みなさま、こんにちは。

急速に春めいた陽気になってきましたね。
この間までかたく閉じていた梅園のつぼみが、一気に花開きそうです。

さて、春なので。というわけではないのですが、今日はKBS2で2月24日より放送が始まり現在4話まで終えているドラマ『太陽の末裔』のOSTより、ユン・ミレさんが歌う“ALWAYS”をアップしてみます。

いや~、またきましたね、これは。

ソン・ジュンギ&ソン・ヘギョさん主演の『太陽の末裔』(邦題仮)。
原題では“태양의 후예”、つまり漢字に直すと「太陽の後裔」ですが、ここではひとまず「末裔」にしておきます。

KBS2のドラマは軒並み不振にあえいでいましたが、14%から始まったこのドラマの視聴率は2週目の3話にして早くも20%を突破。最新放送の4話では24.1%を記録しました。

Descendants of The Sun_poster1

2週目にして視聴率が俄然上がった意味、分かります。

とにかく見た人たちのクチコミパワーがすごいんです。(笑)

本作は『優しい男』のあと兵役のため芸能活動を休止していたソン・ジュンギさんの復帰作。
仕事のついでに“チャッカンナムジャ”こと『優しい男』のロケ地トンヨンまで行っちゃった私としては、ソン・ジュンギといえばマル、マルといえばソン・ジュンギ。(当たり前だ)
要するにソン・ジュンギ大好きと言いたいわけですが、なぜこの新ドラマを今までとりあげてないのかと言いますと。

素材が「軍隊」というのがどうにも引っかかって。

脚本家の先生は私が大好きな『シークレットガーデン』と、2話まで見て完全にリタイアした『相続者たち』のキム・ウンスクさん。私の中では勝率5割ですが『パリの恋人』は最終回で50%を超えたそうですし、以降の作品も軒並み20%を超える文字通りのヒットメーカーですよね。そして台詞を流行語に押し上げる天才でもあります。

ご多分にもれずこの『太陽の末裔』も、開始早々独特な台詞の言い回しが流行の兆し。

まず、軍人ものなので、主役の会話は基本が“ですます/입니다/イニダ”体。

そして語尾はやたらに“~지 말입니다/~ジ マリニダ”.

この“~지 말입니다/~ジ マリニダ”は、持って回ったニュアンスの「~ってわけですよ」のような感じに脳内変換してくださればいいと思うのですが、実はこの言い回しが一般人の日常会話を急速に侵食していっているんです。

例えばこんな感じに。


“과일이 맛있지 말입니다” 「果物が美味しいってわけです」

“여행가고 싶지 말입니다”  「旅行に行きたいってわけです」

“재방도 볼 거지 말입니다” 「再放送も見ちゃうだろってわけです」

普通に話そうよ!!(笑)

いやはや、恐ろしい。
何が恐ろしいって、気づけば私も使っちゃってました。(オイ。笑)

ソン・ジュンギさんの復帰作での役柄が軍人(しかもブラックベレー)と聞いた時は、正直うなだれてしまいました。軍隊を舞台にする以上、いくら恋愛ものとはいっても脇役として「敵」が出てくるでしょうから、それでどんよりしてしまったんです。私はステレオタイプに描かれる「韓国の敵」だの「西側の敵」だのは心がザラザラして見ていられないので、心待ちにしていたソン・ジュンギさんの復帰の筈が期せずしてまったくはしゃげず。

だったのですが。

放送後、果てしなく聞こえてくる「ソン・ジュンギ、ハンパない」の黄色い声。

抗えず、とうとう見てしまいました。

結果。

めっさカッコイイっす。
どうしたらいいでしょうか。(笑)

ザラザラポイントは残念ながらあるのですが、今のところはかなり抑え目でちょっぴり安堵。
というわけで、このあとも見続けてしまうでしょう。

だってこのドラマ。
ソン・ジュンギさん鑑賞用といっても過言ではないんです。(笑)

例えば1話では。

Descendants of The Sun1_5

休暇中のユ・シジン大尉(ソン・ジュンギ扮)とソ・デヨン先任上司(チング扮)。

射的のオモチャで向かってくる泥棒を狙ってます。

顔半分隠れてるけど、もう既にかっこいい。

そしてこれは外科医のカン・モヨン(ソン・ヘギョ扮)との初対面。

Descendants of The Sun1_10

チンタラした感じもかっこいい。

隙あらば顔を近づけるシジン。

Descendants of The Sun1_15

脳内でソン・ヘギョが自分に変換。

視聴者の理性崩壊の危機。

で、裸体。

Descendants of The Sun1_20

視聴者とっくに崩壊。

もっと懸垂姿を見せろ。

さらに2話。

まだ2話なのに、もう女の家に上がりこんでいる。(正確には上がりこまされている)

なのにこんな笑顔。マル丸出しの笑顔。

Descendants of The Sun2_5

Descendants of The Sun2_6

貼りたいだけです。

Descendants of The Sun2_10

これは貼りかえたい。

Descendants of The Sun2_15

いいんですか、そこまで。

2話のラストでは、自分を降った女がボランティア医療チームとして赴任地に。

だもんでしょうがないから目を隠してお出迎え。

Descendants of The Sun2_20

なんすかもう、ほんと。

とにかくソン・ジュンギしか目に入ってきません。
この細さであの裸体とか。

・・・・・・あ。すみません。心の声が。(笑)

そんなわけで、正直見ているだけで世界がピンク色に染まる麗しいビジュアルの数々なのですが、OSTも素敵です。いえ、とってつけたわけではなく。(笑)
地上派ドラマらしく王道の歌手を色々ぶつけてきますが、OST第1弾はドラマ放送に先駆けて2月18日に発表されたユン・ミレさんの“ALWAYS”。

シジンとヨンモのテーマとして初回から流れているのですが、静かなメロディが少し悲しくさせます。
ユン・ミレさんの歌声は、本当にドラマを感じさせますよね。儚くて。

ということで、まいりましょう。“ALWAYS”のオフィシャルMV。

映像には現時点でまだ放送されていないシーンも含まれています。

では、どうぞ。



ALWAYS

그대를 바라볼 때면
모든 게 멈추죠
언제부턴지 나도 모르게였죠

어느 날 꿈처럼 그대 다가와
내 맘을 흔들죠
운명이란 걸 나는 느꼈죠

I Love You 듣고 있나요
Only You 눈을 감아봐요

바람에 흩날려 온 그대 사랑
whenever, wherever you are
whenever, wherever you are

ohohoh love, love, love

어쩌다 내가 널 사랑했을까
밀어내려 해도
내 가슴이 널 알아봤을까

I Love You 듣고 있나요
Only You 눈을 감아봐요

모든 게 변해도 변하지 않아
넌 나의 난 너의 사랑

그대 조금 돌아온대도
다시 나를 스쳐지나더라도
괜찮아요 그댈 위해 내가 여기 있을게

I Love You 잊지 말아요
Only You 내 눈물의 고백

바람에 흩날려 온 그대 사랑
whenever, wherever you are
whenever, wherever you are

あなたを見ると決まって すべてが止まる
いつからなのか 自分でも気づかぬうちに

ある日あなたは夢のように近づいてきて
私の心を揺さぶりました
運命というものを感じました

I Love You 聞いていますか
Only You 目を閉じてみて

風に舞い やってきたあなたの愛
whenever, wherever you are
whenever, wherever you are

oh oh oh love love love

どうしてあなたを愛してしまったのかな
忘れようとしても
心はあなただと思ったのかな

I Love You 聞いていますか
Only You 目を閉じてみて

すべてが変わっても 変わらない
あなたは私の 私はあなたの愛

あなたが少し遠回りしても
また私のそばを通り過ぎたとしても
大丈夫 あなたのために私がここにいるから

I Love You 忘れないで
Only You 私の涙の告白を

風に舞い やってきたあなたの愛
whenever, wherever you are
whenever, wherever you are

クデル パラボ テミョン
モドゥン ゲ モチュジョ
オンジェブットンジ ナド モルゲヨッチョ

オヌ ナ クチョロ クデ タガワ
ネ マム フンドゥジョ
ウンミョンイラン ゴ ナヌン ヌッキョッチョ

I Love You トゥッコ インナヨ
Only You ヌヌ カマバヨ

パラメ フンナリョ オン クデ サラン
whenever, wherever you are
whenever, wherever you are

ohohoh love, love, love

オチョダ ネガ ノル サランヘッス
ミロネリョ ヘド
ネ カスミ ノル アラバッス

I Love You トゥッコインナヨ
Only You ヌヌカマバヨ

モドゥン ゲ ピョネド ピョナジ アナ
ノン ナエ ナン ノエ サラン

クデ チョグ トラオンデド
タシ ナル スチョチナドラド
ケンチャナヨ クデ ウィヘ ネガ ヨギイッス

I Love You イッチ マラヨ
Only You ネ ヌンムレ コベ

パラメ フンナリョ オン クデ サラン
whenever, wherever you are
whenever, wherever you are

ソン・ジュンギさん、確かに「大人」になりました。

じっとマルを見続けてきたので、確かに歳月は感じます。

なんですが。

年月を経てさらにかっこよくなってる気がするのですが。これはどういうことでしょう。(笑)

多くのスターが復帰作でかつてのような人気を取り戻せず苦労されますが、ソン・ジュンギさんに関してはその「定説」が当てはまらないようですね。視聴率もどこまで伸びるのか、KBSはそろばんを弾いていることでしょう。(笑)

全16話のこのドラマ。
地上波のものなので、恐らく日本にもそう待たずに入ってくるでしょう。
BSでも放送されるのではないかと期待しているのですが。

内容はまだまだ序盤なので絶賛するのは気が早いと思いますが、ソン・ジュンギさんの美貌にクラクラくるのは間違いないので、早く日本でも放送されるといいですね。