みなさま、こんにちは。

そろそろこれが終わったら何を楽しみにしたらいいんだろうと思い始めている『星から来たあなた』。
本日もさっそく16話、まいります。

「利己的なキス」の続きで幕を開けた16話。

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急いで体を離すと、ソンイは怒ったように歩き始めてしまいます。

「あなたって、何でもやる人なのね。大したものだわ」

焦って追いかけるト・ミンジュンをソンイは厳しい目で見つめます。

「どうして? あなた、私のこと、好きなの?」

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「好きなの?」

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答えられないト・ミンジュンに失望するソンイ。

「ト・ミンジュンさんって、ほんとに嘘のつけない人なのね。こういうムードなら、好きだって答えてもよさそうなものなのに」

・・・・・・そういうことじゃないんですけどね。

動悸息切れ目眩がきちゃってるんですが。(笑)

怒ったソンイは背を向け抗議の言葉を続けます。

「あなたの星ではそうなの? 好きでもない女にキスしたりするわけ? 私の星では違うのよ。私の星の男はね、自分の好きな女にだけするの。こんなのなってないよ。ト・ミンジュンさん、そう思わない?」

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瀕死。(笑)

「なんでよーーー!!!」

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階段を引き上げるチョン・ソンイ。
かなりの腕力ですね。(笑)

どうにか車の助手席に乗せ。

「超能力あっても無駄じゃん! キスするたびにいちいち倒れる男なんて!」

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助手席のト・ミンジュンはあっという間に高熱を出し、青ざめています。

「あなたって、ほんとにどの星からきたの?」

心配しながらシートベルトを締めるソンイの肩に顔をうずめるト・ミンジュン。

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キュンときました、視聴者も。

で。

はりきって猛スピードで車を走らせるソンイ。

「どけどけ、どきなさいよーー!!」

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絶対真似しちゃ駄目!(笑)

細い体で力持ちのソンイは、どうにかこうにかト・ミンジュンを引きずってベッドまでたどり着き。

静かに寝かせるのかと思いきや、ベッドの上で質問タイム。

「ねーねー、答えなさいよ。偶然じゃないんでしょ、キスするたびに倒れるの。
なんでなの?」

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寝かせてあげて。(笑)

ねーねー、スキンシップが全部駄目なの? 
あ。手をつなぐのは平気だったよね。
キスが駄目? 
キス以上全部駄目? 
いいじゃない、教えなさいよ、もう宇宙人だってカミングアウトしたんだし、これ以上隠してもしょうがないじゃない。

などと矢継ぎ早に質問を投げかけるソンイ。

「なにが駄目でなにがOKか、知っておく必要あるじゃない」

頭上でニャーニャーうるさいソンイの腕を引っ張るト・ミンジュン。

「これはOK」

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余力、残ってたんだ。

心配して損したと全国の視聴者が思った瞬間です。

気をよくしたソンイは確認に入ります。

こっぴどく振られている以上、キスの意味を確認しないわけにはいかないとソンイ。

さっきのキスは、私にしたものか、それとも私に似たその人にしたものか。

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ピクリとも動かない宇宙人。

ソンイは思い出の中の人との三角関係が一番厄介なのだといいながら、また確認を迫ります。

「どうしても知りたい。さっきのキス、誰にしたの? ねえ? ねえってば?」

「チョン・ソンイにした」

やっと告白めいた言葉を引き出し、喜ぶソンイ。

「誰に?」

「チョン・ソンイ」

「なんて言ったの? 誰に?」

「チョン・ソンイ」

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「私に?」

「そう。君に」

(キャッ

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許しますよね。嬉しすぎて。(笑)

こうして朝を迎えたソンイ。

家ではユンジェが帰ってこない姉を心配していました。

「今どこ?」

電話をかけてきたユンジェに、徹夜で撮影だったのだと嘘をつき、慌ててト・ミンジュンの部屋を出るソンイでしたが。

「ちょっとこい!」

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・・・・・・お父さん?

お父さん代わりにもなる弟ユンジェは、男と一晩一緒にいるなんて、何もなかったにしても危険すぎると駄々怒り。

屋根に壁に暗闇にベッドが揃えば、男が考えることは一緒だぞと姉に教育を施しています。

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お父さん以上の仕事ぶり。(笑)

よくよく考えてみれば、そんな出来すぎな状況なのになにもしていない自分が突然損した気持ちになるソンイ。

「あのね。何にもできなかったのよ、何にも!
日も沈んだし壁もあったし屋根もあったし布団まであったのに、あんたが想像してるようなことをいっこも出来なかったのよ、いっこも!」

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肉食系には合いません、宇宙人。(笑)

そんなほのぼのした朝を迎えたソンイ邸の面々の一方。

フィギョンが撮影現場で自分を見たかもしれないとの部下の言葉を反芻し、指輪をいじりながらフィギョンの病室に向かうジェギョン。

ところがフィギョンは目を覚ましていました。

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屈託ない笑顔を見せる弟に、狼狽するジェギョン。

検査の結果、特に異常もなく、すぐ退院できるとの医師の言葉を驚きながら聞きます。

頭部を打ったために事故当日の記憶がないのだとフィギョン。
医者は脳震とうを起こしたせいだろうと説明します。

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いつもの調子でソンイに会いたいという息子に、胸をなでおろす両親です。

そのジェギョンを取り調べたユ検事&パク刑事コンビは。

事情聴取の録画を見ながら、ため息をついていました。

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何を聞かれても表情に不自然なところが見当たらないと舌を巻くパク刑事。

ジェギョンはハン・ユラとの関係を否定するだけでなく、前妻の行方を聞かれても、前妻とハン・ユラがあったことがあるようだと言われても、まるで初めて聞く話のように驚いてみせるのでした。

「見てくださいよ、この目つき。本気で訊いてますよ。すごく理性的だし。
テレポートできるとかいうやつよりは、よほどまともに見えますよね」

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前妻を探し出し、何か知っていることを聞き出さなければとユ検事。パク刑事は映像が精神科の病院のようだったので調べてみたものの、該当する人物がいないと言います。
前妻の持ち家がソウルのカンナム区にあるものの、誰も住んでいないようだと登記簿を見せるパク刑事。

その時ユ検事は検察次長に呼ばれ。

公判部への辞令を告げられます。

納得できず、ハン・ユラ事件はまだ捜査中だと抗議するユ検事。

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上司はS&Cの後継者が、わざわざ殺人など犯すはずがないことは常識で考えれば分かるとし、自殺として事件を終わらせるよう告げます。

ユ検事が異動になったことは、すぐさまジェギョンの父であるS&C会長の耳に届いていました。

死んだ芸能人とは付き合っていたのかと尋ねる父に、検察で話したとおりそういう関係ではないと神妙に答えるジェギョン。

長男の急死後、お前だけが私の希望だと笑いながら、ただひとつの瑕疵もなくてこそわが後継者だと肩を叩く父。

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あるんですね、なにか。
この父も。

もしやジェギョンをソシオパスにした元凶?

そんな緊張感を一気に和らげる、16話の隠れた主役。

ユンジェはト・ミンジュンを訪ね、脅しにかかります。

キムチを運んだ時からなにかあると思っていたが、結局こういうことかと弟ユンジェ。

「男と男として聞きます。姉のことが好きなんですか?」

ト爺ちゃんはそんなユンジェが微笑ましいのか、笑いながら名前を尋ね。
ついつい素直に答えてしまうユンジェ。

「そうじゃなくて! 男と男、オス同士として聞いてるんです!
うちの姉のこと、好きなんですか?」

で。

結局好物のチョコレートドリンクをチューチューしているユンジェ。

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ト爺ちゃん、無敵です。(笑)

いきがって姉にちょっかい出す男を蹴散らしに来たはずが、ユンジェはすっかりト・ミンジュンにやられてしまい。

「わ! なにこの望遠鏡!」

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「これ、どこまで見れるんです?」

「木星と土星までは見れる」

「すっげ! ・・・・・・って、わ!」

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「これは・・・・・・!」

「極限等級13.28等星、集光力816.32倍。
アンドロメダ運河に星雲、星団まで見れる反射望遠鏡だよ」

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ゲームオーバー。

ユンジェ、ノックダウン。

このあとト・ミンジュンに、お金を貯めて必ず行こうと決めているチリのアタカマ砂漠の写真をもらい、完全にト・ミンジュン信者と化してしまうユンジェ。

「地球で一番好きな場所だよ。夜になると星が降り注ぐようなんだ」

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宇宙に帰りたいだけなんですけどね、爺ちゃんは。(笑)

弟が勝手に「ふつつかものの姉ですが、よろしくお願いします」と取り引きを成立させているとも知らぬソンイは、フィギョンの元を訪ねていました。

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どうしてあんなことをしたんだと泣きながら抱きつくソンイ。

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ここまでしてくれたのに、自分はフィギョンに何も返してあげられず、不幸にするばかりだと涙を流すソンイ。

「私は何もしてあげられることがない。
私、ト・ミンジュンさんが好きなの。自分ではどうしようもないの」

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「分かるよ、俺も自分でどうしようもないもん。
泣くなよ。ほんとに惨めになるだろ?」

ソンイはフィギョンを失いたくないが、こういう関係を続けるのはやめようと言おうとしますが、その言葉をさえぎるフィギョン。

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高校生の頃、不良男子に絡まれたソンイの代わりに殴られたことのあるフィギョン。その時フィギョンは、いつかソンイにひとつ願いを叶えてもらうことにし、申し訳ないと詫びるソンイの気持ちを軽くしたことがあったのでした。

「あのときの、覚えてるだろ? ずっと使いたくて我慢してきたやつ」

「うん。何して欲しい?」

「今言いかけたこと、言わないで。勿論、愛するお前が俺のことを好きになってくれないのは不幸なことだけど、お前に会えなくなったら俺は本当に不幸になる。だから、言わないで」

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視聴者も号泣。

フィギョーーン!(泣)

心が決まりました。
もし宇宙人が本当に宇宙に帰っちゃって、何ならソンイの記憶を消し去ってフィギョンと結ばせたとしても、受け入れます!

フィギョンがいい人すぎるんですものー。(泣)

そんなフィギョンの命を、まだ狙う悪魔がここに。

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フィギョンの記憶喪失がどこまでのものなのか確かめにきたジェギョン。

ハン・ユラについて何かソンイから聞いていないかと尋ねます。

機転を利かせ、ハン・ユラと喧嘩したなどと言っていたと答えるフィギョン。
他に何か聞いていないかと尋ねるも、死んだのは自分のせいじゃないのに悔しいと言っていたなどと、あくまでもジェギョンと恋人関係だったと聞いた件については思い出せないフリをします。

「頭の打ち所が悪かったみたい。最近の記憶がばらばらになった感じなんだ。思い出そうとするとクラクラするんだ」

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こうして上手く切り抜けるフィギョン。

一方、暗い顔をして戻ったソンイは。

お隣はいい人みたいと言い出す弟。

星を見る人に悪い人はいないという弟に、宇宙人はいると思うかと尋ねるソンイですが、ユンジェは隣の家に住んでいてもおかしくないと自分は思っていると即答。

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姉弟そろって許容範囲が広いです。(笑)

ベランダに出て、小声でト・ミンジュンを呼んでみるソンイ。

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本当に小声で呼んでも聞こえると分かり、はしゃぐソンイですが。

からかわれたと思い中に入ってしまうト・ミンジュン。

「違うわよ! ほんとは会いたくて! 会いたくて呼んだの!」

まったく反応しないト・ミンジュンに「怒りんぼなんだから。ちっちゃ! セコッ!」とソンイがむくれた瞬間、背後を取られ。

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ちょっと怖いかも。(笑)

そして逆襲。

「ちっちゃ? セコッ?」

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ここで「チョン・ジヒョンでもあんな顔になるんだ」と勝ち誇った人は、是非鏡の前で自分の顔をあんなふうにつまんでみてください。

チョン・ジヒョンにひれ伏すはずです。

ってそれは私です。(笑)

こうして楽しいひと時を過ごす二人。

父に再会したことや、ト・ミンジュンの父も宇宙人なのかと尋ねるソンイ。
ト・ミンジュンは彼は実の親ではないと明かし、今まで誰も家族がいなかったことをソンイは知ります。

これからは自分がいつまでも逃げずに傍にいるからと言いかけたソンイは、ふと重要なことに気づき。

「もしかして、顔、老けないの?」

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ト・ミンジュンがまったく老けないことを思い出し、冷たい夜風に当たって老化を早めてはいけないと、部屋に駆け込むソンイ。

宇宙人に合わせようと、涙ぐましい努力を始めます。

まずは保湿。

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運動。

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ゴム手袋美容法。

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絶対最後のやつ、試した人続出ですよね。

・・・・・・え?

違います、違います。

私はやってません、いえ、ほんとにほんとに!(笑)

翌日、チャン弁護士と会ったト・ミンジュンは。

チャン弁護士に盗聴器が仕掛けられていることをこっそり伝え、ジェギョンに手を組まないかと誘われたと話します。

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盗聴器が仕掛けられている事実を知り狼狽しつつも、調子をあわせるチャン弁護士。

ジェギョンの提案に乗るつもりと答えるト・ミンジュンに、思わず携帯を使って確認。

『本気ですか?』

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首を振るト・ミンジュンに安心し、それはひとつの考え方だと相槌を打ってみせます。

まんまとジェギョンが聞いてはいるんですが。
さて、どうなることやら。

ソンイは母から、ト・ミンジュンが3倍の違約金を払い、ジェギョンとの契約を解約したことを知り、少し考え込み。

そして退院したフィギョン。

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兄の車に乗せてもらい、ソンイのところに行くといいます。

いつものフィギョン節に呆れながらも、安心の両親。

一方のジェギョンはフィギョンの様子をまだ窺っています。

付き人を変えたことを瞬時に察知したフィギョンは、初対面の人にわざと「先日はどうも」と声をかけ。

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事故の後遺症で人の顔を間違えるようになったと呟くフィギョン。

ジェギョンにソンイの家の前で下ろしてもらうと、タクシーを拾って今度は事故当時ワイヤーの整備を担当していた会社に出向きます。

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事故について詫びる担当者から、あの日はバイトの者がいたことを聞き出し、名簿を見せてもらうことにしたフィギョンです。

証拠集めに入ったフィギョン。
胸騒ぎがしなくはありません。

そしてソンイは撮影に。

迎えにやってきたト・ミンジュンに笑顔を向ける弟君ですが。

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ソンイの「若作り」ないでたちに、二人とも硬直。

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イタイ。

さすがにこれはイタイ。

高校生ルックというより、園児。(笑)

撮影現場に向かう間、先日取り残された日は撮影がなくなっていたのだと不平を言うソンイ。今日はアクションとキスシーンを撮ると聞き、ト・ミンジュンはムキになって代役を使えといいます。

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嘘にもいちいち反応しムキなってくれるのが嬉しくてたまらないソンイ。

嘘と知ってもト・ミンジュンは真剣に、脾臓破裂と肺浮腫を起こしたのだから、医者の言うとおり無理をすれば再出血や二次感染の可能性もあるのでアクションを止めるよう促します。

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みんなにいい気味だと思われようとも、今のほうがこれまでより幸せだとソンイ。だからト・ミンジュンにいつまでも見守っていて欲しいといいます。
そのうちきっと元のスターの座に返り咲くからと微笑むソンイに、言葉をなくしてしまうト・ミンジュンです。

現場に着くと。

ちょうどやってきたセミとばったり。

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ソンイには知らされていないセミとのインタビューが用意されていました。

テーマはなんと、「仲良し二人のインタビュー」。

むくれながらカメラの前に座るソンイ。

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そつなくセミがこなしていく傍ら、本性丸出しになっていくソンイ。

セミに人気の秘訣を伝授するとしたら? と聞かれ。

「美人であること」

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セミが「二人の友情はいつまでも続くよね?」と笑顔を向けても。

(はぁ?)

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(なに言っちゃってんの~?)

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印象、激悪っ!(笑)

あまりのイメージ管理の出来なさぶりに、ト・ミンジュンもこの表情です。

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久しぶりのトマネージャー、カムバックする気があるなら、少しはセミのようにかわい子ぶったりお世辞が言えるようになったほうがいいと諭します。

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日に日に人間臭くなってます、宇宙人。

セミの肩ばかり持つとむくれるソンイは、監督と助監督、そしてこの間連絡を忘れた新人スタッフと顔を合わせます。

撤収の連絡もなく酷いではないかと抗議するソンイに詫びる新人スタッフ。

監督は許してやってくれと軽く受け流していってしまいますが。

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3人の話し声をキャッチするト・ミンジュン。

監督は新人スタッフによくやったと褒めていたのでした。

何度もソンイにシナリオを送り返されたことのある監督は、この際ソンイをいじめてやろうと思っている様子。
調子に乗った助監督は、ソンイをたっぷり待機させるため、撮影を最初と最後に分散すると言って監督を喜ばせ。

撮影が始まっても、スライディングして銃を構えるシーンに何度もNGを出す監督。

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感情がこもってないなどと難癖をつけ、何度も何度もソンイにやり直しさせる根性の悪い監督。

ト・ミンジュンは体を気遣い、再出血や二次感染が起きるかもしれないので代役を使えと言いますが、ソンイはすぐに終わらせるからとまたチャレンジ。

ト・ミンジュンは医者だったこともあるので、そういえば詳しいんですよね、こういうことには。

まさか本当にそのうちソンイが病気に?!

と視聴者が恐れている間にも、何度もかかる憎たらしい「NG!」のかけ声。

なんと笑ってますよ。

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「駄目だな~。最初のテイクでいこう」

ニヤニヤ笑いながら撤収する監督。

腹に据えかねたト・ミンジュンは。

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監督を、ザザザザー。(笑)

ちなみに助けに入った助監督も突き落としてます。

人間臭くなってきちゃって!(笑)

「さっきの、そうだよね? ト・ミンジュンさんだよね?」

「なにが?」

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ソンイにもバレバレです。

「宇宙人のマネージャーもいいな」と嬉しそうに腕を組むソンイ。

寒いので火を出して暖めたりとかはできないのかとソンイ。
山火事になるというト・ミンジュンに寒い寒いとむくれますが、ト・ミンジュンが肩を抱き寄せてくれたので笑顔になります。

「あったか~い」

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幸せそうな二人の後姿です。

ただでさえ待機時間が長いのに、前のシーンがまた押しているソンイ。

ソンイはがっかりしますが、とある遊びで乗り切ります。

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花札。

しかもソンイはつきまくり。

一人で大勝ちしています。

それもそのはず。

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宇宙人が時間をとめて札を変えてます。

オイ!(笑)

こんな彼氏なら私も欲しいです。

こうして楽しく時が過ぎ。

「待ち時間がこんなに楽しかったの、初めて。徹夜してもいいくらい」

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ソンイはト・ミンジュンに肩にもたれながら言葉を続けます。

「ねえ。私たち、100日目には何しよっか?」

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「100日目。何する?」

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その言葉に、一気に沈むト・ミンジュン。

「100日目?」

「うん。私、もともとはこういうのバカにしてたんだけど、いざ自分がそういう状況になってみると、気持ちって変わるね。
子どもっぽいけど、段階を追っていきたいの。
100日、1年、1000日。こういう記念日を全部やりたくて。
でも、いつから付き合ったことにしようか? 今までちょっとあいまいだったから、今日からにする?」

見る見る曇るト・ミンジュンの表情に一向に気づかないソンイ。

「記念日に、何がやりたいんだ?」

「人がやること、全部やろうよ。
とりあえず、100日目にはカップルリングとカップルTシャツ。
あと、ナムサンタワーのてっぺんでグルグル回るレストラン、あそこで夕飯食べたい。夜景をみながら。
あそこの下に鍵を括り付けるところがあるの。撮影で行ったことがあるんだけど、私もそのうち彼氏と一緒にいって、願い事して鍵かけなきゃって思ってたんだ。
あと、1年たったらアイスクリーム食べなきゃ」

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「アイスクリーム?」

「ほら、アイスの中に指輪が入ってたりするやつあるじゃない。それと、1周年記念旅行かな?
1000日目には何しようか。1000日って言ったら、3年くらい? ヨーロッパにバックパック旅行でも行こうか? ひと月とか、ひとつき半くらいかけて。どう?」

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ようやくト・ミンジュンの様子がおかしいことに気づくソンイ。

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「どうしたの?」

「チョン・ソンイ」

「え? なんで、なんで? 付き合ってるんじゃなかったの? また私の早とちり? だからあの時利己的な真似がどうのって言ってたの?」

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「チョン・ソンイがやりたいこと、先に全部やろう」

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「先に?」

「うん。ひと月以内に全部やろう」

「どうして? どうしてひと月以内にやらないといけないの?」

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言葉の出てこないト・ミンジュン。

明らかにおかしな様子にソンイも不安を隠せません。

「どうして? ねえ、なんでそんなことを?」

「私が・・・・・・行かなきゃいけないから」

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「何言ってるの? どこに行くのよ?」

今にもこぼれ落ちそうなト・ミンジュンの涙。

ソンイは不安な表情で再び尋ねます。

「どこに? どこに行くの?」

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「私がいた場所」

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「ひと月後には、自分のいた場所に、帰らなきゃいけないんだ」

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あーー。

笑いっぱなしだった視聴者、ラストでまさかの号泣。

ずっと笑わせてたくせにー。(涙)

やっぱり帰るんですかね。

帰るんですよね。

帰らないと、それもまた陳腐ですしね。

あーーーーー。

しかもこの回は、エピローグもずるいです。

なんと100日後の設定。

ナムサンタワーのレストランに一人やってきたソンイ。

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ソンイがやりたがっていた鍵もぶら下がってます。

チョン・ソンイとト・ミンジュンの名前で。

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誰かを待つソンイ。

でも、誰が来たのかは分からぬまま。

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そうですよね。

残り5回。

もう最終回を意識しなきゃいけないんですよね。

はぁ、さみしい。

というわけで、貼りましょう、今日も動画を。

書き忘れてましたが、始めに広告が入るものがあります。

まずは笑えるところから。

チョン・ソンイのアンチエイジング・プロジェクト。

よく見ると、パックしながら泣いてました。(笑)

次は、みんなが欲しい、こんな彼氏編。

ソンイとト・ミンジュンの花札八百長シーン。

二人の表情がかわいすぎます。

そして最後は。

ト・ミンジュン、涙の告白、ラストシーン。

やっぱりこのあとは、泣かせる展開になってくるのでしょうか。



宇宙人との期限付きの恋物語なので、悲しいラストになることはある程度予想しつつ見ていましたが、俳優さんたちの演技があまりによすぎてすっかり入り込んでいる視聴者としては、悲しいラストを迎えたら本当に時々星を見上げてしまいそうな予感。

それはそれで、余韻が残るともいえますが。

カントダウンに入った感満載の16話でした。