのか、夢の中でとても悲しい顔をしていたと涙目になります。娘たちや妻が心配であの世にいけずにいるのではとの言葉に、きっと天国にいったと慰めるも、お前にそんなことを言う資格はないと言われてしまうヘシン。最近のヘシンにはガッカリさせられ通しと言い残し、頭痛がするので休むと部屋に戻ってしまいます。

父の元から戻って以来元気のないウジュのことでも、母になじられてしまう気の毒なヘシンです。

ジュノの父は。

夕べのことが気になりソン・ミリョンに電話をかけますが、留守電につながり。
ため息をつきながら思案に暮れるジュノの父。

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ソン・ミリョンを心配しながらふと娘イジョンに言われた言葉を思い出すジュノの父。娘の言うとおり、ソン・ミリョンではなく自分の家族を心配しようと思ったのか、ジュノの父はその足で自宅に戻ります。

「どちらさま?」と冷たい態度をとる妻に、つい着替えを取りにきただけだと虚勢を張ってしまうシン院長。

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先に謝れとまた揉め始める両親に、ママも待ってたくせにとイジョンが割って入ります。

「ママ、パパ。子どもじゃないだから、しっかりしてよ。二人で解決して!」

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で、この夫婦は円満解決への道、と。

っていうか、えらい簡単じゃないですか?

だったらそもそもあんなに揉める必要ありました? の感も無きにしも非ず。

いえ、いいんですけどね、円満解決。(笑)

そして再び撮影現場。

スンシンのシーンなのにスンシンがまだ来ず、怒り出す監督。
インソンは焦って何度も電話をかけますが、やはりスンシンはつかまりません。
傍に駆け寄るチャンミも気が気ではありません。

「まだ繋がらないんですか?」

「どうなってんだよ? 撮影があるって知ってるはずなのに電話も取らないし。どうしたらいいんだ?」

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監督にどやされた助監督が近寄り、もしや穴を開けたのかと問い詰め。

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「ま、まさか! 穴を開けるなんて、そんな!
具合が急に悪くなって、今病院に運ばれたそうです」

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インソンの嘘を背中で聞くヨナ。

「あの、助監督。どうも撮影できる状態ではないみたいなんです。申し訳ないんですが、どうにか延ばしてもらうわけにはいきませんか? スンシンが最近多忙すぎて・・・・・・」

イラつきながら戻っていく助監督に謝り、スンシンにまた電話をかけるインソンです。

上に上がり、異常事態発生をジュノに報告するインソン。

なにかありそうだ。家にかけたら間違いなく出たと言われたとのインソンの言葉にジュノの表情も曇ります。

「なにがあったんだよ? こんなことする子じゃないのに」

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無言でインソンの言葉を聴くジュノ。

天を仰ぐインソンにジュノは撮影は延期してもらったと尋ねます。
インソンは病気だからと必死に頼んで、どうにか延期してもらったと答え。
社長には連絡はなかったのかと聞かれ、ため息のジュノです。

スンシンの件をお詫びするため、撮影現場の「ブラック・スミス」を訪れたジュノ。

スタッフがスンシンの影口を叩いているのを聞いてしまいます。

「知ってる? イ・スンシン。今日撮影をブッチしたんだって」

「病気なんじゃないの?」

「違うわよ。噂、聞いてない?」

「え、なになに?」

「チェ・ヨナとシン社長の間に割り込もうとして、ガッツリ振られたらしい!」

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「まったくさー。身の程知らずもいいところよ」

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「ヤダー。それでチェ・ヨナとイ・スンシン、いつもやりあってたわけ? そういうことね~。でもだからって撮影ブッチする? なんて無責任なの!」

完全に頭にきたジュノが二人に向き直ります。

「あの。知ってて話してんですか?」 

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「僕とチェ・ヨナさん、なんも関係ないですよ」

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向こうで談笑するヨナを怒りの形相で睨むジュノ。

「チェ・ヨナさん」

怒りの収まらないジュノはスタッフの前でヨナに声をかけます。

「こっちきて説明して下さい。僕と何の間柄でもないですよね?」

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「そうでしょ?!」

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店中に響き渡るジュノの怒声。

監督も何事かと顔を上げます。
怒りがまだまだ収まらないジュノ。

「根拠のない噂話だと、一緒に話しましょうよ!」

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ため息をつきながらも、ヨナは最後まで何も言いません。

何事かと驚く監督の顔が目に入るジュノ。

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周囲の視線に気づき、ジュノはその場を収めます。

何事かと近づいてきたチャンミとインソンに、連絡はまだないのかと尋ねるジュノ。

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ジュノはスンシンを探しに出ます。
留守電に繋がり、しばし戸惑いながらもメッセージを残すジュノ。

「スンシン、俺だけど。メッセージを聞いたら、連絡くれ。待ってるから」

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ちょっと、テピョニ~ム!

超カッコイイ~~~!!

怒った顔がなんであんなにカッコイイの!!

ジュノの“그쵸?!/クチョ/そうでしょ?”にワンジョンやられました。
ええ、ワンジョンは「完全」、です。(笑)
もう、いい声だから、通る、通る。

って、なんでも褒めるモードに突入しておりますが。(笑)

撮影が終わり日の落ちた店長さんのお店に一人佇むヨナ。

店長さんがヨナに近づきます。

「終わったんなら家に帰れよ。なんでまだいるの?」

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ヨンフンも自分のことを呆れたバカだと思っているのだろうと話しかけられ、席に着くヨンフン。

ヨナが語り始めます。

「私、自分なりには成功したと思ってきた。やりたい役もやれるようになったし、昔惨めな思いをした分を取り戻すほど、お金もたくさん稼いだし」

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「なのに私って・・・・・・本当に情けない人間だわ」

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うつむくヨナを見つめていたヨンフンが口を開きます。

「お前だろ?」

「なにが?」

「ジュノとスンシンさんに何をした?
ジュノはスンシンさんに理由もなくあんなことするヤツじゃない」

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「私は何もやってない。あれはジュノさんが選択したことよ」

よくもいけしゃあしゃあとといきり立つ全国の視聴者。

「ヨナ」

いさめようとする店長さんに喋らせまいと、ヨナが口を開きます。

「オッパには欲がないの? どうしていつも満足そうなの?
オッパにだって欲しいもの、手に入れたいものがある筈でしょ?」

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「私はただ、自分の欲しいものを手に入れるために最善を尽くしただけよ。それのどこがそんなにいけないことなの?」

なんとかにつける薬はない状態のヨナを店長さんが厳しい視線で見つめます。

「で? それでお前はなんともないか?
二人を引き離してお前が付き合うとしよう。だからなんだ? そんなもん、愛でもなんでもないぞ?」

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「分かってる。もう私も分かってるの」

 
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急に涙声になるヨナです。

・・・・・・って、もう分かったの?

これしきで?

だったら最初から分かっててよ!(怒!)

視聴者が拍子抜けするほど、唐突に身を引く気配を見せるヨナ。
探偵じみたことまでして、ソン・ミリョンやジュノを脅してまで二人を引き裂いておいて、ジュノに怒鳴られたくらいで止めるくらいだったら、以前店長さんにいさめられた時点でやめたらよかったですよね。
いえ、分かってるんですけど、尺の関係でそろそろ解決に向かわないといけないのは。でもあまりのイージーさに、虚脱した視聴者がきっと私のほかにも大勢出たのではないかと思われます。(笑)

夜。

スンシンの帰りを待つソン・ミリョン。
スンシンが撮影現場に顔を出さなかったことを知り、イルトを通じてあちこち探させたものの、イルトからもスンシンを探し出したとの返事は聞けませんでした。

実家の姉と話してみたが、なにも知らない様子だったとイルト。心配をかけるだけなので何も言わずにおいたが、現場にもやはり戻っていないと。

「どうかしてる。なにがあろうと撮影には行かなきゃ」

「姉さん、それだけスンシンが受けたショックが大きいんですよ」

「分かってるわよ! 私だって分かってる!」

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悲鳴のように大声を上げるソン・ミリョン。

その時スンシンが青白い顔で戻ってきます。

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「・・・・・・スンシン!」

呼びかけるソン・ミリョンに一瞥をくれ、無言で部屋に上がるスンシン。

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ソン・ミリョンも慌てて後を追います。

静かに部屋に入ると、着替えを取り出し始めるスンシン。
そのままバッグに着替えをつめます。

「どこにいたの? どれだけ探したか」

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何も答えず荷物をつめ続けるスンシン。

「行かないで。どこに行くつもりなの?」

その言葉に、スンシンはソン・ミリョンを見つめます。

「お願いよ、スンシン。行かないで。私が悪かったわ」

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「やめてください」

「なんでもする。あなたの望みどおり、何でもするから」

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涙を浮かべながらソン・ミリョンを見つめていたスンシンは、その言葉に口を開きます。

「じゃあ、うちの家族のところに行って、許しを請うてください」

息を呑むソン・ミリョン。

スンシンが続けます。

「うちの母、おばあちゃん、姉たちのところに行って、まず謝って下さい。謝って許しを請うてください。そのあと、犯人逮捕に手を貸してください」

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「あの方、ブラックボックスを持ってらっしゃるそうですね。よくもそんな事実をすっかり隠せますよね」

顔を歪めるスンシンはもう一度家族に謝るよう伝えます。

その言葉に首を振るソン・ミリョン。

「ううん。出来ない。スンシン。それは駄目」

スンシンの目に浮かぶ怒りを目の当たりにしながらも、それは出来ないとソン・ミリョンは繰り返します。

「世間に知れたらどうなると思う? 全部おしまいよ。私も。そしてあなたもよ。あなたも終わるのよ。二人とも終わってしまうわ」

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「この問題には私とあなたの人生がかかってるのよ。大変な思いをして積み上げた地位なのに、どうして一日で失える? あなたも同じよ。大変な思いをして積み上げてきたでしょう? このことが世間に知られたら、私は干されるし、あなたも一緒に駄目になる。そうなるわ。そうでしょう?」

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「・・・・・・それがそんなに怖いんですか?」

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「そうよ。怖いわ」

「そんなもののなにがそんなに大事だからって、しがみついてるんですか?!」

大声を上げるスンシン。

「それがそんなに大事です? うちの父より? うちの家族が受けた傷よりも?!」

「そうよ! 私にはそれだけなの! 私の人生も、あなたも、どちらも手放さない!」

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絶叫するソン・ミリョンにスンシンの堪忍袋の緒が切れます。

「だから、最後まで謝りもせず、犯人も捜さず、頑張るっていうんですね?」

スンシンの怒りを静めるべく、ソン・ミリョンが手をとりますが、スンシンは恐ろしい勢いで手を振り払います。

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「離してください。手が触れるのもぞっとする。
あなたみたいな人間から生まれたことが、恥ずかしいし、忌まわしい」

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バッグを手に憤然と出て行くスンシン。
呼び止めるイルトにさよならを告げ、猛然と出て行きます。

その頃スンシンの実家では。

大好きなはずの父からの電話に出ないウジュ。
ヘシンは一緒にいる時なにかあったのかと心配しますが、ウジュは勉強の邪魔だと言うばかり。

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そんなにママに腹を立ててるのかと尋ねるヘシンに、パパもママもなにもかも嫌だとウジュは部屋を出て行きます。

ウジュとなにがあったのか聞くため、元夫を呼び出すヘシン。
やましいところのある元夫は、何も聞かれる前に「女が勝手についてきて駄々をこねた。ウジュの誤解だ」と口を開きます。
ウジュがなにを話したかが気になって仕方のない元夫。

あ然としながらヘシンはまだあの女と付き合っているのかと眉をひそめます。その時初めてウジュが何も話していないことを知る元夫。

「あの女、ソウルまで追いかけてきたの?」

呆れ果てるヘシンに、子どもっぽい女だから大騒ぎしたのだと元夫。

軽蔑の目で睨むヘシンに、別れてきたので誤解しないで欲しいと元夫は悪びれもせず嘘をつきます。

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「で、また付き合いたいっていうことでしょ?」

ヘシンに見透かされ、しどろもどろになる元夫。
ヘシンは元夫に、これからは娘に父親らしい姿だけを見せるようにして欲しいと頼みます。自分も足りないところだらけだが、これ以上親として娘を傷つけないよう、別々の道を歩んだとしても親としてちゃんとした姿を見せたいと話すヘシンです。

一方ウジュは。

塾の帰り、どうやら自分を待っていたようなジヌクと出くわします。

暑いのでかき氷でも食べていくかというジヌクに、元気のない声で大丈夫だと答えるウジュ。
ジヌクはその場に腰を落とし、ウジュに話しかけます。

「なぁウジュ。お前のママはこの世で一番お前を大切に思っている人なんだ。だから多分、ウジュが駄目って言ったら、おじさんとは会わないと思う」

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「俺もそうだよ。お前がイヤだって言うなら、おじさんもこれ以上ウジュにつらい思いをさせたくない」

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「だから、ママを盗られたとは思うなよ」

ジヌクの言葉を黙って聞くウジュ。ジヌクに促され、並んで家に向かいます。

大丈夫そうですね、こちらも。

なにやら一気に色んなことが解決モードな46話です。(笑)

そしてスンシンは。

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警察の前まで来て、ソン・ミリョンの言葉を思い出していました。

『世間に知れたらどうなると思う? 全部おしまいよ。私も。そしてあなたもよ。あなたも終わるのよ。二人とも終わってしまうわ』

『それがそんなに大事です? うちの父より? うちの家族が受けた傷よりも?!』

『そうよ! 私にはそれだけなの! 私の人生も、あなたも、どちらも手放さない!』

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ため息で逡巡するスンシン。
結局警察の門をくぐることが出来ず、スンシンは実家にやってきます。

散々ためらったあと、家に入るスンシン。家ではヘシンが笑顔で出迎えてくれました。
祖母の姿が見えずどこにいるのかと尋ねるスンシンに、自分が心配をかけたせいで具合が悪いのだと明るく答えるヘシン。

昼食の後片付けをするヘシンの代わりスンシンがお膳を持っていこうとしますが、大スターにそんなことをさせられないと冗談を言われ、スンシンの心はますます複雑に。

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自室で掃除中の母の元に行くスンシン。
祖母が父の夢を見て以来具合が悪いのだと聞かされます。
母も墓参り以降は胸がざわつき落ち着かないのだと気持ちを吐露。なぜこんなことが自分たちに起きてしまったのか、今でも夢みたいだと悲しみの表情を浮かべます。

「お母さん。お父さんの引き逃げ犯が永遠に捕まらなかったら、どう思う?」

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藪から棒なスンシンの質問に驚く母は、なぜそんなことを言うのだと怒ったような口調の母。犯人は必ず捕まる、人様の家庭をこんな目に合わせておいて心安らかに過ごせるはずがないと言います。母の言葉がいちいち胸に刺さるスンシン。

ため息をつく青白い顔のスンシンに、母はなにかあったのかと尋ねますが、目を合わせず何もないとスンシン。

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スンシンの暗い様子に声のトーンを上げる母。

「なにがあったの?」

母に悟られまいと、スンシンは懸命に笑みを浮かべます。

「なにもないよ」

「じゃあどうしたの? あの人と喧嘩でもした?」

「違うってば。まだ台本が覚えられなくて、NG出しそうで心配なだけだよ」

今日も撮影なのかと尋ねる母に、引き続き目をあわさず頷くスンシン。そのまま席を立ち出て行きます。

そっと祖母の部屋を開け、横たわる祖母を無言で見つめるスンシン。

母はいつものようにジュノの両親の営むチキン屋さんに働きに行き、そこで刑事から再捜査することになったと知らせを受け。

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日がどっぷり暮れても、帰る家のないスンシン。

仕方なく公園にやってきます。

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『大丈夫だよ。全部大丈夫だ。お前が悪いわけでもないし、お母さんが悪いんでもない』

昔父の言ってくれた言葉がよみがえるスンシン。

『詐欺にあったことくらいなんだ。俳優になれなかったからって、それが何だ? お前がお父さんにとってどれほど誇らしい娘だと思ってるんだ』 

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『今晩、お父さんとデートしようか?』

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亡くなる日、スンシンにメールをくれた父。

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『スンシン。お前がお父さんとお母さんにとってどれほど大切な娘か、分かってるな? 特別でなくてもいいんだ。お前はなにをしたっていいんだよ』

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『お前であること自体が特別なことだし、お前自身が大切な存在なんだよ。
最高だぞ、うちの娘。最高だ、イ・スンシン』

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声を押し殺しながらすすり泣くスンシンに視聴者大号泣。

泣きすぎて頭痛がします。

その頃ジュノは。

撮影を終えた監督にスンシンの件で謝っていました。
病気なら仕方がないとしながらも、最近のスンシンの顔色が悪く心配していたと監督。

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「スンシンが人気だからって、あまりこき使わないでやって。スンシンは度胸はあるけど体も小柄だから、見ててハラハラするよ」

スンシンへの監督の気遣いに触れたジュノ。
監督に礼を言って別れます。

局を出て、今しがたの監督の言葉を思い出すジュノ。
ため息をつき立ちすくんでいるところにパク記者が寄ってきます。

警戒感一杯のジュノに、父から話を聞いているだろうと言われ、何のことかとジュノは聞き返します。
あまり親子で会話をしないようだと笑いながら、警察に捜査を依頼をしたので、じきに捜査協力の連絡が入るだろうと父に伝えて欲しいと言われ、ジュノは何のことかと面食らいます。

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「何の話ですか? 捜査協力って?」

「知らなかったんですか? お父様が亡くなったイ・スンシンさんのお父さんの引き逃げ事件の目撃者だってこと?」

「・・・・・・今なんて?!」

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猛然と父の元に向かうジュノ。

「父さん」

「ノックくらいしろ」

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「どういうことですか? 父さんが目撃者って? スンシンのお父さんの事故を目撃したんですか? 事実なんですか?」

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「言ってくださいよ!」

部屋中に響き渡るジュノの怒鳴り声。

ジュノの父は怒りに震えるジュノをソファに座らせます。

「一体どうなってるんです? ほんとなんですか?」

「どこで聞いた? パク記者がお前のところまで訪ねていったのか?」

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その言葉から、パク記者の言葉が本当だと悟るジュノ。

「本当なんですか?」

「そうだ」

「今までなぜ隠してたんですか? ソン先生に頼まれたんですか?」

怒りに震えるジュノに小さく頷く父。

「ソン先生が気の毒だっていうのは、これだったんですか? 
二人の秘密ってこのことだったんですか?!」

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感情を抑えられないジュノ、怒りのボルテージがますます上がります。

そんなジュノのボルテージを一気に下げる、父の一言。

「お前の彼女は大丈夫か?」

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「・・・・・・なんの話です?」

「だからあのスンシンって子、大丈夫か?」

「なにが? ・・・・・・もしかしてスンシン、このことを全部知っちゃったんですか?」

息子の問いにため息で答える父。

ジュノが震える声で、再び尋ねます。

「今の話を、全部知ってしまったんですか?」

車を走らせるジュノ。

スンシンの行方を捜します。

「スンシン、頼むよ。出てくれ」

ジュノの願いもむなしく、電話は留守電に繋がり。

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焦りの色が濃くなるジュノは、今度はソン・ミリョンに電話をかけます。

『あぁ、シン社長』

「スンシン、どこですか?」

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『スンシンはどこかって聞いてるんです!』

酒に酔い、朦朧としているソン・ミリョン。

「さぁね。私も知らないわ。出て行ったわ。完全に出ていっちゃった」

『それをそのままにしといたんですか? 
せめて僕に電話をすべきだったでしょ!』

電話の向こうで怒鳴りまくるジュノの声をぼんやりと聞くソン・ミリョン。薄笑いを浮かべ、また酒を口にします。

怒って電話を切るジュノ。
ますます焦燥感が深まります。

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スンシンの実家近くまでやってきたジュノは、心当たりの限りを探して回り始めます。

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ジュノの目がやっと捕らえたスンシンの姿。

ジュノが大声で呼びます。

「イ・スンシン!」

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「社長・・・・・・」

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ぼんやり立ち上がるスンシンの元に歩み寄るジュノ。

「バカ。なんでこんなところに一人でいるんだよ」

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「俺が・・・・・・」

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「どれだけ探し回ったか・・・・・・分かってる?」

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「俺がどれだか心配したか、分かってんの?」

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ほとんど涙声のジュノ。

視聴者も涙腺決壊。

スンシンが震える声で口を開きます。

「私・・・・・・これからどうすれば?」

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スンシンの髪を撫で、抱きしめるジュノ。

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スンシンを守るように優しく髪を撫でるジュノの胸にしがみつき、スンシンは心細そうにすすり泣きます。

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いつまでもスンシンの髪をなで続けるジュノです。

あーーーーー、よかった。

もう泣く。泣きます。でもよかったーーーー。

でも事件はまだまだ終わってません。

家に戻り、おばあちゃんに警察から再捜査の連絡があり、明日行って来ると告げるスンシンの母。おばあちゃんはだから息子の夢を見たのだろうと涙を流し。

一方、一睡も出来ずに夜を明かしたソン・ミリョンは、スンシンがくれた髪留めを前に、スンシンがこれをくれた日を思い出していました。

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そして思い出される、スンシンの言葉。

『なんでそんななんですか? それでも人間ですか?
私に何度も話すチャンス、あったでしょう!
一体どうしたらそんなふうに図々しく笑いながら・・・・・・笑いながら私を娘と呼んだり・・・・・・父の話をなんともない顔をして話せるんです?』

『あなたみたいな人間から生まれたことが、恥ずかしいし、忌まわしい』

ソン・ミリョンは奮い立つようにスカートのすそを握りしめ、鏡を見つめます。

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「大丈夫よ。キョンスク」

鏡の中の本当の自分に向かって励ますソン・ミリョン。

ふらつく足取りで階下に降りてきたソン・ミリョンは、スンシンの家族に謝りに行くので車を出してくれと言います。

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止めるイルトにソン・ミリョンはスンシンを失うことは出来ないと答えます。

「あの子まで失ったら、私、本当に死ぬわ」

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そして。

緊張の面持ちで警察にやってきたスンシンの母。

本当に犯人を捕まえられそうなのかと尋ねる母に、事故当日、現場近くに止めてあった車のブラックボックスを入手したと刑事は答えます。そこに犯人特定に繋がる車両ナンバーが一部写っていると刑事。手配をかけたのでじき捕まるだろうとの言葉に、母は笑顔を見せます。

まったく端緒がなくお手上げだったが、天が助けたのだろうと刑事。ところでイ・チャンフンとソン・ミリョンはどんな関係だったのかと尋ねます。

「はい?」

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「いえね、情報提供者によれば、事故当日、ご主人はソン・ミリョンさんとご一緒だったとかいう話なんでね」

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「どういう意味ですか?」

「確定的なことはもう少し捜査しないといけませんが、どうやらあの方を助けようとして事故に遭ったようなんです」

「私の夫が、ソン・ミリョンを助けようとして?」

絶句して二の句が告げないスンシンの母で、ラスト。

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いやー、きました。

怒涛の解決モード。(笑)

突如悪女に豹変したヨナは、ジュノに怒鳴られ改心の気配。
一方、あれだけ夫とソン・ミリョンの仲を疑っていたジュノの母も、結局夫と和解ムード。
そして一番ビックリなのは、何の端緒もつかめなかった警察より、パク記者のほうが優秀ってことです。(笑)

いきなりピッチを上げてきた『最高だ、イ・スンシン』46話でしたが、このあとも視聴者はみんなとっくに知っている事実をいまさら登場人物たちが知らされ、驚いたり悲しんだりまたやりあったりするわけですよね。
そう考えると実に不思議な構成のドラマではありますが、何はともあれ今回は二人のよりが戻って嬉しいです!

ジュノ、カッコよすぎ!

そしてスンシン、というかIUちゃん、演技が抜群でした!

居並ぶ大女優にまったく負けてません。ちょっと驚きです。
ソン・ミリョン役のイ・ミスクさんとも、完全に渡り合う互角の演技。
すごい集中力の持ち主ですね、IUちゃん。素晴らしすぎます。

私がサランヘヨなチョ・ジョンソクさんなんて、もう完全にほんとにIUのこと好きでしょ状態です。
ガッと抱きしめて頭にキスですよ! どゆことですか!
どんだけいい匂いのシャンプー使ってんだって話ですよ!

違いますね。全然まったく違いますね。
はい、分かっております。(笑)

そんなわけで、涙の再会&ハグシーン、動画でご覧ください。

ちなみに、ハグシーンのあとおばあちゃんのシーンが続いて出てきちゃいますので、ご注意下さい。(笑)

いやぁ~、めまぐるしかったですが、この回は良かったです。
ジュノがガッと行くシーン、何回観てもいいです。
うっとり

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こんなにうっとりなのに、残りたったの4回。

これが終わったら一体なにを楽しみにすればいいのでしょう。

と毎度同じことを言っておりますが。(笑)

いよいよソン・ミリョンとスンシン母との対決がきそうな次回。
どんな結末になるのか、しっかり見届けたいです。