みなさま、こんにちは。

早いものでもう6月ですね。

さて今日は、久しぶりに歌を取り上げてみます。
オクサンダルピッの“お疲れさま、今日も”(邦題仮)。



オクサンダルピッ/옥상달빛.
「屋上の月明かり」という意味のオクタル(オクダル)は、女性二人組みのバンドです。

メンバーはパク・セジン(박세진)さんとキム・ユンジュ(김윤주)さん。
いずれも1984年生まれ。


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右がパク・セジンさんで左がキム・ユンジュさんですね。


オクタル/オクダルのキム・ユンジュさんといえば。

そうです。
わが10cm(シプセンチ)、クォン・ジョンヨル君と去年の6月に結婚された方。
クォン・ジョンヨル君の婚約が明らかになった時に、オクサンダルピッについては取り上げています。(記事はコチラ

そのうち紹介するなどと言いつつ、いまさらになってしまいました。
シプセンチファンとしてまだモヤモヤしてたんじゃないかと言われたら否定しきれないですが(いらない本音で恐縮です。笑)、結局こうしてご紹介する運びとなりました。

やはり、いいものはいい。
こればかりは、いかんともしがたい。
無駄な抵抗をやめて、これからはオクタルをご紹介していきます。(笑)

オクタル/オクダルのお二人は、初路上ライブはホンデという、インディーズ出身。2010年1月に“オクタルラディオ”というアルバムを発表し、注目を集めました。

その後、ほぼシプセンチと同じ時期にインディーズからメジャーデビューを果たした彼女たち。
2011年4月にメジャーアルバム1枚目“28”が発売されました。
自分たちの年齢(数え28歳)を表したのでしょうね。



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オクタル/オクダルは日本でもライブを行っていますし、とにかく楽曲がいいので、音楽好きな方はもう当たり前に知っている存在なのではないでしょうか。

メンバーのパク・セジンさんは、以前も書きましたが(記事はコチラ)、才能あるシンガーソングライターの登竜門である「ユ・ジェハ音楽コンクール」で2008年に奨励賞を受賞した方で、キム・ユンジュさんもテレビのドキュメンタリー番組「ギリシャ」で音楽を担当するなど、お二人ともソングライティングの力量はお墨付き。
ちなみに二人とも東亜放送芸術大学の映像音楽科出身です。


さて、そんなオクサンダルピッが、つい先日インターネット検索キーワードを賑わす出来事が起きました。

放送中のtvNの番組『三食ごはん チョンソン編』で、期せずして大々的に「宣伝」されたんです。


宣伝したのは、この方々。



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私がいま最も楽しんでいる『三食ごはん チョンソン編』第3話からの一場面。

ご覧のとおり、ゲストとしてパク・シネさんが訪れているのですが、「オクタル/オクダル宣伝事件」が起きたのが、まさにこの直後。

広い畑にとうもろこしの苗を植えていた一同。
労働に疲れ、休憩がてらパジョン/チヂミを焼きつつ、カクテキにマッコリまで美味しそうに引っかけている場面なのですが、あまりに無言で食べているためパク・シネさんが自分が聴いている音楽をBGMがてら流し始めたんです。

2曲目に流れてきた“お疲れさま、今日も/수고했어, 오늘도/スゴヘッソ オヌルド”に、思わず吹き出すパク・シネさん。



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状況にピッタリな歌が流れ、かつ、普段自分が聴いている歌がばれちゃう感じも恥ずかしいのか、パク・シネさん大ウケです。

「お疲れさま、今日も」と歌うタイムリーな歌詞に、こちらも「なんて歌? 誰の歌?」と即座に反応するテギョン君。


「“オクサンダルピッ”の“お疲れさま、今日も”っていう歌」と教えられ、インプット完了のテギョン君も、音楽に合わせて歌いだし。


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「“お疲れさま”だって?」 by ソジン

「これ“お疲れさま、今日も”ってタイトルなんですって」 by テギョン





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ルルルル~♪



オクタルとテギョン君のコラボ、ほんわかしました。
「こんな歌があるんだ。誰の歌だったっけ?」とイ・ソジンさんもインプットしたご様子。


この曲は隠れた名曲として知られてはいますが、今回検索キーワードのランキングにオクタルが顔を出したのは、間違いなくこのせいだろうと私は一人合点しております。改めて、テレビの、というより”サムシセキ”の影響力、侮れじ。(と決め付け。笑)


それにしてもパク・シネさん、普段オクタルを聴いているんですね。
好感度、俄然アップです。
これを聴いて自分を励ましてるのかと、途端にいじらしくなってしまいました。
ええ、自分を励ましているというのは勝手な想像ですが。(笑)


そんなわけで、ようやく歌にまいります。

オクサンダルピッの“お疲れさま、今日も/수고했어 오늘도/スゴヘッソ オヌルド”。





수고했어, 오늘도

세상 사람들 모두 정답을 알긴 할까
힘든 일은 왜 한번에 일어날까

나에게 실망한 하루
눈물이 보이기 싫어 의미 없이 밤 하늘만 바라봐

작게 열어둔 문틈 사이로
슬픔보다 더 큰 외로움이 다가와 더 날

수고했어 오늘도
아무도 너의 슬픔에 관심 없대도
난 늘 응원해
수고했어 오늘도

빛이 있다고 분명 있다고
믿었던 길마저 흐릿해져 점점 더 날

수고했어 오늘도 (수고했어)
아무도 너의 슬픔에 관심 없대도
난 늘 응원해
수고했어
수고했어
수고했어 오늘도

수고했어 오늘도 (수고했어)
아무도 너의 슬픔에 관심 없대도
난 늘 응원해
수고했어 오늘도


お疲れさま、今日も

世の中の人はみんな 正解を知っているのかな
つらいことはどうして いっぺんに起きるのかな

自分に失望した一日
涙を見せたくなくて
意味もなく ただ夜空を見上げてる

少し開けておいたドアの隙間から
悲しみよりももっと大きな寂しさが近づいてきて
さらに私を・・・

お疲れさま 今日も
誰も君の悲しみに興味がなくたって
私はいつも応援しているよ
お疲れさま 今日も

光はある 間違いなくあるんだと
信じた道すらも ぼやけて 
徐々にもっと私を・・・

お疲れさま 今日も (お疲れさま)
誰も君の悲しみに興味がなくたって
私はいつも応援しているよ
お疲れさま
お疲れさま
お疲れさま 今日も 

LaLaLaLaLaLaLa・・・

お疲れさま 今日も (お疲れさま)
誰も君の悲しみに興味がなくたって
私はいつも応援しているよ
お疲れさま 今日も


セサン サラドゥル モドゥ チョンダブ アギンナ
ドゥン イルン ウエ ハンボネ イロナ

ナエゲ シマンハン ハル
ヌンムリ ポイギ シロ
ウィミ オシ パハヌマン パラバ

チャッケ ヨロドゥン ムントゥ サイロ
ポダ ト クン ウェロウミ タガワ ト ナ

スゴヘッソ オヌ
アムド ノエ スプメ クァンシモテド
ナン ヌ ウンウォネ
スゴヘッソ オヌ

ピチ イッタゴ プンミョン イッタゴ
ミドットン キマジョ フリッテジョ チョジョ ト ナ

スゴヘッソ オヌド(スゴヘッソ)
アムド ノエ スプメ クァンシモテド
ナン ヌ ウンウォネ
スゴヘッソ 
スゴヘッソ
スゴヘッソ オヌ

LaLaLaLaLaLaLa・・・

スゴヘッソ オヌド(スゴヘッソ)
アムド ノエ スプメ クァンシモテド
ナン ヌ ウンウォネ
スゴヘッソ オヌ




なんだか鼻の奥がツーンとやられる瞬間がありますよね、この歌。

後半、思わず涙が滲んだところを、ワルツのリズムに乗った最後の「ソ・ド♪」が明るくしめてくれて。
その明るい音で、最終的には涙を引っ込めてくれるような。
実は計算された作曲とお見受けしました。(笑)


「88万ウォン世代を代表する歌手」としばしば評される彼女たち。
「88万ウォン世代」についてはこれまでも何度か触れていますが、大学を卒業しても非正規職にしか就けず、平均月給が88万ウォンの20代のことを指す言葉で、2007年に出版された経済学者と元記者の共著『88万ウォン世代』に由来しています。
最近はあまりに「88万ウォン世代」が既成事実化してしまい、人々の口にのぼる回数がめっきり減った感はありますが。
悪い状況にも、人々は早く慣れてしまうものなんですよね。


頑張ってもなかなか報われない世の中で、涙を密かに拭いつつも、「大丈夫、大丈夫。また頑張ろう」と自分を励ます。そんなセルフヒーリングとでも言いたい歌を、オクタルは数々送り続けています。
歌詞を伝える力がとにかく高い彼女たちなので、20代を過ぎた人たちの心にも結構しみてると思われます。


この歌を歌っているお二人の最近の映像も貼っておきましょう。

3月25日にSBSラジオのK.Willの番組に出演した時のライブの模様。

動画はyou tubeのSBS radio公式チャンネル“SBSradio100”のものです。








相変わらず、肺活量のあんまりない感じの、儚い歌声。

肺活量はないけど、音は外さない、みたいな。(笑)

この力の入っていない感じの歌声が、いいんですよね。



先月新曲を発表したオクタルのお二人。

澄んだ儚い歌声ときれいなメロディーに、グサッとくる歌詞を乗せてくるあたり、彼女たちは相変わらず健在です。

そのままでいるかのようでいて、進化するオクタル。

これからも、取り上げていこうと思います。