みなさま、こんにちは。

今日は先日リリースされたオクサンダルピッ/OKDALの新曲“おかしな時代 (희한한 시대)”(邦題仮)をアップしようと思います。


先月5月7日に発売されたオクサンダルピッ/OKDALのニューシングル、“희한한 시대/ヒハナン シデ”。発音は“ヒハナダ”よりも“ヒアナダ”のほうが実際の音に近いのですが、ルビは文字を優先して“ヒハナダ”としておきます。


先日『三食ごはん チョンソン編』第3話にて、ゲストのパク・シネさんが聞いていた音楽として番組内で紹介されたOKDALの『お疲れさま、今日も』(邦題仮)についてはここでも書いたばかりですが、その『三食ごはん』がまたしてもOKDALの歌を番組内で取り上げました。
それが今日ご紹介するOKDALの新曲、“희한한 시대/ヒハナン シデ”です。


『三食ごはん チョンソン編』第5話のゲストは、4話に引き続きチソンさん。5話では洗い物が出たそばから片っ端から片付けていく様子などが映し出されていたのですが。



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獲物を狙うかのように、洗い物を取るタイミングを見計らっているチソンさん。



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どうしてそんなにきれい好きなのかとスタッフに尋ねられ、特にきれい好きなわけではないが、料理の間はすぐ片付けるのが習慣化してしまったようだとチソンさん。そうすると奥様のイ・ボヨンさんが喜ぶのだそうです。



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「調教されちゃったみたいです




そんな微笑ましいというか、羨ましいようなシーンで流れてきたのが、OKDALの新曲。


ちなみにこの時、テギョン君はヤギの乳で練乳を作り、あずきのカキ氷を用意していましたよね。




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番組内で流れる歌の歌詞は大抵状況に合ったものとなっていて、10cm(シプセンチ)の歌はたびたび使われていたのですが、ここにきてサムシセキも夫婦押しに入ったのでしょうか。シプセンチとOKDAL。

かく言う私も、気づけばすっかり夫婦押しになっております。(笑)


チソンさんのこの場面でOKDALのこの新曲を流したのは、「素直に奥さんの言うことを聞くチソン」を際立たせようという趣旨だったんでしょうね。
ただ、聞いていただけば分かりますが、OKDALのこの歌の歌詞は、よく聞くと実は厳しい話なんです。(笑)



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“희한한 시대 / ヒハナン シデ”。

タイトル訳、非常に悩みました。
いくとおりもの訳が思い浮かびますが、何を隠そう。実は私が一番最初にこの歌を聞いたときに浮かんだ言葉は、「けったいな時代」でした。(笑)

私は東京弁スピーカーなのですが、なぜだかこの関西弁がものすごくしっくりきてしまって。これ以外の訳はありえないというほどの、しっくり度合い。
でも「けったい」とOKDAL、まるっきり合わないんですよね。(笑)

というわけで、タイトルの仮訳にかなり悩み。
「不思議な時代」というのも無難でいいのですが、ここでの“희한하다”には「変」、「奇妙」というような嫌なニュアンス、マイナスのニュアンスが含まれているので、そこを生かすべく「おかしな時代」にしてみました。



そんなわけで、まいります。

オクサンダルピッ/OKDALの新曲、“희한한 시대/おかしな時代”(邦題仮)。

動画はyou tubeのOKDAL公式MVです。






희한한 시대

어제 만난 친구가 그런 말을 했어
눈과 귀를 닫고 입을 막으면 행복할 거야

너는 톱니바퀴 속 작고 작은 부품
정말 아무것도 아니지
사랑에 정복당할 시간도 없는
희한한 시대에서 열심히 사는구나

마지막 저금통장에 들어있는
19만원을 들고서
나는 어디로 갈까

울지마 달라질 건 없어
울지마 그냥 그림자처럼 살아 가
가만히 조용히 눈에 띄지 않게
그럼 지금보다 행복할 거래

너는 바뀌지 않을 글자를 보면서
다시 써볼까 상상했지
사랑에 정복당할 시간도 없는
희한한 시대에서 열심히 생각한다

마지막 저금 통장에 들어있는
19만원을 들고서
나는 어디로 갈까

울지마 어쩔 수 없다고
울지마 네가 잠자코 있었으니까
눈 감고 귀 막고 입을 닫고 살면
그럼 지금보다 행복할 거래

그래도 세상 한 가운데
어차피 혼자 걸어가야만 한다면
눈 뜨고 잘 듣고 목소릴 내보면
그럼 지금보다 나아지겠지
그리고는 천천히 살아가는 거지


昨日会った友達が こんなことを言った
“目と耳を塞いで口をつぐんでいれば 幸せになれるよ”

君は歯車のとても小さな部品
じつに取るに足らない存在だよね
愛に征服される暇もない
おかしな時代に 一生懸命生きてること

最後の貯金通帳にある
19万ウォンを持って
私はどこに行こうか

泣きなさんな なにも変わらないんだから
泣きなさんな ただ影のように生きていくのよ
じっと 静かに 目立たぬように
そしたら今より幸せになれるんだってさ

君は変わらないであろう文字を見ながら
書き直そうかなって 想像したんだよね
愛に征服される暇もない
おかしな時代に 一生懸命考えてるよね

最後の貯金通帳にある
19万ウォンを持って
私はどこに行こうか

泣きなさんな 仕方ないんだってば
泣きなさんな 君がじっと黙ってたんだから
目を閉じて 耳を塞いで 口をつぐんで生きていれば
そしたら今より幸せになれるんだってさ

それでも この世の中で
どのみち独りで歩いていかなきゃいけないのなら
目を開いて ちゃんと聞いて 声を上げてみれば
そしたら 今よりは良くなるよね
そのあと ゆっくり生きていけばいいんだよね


オジェ マンナン チングガ クロン マル ヘッソ
ヌングァ クィル タッコ イブ マグミョン
ヘンボッカ コヤ

ノヌン トニバッキ ソ チャッコ チャグン ププ
チョンマ アムゴット アニジ
サランエ チョンボタンハル シガンド オヌン
ヒハナン シデエソ ヨシミ サヌングナ

マジマ チョグトンジャンエ トゥロインヌン
クマノヌル トゥゴソ
ナヌン オディロ カ

ジマ タラジ コン オ
ジマ クニャン クリジャチョロ サラ ガ
カマニ チョヨンヒ ヌネ ティジ アンケ
クロ チグポダ ヘンボッカ コレ

ノヌン パキジ アヌ クチャル ポミョンソ
タシ ソボカ サンサンヘッチ
サランエ チョンボタンハル シガンド オヌン
ヒハナン シデエソ ヨシミ センガッカンダ

マジマ チョグトンジャンエ トゥロインヌン
クマノヌル トゥゴソ
ナヌン オディロ カ

ジマ オチョ ス オタゴ
ジマ ニガ チャジャコ イソッスニカ
ヌン カコ クィ マッコ イブ タッコ サミョン
クロ チグ ポダ ヘンボッカ コレ

クレド セサン ハン カウンデ
オチャピ ホンジャ コロガヤマン ハンダミョン
ヌン トゥゴ チャ トゥッコ モソリ ネボミョン
クロ チグポダ ナアジゲッチ
クリゴヌン チョンチョニ サラガヌン ゴジ




軽快な音楽に乗せて、なかなかやってくれます。
今回は歌詞も踏み込んでますよね。

異議申し立てをしたくても、声高に怒らない。こぶしは振り上げない。力にぶつかってはいかない。

「そんなルールには乗らないよ」とずらして、外して、時に茶化し、笑いに変えながら、つらい状況にいる自分を慰め逃がしていく。作法はあくまでも個人的に、ひそかに、静かに。

オクタルを代表する歌は、全体としてそういう世界観でつくられているのですが、そのいわばポストモダン的世界観の中にいつつも、今回の歌は「声をあげれば今より良くなる」と結論付けたあたり、ちょっと珍しいと感じました。
「言われるがままに大人しく従ったらやられる」という感覚を若者に強く与える現在の韓国社会で、彼女たちの今回の歌詞もそうした感覚を如実に反映している気がします。

この歌はパク・セジンさん(メガネをかけているほうのかた)が日常生活で経験した腹立たしい出来事をきっかけに、怒りを込めて書かれたものなのだそうですが、世に出た途端に作者の卑近な経験を離れ、みんなの思い思いの情景が込められたものになっていくのですから、歌の力ってやはりすごいです。

聴く人が様々な思いを乗せて共感する中で、この歌はどんどん大きくなっていくのではないでしょうか。こういう歌がつくれるOKDALの今後のさらなる活躍に、改めて期待高まります。

ちなみに今回のシングルCDには、ユ・スンホさんの朗読版も収められています。




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OKDALが俄然芸能人に見える一枚ですね。(笑)


スンホ君の朗読版は、少しだけ歌詞が加筆修正されています。

朗読も貼っておきます。
動画はOKDALのyou tube公式チャンネルより。






어제 만난 친구가 나한테 그런 말을 했어.
눈과 귀를 닫고 입을 막으면 행복할 거라고.

너는 톱니바퀴 속 작고 작은 부품. 정말 아무것도 아니지.
사랑에 정복당할 시간도 없는 희한한 시대에서 열심히 사는구나.

마지막 저금통장에 들어있는 19만원을 들고서 나는 어디로 갈까.

울지마. 달라질 건 없어.
울지말고 그냥 그림자처럼 살아.
가만히 조용히 눈에 띄지 않게.
그럼 지금보다 행복할 거래.

너는 바뀌지 않을 글자를 보면서 다시 써볼까 상상했지.
사랑에 정복당할 시간도 없는 희한한 시대에서 열심히 생각해봐.

마지막 저금 통장에 들어있는 19만원을 들고서 난 대체 어디로 갈까.

울지마. 어쩔 수 없잖아.
울지마. 네가 잠자코 있었으니까.
눈을 감고 귀를 막고 입을 닫고 살면, 그럼 지금보다 더 행복할 거래.

그래도 세상 한 가운데서 어차피 혼자 걸어가야만 한다면, 눈 크게 뜨고 잘 듣고 목소릴 내보면, 그럼 지금보다 나아지겠지.
그리고는 천천히, 아주 천천히 살아가는 거야.


昨日会った友達が、僕にこう言ったんだ。
目と耳を塞いで口をつぐんでれば、幸せになれるって。

お前は歯車のごくごく小さな部品。本当に取るに足らないほどの。
愛に征服される時間もない、おかしな時代に一生懸命生きてるよな。

最後の貯金通帳にあった19万ウォンを持って、僕はどこへ行こうか。

泣くなよ。何も変わらないよ。
泣かないで、ただ影のように生きたらいいよ。
じっと、静かに、目立たないように。
そうすれば今より幸せになれるんだって。

お前は変わらないであろう文字を見ながら、もう一度書いてみようかなって想像したんだよな。
愛に征服される時間もない、おかしな時代に一生懸命考えてごらんよ。

最後の貯金通帳にあった19万ウォンを持って、僕は一体どこへ行こうか。

泣くなよ。仕方ないだろう。
泣くなよ。お前がじっと黙ってたんだ。
目を閉じて耳を塞いで口をつぐんで暮らせば、今よりもっと幸せになるんだってさ。

でも、この世の中、どのみち一人で歩いていかなきゃならないのなら、目を大きく見開いて、しっかり聞いて、声を上げてみたら、そしたら今よりは良くなるだろう。
そのあとでゆっくり、すごくゆっくり生きていくんだ。




歌とは随分雰囲気が違いますよね。
スンホ君は声が低いので、朗読が心地いいです。
歌詞だけだと色んなものがそぎ落とされるので、言葉の核がより伝わってきますね。


しかしこういうのは、朗読に耐える歌詞だからこそ成り立つもの。

一瞬シプセンチの『アメリカーノ』でやってみたらどうなるかと脳内シミュレーションして、吹き出してしまいました。

「アメリカーノ。イイネ。イイネ。イイネ!」
 
・・・・・・シミュレーションの対象が間違ってますよね。(笑)