みなさま、こんにちは。

台風も過ぎ、いよいよ本格的な夏がやってきますね。

さて今日も『三食ごはんチョンソン編』第10話。
とうとうお出ましになったチェ・ジウさんについて書いてみようと思います。

サムシセキのファンならみんなが待っていたチェ・ジウさんがとうとうやってきました。喜びのあまり、今回は10話単独アップです。(笑)

サムシセキチョンソン編の第10話は、まずはママになるミンキーのお話で幕あけ。

日付は7月3日。
新しい小屋で一日中もんどりうっているミンキー。
小屋に設置されたカメラの映像ごしにスタッフもその時を今か今か止まっているのですが、なかなか産まれません。

見かねた獣医さんが触診し、「これは駄目だ」と緊張の一言。
なんと赤ちゃんの頭が大きすぎて出てこれないのだそうです。
このままでは赤ちゃんもミンキーも危なくなる可能性があるとのことで、急遽手術することになりました。

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これにはちょっと驚きましたね。
命が無事生まれてくるまでは、見るほうも力が入ってしまいます。

そして無事取りあげられたブチの子犬二匹に、まんまと感動。
なんでもすぐ感動する私の単純さもさることながら、この回はいつにも増して「生き物礼賛」の教養番組のようでした。(笑)

みなさまも動画でご覧ください。
手術後初めて子犬たちに対面したミンキーのシーンです。

生き物万歳! 
ミンキーおめでとう!
カエルはちょっといらなかったけど。(笑)

3日後にやってきたテギョン&ソジニも、生まれたばかりの新しい命にすっかり釘付け。

ちなみに子犬ちゃんの名前はサフィ(サファイヤ)とエディ(エメラルド)。

イ・ソジンさんはなぜに名前をなんでも宝石関連にしたいんでしょうか。(笑)

ミンキーと子犬に目を細める二人のサムチョン(おじさん)の姿も動画貼っておきましょう。

初めて見る、生後間もない子犬ちゃんたちに目が離せないテギョン君。「ミンキー、ごくろうさま」とかける言葉に、テギョン君の温かい人柄が滲みます。
あとからやってきたソジニ兄さんも目が離せず、お父さんのような優しい笑み。
小さな命を愛でる二人の姿を見て、視聴者も胸が温まります。

体の白い子がエディで、体にもブチがある子がサフィです。

「よおし、こんな柄した犬を探せばいいんだな」と言ってましたね。テギョン君、このブチが入った犬を見たら、追い掛け回すんじゃないでしょうか。「コンニャロめ! うちのミンキーによくも!」な感じで。(笑)

韓国は6月に日照が続き農作物が深刻なダメージを受け、ここ江原道(カンウォンド)の農家も危機的状況だったそうですが、それでも少し恵みの雨があったのでしょうか。二人がいない間に畑には各種野菜がこんもりしてました。
サンチュはほぼ木と見紛うほどの成長ぶりで、若干ビジュアルがコワイくらいなのですが、この日の二人の昼食は「ふかしたジャガイモ」のみというあまりのオーダー。
思わずイ・ソジンさん、「6.25(ユギオ)か!」と突っ込んでました。

ちなみに「6.25(ユギオ)」とは、朝鮮戦争のことです。韓国では朝鮮戦争のことを”ユギオ/육이오/6.25″と言います。6月25日が開戦日なので。
まぁ、イ・ソジンさんのこの突っ込みはドメスティックすぎて、海外の視聴者に伝わりにくくはあります。(笑)

こうして二人の新しい日が始まるのですが、とにかくこの回の二人。
暇です。

ジャガイモふかすついでに卵も蒸してみるものの。
他に何もやることがありません。

ジャガイモが蒸しあがるのにかかった時間、1時間。
そんなにかかったわりに、ビジュアルは戦争期のような貧しさです。

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超粗食。(笑)
でもエゴマの葉がいい感じで漬かってます
2週間熟成させてこその、テギョンの常備菜ですよね。(笑)

あまりに質素な昼食に、これは今までで一番可哀相な絵面だと文句を言うイ・ソジンさん。

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「ゲストも来ないのにこんな粗食を食べ始めたりしら、今回は危険な収録になるぞ」と脅しともつかない不満を述べてます。

二人はこの時まではゲストが来るとは露ほども思ってないんですよね。
ゲストは来ない、原点に戻って二人で自由に過ごしていいというプロデューサーの言葉を信じきってます。

ちなみにテギョン君はミンキーのために干しスケトウダラを持ってきていたので、このあと干しダラと卵入りのお粥をつくってあげます。ミンキーは出産して間もないので元気もなく、あまり外にも出てこないんですよね。
子犬ちゃんたちが寝ているときだけ、ちょっと外に出てくる程度で。

お粥を冷まし、食べてくれるかドキドキしながらミンキーにご飯をあげるのですが、気持ちが通じたのかモグモグ美味しそうに食べるミンキーに、視聴者二度目の感動。二度目の生き物万歳タイム。

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やはり人と心が通じてるんでしょうね、ワンちゃんは。

夕飯メニューを好きに決めていいと言われ、戸惑いながらジャガイモを使ったタッカルビに決める二人だったのですが、タッカルビの味付けなんて当然分かりません。頼みの綱のテギョン君のお母さんとお料理の先生がどちらも電話に出てくれず、鶏肉を買った先の夫婦に聞くことにするのですが、教えてくれたタッカルビのレシピが超大雑把。しかも「入れるのはジャガイモじゃなくてサツマイモ!」と繰り返され、困惑さらに深まります。

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っていうか、そもそもタッカルビは本当にさつまいもですけどね。(笑)

そんなわけでお肉屋さん夫婦のレシピは聞かなかったことにする二人です。

タッカルビのレシピを誰からも聞けず、自己流でとりあえず赤いタレを作るテギョン君。
ここで謎にもブルーベリーまで投入。
もはやタッカルビではないんですが。(笑)

料理の薬味にいつもリンゴや梨を入れるオンマの真似をしたと、笑顔のオクシェフ。

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テロップにあるとおり、タレに果物を入れるのは、甘みを出したり肉を柔らかくするためです。
絶対このアドゥル(息子)はオンエアのあとオンマに怒られてますね。(笑)

一方、タッカルビに投入される、畑のキャベツの可愛いさたるや。
中になにか隠れていそうです。

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この番組を見ていると、家庭菜園が欲しくなりますね。

ちなみにソジン兄さんはキャベツが畑でどうできるのか知らず、テギョン君が持って来たものを「これはキャベツじゃない」と言下に答えていました。全世界的になかなかな恥をかいた瞬間かもしれません。(笑)
今畑から取ってきたキャベツを洗うかどうか分からないっていうテギョン君も、同じくらいすごいですが。

誰です、彼に最初に「シェフ」とかテロップつけた人?(笑)

結局「全部切ったあとに洗う」と自信満々なイ・ソジンさんの言葉に従うテギョン君ですが、キャベツが細切りすぎて、視聴者はまた笑いが。

とにかく全てが불안불안。
見てられない料理音痴ぶりなんです。
って、韓国語繰り出してすみません。(笑)

そして気づけば、ビジュアルはイマイチながらタッカルビ完成。

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「あー、チーズ入れて食べたい。」
と思った視聴者(と言う名の私)は、このあと本当にタッカルビを作って食べました。
勿論〆はチーズ入りの焼き飯。
この番組で太らされているのは私だけでしょうか。(笑)

二人きりの夕飯が落ち着かないのか、このあと本当に誰も来ないのか、本当に自由にやっていいのか、本当に遊んでていいのかと不安を隠し切れないイ・ソジンさん。朝食をどうしようかと尋ねるテギョンの質問にもチラッとプロデューサーを盗み見るありさまです。

ザ・指示待ち人間。(笑)

なにしろ、勝手にやっていいと何度いわれても、指示して欲しがってます、二人して。朝食メニューも全然決まりません。

テギョン君が無駄に料理本を開いている間、10話の主役が暗がりをやってきます。

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すぐ近くの家で待機しているジウ姫。
ドッキリカメラのように登場するというコンセプトに嬉しげです。
彼らが本当にゲストが来ないと諦め、明日のことを投げ出したその瞬間に現れようという筋書き。

ところがチェ・ジウさん。思いがけず、1時間も待たされる羽目に。
明日のことが気になって落ち着かないのか、テギョン君が外でうだうだして部屋に入らないんですよね。そのため、行くに行けません。

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ちょうどお母さんから電話が来なければ、この子はここで朝日を見るつもりだったんじゃないでしょうか。(笑)

そして。

テギョン君がベーコンの作り方を料理の先生に電話で尋ねている隙をぬって、ジウ姫はスイカを持っていよいよ参上。

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チェ・ジウさんのご主人様風“いでよ~/이리 오노라/イリ オノラ”にベッドから飛び上がるイ・ソジンさん。視聴者がうきゃうきゃ喜んだ瞬間です。

でもそのあと耳を疑う衝撃情報が。

「2、3日前会った時、何も言ってなかったじゃないか!」

驚いて聞き返すプロデューサーに「俺たちしょっちゅう会ってるよ」。

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なにそれ!!

そうなの?!(笑)

そしてくるなり「花束とりに行く~。きっとあそこに花束が仕込んであると思う~」と可愛すぎるジウ姫。

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かたやソジン兄さんは「なんで化粧してきたんだ」と意味不明な発言。
なにこれは? もうダンナ気取り?
まるですっぴんが綺麗だと告白しているかのようなんですが。(笑)

チェ・ジウさんになにかキムチを作ってくれというソジニ兄さんに、ゲストやテギョン君にばかりやらせずにちょっとは仕事しなさいよと小言を繰り出すジウ姫。

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たじたじになりながらも、チェ・ジウさんが「料理が上達した」と褒めたテギョン君を「こいつは去年からなにも変わってない! 俺だけが知ってるんだ!」と本人を目の前にしてディスる、お茶目なソジニです。(笑)

翌朝。チェ・ジウさんは一番に起きて、ジャガイモをかじったり庭の苺やブルーベリーを食べているんですが。

謎なくらい寝巻きがヨレヨレ。

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これは、気さくさで好感度あげる作戦でしょうか?(笑)

そしてこのあと、まるで奥さんの尻にしかれる人みたいに、あれこれやらされるイ・ソジンさんの図。

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そんなソジニはテギョン君の目から見ると、今までで一番リラックスしていて、夫婦のような雰囲気を醸してるそうです。

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恋愛時代はとうに終わり、すっかり夫婦のようだと。

そんな二人の「夫婦ぶり」も動画貼っておきましょう。
家の主と化したチェ・ジウさんがテギョン君を起こすところから動画は始まっています。
ちなみにキム・グァンギュさんは朝着いたばかりです。
もはやどちらがゲストだか分かりません。(笑)

イ・ソジンさん、チェ・ジウさんのことを「本当は料理が出来ない」などと言ってますね。

どういうことでしょうね。
またしてもダンナ面でしょうか。
いちいち「なにかあるな」と思わせる言動です。(笑)

ちなみにこの後、ひとつの事件が。

こっそり花束を用意することにするテギョン君とソジンさん。
ソジン兄さんはカボチャの花で花束をと指示するのですが、テギョン君が作ったのは前回キム・ハヌルさんにあげたのと同じような花束。

はじめは笑顔で受け取ったジウ姫でしたが。

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「二度目って、なんかイマイチね」とご不満のご様子。

二度目が不満なんじゃなくて、キム・ハヌルさんにあげたのと変わらなかったのが不満なんですよね、多分。もうちょっと違う花束にすればよかったのに、女心の分からない男子たち。(笑)

慌てたキム・グァンギュさんがカボチャの花も追加で渡します。

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やっぱりジウ姫の笑顔は長くは続かず。

ま、しょせんカボチャの花ですからね。
そんなに笑顔は続きませんよね。(笑)

みなさまにもご覧頂きましょう。
ジウ姫に花束贈呈シーン。
泣き声をあげたミンキーを心配し、小屋に駆け寄るソジニ兄さんとチェ・ジウさんのシーンから始まっています。

この映像をよくよく見るに、ソジニ兄さんがあげようとしたのはカボチャの花のみですね。
もしやソジニ兄さんはカボチャの花だけで花束にするようテギョン君に伝えたのに、テギョン君が自己判断で二番煎じの花束作っちゃったんでしょうか?
渡しに来たグァンギュさんを結構なマジ顔で追い返そうとしているところを見ると、真相はそういうことなのかもしれません。

となると。

勝手に「女心分かってない」規定して、ごめんなさい、イ・ソジンさん。
分かっていないのは、テギョン君のほうかもです。この場合は。(笑)

こうして無事カボチャ汁と焼き飯で朝食にありつく面々なのですが。

予告を見るに、次回はもっと尻にしかれるイ・ソジンさんが見られそうです。

それにしてもテギョン君。
チェ・ジウさん歓迎の酒盛りの時、出来ればミンキーを番組終了後に引き取りたいって言ってましたね。ミンキーが駄目ならせめて子犬をと。

優しいんですね~。
さらにファン急増じゃないでしょうか。
テギョン君は適度に抜けたところもありつつ本当に性格が良さそうで、この回でさらに好感度が上がりました。



チェ・ジウさんの登場に、「もしやそろそろ今回のチョンソン編が終わる?!」と妙な心配がよぎるサムシセキ。
そういえばテギョン君も新しいドラマがKBS2で始まりましたね。
チェ・ジウさん登場の10話では、視聴率も12.4%、最高視聴率15.9%と、『三食ごはん』シリーズ中最高記録を打ち出しました。当初は「ライバルは漁村編」と言われていましたが、視聴率の面では危なげなく抜いたことになります。

こうなってくると、ナ・ヨンソクプロデューサーが演出する番組が金曜夜のこの時間になくなったら、すっかり手なずけられた視聴者はどうしたらいいんだろうと、悩んでも無駄なことが気になり始める視聴者です。