みなさま、こんにちは。

今日は待ちに待った10cm(シプセンチ)のNEWアルバム“3.0”発売に関してアップします。

いやぁ。
8月発売説など未確認情報も流れておりましたが(え?流したの私?笑)、待てど暮らせどだった3枚目NEWアルバムの発売がついに! 
11月19日と! 迫ってまいりました!

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しかもなにやら今回は、日本盤もすぐに発売になるんですか?
(情報源はコチラの公式サイト)

ほっほぉ。

どこまでも韓流スター然といくつもりなのね。

分かったわよ。見ようじゃない。何枚売れるか見ようじゃない、日本で!

・・・・・・て、なんで喧嘩腰なんだっていう。

すみません。つい。嬉しすぎて。はい。(笑)

11月13日にはシングルが先行リリースされるということで、曲名は“쓰담쓰담/スダムスダム/撫で撫で”。

年末の3rdアルバム発売記念クリスマスライブのタイトルも“スダムスダム/撫で撫で”ですよね。

収録曲リストは、こんな感じです。

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01 3枚目についてのプレッシャー
02 タバコ王スモーキング
03 ストーカー
04 撫で撫で
05 恋しいよ
06 アフリカ青春だ
07 離れようにも離れられぬ仲
08 女はなぜ怒るのか
09 Dreams Come True
10 片想い

思いっきり直訳のままです、06。
アルバム翻訳ご担当者さま、我が愛するシプセンチのために、是非名訳でうならせて下さいませ。
くれぐれも「アフリカ青年だ」にだけはされませんように。(笑)

06は、原題は“아프리카 청춘이다/アプリカ チョンチュニダ”となっておりまして、このタイトルは完全に言葉遊びなんですよね。韓国では若者、青年のことを「青春/チョンチュン」とも表現するのですが、“若者は本来つらいことや悩み多きものだ”のニュアンスで“아프니까 청춘이다/アプニカ チョンチュニダという言い回しがよく使われるんです。

でも韓国の若者たちは、一般論としての「青春とはほろ苦いものさ」のレベルを遥かに超えた、若者に責任のないところでのつらい現実を強いられていて。「“アプニカ チョンチュニダ/つらいからこそ若者なんだ”なんて、大人は無責任に言わないで!」とも思っているんです。

そんなこんなを含意とする“アプニカ チョンチュニダ”を「アフリカ(アプリカ)」に置き換えちゃった彼ら。もはや単に音が似てるっていう、駄洒落レベルを一ミリも超えてません。

でもきっと。ええ。シプセンチですから。
言葉遊びに見せかけた深い意味が込められてるに違いないと。
そう信じております。

ってここまで書いて、私の単なるひいきだったらどうしましょう。

「ほんとに若者が単にアフリカ行った話なの?!」となるのかどうなのか、そんな意味でも早く確かめたいです。(笑)

ちなみに韓国のポータルサイトNAVER MUSICには、彼らが自ら紹介する3枚目アルバムの鑑賞ポイントが細かく書かれてあります。
こちらも見ておきましょう。


01.3枚目についてのプレッシャー
“3.0”アルバムのプロローグのような歌。3枚目の発売を目前にしたミュージシャンの率直な心情を可愛く表現した、韓国歌謡史において革新的な曲。

02.タバコ王スモーキング
メンバーの持つロックスピリットをあますところなく発揮した曲。
合唱ポイント:全身で火を放つよ/最後の一本

03.ストーカー
クォン・ジョンヨルがこのアルバムで最もこだわる曲。ストーキングについての内容ではない。

04.撫で撫で
極端に甘いシプセンチ的ラブソング。実は何気にやらしいところのある歌詞なのである。

05.恋しいよ
秋が色濃く漂う季節の、センチなバラード。
合唱ポイント:ラララララララ/ワワワワワワワ

06.アフリカ青春だ
海外旅行にとても行きたかった二人の思いを土俗的なサウンドで表現した曲。いまはその思いは叶えたけどね。
会社員のヒーリングソングになればとの願いもある。

07.離れようにも離れられぬ仲
もっともシプセンチらしいグルーブの曲。どうかこの曲が売れますように。合唱ポイントがめちゃ多い。
合唱ポイント:ぼくたちは/離れようにも離れられぬ仲/いっそ

08.女はなぜ怒るのか
大事なのは、女はなにも悪くないってこと。全て男が問題。

09.Dreams Come True
‘Kingstar’の系譜をつぐセクシーかつ感傷的な曲。ただ、この曲は結局はいやらしくない。すべて夢なので。

10.片想い
ユン・チョルジョンが執着する歌。
アルバムのたびに必ず入る、シプセンチらしいギターのみのフォークバラード。
病的なアルバムのトリを美しく装飾しようという、シプセンチの欲望。

・・・・・・06はほんとに私の解釈で大丈夫でしょうか?(笑)

というわけで、先行シングルにさらに先行し、先日発表されたNewアルバム1曲目ライブバージョンの動画を貼っておきます。

“3집에 대한 부담감(3枚目についてのプレッシャー)”(邦題仮)。

曲はおそらく途中までと思われます。

では、どうぞ。



3집에 대한 부담감

어떤 노래 만들어야 하나
아메리카노 같은 거면 되나
사실은 소 뒷발로 쥐 잡은 듯이
얻어 걸린 거라 더는 못 만들지

야한 노래 만들어야 하나
막 끈적하고 더럽고 그럼 되나
솔직히 내 생활은 너무 순진해서
주워 들은 이야기도 바닥났네

아- 좋은 차도 (타고 싶고)
아- 좋은 옷도 (입고 싶고)
아- 인정받고
멋있는 아티스트 되고 싶지만

대충대충 넘어가면 안 될까요?
스리슬쩍 묻어가면 안 될까요?
노력 없이 부자 되면 안 될까요?
쉽게 쉽게 살면 안 되나요?

どんな歌つくればいいんだろう
“アメリカーノ”みたいのならいいのかな
実は‘牛が後ずさったらネズミが引っ掛かった’ようなもので
まぐれ当たりだから もうつくれないんだよね

やらしい歌つくらなきゃいけないのかな
やたらねっとり 汚らしければいいのかな
正直言ってぼくの生活は純真にもほどがあるから
聞きかじった話も底ついちゃったんだ

あぁ いい車にも(乗りたいし)
あぁ いい服も(着たいし)
あぁ 認められて
かっこいいアーティストになりたいけど

テキトーにいったら駄目ですか?
ささっとただ乗りしたら駄目ですか?
努力せずにお金持ちになったら駄目ですか?
イージーに生きたら駄目なんですか?

最高。(笑)

確かに「革新的」ですね。
こんなこと歌う人、見たことありません。なになの、このホンネは。
帰ってきたなぁ、10cm

歌詞の中に「偶然何かを成功させる」という意味の慣用句“소 뒷걸음질 치다 쥐 잡기(直訳は「牛が後ずさりしていたらネズミが捕まった」の意)”が登場したりして、「え、そうだったの?!」ってみんななってますよね。
これ聞いただけで3枚目、期待できそうです。(笑)

ちなみにシプセンチのクリスマスライブ、日本からのツアーも組まれてるんですね?

2泊3日でライブ後の楽屋訪問付き?!
ライブ終了後は交流会にてMC内容を解説?!
それで72,000円って・・・・・・儲けありますか、それ?(笑)

すごいなー。楽屋訪問とか、なんなんでしょう。すごすぎる。
どう考えても日本から行った人にだけ与えられた特典ですよね。

もしや大マジで「韓流スター」の座、狙ってる?!(笑)

11月20日申し込み締め切りだそうですので、食指の動いた方々は上でリンクを貼ったシプセンチ公式サイトをチェックされてみてもいいかもしれません。



いやぁ、待ち遠しいなぁ。

早く聞きたいです。

年末の韓国、そこかしこで彼らの歌がかかってますように。