$theTitle=wp_title(" - ", false); if($theTitle != "") { ?>
10 2011年12月
みなさま、こんにちは。
最後のブログから2週間ほど経ってしまいました。
気付けば既に12月も半ばにさしかかろうとしています。
昨日の早朝は、早々と初雪が観測されました。
雪と言っても、みぞれでしたが、ここ数日でまたぐっと冷え込んできましたね。
みなさまも、くれぐれも風邪にはお気をつけ下さい。
私はこのところ、新たな翻訳本のお仕事で大忙しになっています。
何の本なのかはまだお知らせする時期ではないので、内容は伏せておきますが、お手に取られるみなさまに少しでもいいものをお届けできますよう、鋭意作成中です。
翻訳と言えば、『姫の男』。
来年1月から衛星劇場で放送されるようですが。
『姫の男』の字幕、私がやりたい~~~~~~!
と、まずは心の叫び。(笑)
それはそうと、日本での正式なタイトルは、『王女の男』になったのですね。
いやはや、ずっと『姫の男』で書き続けてきたのに。
「素直に姫でいいじゃん!」が正直な本音です。
私の中では完全に『姫の男』なのですが。
「キョンヘ姫」のほうが「キョンヘ王女」より語感がいいですが、多分ここも翻訳では王女に統一されるでしょう。
しかし、なんと言いますか、やっぱり「王女」じゃないんですよね。
「王様」という訳をあてるのは、いいのです。「世宗王」など、韓国でも「王」と呼んでいるのですから。でも、「コンジュ(公主)」に「王女」の訳をあてるのは、ちょっと違うとの感覚が抜きがたくあります。
「王女」がいるということは、「王子」もいるということです。
では、李王朝の王の息子に「王子」と翻訳を当てるのはふさわしいか? という議論が出てきます。
「王子」という漢字の持つニュアンス。これは日本の皇太子を「王子」と呼んだときに近い、決定的な違和感です。英語ではプリンスでしょうが、だからと言って機械的に「王子」とはならないのと同じです。そこはあくまでも「皇太子」です。
「コンジュ(公主)」という単語に、汎用性のある「姫」という翻訳ではなく、解釈に幅を持たせない「王女」という訳をあててしまうと、こうしたことを問わざるを得ません。もしかしたら「姫」よりもより権威を持たせるために「王女」と当てたのかもしれませんが、仮にそうだったとしても、「王女」という単語の放つ響きがコンジュの翻訳として最良なのかという問題設定は残ります。
ちなみに朝鮮半島の「姫/(公主)」は中国から来ています。
英語を漢字に訳す場合はいいとしても、もともと漢字のある国が「公主」と日本語にない単語を使っているわけですから、翻訳を当てる際に当然注意が必要になります。私なら、グレーな部分のある「公主」の翻訳に、漢字の「王女」は当てません。漢字圏の李王朝が、姫のことを「ワンニョ/王女」と呼んでいない以上、「王女」の訳をあてるのは、避けます。
一番抵抗を感じるのは、こうした疑義が呈されがちな翻訳が、ひとたび使われると以後も当然のように踏襲されていくということです。
「コンジュ(公主)」に「王女」を当てたからには、今後仮に「セジャ(世子)の女」という作品が出たら「王子の女」と踏襲され、訳されていくでしょう。私が日本語字幕でドラマを観ないために知らないだけで、もしや既にそのような訳が「常識」として当てられているのかもしれません。
うーん。語感のリズムも『姫の男』のほうが断然いいのに、なぜそちらにしなかたのか、『王女の男』とタイトルを決めた理由を関係者様に伺ってみたいです。もしや『王の男』に引っ掛けたのかもしれませんが。
これまでずっと『姫の男』で書いてきたので、今後どうすべきかちょっと考えています。正式タイトルを尊重するのは当然の礼儀と心得ておりますので、そのうち併記するつもりでいます。
« 前の記事:写真展『天使の手紙 9th』 | パク・シフ を読む
次の記事:ノミネート を読む »
10 Responses for "『姫の男』と『王女の男』"
姫の男に嵌ったあたりから、こちらにお邪魔させていただいていました。その後も白香夏さんのお話を参考にして、見るドラマを選んだりしています。韓国語を勉強し始めてから、もう3年近くなるのに、まだハングル検定4級です(苦笑)私も、初めの頃は「姫の男」の方が語感がいいなあ・・・と思っていました。単なる語感だけの抵抗感(苦笑)。ただ、朱蒙や大王世宗など、時代物のドラマを見ていると、字幕で王子は使われていたように思います。世子は、皇太子となっていたり、世子となっていたりしたかも・・・言葉の中にある感覚的なものは、なかなか他の国の言葉にあてはめることは難しいですね。勉強になりました。また、お邪魔します。
pironさま、はじめまして。
コメント、どうもありがとうございます。
大変嬉しく拝見させていただきました。
私のほうこそ、教えてくださって、どうもありがとうございます。
やはりもう既に「王子」がメジャーなドラマの字幕で使われているのですね。
実は書きながら、そうではないかと思っていました。
王の息子に関しては、皇太子とするか皇子とするか王子とするかの選択肢があると思うのですが、何が最も適当かは悩ましいところです。
日本語訳ということを考えれば、皇太子にすると日本の皇太子のイメージが強すぎますし、「皇帝の息子」といったニュアンスも出てきます。中国だと皇帝の息子でいいのでしょうが、朝鮮半島ですと皇帝ではなく王なので、少し違和感が残ります。かといって皇子は、音にしたときにパッと意味が掴みにくいという問題があるので、実は王子と当てるのが一番日本語翻訳としてわかりやすいのですよね。
イコールで結べない訳語にはグレーゾーンを残したほうがいいとの考えはまだ抜きがたくあるのですが、日本語としての分かりやすさを考えれば分からなくもないという気持ちに段々なりつつあります。
すみません。職業柄ただでさえ翻訳に関してはこだわりがあるのですが、愛するコンナムに関わることだったため、少々暑苦しく展開しすぎたようです。(笑)
いずれにしましても、コンナムを通じてこうしてpironさんにもお会いでき、知らなかったことも教えて頂いて、本当にありがたいと感謝しています。
どうぞまた、是非遊びに来てくださいませ。(*^_^*)
白香夏さん こんにちは~♪
しばらくブログを更新されていなかったので、
お忙しいのか、体調を崩されているのか、
またもや渡韓されたのか、、、などなど
勝手に色々考えていました(笑)
お忙しい中、更新して頂きありがとうございます♪♪♪
私も「王女」に違和感を覚えます。
私の場合、単なる「慣れ」の問題ですが(笑)
趣味でストーリー本をセコセコ訳していますが、
공주 や 부마 も自分の耳に馴染んでいるという理由で
そのまま「公主、プマ」にしてます(爆)
素人だからなせるワザですね(笑)
そういえばシフ様の初SBS作品
「完璧な隣人に出会う方法」も、日本版では
隣人が恋人に変わってますね。
「隣人」だからこそ成り立つストーリーなのに!
「隣人」では地味だから「恋人」にしたとの噂も
あるのでこれも関係者の方々に聞いてみたいです。
コンナム放映にあたりひとつ不安なのが、
人物名の表記です。
首陽大君は漢字のままでいいのですが、
スンユやセリョンが字幕で漢字表記されたら、
なんかイメージが崩れる(汗)
以前見た何かのドラマでは、字幕が雑で、
カタカナ表記だった人物名が時々漢字になってたりして、
?と思った記憶があります。
何はともあれ、コンナム日本放映の成功と
白香夏さんのお仕事の成功を祈っています。
小池さん、こんにちは。
今日も楽しいコメントを、どうもありがとうございます。
お陰様で体のほうはピンピンしているのですが、このところ納期に追いかけられ、追い越されそうな生活を送っており、なかなか更新できずにおりました。
よもやお気にかけて下さっていたとは、本当に幸せです。暖かい声までおかけ下さって、ありがとうございます。
今もこうして書きながら、『油を売っている暇があったら、原稿をアップしてください!』とクライアントさまにどやされそうだと、ハラハラしながら書き込んでおります。(いえ、優しいクライアントさまなのですが。笑)
ストーリー本の翻訳、楽しそうですね!
私も趣味でやりたいです!(笑)
私も一度わがままに字幕をつけてみたいなぁ、と常に夢見ています。
副音声のような感じで、副字幕を。(笑)
私はいつも、この台詞を全部字幕におこせたらどれだけいいだろうと思いながら、ドラマを観ています。
ドラマの字幕を見ながら特にそう感じるのは、やはり敬語の部分です。
韓国の文化では、ご存知の通り、相手に敬語で話すか、いわゆるタメグチで話すかは大きな問題です。敬語だった人がタメグチに変わるとか、反対に、タメグチをきいていた人が敬語を使い始める、などが人間関係の肝だったり面白みだったりもするのですが、文字制限のため本当は敬語なのに全部タメグチで訳さざるを得ない場合が多々あります。他言語への翻訳である以上、仕方のない部分、ある種当然ともいえる部分なのですが、一度でいいので趣味で副字幕をやってみたいです。恐らく「読むのが追いつかない!」とのクレームを頂いて終わるのがオチかと思いますが。(笑)
ドラマの字幕は4秒に1文字と決まっているので、文字数を減らそうと名前を漢字表記にするドラマは確かにありますよね。
でも仰るように、首陽大君は役職とセットにして漢字でもいいかもしれませんが、スンユとセリョンは音訳のほうがいいですね。
字幕のクオリティーを疑問に思うことは、私もあります。
基本的なクオリティーが既に担保され、字幕翻訳者の競争率も激しく、長年に渡る実績が既に積み上げられている英語圏の字幕翻訳と比べると、翻訳を問う以前に日本語力の問題としてどうなのかと思うものもあります。翻訳の質が悪いところには、それ相応の理由があったりするのもまた事実です。
韓国ドラマを愛してくださる方々が、「意味が通じればいい」と大目に見て下さる段階から、「クオリティのしっかりした翻訳で観たい」と声を大にして求めていかれれば、いつかこの状況も改善するのではないかと期待を寄せています。
おかしな翻訳、明らかに劣悪な字幕翻訳があった時は、媒体が何であれ、是非配給元、配信元、テレビ局にお伝えくださいませ。結局はそういう声が、比較的若くてまだ経験の乏しいこの業界の質を全体的に向上させるのではと私は思っています。
・・・はっ。気付けばまた暑苦しいことを書いてしまいました。どうぞご容赦ください。^_^;
折を見てまた色々書かせていただきますね。どうぞまた、遊びにいらしてくださいませ。(*^_^*)
すみません、こちらにも書かせていただきます。(^^;)
翻訳についてですが、字幕にそういう(ドラマの字幕は4秒に1文字と決まっている)決まりがあること知りませんでした。
確かに字幕は、字数が多くては読み切れないので端折るのは仕方無いとは思っていましたが、私は常々字幕には物足りない感じを感じていたりするので、DVDの時は、必ず最初に吹き替えを見ます。吹き替えの時字幕も表示させて見ます。違いに案外おもしろかったりします。(笑)
字幕だけのも勿論見ますけど。(あっ、シフssiの時は彼の声を聴きたいので必ず字幕です(笑))
それで、日本語吹き替えの翻訳についてですが、私は吹き替えの方を聴いたほうが楽しかったり気持ちが入ったりします。
日本語だからすっと入ってくるということが一番なんでしょうけど。
語句が多いので楽しかったり、感激度が違ったりです。
ただ、吹き替え声優さんの演技力が問題にはなってきますが(笑)下手で辟易することもありましたから。(笑)
ただ、吹き替え翻訳も、役者の方のしゃべりを気にしながらの翻訳文章になるのでしょうから、それはそれで言っている通りには翻訳文を作れないのでしょうから、そこは少し創作になっているのでしょうね。
字幕にしても吹き替えにしても翻訳家さんの文章力というのか、そういうのがとても大変なのでしょうね。
でも、「クオリティのしっかりした翻訳で観たい&聴きたい!」という言葉、本当にそう叫びたいです。(笑)
あっ、その前に韓国語の勉強をしなさいと言われそうですね。(^^;)
勝手なことばかり書きました、ご容赦くださいませ。m(_ _)m
donakiさま
そうですね。
字幕制作現場のルールは、業界以外の方に伝わることはないと思いますので、何秒で何文字などの決まりをご存じないのは当然だと思います。
ちなみに映画の字幕だと、またルールが違うそうです。
私は映画の字幕はつけたことがないのですが、映画の字幕をやっている先輩に伺ったところでは、もっと秒数が多かったですね。
なので、映画の字幕のほうが、さらに台詞が短くなっていると思います。
吹き替えは、一旦すべての台詞を背景の掛け声なども含めて残らず翻訳し、そのあとプロのシナリオライターが全面的に台詞回しを組み立てなおしたかと思います。
字幕よりははるかに情報量が多いので、実は吹き替えでみるのもお勧めの方法ではあります。
ファンとしては、俳優の地声で聞きたいのもまた確かですが。(笑)
どうぞまた、遊びにいらしてくださいね。(^^)
はじめまして!さくさくと申します(男子です!)
王女の男、先ほど見終わりました。4日間で全部見たので目がシバシバしています(笑)
さて、ぼくは、ドラマを見つつ史実との差異を考察したりしているのですが、王女の男は
よくぞここまで、史実をこじつけたなと感心しました(笑)
それはおいといて、「王子」「王女」は朝鮮王朝において使われていますよ!
特に、第3代太宗までは、何かと制度が整備されていないことが多かったので、色々な
号が混在していて王女も使っています。
王子に関しては「ワンジャママ」と使っているドラマもありますよ。
(使い方を間違っている可能性もありますが)
それと、朝鮮の王族に「皇」の訳語を使うのは明らかに間違いです。
そこは当時の時代背景を考慮して翻訳すべきだと思います。
朝鮮が「皇帝」や「皇太子」を使ったものなら、大変なことになりますから(笑)
これだけ韓国時代劇のファンが増えているので、翻訳も進化してもいいのではないかと
思います。
「王様」ではなく「殿下」でいいし、王女は「公主」「翁主」でいいと思います。
「大君」と「君」は分けて使っているのに「公主」「翁主」を分けて使わないのはなぜなの
でしょうね?
もちろん字幕解説を付けなければなりませんが、そもそも時代劇を好んで見る方は
リテラシーが高いと思うんですよね。特に字幕派の方は。
それに付随して、結構端折ってる翻訳も見かけますが、少々長くなっても、忠実に
訳してもらったほうがストーリーはわかりやすいですよね。
そもそも字幕が面倒な人は吹き替えで見るので、字数の多い字幕のほうが、
字幕派の満足度は高くなると思うんですよね~。
今時は、オンタイムの放送一発にかけて視聴する人より、録画の人のほうが
圧倒的に多いので、見過ごしたら再度見ればいいですし!
初めてなのに長々と失礼しました。
また遊びに来ます!
さくさくさま、はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
王子はともかく、王女も朝鮮王朝初期に使われていたのですか?
高麗王家の名残から、初期はそうだった可能性も確かにありますね。
ただ、500年の朝鮮王朝時代をトータルでみると、王女という呼称が使われていたケースのほうが少ないでしょうね。
私はこのドラマに関しては姫という訳でもよかったのではと思っています。
一方で字幕の役割は、詳細に関して正確であることよりも、簡潔に大意を伝えることにありますので、「女子」という意味でも用いられる姫より、王家の娘であることが一目瞭然な王女という呼称にしたのは、合理的判断だと納得するところでもあります。
自国内で制作される時代劇であれば、呼称の厳密さなどは重要になりますよね。
描かれている歴史に対する理解力のベースも公教育などを通してある程度は浸透しているので、有名な人物の場合は大抵大まかな流れを把握した上で視聴者が見ることになりますし、より掘り下げた内容になっている場合などは、緻密な事実をドラマで知れたりすることで視聴者の知的欲求も充足させ、それこそ観る者の喜びにもつながると思います。
ただ、国外の作品となれば話はまったく異なるので、初めて触れる人がなるべくスムーズに背景やストーリーを理解できるように簡潔に訳すのは必然だと思います。歴史など何も知らない人が見ても一発で字幕内容が理解できるものにしないと、商品価値がないのです。
むしろ吹き替えのほうがより実際の台詞に即して訳され、専門的な用語には必ず字幕スーパーがつく形になるので、詳細であることや緻密であることを求めるなら、字幕での実現よりも圧倒的に吹き替えのほうにその役割があると思います。
何よりも、字幕には字数制限がありますので。
ただ、裏チャンネルのように、「詳細字幕」などのチャンネルがあると面白いですよね。
切り替えると、やたらに詳しく全台詞が乗っていて、その中でさらに注釈がついたりして。
まあ、その「詳細字幕」をつくるには、当然コストも倍以上かかりますので、翻訳者のギャランティも倍、DVDの販売価格も倍ということにでもならないと、誰も引き受けないと思いますが。(笑)
またよろしかったら遊びにいらしてください。(^^)
お返事どうもです!
先述したように太宗までは呼称が定まってなかったため「王女」も使われていました。
言葉のチョイスは難しいですね。平清盛でも当時使われていなかった「王家」という言葉が使用されていますが、国内モノでも賛否両論ありますものね。
字幕については白香夏さんのおっしゃることはよくわかります。
専門家はルールの範囲で仕事をしなければならないでしょうから。
けれど、既存のルールと需給関係がマッチしているのかは疑問と改善の余地があると思います。
そもそも、吹き替えを好む方は圧倒的に女性が多く、字幕を好む方は男性が多いかと思います。
そして、字幕情報の不足を感じている方も少なからずいると思うのです。
このあたり、供給側が十分なリサーチをしていて現状の字数ならば仕方ないのですが、字幕派に特化したリサーチが必要だと思います。
最近の若い方は字数が多いと字幕が追えないとも聞きますが、性別・年齢・志向(歴史マニア)等を分析した上で、吹き替えと字幕の差別化をするべきだと思うんですよね~。
もちろん、作品によりその基準は変わってくると思います。リテラシーのあまり必要ない現代ドラマは字数を少なく、歴史物は多くなどのセグメントに応じた設定をしてもいいと思います。
吹き替えの方で情報量を高めるほうが良いとのことですが、字幕派はそもそも「アンチ吹き替え」が多いので、情報量を高めたとしてもそれに気づくことも無いでしょう。
気がついたとしても吹き替えで見ることはないです。これも男子の特性でしょうが(笑)
このあたりも需給ギャップで、視聴者の特性をリサーチする必要がと思われるところです。
ネットで知り合った方には英語字幕で見ている方も多いですし、何人かの方もおっしゃってましたが、ほぼ直訳で半端ない字数なんです。けれど、内容は完璧にわかります。日本語字幕でわからないことがあると英語字幕を見るという方もいるくらいです。
また長々と失礼しました!
さくさくさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
字幕のご希望について、私がお答えできることはないのですが、思いついたことで言えば、一度DVDの制作の側に要望されるのもいいかも知れませんね。
今は正規のものではない字幕付きのドラマ映像がどんどん出回っているので、制作の側が大切にするのは恐らく実際に正規商品を買ってくださる方の声や、レンタル会社さんの声だと思います。
「お客様の声」のような葉書がたぶん入っているので、そうしたものを利用すれば、目に留まるかもしれません。あくまでも可能性です。
よほど「今の字数だと情報が足りなくて不満」という声が寄せられない限り、ニーズをリサーチする動機が与えられない気がします。
リサーチするのにもコストがかかりますので、リサーチするだけの価値があると判断できる材料が必要でしょうね。
例えば、普段は海賊版の字幕つき映像を無料で見ている人が、情報量の多い字幕を作れば買ってくれるようになるですとか、具体的なメリットが制作側に見えれば、ここはまた資本の論理で違う展開が出るかもしれません。
台詞の情報がすべて収まった字幕、勉強にもなって楽しいですよね。
私も情報は多いほうが好きなタイプです。
実際に字幕に従事されている方々も、長い台詞を短くするより簡単だと思う気がします。
いえ、他の方は存じませんが、私ならそう思います。(笑)
ご参考になれば。
コメントを残す