みなさま、こんにちは。

今日は、つい先日までGyaO!にて再配信されていた韓国ドラマ『白雪姫』について、字幕制作の裏側をお話しようと思います。

裏側、なんて書くとなにやら「裏があるのか!」と思われそうですね。いえいえ、単に私が字幕をつけながら思っていたことをお伝えするだけなのですが。(笑)



『白雪姫』は私が初めてやらせていただいたドラマ字幕でした。

私はドラマが大好きで、日本のドラマは勿論ですが、アメリカのドラマも大好きです。

『アリー・マイ・ラブ』が特に好きで、ああいう吹き替えのお仕事をやりたいなと思っていたので、『白雪姫』の字幕付けを依頼された時は本当に嬉しかったです。(字幕と吹き替えの台本とでは、また全然違うのですが)


ヨン・ジョンフンさんとイワンさんは知っていましたが、主演のキム・ジョンファさんはこのお仕事ではじめて知った女優さんでした。

最初に素材を頂いた時は、恐らく皆さま同様あのヘア・スタイルに圧倒されまして、キャラの濃さに字幕がついていけるか心配でした。(笑)




韓流関係のお仕事は、なぜかどこも納期が鬼タイト。

そこへ加えて初めての字幕つけですから、ご飯を食べて寝る以外のすべての時間、パソコンに向かってひたすら言葉選びに格闘していました。



第1話では、日本でもおなじみの「マジンガーZ」を主人公のマ・ヨンヒがカラオケ屋で熱唱するシーンがありました。

実は「マジンガーZ」、韓国でも放送されて、当時のちびっ子に大人気だったんです。

ヨンヒの歌ではなにを言ってるのかよく分からず、歌詞をネットで探し出し、訳しました。だから本家日本版の歌詞とは違うんですよ。


韓国ドラマは、結構途中で歌いだすことが多いので、そのたびに元歌探しが大変です。(笑)




今みると、あんなにチェックしたつもりなのに誤字・脱字があったりして、本当に恥ずかしいです。


皆さん、本当にごめんなさい。


訳も今ならこうするのになぁ、と思うシーンもあります。

でも、本当に楽しかったです。




GyaO!で配信が始まった頃はまだ進行形で字幕をつけていましたので、ブログやネットなどで皆さんが「面白い!」と喜んでくださっているのを見るのが、本当に励みでした。

前半で活躍するヨンヒの友だちジュリが大好きで、ジュリのシーンは本当に傑作なので、自分でも大笑いしながら訳していました。

物語が進むに連れてジュリが出てこなくなるので、「ジュリを出せー!」と画面に向かって叫んだり。(笑)

最近のスタイリッシュな韓流ドラマに比べたらかなりベタなお話展開(&演出)ですが、私の中では一生忘れられない、たくさんの喜びを与えてくれた大切なドラマです。