みなさま、こんにちは。

このところ日本は豪雨の被害に見舞われているようですが、みなさまのところは大丈夫でしょうか?
ここ数年、尋常ではない豪雨の被害が毎年のように出るようになりましたが、やはり気候変動による気象現象でしょうか。大きな被害がでないようにと願うばかりです。

さて、今日も『大丈夫、愛だよ』(邦題仮)の話題をアップします。

私は今ソウルに来ているのですが、やはり街中ではかかっていますね。“ケンチャナ、サランイヤ”の各種OST。歌が流れてくるたびに1人にんまりしております。怪しいです。(笑)

いやー、きてます、順調に。
今回も私なりのハイライトを。

7話の見所は、なんと言っても前半。

ヘスとジェヨルの心がぐっと近づいた第7話。

近づかせたのは、やっぱりこの人でした。

 

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怖すぎるんですけど、兄。
“チャッカンナムジャ(『優しい男』)”でもろくでなしの兄を演じていたヤン・イクチュンさんですが、ハマリすぎです。監督業より「怖すぎる兄役」が定番になっちゃうんじゃないかと要らぬ心配をさせるほど、怖いです。(笑)

上記はヘスとの待ち合わせ場所に出向いた弟ジェヨルを“捕獲”し、なんと首にアミタルを注射している兄ジェボムの図です。模範囚になって、ジェヨルをまた襲うために出てきたんですね。仮出所というより、外出許可? だったんでしょうか?

兄は自分を刑務所で面談しつつ見てくれているチョ・ドンミンのところにいき、隙を見てアミタルをくすね、その足でジェヨルのところにいったんですよね。

アミタルは自白剤にも使われる薬、という位置づけの様子。
薬のことがよく分からないのですが、兄としては精神科医のチョ・ドンミンを騙してまでこれを入手し、弟に打てば、義父を殺したのは自分だと弟が“自白”するだろうと思っているようです。

兄にひどい目に合わされながら、昔を思い出すジェヨル。

 

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義父がDVで、兄も弟にDV、と。

嫌過ぎる構図です。

美容院の窓を突き破ってまで派手に弟を苦しめるジェボム。ジェヨルはやられっぱなしで朦朧としているのですが、そこへ店のオーナーが駆けつけ、警察に通報しようとします。

ところがその声に、即座に飛び起きて通報しないでくれと頼むジェヨル。

ジェヨルはただの兄弟げんかなので、弁償することで見逃して欲しいと言い。
兄にもここで暴れると今度こそ二度と刑務所から出られなくなるからと耳打ちまでします。

 

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にっくったらしい兄を演じさせたら、目下ナンバーワンですね、ヤン・イクチュンさん。

もう、このつくり笑顔ったら!(笑)

騙されて薬を盗まれたチョ・ドンミンは、ジェボムを紹介したジェヨルの幼馴染テヨンに怒りながら現場に合流。

 

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実は、万一のことを考えてチョ・ドンミンはジェボムにアミタルではなくただの水が入った注射器を見せていました。

ってことは水を首に打ち込んだってことなんですが。

・・・・・・大丈夫なんでしょうか?(笑)

兄弟がそんなことになっているとは露知らぬ母。
ジェヨルに電話をかけ、いつ兄と一緒に実家に来るのかと訊ねますが。

飲み会が入ったのでいけなくなったと嘘をつくジェヨル。
その様子に、次男が兄となにかあったととっさに気づく母。

 

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気の毒なお母さん。

近所の人に手伝ってもらいながら、一日中ご馳走を作っていたのに、食べてくれる人はいません。何かあったらしいと気づいた近所の人も、そそくさと帰ってしまい、ますますロンリネスなジェヨルの母です。

お母さんと電話するジェヨルの様子から、ジェヨルがジェボムに甘いことに気づいたチョ・ドンミンは、警察にすぐに通報すべきだと訴えます。復讐型の人格障害があり、自分に不利益を与えた人間にはとことん攻撃する恐ろしい人物だと解説するドンミン。

 

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ところがジェヨルはその忠告を受け入れません。

兄はすぐ刑務所に送り返すので、家族の問題に首を突っ込まないでくれとジェヨル。
その言葉にドンミンは思わず気色ばみます。

「今日お前が本物の薬を打たれてたらどうなってた? よれよれに引きずり回されて、車を運転して事故でも起こしたら? その時は殺人未遂だぞ!」

 

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「殴られた僕が大丈夫って言ってるのに、なにが問題なんです?」

「ジェヨル!」

「僕に関心を向けるべきだったのは、今じゃなく、昔僕が16歳だった頃、そして母が義父に殴られてた時です。そして、兄が19歳の未成年だった頃、明らかに正当防衛だったにもかかわらず暴力事件と窃盗事件の前科があるという理由で11年の殺人罪を宣告された時です! 今じゃなくて!」

 

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ドンミンは感情的に対応する問題ではないとジェヨルに言い含めます。
お前が思っているよりジェボムははるかに危険な人物なのだとするドンミンに、なおも食い下がるジェヨル。

「兄が本当に危険な人間なら、3年前僕を刺した時、肩ではなく首を刺したはずです。今回も注射器ではなくナイフを使ったんじゃないですか? それに兄が本当に危険な人間なら、今だって通報されるのを恐れて言うことをなんでも聞いてるはずです。あんなふうに子どもみたいに座ってパンなんか食べずに」

 

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「確かに兄は、証言台に立った弟に最後まで復讐する、復讐型人間かもしれません。のちのち僕をナイフで刺す可能性もあります。でも、まだ起きてもいないことのために、兄を一生牢獄に閉じ込めておくことはできません」

 

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ジェヨルの言葉に無言になってしまうドンミンと視聴者。
もうこのあたりからウルウルモード突入です。

その言葉に何かを汲み取ったドンミンは、それでも刑務所には自分が連れて行くので、君は離れろとジェヨルを遠ざけ。

そんなことが起きているとは思ってもみないヘスは、かつての患者に呼び出されていました。

 

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患者だった高校生の少年は、やっと性器以外の絵をかけるようになったとヘスに見せていたのでした。
治っていく少年に嬉しい思いがこみあげつつ、つい本音を漏らしてしまうヘス。
自分に恋愛での不安神経症があることを告白します。

今もやっと勇気を出して気になる人にサインを送ったのに、無視されてしまったとヘス。

ところが少年がグッジョブな一言。

「イヤだって言われたんじゃないなら、またかけてみたらいいじゃないですか。出るまでかけて、なんで出なかったのか、道が混んでたのか、それとも私がイヤになったのかって聞けばいいのに」

 

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「いやよ。プライド傷つくじゃない」

「じゃあそうやって生きれば? 意志がないんだもん。僕だってこの絵、一度で描けたわけじゃないんです。描くたびに性器に見えて、何度も何度も描いたんです」

その時、姉からのメール。

みんなでピクニックに行ったとき母に冷たくしたのを謝って欲しいと頼みながら、ジェヨルの写真を送ってきます。

その写真にほっこりし、連絡をする勇気を得るヘス。

 

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なぜ電話を取らなかったのかといつもの口調ですごむヘスに、兄に会って実は殴られたと正直に告白するジェヨル。

二人は会うことに。

 

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公園でヘスを待つ間、昔の兄との出来事を思い出しているジェヨル。

 

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自分を馬鹿にするなと散々ジェヨルを蹴りつけていたジェボム。

あの時ジェボムは、弟を蹴りつけたあと、靴を脱いでいったのでした。
おそらく靴を、弟にあげるという意味で。

見るからに傷ついている様子でベンチに腰掛けているジェヨルにそっと近づくヘス。

「大丈夫だよ。大して殴られてないから」

ヘスは無言でジェヨルを抱き寄せ、体を撫ぜます。

その優しさに触れ、見る見る歪むジェヨルの顔。

 

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「チ・ヘスにこんな一面もあるんだな」

照れ隠しでおどけた声を絞り出すジェヨルに、ますます胸の痛むヘスです。

 

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公園を歩きながら、ヘスに連絡をもらってあまりに嬉しくて、運転もおぼつかなさそうでタクシーで向かっていたんだとジェヨル。

 

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今回の件でヘスが自分の家をいやだと思ったり、自分と付き合うのが嫌になったりするのではないかと心配だと正直に告白します。

 

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対するヘスは、自分は毎日大変な心の痛みを抱えている人に出会う精神科医なので、そんな心配は無用だと告げます。

ジェヨルの家にも、よその家にも起きえるようなことが起きただけだと。

「くる途中、ネットで過去のお兄さんの事件を見たわ。言いたくないことは言わなくてもいいってこと。いい彼女に出会えたわよね。でしょ?」

 

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「彼女?」と聞き返すジェヨルに付き合うことにしたのではないのかとヘス。

だから合図として3回ベルを鳴らしたし、さっきあなたもドキドキしながら待ち合わせ場所に向かったといっていただろうと。

ヘスがすべてを言い終える前にジェヨルは。

 

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すみません。キスシーンはこの一枚だけです。

いや、なんか。

このドラマの恋愛部分にまだ入り込んでいないんです。
恋愛部分がおまけみたいに感じる稀有なドラマとでも申しましょうか。(笑)

この後すぐヘスは汗をびっしょりかき、ふらついてしまいます。
恋愛恐怖症発動。

ちなみにドンミンは刑務所にそのままジェボムを送らず、一晩一緒に過ごすことにします。

人通りの少ない道でジェボムを下ろし、好きにしていいと告げるドンミン。
ジェボムは両手を挙げ、叫びながら思い切り走り出します。
まるで自由を渇望する人のように。

 

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ジェヨルの兄は、ジェヨルの言うとおり、危険人物なのではなく、理解者と治療が必要なのではないかと感じ始めるドンミンです。

さて。ここまでが私的7話ハイライト。

そして7話のあの子にも勿論触れておきます。

キス翌日。

幸せな気分で昨晩のことを思い浮かべるジェヨル。

笑顔でジョギング中。

 

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そしてやってきたあの子。

 

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「学校は、もう行きません。先生が学校で小説書くなって言うから。僕を理解してくれない人に教えられたくないんで」

「だからって、学校は行かないと駄目だろ」

そんな会話をしつつもジェヨルはガンウの傷に気づきます。

 

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「先生に送ってもらった時のあの暴走族を避けようとして、転んだんです。平気です。すりむいただけ」

「言うこと聞かないんだから。あの道危ないから通るなって言ったろ」

心配するジェヨルに、突然物騒なことを口にするガンウ。

「僕、今回の公募に落ちたら、死にます」

「は?!」

「保険金、降りますよね。それ、母さんに残してあげようかと」

 

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ふざけたことを言うなと怒りながら近づくジェヨルは、ガンウの指の麻痺がひどくなっているのに気づきます。

ジェヨルを安心させるためか、即座に今のは冗談だと否定するガンウ。

「冗談ですよ。必ず登壇してみせるぞっていう、強い決意、くらいに思ってください。手も大丈夫ですから。じゃあ、また」

自転車をこぎ始めたガンウに、叔母さんの家に行った筈ではなかったかと訊ねるジェヨルですが、父が出て行ったのでまた戻ったのだとガンウ。

「警察に通報したけど、来てくれたか?」

 

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「いいえ。よその人たちは僕の家のことになんか関心ないですよ。先生以外はね。父さんのことは心配しないでください。僕が相手すればいいから」

 

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明るい顔で去っていくガンウを、心配げに見送るジェヨル。

 

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ってちょっと。

やめて欲しいんですけど、死ぬとか。

ほんの短い1分半ほどの登場で強烈な印象を残してくれるガンウ。

まさかガンウの「死ぬ宣言」がジェヨルと関わってくるとか?!

NOーーーー!!

それ全然ラブコメじゃないから!!



そんなこんなで物語りは、ジェヨルとヘスの初旅行、第8話沖縄編へと続きます。

・・・・・・個人的にはあまり関心を寄せ切れてないんですが、ラブモード。

他の出演者にも恋愛物語がチラホラあるのですが、まったく触れてなくてすみません。

たぶん今後も触れません。(笑)