みなさま、こんにちは。

突然寒くなりましたね。
大雪に見舞われたみなさまは大丈夫でしょうか?

一気に寒波がやってきましたが、本日1月19日のソウルの最低気温はなんとマイナス11度のモスクワよりさらに寒いマイナス14度だそうです。
ソウルの友人に「今きたら道端で凍るよ」と言われた私は、近々ソウル入りする予定があり。アイスランドよりソウルのほうが寒いなんて、なにかが間違っていると思います。(笑)

さて、今日は先日韓国で放送が終わったばかりの『応答せよ1988』を観終えての感想など記しておこうと思います。
思いっきりラストに触れていますので、これからご覧になろうという方にはお勧めできません。
お勧めできないものを書いてすみません。(笑)

では、早速まいります。

韓国中が異常な寒波に見舞われた今日、『応答せよ1988』の出演者の面々はプーケットへのご褒美旅行に出かけたそうですね。
 
 

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極寒のソウルから常夏の島へ。

いいですね~。

しかも彼らは、前代未聞の記録を打ち立てての報奨旅行です。

『応答せよ1988』の最終回の視聴率。なんと18%を超えました。

平均視聴率18.8%、最高視聴率19.6%。
いやはや、えらいことに本当になりました。(笑)
勿論この記録は、ケーブルテレビとしては過去最高です。
そして、今後これを抜く番組は、そうそう現れないでしょう。

さて、もう一度書きますが。

今から書く内容は、これから楽しみにこのドラマをご覧になろうという方にはまったく不向きです。
むしろ、ご覧にならないほうがいいと思います。
いつもなら「薄目を開けてお進みください」と言うところですが、それを書くのは私の良心が許しません。
ですので、既にご覧になった方向けにお届けします。

本当にネタバレです。

ネタバレそのものです。

先に知っちゃうと見る楽しみが9割減ります。いや9.5割、9.8割?!

・・・・・・ここまで暑苦しく繰り返したので、もう諦めて頂けたかと。閉じていただけたかと信じて。

まいります。(笑)

いや~~、このドラマ。

そもそも尺がですね、1話あたり1時間半。

ひとつひとつが長いんです。

全20話なんですが、一度の内容が長いので、実際には普通のドラマ換算だと30話分。

私自身は「応答せよ」シリーズをまともに最初から最後まで見たのはこれが初めて。
以前も書きましたが、「1997」はまったく見ず、「1994」も参考程度に飛ばし飛ばし見た程度なので、このシリーズへの思い入れははっきり言ってなきに等しく、ついでに言えば毎回1時間30分もあるドラマというものにも馴染みがない状態で見始めました。

1時間30分は、長いです。
ドラマにとってはよくないですね。
っていきなり駄目出しですみません。(笑)
ですが、脚本がちゃんとまとまっている最初のあたりまでは映画のようでまだよかったのですが、折り返しを何話かすぎたあたりからは、完全にもたついてました。もう、だるっだる。(笑)

重要なストーリーを進めずに大事に取っておきたいからなのか、それとも実はそっちのストーリーがまだ決まってないのか、そもそも脚本家と演出家の力量問題だったりするのかは分かりかねますが、とにかく「大事な話が進んでいない」という感じが中盤からは色濃く漂い始め。

それでも途中OSTの紹介をアップしつつ書きましたが、目をつぶれていました。
最後にはちゃんと拾って、繋げて、説得力を持たせてくるのだろうと信じていたので。

根本的な問題として、ドラマが1話につき1時間半もあること自体がいけないんじゃないかという気もします。あまってる原稿の分、字数埋めてるような感じが随所に漂ってるんです。
力量がないと、そんな感じになっちゃいますよね。
文芸誌の新人賞の、佳作をひとつ読んだ時の感じ。あの読後感に似ています。審査委員をそれでも一度は泣かせたので、泣かせた力に免じて大賞には及ばないけど佳作を進呈。みたいな。
勿論、佳作に入ること自体すごいことなので、完璧な仕上がりではなくとも感動のある物語であることは間違いありませんが。

さて。

もうドラマを見てないのにこれを読んでしまっている方はいらっしゃらないだろうと勝手に踏んで、いよいよ切り込みますけども、ネタバレに。

もしいらっしゃるようでしたら・・・・・・。

もうお好きにしていただければ。ええ。(笑)

このドラマを語る3つのキーワードといえば。

「オナムリュ」、「オナムテク」、「クムサパ」。

初めてお聞きのかたは「なんのこっちゃ?」だと思いますが、まぁまぁ、落ち着いて。落ち着いてください。(笑)

このドラマは、ご覧になった方はみなさん周知のことですが、ドクソン(ヘリ扮)の旦那さん探しがポイントになっていたじゃないですか。
初めの頃はさほど恋愛感情が育っていなかったので、少年少女の恋愛事情よりも家族の物語のほうに主眼が置かれており、それが心にとても響く内容だったりしたわけですが。

それでもやっぱり、旦那さん探しが途中からホットにはなってしまいました。
私のようなドラマの熱烈なファンを生んだのも、ダークホースのように現れた3番目のお婿候補テクに心完全に奪われたせいですが。(笑)

このドラマが生んだ造語、어남류.(オナムリュ)
차피 편은 준열/チャピ ナムピョヌン リュジュンヨル”の頭文字をとって、“オナムリュ”。

意味は、「どうせ、夫は、リュ・ジュンヨル」です。(笑)

ドラマは終盤、「オナムリュ」vs「オナムテク」の激しい攻防となり、視聴者をハラハラさせました。
ドラマをご覧になった方は、最終的に選ばれたのが「オナムテク」のほうだということは、もうご存知ですよね。

そして私は・・・・・・「オナムテク派」でございます。
「オナムリュ派」のみなさま、ご、ご、ごめんなさい!

正直申しまして、テクが選ばれることを心底願っていました。(ぶたないで)
テクが選ばれないかもと思っただけで、布団かぶって世間から隔絶したくなるほど、「テクよ来い!」を願っておりました。

しかし、「オナムテク派」な私ですら、正直もろ手を挙げて結論を喜ぶことが出来ません。

なにこの感じ。
なにこの後味。

な感じです。

ですので今日の記事は、私の中では以下の副題がついております。

オナムリュ派への慰め~本気と書いてマジと読む。彼女と書いてアイツと読む。冬~」。

・・・・・・・いえ、冷やかしじゃないんだよと言いたいだけです。すみません。(笑)

ということで、今日はなににそんなに納得してないのかを述べてみたいのですが。

ドクソンははじめは、幼馴染の優等生ソヌ(コ・ギョンピョ扮)が自分のことを好きだと勘違いし、ソヌから告白を受ける日を心待ちにする姿が描かれましたよね。

でもその前に、既にドクソンへの恋心を密かに育てていた人がいて。

4話。

満員の通学バスの中で揉みくちゃにされるドクソンを、腕をぶるぶる言わせつつ密かに守ってる「ケジョンパル」ことジョンファン(リュ・ジュンヨル扮)。
 

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口数少ない上、口も悪いジョンファンですが、この時はっきりドクソンへの保護行動取っちゃってます。気持ち示してます。これって恋の始まりです。
厳密に言えば、恋は3話で始まってました。

つづく5話では、夜遅くまで「自習室」から帰ってこないドクソンが心配でたまらず、とうとう外に出て待ってしまうジョンファン。
 

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ドクソンのことが大好きなのがモロ分かりですよ。

しかもドクソンがソヌに思いを寄せているのに気づきつつの真夜中出動ですからね。
こういうのは、結構女子にはきます。
ええ、私はきてませんでしたが、くるのは分かります。
しかもやつは、「応答せよ」シリーズが大好きだという、「ツンデレ」。(笑)

6話では、ドクソンの勘違いが判明してほくそ笑んじゃうジョンファン。

「初雪が降る日に告白すれば?」とソヌに告白するよう仕向けたものの、ソヌが好きだったのはドクソンの姉、ボラだったという、あれです。

この嬉しそうな顔ですからね。
 

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・・・・・・鼻血出してますけども。(笑)

ともあれ、このあたりからだったでしょうか、「どうせ夫はリュ・ジュンヨル/オナムリュ」と言われ始めたのは。
いつから言われ始めたのかは定かではありませんが。

ところが同じ日。初雪が降った日にドクソンに電話をかけ、二人で映画を見に行こうと誘ったんですよね、あのテクが。牛乳ゴクゴクのテクが。囲碁以外は何にも出来ないみんなの庇護対象テクが。

ソヌの好きな人がボラと知って、加速がついたジョンファン。
まずはオープンしたばかりのマクドナルド1号店に、金づるとしてジョンファンを呼び出すよう友人二人に言われたドクソンが渋々電話をかけたところ、そっこうで参上して気持ちをアピール。

こないとばかり思ったドクソンが不思議に思い、「なんできたの?」と尋ねると。
 
「なんで来たか、よく考えてみろ」

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これですから! ある意味ボディタッチ! って言うかそのまんま!

これやられて意味が分からない女子は、いくら1988年でも、いません!(笑)

しかも、クリスマスプレゼントにドクソンが欲しがっていたアンゴラのピンクの手袋まで用意し、ドクソンの弟ノウル伝いに渡していましたので。
 

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さすがになんかあるなこれは、とドクソンじゃなくても思います。

加えてこの1週間前から公開されていた恋愛部門担当ソングともいうべきOST「少女」のミュージックビデオの主役も、ドクソン&ジョンファン押しでしたので。
 


 
 
そりゃ、オナムリュ、オナムリュってなります。

私だって最後までこのMVのおかげで、結局ジョンファンだろうと半泣きでしたので。(笑)

9話では、ドクソンと一緒に行ったライブ会場で、写真を取ってもらうことになり、シャッターが切られる直前に肩を抱き寄せるツンデレぶりを発揮したり。
 

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10話では、もっと決定的な場面もあったんです。

「きっとあの子はドクソンのことが好きだよ」と友だちにけしかけられ、「私合コンするんだ」とカマかけてみることにするドクソン。「やめろ」と言われたら本当に好かれているし、反応がなければ勘違いということにしようという話になるのですが。

「私、合コンしたほうがいい?」

「するなよ。合コン」

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ザ・決定打。(笑)

ドクソンはこの一言でジョンファンが自分のことを好きだと確信し、自分もジョンファンのことを好きになっちゃいます。

で、ついたあだ名が、先ほど登場させた“금사빠/クムサパ”。
“금방 사랑에 빠지는 사람”、「すぐ恋に落ちる人」という意味の造語で惚れっぽい人に使われますが、ソヌの時といいジョンファンの時といい、向こうから好きになられると好きになっちゃうのがドクソンという女の子だったんです。

「ちょっとドクソンって、クムサパすぎだよね」みたいな話を、若干忌々しげにあちこちでされていました。女子たちから。(笑)

ところが。

ジョンファンがドクソンへの思いを大きく育てていた矢先、男子みんなの前でテクが「ドクソンのこと、友だちじゃなく女として好きなんだ」と告白したために、恋と友情との間でグラングランに揺れてしまうジョンファン。
急にドクソンにつれなくしたり、一緒に行こうと約束していたイ・ムンセのコンサートに行かないと言い出すなど、完全に距離が取れない状態に。
ジョンファンに急に冷たくされる意味が分からないドクソンでしたが、一時間借りしていたジョンファンの部屋で寝ている時、ドクソン一家が間借りしているのを忘れて寝ぼけてうっかり自分のベッドに戻ってしまったジョンファンを見て、「行こうよ、コンサート。行こう。行くよね?」と寝ぼけ眼ながら訴えたところ。
 
「うん。行くよ」

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はー。

オナムリュ、オナムリュ言いますよ、この目ですもん。

テクに完全に引くかと思いきや、やっぱり抑えられない好きな気持ち。
抑え気味の繊細なリュ・ジュンヨルさんの演技ともあいまって、もうこの流れは覆られないのかなと、誰もが思いました、正直。

12話では恋心を加速させるドクソンが、ジョンファンと一緒にいたいがために朝一のバスに一緒に乗ったりと、露骨なアタック、韓国風に言えば‘ダッシュ’を始め。
 
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テクの気持ちを知る視聴者としては、涙きてたわけですが。(笑)

13話で、ジョンファンにとってあまりに痛いアクシデントが起きてしまいます。

自分がプレゼントした誕生日プレゼントのピンクのシャツを、兄ジョンボンにあげてしまったと勘違いし、傷ついたドクソンに、誤解だと言えなかったジョンファン。
  
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ああ、もうかわいそう。思い出すだけで・・・・・・。(涙)

シャツを着て欲しくてウキウキしていたドクソンと、かたやテクがドクソンと一緒にとった写真を大事な手帳に挟んでいるのを見てしまい、またしてもブレーキのかかっているジョンファン。
それでも視聴者は勿論知ってます。
ピンクのシャツを譲って欲しいといった兄ジョンボンに、はっきり首を振ったジョンファンのことを。

あああ。それなのに、それなのに。
なんで兄弟揃っておオソロのシャツ持つのよ!

たった一度のこの「過ち」がジョンファンの恋を決定的に駄目にするとは、当然思ってなかったですよね、誰も。
少なくとも釈明の機会はあるものと、誤解は解かれるものだと、思ってましたよね。

なのに・・・・・・。

なにを考えてるのか、脚本家はそのチャンスを結局ジョンファンに与えないまま、彼らを大人にしてしまいました。

テクへの遠慮で、とうとう思いを伝えることなく1994年を迎えてしまったジョンファン。
同じくテクもジョンファンの秘められた思いに一人気づいてしまい、ドクソンに向かっていた気持ちに整理をつけた経緯があるので、視聴者はこのわけの分からない両成敗的な展開にかなり涙きてたわけですが、それでもジョンファンにチャンスはあったんです。

17話。トンリョンと『フォレストガンプ』を見ている最中、いてもたってもいられず映画館を飛び出したジョンファン。映画館のロビーで、その頃は客室乗務員となっていたドクソンの恋人が別の女性を連れているのを目撃してしまい、一人ライブ会場で待ちぼうけを食らわされているであろうドクソンのもとに駆けつけようと決めたからです。
恐らく、告白をするために。

ところが、行く手をことごとく阻む赤信号。
 
 
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同じく駆けつけていたテクに一歩及ばず、雨の中悲しみに涙するジョンファン。

テクが生まれて初めて「私事で」試合を棄権したというニュースを聞きながら。
 

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『でも運命とは、そしてタイミングとは、単なる偶然ではない。
切実な思いで選択してきたたくさんの事柄がつくりだす、奇跡の瞬間のことなのだ。
ためらいのない放棄と、戸惑うことのない決定が、タイミングを生む。
あいつのほうがより切実だったということだし、ぼくはもっと勇気を出すべきだった。悪いのは信号ではなく、タイミングではなく、ぼくの数々のためらいだったんだ』

こんなモノローグ残酷すぎる。

でも、最も残酷だったのは、18話のラストシーン。

空軍士官学校の卒業式で貰った俗名「フィアンセの指輪」をドクソンに渡しながら、一世一代の告白をするジョンファン。
 
 
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「ドクソン・・・・・・。俺、お前のこと、好きだよ。好きなんだ」

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「俺が今までお前のおかげで何をしでかしてきたか、知ってる? お前と一緒に学校行きたくて毎日門の前で1時間以上待ったり、お前が読書室から帰ってくるまで、お前のことが心配で一睡も出来なかったりしたんだよ。『あいつ、なんでこんなに遅いんだ? また寝ちゃったのか?』って。
俺の全神経は、お前で一杯だった。お前とバスで偶然一緒になった時、一緒にコンサートに行った時、俺の誕生日にシャツをプレゼントしてくれた時、俺、嬉しくて死ぬかと思ったよ」

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「一日に何度でも顔が見たかったし、会えばそれだけで嬉しかった。
前から言いたかったんだけど。俺、本気でお前が好きなんだよ。愛してる」

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あーーーーーーー。(泣)

この涙目の告白をですよ?
「トンリョンへの芝居」にジョンファン自ら茶化させるなんて、これで終わりだなんて、あんまりじゃないですか?

それでもこの時点では恐らくまだ、「オナムリュ」の人たちも、もうどっちが夫でもいいから、最後心の決着をちゃんとつけさせて欲しいと思っていたに違いありません。
「テク派」の私ですら、このシーンに相当感動して、「これは諦めなきゃいけないのかも」になってましたので。

正直に見てきた通りで言えば、このドラマ、テクに転ぶよりもジョンファンに転ぶ必然性のほうが高かったように思います。
テクは本当にかわいそうなくらいドクソンへの片思いを押し殺していましたが、叶わぬ恋というのはあるので。

なのに。
19話と20話は、まるでジョンファンがいない人みたいな扱いで。

恋に破れてもいいんです。どっちかは選ばれなきゃいけないんですから。
でも、色々まいてた種すら回収しないままなんですか? っていう。
ほんと、あまりに大雑把。
しかも、残りの2話、どうみても時間配分間違ったつくりになってました。
なんでそんなにボラと父の話が長いの、とか。
「ボラとソヌが同姓同本って、そんな話あった?!」などなど。(笑)

ジョンファンの告白を聞いたドクソンが何か一言言うべきなのに、一切のリアクションがないなども、信じがたかったです。
「ありがとう」でも、「もっと早く聞きたかった」でも、なんかあって然るべきでしたよね。
それを19話の冒頭、勤め先に訪ねてきたテクに「早くドクソンをつかまえろ」と後押しさせてそれっきりとか・・・・・・。ジョンファンというキャラを軽視しすぎではないかと思ってしまいます。これではテクが恨まれる展開なので、その意味でもやめて欲しかったです。

ジョンファンを演じたリュ・ジュンヨルさんも、Vアプリの生放送で、なにも打ち明けられないジョンファンの描き方に、監督が恨めしかったと語っていたそうです。
自分たちも最後まで誰がドクソンの夫か知らされておらず、聞かされたとき3人ともショックを受けた、自分もジョンファンがあまりにかわいそうで、視聴者に負けず劣らず落ち込んだと。
最後の告白シーンは、忘れられない演技となったとも語っていたそうです。
つらい恋をしてきたのに、最後まで結ばれないと知って以来、諦めきれないジョンファンを思って自分もつらかったと。
だからこそ、あのシーンでヘリさんが涙を見せたことが嬉しかったとも。

ヘリさんは告白の演技で本当に泣いてしまったそうですし、モニターを見ながら監督はじめスタッフ全員も泣いたそうです。

だったらもうちょっとなんとかならなかったんですかね。(怒)

なんだかんだ書きましたが、ここはもう、力量問題と諦めるべきかも知れません。
視聴者としても、なにをどうやってもすっきりはしませんが。なにせもう終わってしまったので。

ジョンファンへの仕打ちに後ろめたかったからか、はたまた単なる力量不足か、結局ドクソンの結婚式は描かれぬまま終わってしまい、2015年のジョンファンやトンリョンがどうしているかもまったく触れられないままドラマが終わってしまいました。

これはいつか、番外編が出るんだろうということで。
ええ。そういうことで勝手に自己完結を図ろうと思います。

韓国ではこの結末を向かえ、ジョンファン派とテク派が一部場外乱闘の様相を呈しており。
ジョンファン派の「オナムリュ」のほうが世間では圧倒的多数のようなのですが、「オナムリュ」の失望と怒りはまだ収まる気配がなさそうです。
「クムサパ=惚れっぽい子」ドクソンへの恨み節と、「違う。ドクソンはテクに関しては本当に好きなっていた」の争いがあったりして、「みんな、落ち着いて! ドラマだから!」とここは笑い飛ばすべきところなのですが、分かります。キャラクターに共感して、ずっと何ヶ月も同じ気持ちを共有してきたのに、最後になっていない人みたいに扱われたのでは、納得いきませんよね。

そもそもこれも、制作側のあざとさから端を発してる感も否めず。
「夫は誰だか決めていなかった」ということですが、私が見た感じでは、ジョンファンが当初やっぱり夫だったのに、みんなに「オナムリュ」と言われ始めたので、奇をてらったのではないかという気がしてしまいます。

あざとさは予告編の編集の仕方にも表れていて、誰かが重病になったり、危機にさらされたり、下手したら死にでもしたかのような見せ方をしていました。いわゆる「釣り」というやつですが。
ジョンファンがやたらに鼻血を出すシーンなどもあり、もしかしたら病気なのかと心配させておいて、結局まいた種は回収されずに終わりましたし。
ピンクのシャツの誤解についても解かれぬまま・・・・・・。
はー、ためいき。

 
ショック覚めやらぬ「オナムリュ」のみなさま、お気持ちお察しいたします。
でもそのうちテク満載で書きますこと、平にお許しを。(笑)

最後の2話になって、それまでの粗を倍化させたような荒っぽい出来にしてしまい、このドラマを愛してきた視聴者としては非常に残念ではありましたが。
それでも俳優さんたちの名演技は残りますし、たくさんのライジングスターも発掘してくれましたので。

うん。最後まで脚本的にいけてるドラマは、滅多に出ないということなのでしょう。(笑)
それでもこの数ヶ月間、夢のような時間をくれたので。

今度はテク満載のネタバレや歌についてなどなども書きたいです。