みなさま、こんにちは。

突然ですが、みなさんはマヤ暦に興味はありますか?
私が子どもの頃は、ノストラダムスの大予言で人類は1999年に滅亡すると言う説が流行していました。今考えても、あの刷り込みのおかげで、人生を刹那的に生きた人が実は結構いた気がします。(笑)

1999年がとうに過ぎても私はお陰様で元気に生きておりますが、ノストラダムスの時の癖でちょっとマヤ暦にも興味がそそられてしまいます。

なぜ急にこの話かと申しますと、実は私、マヤ暦の終了日を2011年10月21日と誤ってインプットし、すっかり忘れておりまして。今朝になって既にマヤ暦の終わりが終わっていたことに気づきました。なにも変らなかったなと苦笑しきりだったのですが、改めて調べてみたら、マヤ暦の終わりは28日なんですね。
マヤ暦が終わるとより良い意識世界が訪れるそうなので、今度こそ、ちゃんと覚えておきます。(笑)

愚にもつかぬことから書いておりますが、昨日から書き始めた『ポセイドン』の話題を今日も続けてみようと思います。


事前の予備知識なく、期待もしていなかったことの反動なのか、私は『ポセイドン』がとても面白いのですが、視聴率が伸びないそうで、お気の毒です。

時期的に『姫の男/王女の男』とかぶったのがいけなかったのでしょうか。
『姫の男/王女の男』はコンテンツとして強すぎましたよね。
ドラマを見る層は女性が多いと思うのですが、美しい男女の悲劇に涙した視聴者がついていくには、『ポセイドン』は泥臭すぎる気がします。
壮大な歴史ロマンに心を馳せていた視聴者にしてみれば、『姫の男/王女の男』によって空いた穴を重厚な雰囲気漂う時代劇で埋めたいのは当然の流れでしょうし。

だって、『ポセイドン』はというと、

・いつもおじさんがおじさんを追っている。
・逃げ回る場所が大抵暗くて汚い。
・怖い人が出てくる。
・血が多い。

これだけで女性は避けます。『姫の男/王女の男』で麗しい男女を見すぎました。(笑)

以前、『チャングムの誓い』や『イサン』などを手がけたプロデューサーのイ・ビョンフンさんがNHKのドキュメンタリー番組でインタビューに答えて「韓国の視聴者は推理物が嫌いで、謎が出てくると途端に見なくなる。分かりやすくないと喜ばない」といった主旨の発言をされたと記憶しているのですが、もしかしたら韓国での視聴率が伸び悩むのは、そのあたりのこともあるかもしれませんね。
多分、日本の視聴者が見たら、『ポセイドン』は面白いと思います。
日本の視聴者は謎の多いドラマ、推理物が割りと好きだと思うので。

さて、『ポセイドン』9話ですが、この回でとうとう特攻隊のカン・ジュミンと「黒蛇会」との関係が明らかに。


まず、冒頭は8話の続きから始まります。
「黒蛇会」のパイプ役にして冷血な殺し屋チャンギル。
ジョンリュルの妻やソヌの同僚、スユンの父を殺した張本人を追い詰め、格闘の末捕まえることに成功します。






捜査9課は、「黒蛇会」、そして下手人チャンギルによって大切な人が奪われてしまった捜査官が集まった特別チームです。殺してやりたいほど憎い犯人を前に、ジョンリュルも、スユンも、ソヌも、みな心が揺れます。

このドラマのいいところだと私が思っているのが、ゆとりを持って構成しているところです。詰め込みすぎず、適度に余白を与えることで余韻が生まれるので、見ていて感情移入しやすい気がします。
必要な絵しかないようなドラマだと、撮影が駆け足なのかといらぬことに関心が向いてしまうのですが、このドラマは脚本がしっかりしていると感じます。
終盤にかけてもこの余白を大事にして欲しいです。


さて、大物の手下であるチャンギルを捕まえ、ポパイの尋問に向かうソヌ。
ポパイは今回も主演男優級の怪演を見せてくれます。(笑)

密航組織も教えてあげたし、海洋警察内部のスパイも教えてあげたんだから、もう少し特典をくれと要求するポパイに、ソヌは頑として応じません。
脚本上は、威嚇するポパイをソヌが制圧するという筋書きなのでしょうが、見ている側としてはポパイの迫力の方に完全にやられてしまっています。
なにしろ、この表情です。




怖いです。(笑)










ソヌは迫力に負けず(脚本上は。笑)、チャンギルを捕まえたことを伝えます。表情の変わるポパイ。「これで終わりと思うな」とすごむポパイに「終わりじゃないさ。次はチェ・フィゴンだ」と自信を見せるソヌ。








ソヌ役のチェ・シウォン君、演技も上手でかっこいいですよね。
『アテナ』の頃よりずっと良くなった気がします。
このドラマにかっこいい人は彼しか居ないので、より一層光ってます。(笑)
座高が微妙に高い彼の身体的特徴も、俳優の魅力、俳優としての説得力に繋がっていますね。これから役者一本でいってもいいのではないでしょうか。
・・・・・・などとすみません。スーパージュニアをほとんど見たことないので、お許しください。



一方、捕らえられたチャンギルは一向に口を割りません。
必ずチェ・フィゴンを捕まえて見せると意気込むジョンリュルに、「チェ・フィゴンを実態のある人間だと思っているのか」と謎かけのような言葉を吐くチャンギル。言葉の真意を巡って捜査9課は頭を悩ませます。









ジョンリュルは特攻隊のカン・ジュミンを訪ねます。
そこで二人は秘密の会話を交わし・・・・・・。





このカン・ジュミン役の人、『アイリス』にも出てましたよね。悪役顔なんでしょうか。しかし、結構脱いだらすごかったので、驚きました。って余計な情報ですね。(笑)




捜査一課では、情報部出身のオ・ヨンガプがチャンギルの心理を的確に読み、間違いなくチェ・フィゴンは絶対権力者として存在していると断定します。








カン・ジュミンと会ってきたジョンリュルはソヌを呼び出し、隠している情報をすべて伝えるよう迫ります。仕方なく、カン・ジュミンがスパイであること、証拠も確保したことを告げるソヌ。
ソヌは以前、ポパイが入院している時にカン・ジュミンと二人で交わした会話を録音していました。それでカン・ジュミンがポパイとつながっていることを知ったのですが、ポパイは今カン・ジュミンを捉えれば、お前も俺もチェ・フィゴンに消されるだけだから、時期を待てと忠告します。ソヌはそれで今まで黙っていたのでした。






ジョンリュルはそのままソヌを連れ出します。



一方のカン・ジュミン。なにやら思いつめた表情で、ピストルを手に出かけていきます。







ソヌはジョンリュルと向かった先にカン・ジュミンがやってきたことに戸惑いを隠せません。ここで初めてソヌはカン・ジュミンの秘密を聞かされます。








殺されたソヌの同僚は、実はカン・ジュミンの恋人でした。
恋人を殺された仇をとるために、ジョンリュルはカン・ジュミンに内部スパイになれと提案します。「黒蛇会」に信用されるために、味方をすべて欺き、徹底的に裏切り者になれと。そうして必ずチェ・フィゴンの顔を見届けろと。










なるほどー。
カン・ジュミンは二重スパイだったのですね。
だとすると気になるのが、なぜ出がけにカン・ジュミンが銃を用意したのか、です。
本当に単純な二重スパイで終わるのか、気になるところです。



衝撃的な事実を知らされ、協力するように言われたソヌは、協力を即答します。
家に戻ると、父親のことを考えて眠れないスユンが屋上にいました。
ソヌはこの屋上の部屋を借りています。
胸がつかえて苦しいスユンは、ソヌの肩にもたれて涙を流します。
黙って肩を貸すソヌ。











翌日、スユン宛に電話が鳴ります。
電話は児童養護施設からでした。ここにはスユンとソヌが助けた密航者の兄妹が暮らしています。密航の過程で母親を亡くした、北朝鮮からの脱北者兄妹です。ボランティアにきた中学生と言い争いになり喧嘩をした後、スユンとソヌに会いたいと駄々をこねたため、二人に来てもらったの言葉に、二人は笑顔になります。




この脚本家は北朝鮮からの脱北者(韓国ではセトミンと呼ばれます。新天地にやってきた人という意味です)に対し、優しいまなざしを持っていると感じます。
密航船に乗って、モノのように運ばれてきた人たち。劣悪な環境の中で兄妹の母親は命を落とします。その後、韓国社会に適応するための施設暮らしを経て、子ども達は養護施設のような場所に移るのですが、韓国社会が彼らを奇異な目で見たり差別し、仕事も与えないために、やっとの思いで韓国にやってきたのにとてもつらい思いをまたさせられるのだと、施設の理事長が語るシーンがあります。
それを聞いたソヌとシヨンは、自分たちが摘発した密航船の中から救い出した兄妹に対し、さらに心を寄せることになるのですが、北から渡ってきた人々、渡ってこざるをえなかった人々に対し、ドラマで本質的なことを語るのは多くないので、このシーンには注目しました。
また、実際にこうした、人が人として扱われないような、救いを求めた弱者がよりひどい目にあうようなことは、実際にあるのだろうと想像できるため、悲しくもなり。
そう思うと、本筋とは関係ない子どもたちのシーンを差し挟んでくる脚本に、私は好感が持てます。


子どもに混じって一緒に遊ぶソヌ。






ソヌ、表情豊かでキュートです。
このキュートさにスユンがやられてしまうわけですが、いくら胸キュンになったからって、胸を押さえるポーズをさせるのは、演技指導としていかがなものでしょう。




押さえませんから、普通。分かりやすすぎです。(笑)



ソヌは母親を亡くした子どもたちに、自分の子ども時代を重ねます。
ソヌは周りには天涯孤独と説明していますが、実は「海の男」である父親が存命で、ことあるごとに地方署時代の友人を伝にソヌに連絡をとろうとしたり、届け物をしたりします。数日前にも父親から箱を渡されたばかりでした。箱の中に入っていた母の写真を見て以来、ソヌも胸を痛めています。
「海の男」とのことですが、ここでソヌの父親も絡んでくるのでしょうか?
野暮な絡み方だけはしないで欲しいのですが・・・・・・。


チェ・シウォン君がキュートなので、筋とはあまり関係ないですが、このキャプチャーも貼っておきます。(笑)





さて、いよいよ9話のクライマックス。


カン・ジュミンが捜査9課を訪れ、チャンギルを尋問すると言います。
事情の分からない捜査官たちは当然不満です。
ジョンリュルはソヌだけを呼び出し、録画係りを命じます。
実際には録画をさせないためです。

わざとチャン・ギルとカン・ジュミンを二人きりにし、秘密のやり取りをさせる計画だったのですが、捜査が気になるスユンが入ってきてしまいます。







録画ボタンが押されてないことに気づき、録画し始めるスユン。
まずい雰囲気です。










スヨンがいるとも知らず、カン・ジュミンはチャンギルを尋問するフリをして、脱出を持ちかけますが、おかしな動きに気づいたスユンがカン・ジュミンが何を見せているのか確かめようと部屋を出て行こうとします。









「まずい!」と男二人が焦ったところで、エンディング。






毎回緊張感を高めてくれ、なかなか面白いです。
役者たちの演技もいいのですが、主演女優はもう一歩というところでしょうか。今後に期待です。

しかし、今回『ポセイドン』のキャプチャーをとってみましたが、絵が地味ですね。内容はいいのですが、うーむ。キャプチャー取りが続くかどうか。(笑)