みなさま、こんにちは。

とうとう終わってしまいました、『六龍が飛ぶ』。

今日はラスト手前の49話をまとめてみます。


いやー。
完全な消化試合になると思っていたのですが、意外や意外、面白い! 49話、面白い!
ということで、実は私、まだ50話を見ておりません。
いつもそうなのですが、最終回を見たあとだと書く気力がなくなる気がして。(笑)

そんなわけで、まずは49話から。


バンウォンへの復讐を決意したタンセは母ヨニャンとキル・ソンミにバンウォンが目指している物はチョン・ドジョンとまったく変わらないと伝えます。チョン・ドジョンの政策に反対したことがなく、常に感嘆していたと。
ヨニャンは「イ・バンウォンは人間の欲望を理解している」と反論しますが、その言葉にさらに反論するタンセ。



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「自分の欲望だけを認めてるんです。ムミョン(無名)の欲望を理解すると思いますか? イ・バンウォンが? 確かめさせてあげます」
タンセはチョン・ドジョンが生前に残した同志の名簿にバンウォン側にいるイ・シンジョクの名があるのを確認し、何か考えがある様子です。


その頃バンウォンはハリュンに以下の3つの基盤を叩かなければならないと話していました。
一つは宦官と宮女による宮廷組織、もう一つは寺、最後は商人と商団(商人の私兵)。
これらの基盤を崩壊させ、同時に「無名/ムミョン」の革新人物を排除するよう命じるバンウォン。



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一方、四男のバンガは「王子の乱」の一等功臣に自分の身内が含まれていないことに腹を立て、裏でバングァを操るバンウォンに不満を募らせ。「情報をもつことが大事」との部下の進言をもとに、チョンニョン和尚を訪ねていきます。
そして、「無名/ムミョン」を追っていたチョク・サグァンがチョンニョン和尚と一緒にいるユク・さんを発見。

バンガのあたりの描写は、言うまでもなく最終回に向けての布石ですね。


バンウォンは一等功臣となった者たちと会合を開く中で、班村の人たちが今回の事件に関わる容疑で厳しい追求にあうことを知り、班村の長だけは手を出さないようにと伝えます。

カップニも班村の人々と一緒に捕らえられ、焼きゴテを当てられるなどひどい拷問を受け。



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ムヒュルは外からその様子を盗み見、いたたまれません。
バンウォンに殺された王世子の場面やヨニが死んだというタンセの言葉を思い出し、身を震わせながらも、一寸先だけを見ようと言い聞かせるムヒュル。
そんなムヒュルにがっかりの視聴者。

そこへプニがやってきて、捕まった班村の人たちが全員死ぬかもしれないので力を貸して欲しいと頼むのですが、ムヒュルは断ります。



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なぜかと驚くプニに、「分かるから」と答えるムヒュル。

「分かるから。私もこの状況は、分かります。政治、権力・・・・・・。こういうものじゃないですか、本来。あなたも本当は分かってるんでしょう? 成均館もチョン・ドジョンが掌握していたし、班村もそうです。政治や権力がそのままにしておくわけがないと、分かってるはずです」

そんなムヒュルに怒りを滲ませるプニ。

「理解できません。私がそれを理解してしまったら、どうなるのですか? 世の中がみんな理解を示したとしても、班村の長までもが班村の人々が死んでいくのを頷きながら‘仕方ない’と思えとでも?」

ムヒュルは自分もよく分からないが、一手先だけを見ようと思うと答えるのですが、今こそまさにその一手先ではないのかと怒って去ってしまうプニです。


ムヒュル、相変わらず視聴者をガッカリさせますね。同じ台詞を、自分もやられる側だったら言えないはずです。
プニが少しプニ隊長らしい信頼を取り戻し始める一方、ムヒュルはすぐに思い知らされます。



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おばあちゃんの班村の食堂がめちゃくちゃにされてるんですよね。

祖母は誰にやられたのかは言いませんでしたが、ムヒュルには「いつやめるんだい?」と尋ねます。
ムヒュルはバンウォンのところに行き、班村の人たちを助けてあげて欲しいと頼みますが、「そんなことをなぜお前が口にする?」と不快そうなバンウォン。ムヒュルは班村の人々とは一緒に過ごした情があると答えますが、情で政治ができるかとバンウォンは取り合いません。


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そんなバンウォンにムヒュルは「故郷に帰りたい」と言います。帰ってもいいが10日以内に戻って来いと許可するバンウォンに、そうではなく、もう都を去りたいのだと伝えるムヒュル。その言葉に驚くバンウォン。

「つらいのです」

「私もつらい。馬鹿なことを言うな」

そう言って部屋を出るバンウォンですが。









遅いですけどね、ムヒュル。
おばあちゃんがやられないと、分からないんですね。
もとはこんな子じゃなかったのに・・・・・・。

そしてバンウォンの「私もつらい」でお分かりかと思いますが、この49話は「バンウォン苦悩の回」でございます。(笑)
「つらいって、どの口が!怒!」となりますが、まーまーまーまー。
とりあえず、進みます。(笑)


そしてタンセオラボニは。

人目を忍んでイ・シンジョクを訪ねてくるんです。

「生きてたのか!」と感激の面持ちのイ・シンジョク。


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ちょうどイ・シンジョクはハリュンから仏教改革の草案を目を通しておくようにと渡されたばかり。「イ・バンウォンはもしやチョン・ドジョンのやろうとしていた仏教排斥の政策をそのまま実行しようとしているのだろうか?」と混乱していたところだったのですが、やってきたタンセもバンウォンはチョン・ドジョンと同じことをしようとしているのではないかとイ・シンジョクに尋ね。



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その通りだと認め、ハリュンの書いた案をタンセに渡すイ・シンジョクです。


それはそのままタンセから「無名/ムミョン」へと渡され。
利用されていたことに憤るヨニャン。
遼東征伐の阻止でバンウォンの役割は終わったので、バンウォンを捨てると決意。宴会を設けて誘い出し、殺そうと目論見ます。









一方。

班村からは3人目の拷問による使者が出ていました。しかも幼い子どもです。
怒った人々は、通りがかりに目に入ったムヒュルのおばあちゃんの店で大暴れ。おばあちゃんも小突かれて怪我を負います。

戻ったムヒュルが事態を把握。
ムヒュルは抗議に行こうとしますが、おばあちゃんに止められます。小さな罪のない子どもまで拷問で殺されたのに、自分が同じ立場でも怒ったに違いないと。
その上で、もうこれ以上罪を重ねる前にここを発とうとムヒュルに泣いてすがるおばあちゃん。



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ちょうどそこへバンウォンがきていました。

班村を出ろ。新しい家を用意してやるとバンウォン。
対するムヒュルは、今度は断固たる決意で都を去ると言います。


「どんな気持ちかは分かるけど・・・・・・」

うろたえるバンウォンの言葉を遮り、言葉を続けるムヒュル。

「私がなぜ大君に従うことにしたのか、覚えていらっしゃいますか? 世の人々を笑顔にする政治・・・・・・」



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「でも、大君。今誰が笑っていますか? 笑っている人、いますか? 私が今、大君の傍でやりがいを感じていると思いますか?」

「ならば、行け。気が変わる前に」

バンウォンは、ムヒュルのおばあちゃんのために反物を持ってきていました。それを持っていくように言い添えるバンウォンです。









遅いですけどねー、これも。

もっと全然前に「誰も笑ってない」って気づけムヒュルって話なんですが。

・・・・・・と書いていて、思い出してしまいました。

ヨニとタンセ、気持ちを確かめ合って笑ってましたよね・・・・・・。

ぶり返す悲しみ。あ”ーーーーー!(泣)


プニもバンウォンを訪ね、班村の人々を助けてくれと直訴。
でもバンウォンは、逆賊と関わりのある者たちを、何らの名分もなく釈放し、都の中に置いておくわけにいかないと冷たい態度。
その上プニに「だから生き残るために最善を尽くせと言っただろう」と盗人猛々しいことを。



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その言葉に、プニが反撃します。

「どうやったところで、駄目だったじゃないですか。三峯様に近いという理由で捕まったのなら、初めから私たちには道はなかったんじゃないですか」

バンウォンを正面から見据えるプニ。



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「なんだ、その目は? ‘虫め、バンウォンを吐き出せ!’とでも言うのか?」

「子どもの頃交わしたそんな戯言に、何の意味がありましょう」

「そうだな。無意味だ」


外に出たバンウォンは、自分で口にした「虫」のキーワードに反応し、ホン・インバンにかつて言われた言葉を思い出します。
そして、幸せだった人たちが、もはや笑っていないことが頭をよぎるバンウォン。

そこへ出し抜けにプニが背後から「出て行きます」と声をかけ。


みんなを連れて出て行っては駄目だろうかとプニ。政治的には本来情報活動をしていた班村の人々を都においておくのは難しいことだというのは分かるので、命さえ助けてくれるなら誰もいないところへ行き、静かに暮らすと言います。だから自分も行かせてくれと。



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狼狽したバンウォンは思わず「駄目だ。俺の傍にいろ」と無茶な要求。
さらには「俺と、結婚しよう」と口走り。

ありえん!!

さすがにバンウォンもありえないと思ったらしく、気を取り直すのですが、今度はプニが「します。そばにいろと言うならいます。結婚しろと言うなら、なんであれ仰ったとおりにします。だから、班村の人たちを解放してください」と応じ。

ありえん!!

ありえなすぎて、視聴者大騒ぎ。
「はー?!」と叫ぶ間にも二人の会話は進みます。
「本気か? どうしてそこまでするんだ? 班村の人たちが一体なんなんだ」と驚愕するバンウォンに、プニは答えます。

チョン・ドジョンが亡くなった日、昼間兄に会った。チョン・ドジョンにも。その時自分が武器庫について話していれば、今この国は、あなたはどうなっていたと思うかと。そしてなぜ自分は言わなかったと思うかと。
あなたをとても愛していて、兄が死のうが生きようが武器庫について言わなかったと思うか?
そうではない。この班村に武器庫があることが明るみに出れば、ここにいる人全てに災いが及ぶと思ったからなのだと。

「でも、結局こうなりました。結局、この時代の私たち百姓は、何もできなかったんです。なのに、巡軍府/スングンブに囚われている人々はあきれたことに、こんなしがない私のような人間を、信じているのです。何かしてくれるだろうと。だから私は、彼らの気持ちを無視することはできません」

「それが全てか? だから俺と結婚すると? お前は首に刀を突きつけられても自分の意志を曲げない子だった。俺とは絶対に結婚しないと、妾は死んでも嫌だという、そんな子だった。なのに、まったく気持ちもないのにただそれしきの理由で、俺と結婚する? 本当に理由はそれだけか? なぜだ?」

興奮するバンウォンに、プニがきつい一言を浴びせます。


「力のある人だから」



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その瞬間、バンウォンは思い出すんですよね。
昔、プニの力になろうとしたのに身包みはがされたバンウォン。その後自分を見て逃げたプニ。
草原でプニを捕まえ、「どうして自分を信じないんだ」と怒りをぶつけたところ、プニは「力のある人じゃないですか。私の知ってる力がある人は、みんな私たちのものを全部奪っていく人たちだから」と答えたのでした。バンウォンは「じゃあ、これからよく見ておけ。俺はそんな人間じゃない」とその時答えたのですが・・・・・・。

まんまとなってますね。(笑)

びっくり。

なんでしょう、この、パズルのピースがハマっちゃう感じ。
プニはさらに続けます。

「私たちのような百姓、いえ、この国の全ての人々を跡形もなく消すことの出来る、そういう力のある人におなりになったではないですか」

バンウォンはショックのあまりしばし独りになって再び思い出します。あの草原で「私はそんな人間になるまいと思ってる人間だ」とプニに語った自分を。
「お前にだけはそんな人間になるまいと、強く思ってきたんだ」と打ちひしがれつつ頭を整理し、プニのところに戻り、班村の人たちと出て行くのを認めます。


「ムヒュル、プニ・・・・・・。俺はもっと強くなるだろう。そして、もっと孤独になるだろう」と心で呟きながら去っていくバンウォンです。










いやー、危ないところでした。

ここにきてプニの妾説とか、絶対無理です。
一人家庭内暴動起きかかりました。(笑)

しかしプニも、すごいですね。
実は最近無気力に見えたプニですが、根本は何も変わってないんですね。「強いやつはみんな庶民から全てを奪う」。この実感。ここぞとばかりに繰り出せたところが、素晴らしい。


一方ヨニャンは。

バンウォンをおびき出して殺したあと、イ・バンジが斬ったことにしようとユク・サンに提案。

ユク・サンはまだヨニャンが息子のことを知らないのだと思いほっとするのですが、実はヨニャンはユク・サンも一緒に始末するつもりでいたのでした。
この国では生きていけないタンセの恨みだけは晴らしてあげつつ、国を一緒に出て別の生き方を見つけてあげようと考えているヨニャン。



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ヨニャンは計画を伝え、終わった後はプニが危険になるのでプニのところには行かないようにと言います。そして、自分と共に大陸に行き、新しい夢を見つけようと言うのですが、タンセは母と一緒に何かをするのはこれっきりだと釘を刺します。


プニとムヒュルは揃って夜バンウォンのところにお別れを言いに行くのですが、バンウォンは会ってくれず。


班村に戻ると、プニのところに身分を偽ったままのチョク・サグァンが訪ねてきます。
プニは玉氏と子どもが亡くなったことを伝え、もう一人の子どもも亡くなったと応じるチョク・サグァン。
プニにこれまでの礼を言うチョク・サグァンを引きとめ、もしよかったら明日他の班村の人たちと一緒にここを出ようと誘います。
一緒にやり直そうといってくれたプニに感激するチョク・サグァン。
でも明日は必ずやることがあるのでと答えます。
5人に責任を問わなければならないのだと。











キル・ソンミはタンセを心配し、「その復讐、お前のためか? すごく虚しくなるだろうに」と言葉をかけ。



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翌日、解放された班村の人々は、労役に出されるものとばかり思って船着場に行くのですが、そこにプニが待っているのを見て大感激。

やはりプニが助けてくれたのだと口々に礼を言います。



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見ようによっては、プニだけえこひいきで拷問にあわずに済んでるんですけどね。(笑)

チョク・サグァンをつい待ってしまうプニですが、班村の仲間から昨日チョク・サグァンが武器庫の持ち主が誰かを聞いていたと知り、違和感を覚えるプニ。
おりしもチョン・ドジョンの弟のところにいる女の子が、チョク・サグァンから預かった手紙と物をプニに渡しにきます。

そこには、自分は本当は「春秋」ではなく「曲山」の出身であること、プニに一緒に行こうといわれたとき本当に嬉しかったこと、自分にはもう必要ないが宝石がいくつかあるので使って欲しいということが書いてありました。

「曲山剣法」を思い出し、彼女こそチョク・サグァンだと気づくプニは、武器庫の主であるバンウォンが危ないと、駆け出してしまい。


プニは宴会で毒を飲む寸前だったバンウォンのところに間に合い、バンウォンの屋敷の使用人と偽り、「緊急の言伝」をします。



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「‘虫を、吐き出されますように’とのことです」


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かつてバンウォンが「虫」に呑まれたら殺すとふざけて脅したプニ。
「殺す前に教えてくれ」と笑うバンウォンに「‘虫め、バンウォンを吐き出せ!’って?」と実演して見せたプニ。
そのことを思い出し、今が「死ぬ前」だとバンウォンは悟ります。

ハリュンと話があると席を離れるバンウォン。
そのまま逃げようとするのですが、「無名/ムミョン」が隠していた私兵に襲い掛かられ、バンウォンの私兵との戦いになります。

そこにバンジとチョク・サグァンが合流し、瞬く間に修羅場に。



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その隙を縫ってバンウォンはプニと逃げるのですが、今度はキル・ソンミに行く手を阻まれ。

危機一髪のところでムヒュル参上。



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「遅くなりました、主君」とすっかり護衛武士モードに戻るムヒュル。


キル・テミに剣を向けるその姿には「六番目の龍 朝鮮第一剣ムヒュル」の文字が。




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で、ラスト。










えーーーー。

今頃ーーーー。(笑)


このラストシーンには、一人でウケてしまいました。
いえ、ウケるところではないんでしょうけど。

しかし、戻ってきますか、ムヒュルも。
ハルモニはどうなるの?(笑)
そして、二人は手を繋いで逃げてますが、まさかこのあとまたプニとなにやらってことは、ないですよね?!




消化試合になるかと思いきや、思いがけず色々ツッコミどころが満載で楽しんでしまいました、49話。ある意味、もう何も大きな期待をしていないので、気楽に見れているのかもしれません。(笑)

残すところ、ようやく最終回のみとなりました。
どんな展開で終わったのか、肩の力を最後じっくり見てみようと思います。