みなさま、こんにちは。

ミュージカル『ヘドウィグ』観覧記に続いて、今日はもう一つ、劇場で限定発売中の『ヘドウィグ』 LIVE盤CDについて、代表曲の紹介を交えつつ取り上げてみようと思います。


それにしても、観覧記をアップした時には猛暑がひと段落したかのように書いたのですが、一歩外に出てそれが勘違いであったことに気づきました。
一体どうしてこんなに暑いのでしょう。
まだ五月だというのに、先が思いやられます。
夏にソウルに来たら茹で上がっちゃうかも知れません。(笑)

となにやら愚痴から入りましたが、『ヘドウィグ New make up』のライブ盤CD。
私も購入してまいりました。
チョ・ジョンソクさんとピョン・ヨハンさんのバージョンを。
このライブ盤CD、出演者全員のバージョンが揃っているんです。

一枚15000ウォン。
一枚買うごとに2000ウォンの割引クーポンがもらえます。
それを知らずに一気に2枚購入してしまい、クーポンを2枚ももらってしまいました。

なんか悔しい!(笑)

今日29日はチョ・ジョンソクさんの回が千秋楽を迎えますし、ピョン・ヨハンさんの回もラストが6月5日と1週間後に迫っているので、間に合う方は少ないかと思いますが、もしCDを複数枚買われるつもりの方は、状況が許せば是非1枚1枚並び直してご購入を。
ええ、ちりも積もれば何とやらでございます。(笑)

このライブ盤CD、3日間限定でつい先日通販も行われていたようですね。
これを買うためにわざわざ劇場に寄る人もいたりしてなかなか好調な売れ行きのようですが、市場に出回らせないのはプレミア感を高めるためでしょうか? もう少し手軽に買えるといいのに、なんて思ったりもしますが。


そんなこんなで早速中身をご紹介しようと思いますが、実は私、まだCDを聴けてはおりません。
早く聴きたくはあるのですが、いかんせん手元に再生機器がなく。
よって音については何も言及できず、主にジャケット紹介になります。すみません。(笑)


まずはチョ・ジョンソクさんのライブ盤CDの紹介から。
こちらがウラオモテ。



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開けるとこんな感じになっています。



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中身はCD本体と歌詞カードという構成。

こんな感じで歌詞と写真が収められています。



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写真の角度によるものなのか、それとも実際にそうなのかは分かりませんが、この脚のラインの美しさ、尋常ではありません。(笑)

3月から公演に入っているチョ・ジョンソクさん、舞台の度に体重が落ちてしまって食べても食べても痩せてしまうとなにかのインタビューで読みましたが、本当に女性かのような線の細さですよね。
やはり「美しさ」を感じさせる要素として欠かせないのは「痩せ」なんでしょうか。

うーむ。

・・・・・・あまり踏み込まずに、次行きます。(笑)


ピョン・ヨハンさんのライブ盤CD。

こちらは初期の頃の録音なので、まだこなれてなくて歌声が緊張しているともっぱらの噂なのですが、こちらも私は聴けておりません。


まずは外装ウラオモテから。



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ピョン・ヨハンさんのライブ盤CDは一番遅く発売になったのですが、ほかの方のものと違ってケース型になっていて、中に別途CDケースと歌詞カードがこんな感じで入っています。

こちらがCDケースと歌詞カード。



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はい。ウラオモテ載せてみました。(笑)


CDを開くとこんな感じ。



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特に変哲もなく。(笑)

歌詞カードはチョ・ジョンソクさんのものと同様、公演シーンなどが添えられています。



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チョ・ジョンソクさんバージョンでのイツハクはジェイミンさん、ピョン・ヨハンさんバージョンでのイツハクはイム・ジナさんが務めています。

私が見た5月25日のピョン・ヨハンさんの回では、ジェイミンさんがイツハクを演じていたのですが、歌がめちゃくちゃお上手でした。
本当に素晴らしい伸びのある高音がまったく危なげなく出ていて、声も本当にきれいでした。
かえすがえすも素晴らしい舞台に出会えて幸運でした。


さて、せっかくなのでヘドウィグの楽曲の中から3曲ほど歌詞をご紹介しようと思います。

まずは、このミュージカルのテーマともなっている“The origin of love/愛の起源”。この歌の歌詞の中に、基本的な世界観が詰まってます。


前の記事でも書いたとおり私は『ヘドウィグ』自体見るのが初めてで、内容を大雑把にしか知らずにいたのですが、とにかく「予習が必須」との声を方々で聞いていたので、歌については直前にほぼ全曲内容を頭に詰め込んで臨みました。
結果、これが功を奏し、初めて見る結構入り組んだストーリーもすんなり入り込むことができました。


過去の出演者がプレス向けなどで歌った時の動画などを、今日は貼らせていただきます。
オフィシャルなものではないので、リンク切れの際はご了承ください。

こちらは2007年に「ミュージカル トークショー(原題イヤギショー)」に出演し、“The origin of love/愛の起源”を歌ったチョ・ジョンソクさんの動画。





The origin of love

아주 오랜 옛날, 구름은 불을 뿜고
하늘 너머 높이 솟은 산, 오랜 옛날
두 쌍의 팔과 두 쌍의 다리를 가진 사람
하나로 된 머리 안에 두 개 얼굴 가진 사람
한번에 세상 보고 한번에 읽고 말하고
한없이 큰 이 세상 굴러다니며
아무것도 몰랐던 시절 사랑 그 이전
The origin of love
The origin of love

그 옛날 세 종류 사람 중
등이 붙어 하나 된 그 소년
그래서 해님의 아이
같은 듯 다른 모습 중
돌돌 말려 하나 된 두 소녀
그들은 땅님의 아이
마지막 달님의 아이들
소년과 소녀 하나 된 그들은 해님 달님 땅님의 아이
The origin of love

이제 불안해진 신들
아이들의 저항이 두려워 말하길
“너희들을 망치로 쳐 죽이리라 거인족처럼”
그때 제우스는
“됐어! 내게 맡겨
그들을 번개 가위로 자르리라
저항하다 다리 잘린 고래들처럼”
그리곤 벼락 꽉 잡고 크게 웃어대며 말하길
“너희 모두 반쪽으로 갈려 못 만나리, 영원토록”

검은 먹구름 몰려들어 거대한 불꽃 되고
타오른 불꽃 벼락 되어 내리치며
번뜩이는 칼날 되어 함께 붙은 몸 가운데를 잘라내 버렸지
해님 달님 땅님의 아이들

어떤 인디안 신
토막난 몸을 꿰매고 매듭을 배꼽 만들어
우리 죄 다시 생각케 해
오사이러스 그 나일의 여신
폭풍 일으켜 세워, 거대한 허리케인
갈라지는 하늘, 검게 쏟아지는 폭우, 거침없는 파도에 흩어져버린 우리
끝없는 절망 속 마지막 애절한 소원
한쪽 다리와 눈만은 제발 남겨 두시길

나는 기억해 두 개로 갈라진 후
너는 나를 보고 나는 너를 봤어 널
알 것 같은 그 모습 왜 기억할 수 없을까
피 묻은 얼굴 때문에 아니면 다른 이율까
하지만 난 알아 네 영혼 끝없이 서린 그 슬픔
그것은 바로 나의 슬픔
그건 고통
심장이 저려오는 애절한 고통
그건 사랑
그래 우린 다시 우리 되기 위해 서롤 사랑해
그건 making love, making love

오랜 옛날 춥고 어두운 어느 밤
신들이 내린 잔인한 운명
그건 슬픈 얘기 반쪽 되어 외로워진 우리 그 얘기
The origin of love
That’s the origin of love
The origin of love
The origin of love
The origin of love



とても昔々のこと 雲が火を噴いて
山が空を越え 高くそびえたっていた、とても昔のこと
二組の腕と足を持ち
ひとつの頭に二つの顔を持つ人がいた
一時に世の中を見渡せ 一時に読んで話すことができ
果てしなく大きなこの世を転がっていた
まだ何も知らずにいた頃のこと それは愛ができる以前のこと
The origin of love (愛の起源)
The origin of love (愛の起源)

その頃人には三種類があって
そのうちの一人 背中がくっついて一つになった少年は
太陽の子と呼ばれていた
よく似てるけど違う姿をした者のうち
ぐるぐるに巻かれて一つになった二人の少女
彼女らは大地の子と呼ばれた
そして最後は月の子どもたち
少年と少女が一つになった彼らは 太陽と月と大地の子
The origin of love

そのうち不安に駆られ始めた神たちが
その子らに抗われるのを恐れた言った
「お前たちを金槌で叩き殺してやる、あの巨人族のように」と
それを聞いたゼウスは言った
「いや、私に任せろ。
彼らを雷のはさみで切り離すから。
逆らって足を切られた鯨たちのように」と
そして雷をしかとつかみ 大声で笑いながらこう言った
「お前たちは真っ二つに引き裂かれ、永遠に出会えなくなる」

すると黒い雨雲が立ち込め 巨大な炎となり
燃え上がる炎が稲妻となって落ちて
閃光の刃がくっついていた体の真ん中を切り離してしまった
太陽と月と大地の子どもたち

そこにインドの神が現れ
バラバラになった体を縫い寄せて縫い目でへそを作り
私たちが罰を忘れないようにした
オシリスとナイルの女神が
暴風を呼び巨大なハリケーンを巻き起こし
切り裂かれる空と黒く降り注ぐ暴雨 荒々しい波に
ちりぢりに体を吹き飛ばされた私たち
果てしない絶望の中で 最後に切なく願った
片方の足と目だけは どうか残してくれますようにと

私は覚えている 二つに裂かれた後
あなたは私を見たし私はあなたを見た そうあなたを
すぐ分かりそうなあの姿が なぜ思い出せないのだろう
血みどろになった顔のせいか それとも他にわけがあるのか
でも私には分かる あなたの魂に深くまとわれたその寂しさ
それぞまさに私の悲しみだと
この苦痛
心臓が締め付けられるような哀切な苦痛
それが愛なのだと
そう、私たちはもう一度ひとつになるべく愛し合った
それが making love, making love

とても昔 寒くて暗いある日の夜に
神々が下した残酷な運命
それは悲しき物語 半分にされ孤独になった私たちの物語
The origin of love
That’s the origin of love
The origin of love
The origin of love
The origin of love





韓国語版の歌詞はオリジナルの歌詞のニュアンスを生かしつつ、歌詞の内容は少し変わっているようです。
私の訳は韓国語版を基準にしています。


チョ・スンウさんが歌う“The origin of love”も貼っておきます。
こちらは2013年、プレス向けに歌った時の動画です。







チョ・スンウさんも魅力的で、引き寄せられてしまいます。


そして次にご紹介するのは“Wicked Little Town”。
これはヘドウィグがトミーに対し「男目線で作った」と言いながら歌う歌なのですが、「予習」としてチョ・スンウさんの歌声で聴き続けた私はもうすっかりチョ・スンウさんに惚れかかりました。(笑)
この曲は、本当に素敵です。





Wicked Little Town

네 눈엔 태양이 있고
비구름 하늘까지 머물고 있어
맑았다 흐린 날처럼 오르고 내리는 인생
우리네 삶은 돌고 또 돌지
길 잃고 헤매는 당신 따라와 나의 속삭임
건너요 차가운 도시 Wicked little town

운명이 널 시험해도
힘들어하지 말고 헤쳐나가길
미움과 증오에 지쳐 원망과 좌절에 빠져
뜨겁고 차가운 바람 세차게 몰아쳐
길 잃고 헤매는 당신 따라와 나의 속삭임
건너요 차가운 도시 Wicked little town

아- 아-

세상은 잔인한 무대
후회는 패배자의 넋두리일 뿐

존재의 가치도 몰라
서 있는 위치도 몰라
더 이상 뒤돌아 갈 수조차 없다면
길 잃고 헤매는 당신 따라와 나의 속삭임
건너요 차가운 도시 Wicked little town



君の目には太陽が宿っている
雨雲の空までも
晴れては曇る日のように アップダウンする人生
僕らの人生は巡りめぐるもの
行く手を見失い さまよう君よ ついておいで僕の囁きに
越えて行こう この冷たい都市を Wicked little town

運命が君を試そうとも
めげることなく切り抜けて欲しい
憎しみと憎悪に疲れ 恨みと挫折に陥れば
熱くて冷たい風が激しく吹き荒れる
行く手を見失い さまよう君よ ついておいで僕の囁きに
越えて行こう この冷たい都市を Wicked little town

Ah

世界は残酷な舞台
後悔は敗北者の泣き言に過ぎないんだ

存在価値も分からない
自分のいる場所も分からない
もはや後戻りすらできないのなら
行く手を見失い さまよう君よ ついておいで僕の囁きに
越えて行こう この冷たい都市を Wicked little town





は~。うっとりしてしまいました。(笑)


そして最後にご紹介するのが、“Midnight Radio”。

幾重にも引き裂かれてきたヘドウィグが、「ありのままの自分でいい」と自らを受け入れるにいたる歌。
・・・・・・という解釈で合っていますでしょうか?(笑)
とにかく感動的な歌なんです。

こちらもチョ・スンウさんの歌声でどうぞ。





Midnight Radio

사라져 가는 아름다운 My Dream, My Song
내리치던 여름 세찬 폭풍처럼 사라지는 꿈

Breath, Feel, Love, 날아 가라
You know, you are free
꿈틀대는 영혼 붉은 심장처럼
너와 난 하나

넌 하늘 저편 밝은 별
들려오는 소리 Midnight Radio
넌 하늘 높이 날으는 발레리나
들려오는 락앤롤

Here’s to Patty, Tina & Yoko, Aretha & Nona & Nico & Me
이세상 모든 락앤롤러스
변치 말고 지금처럼
서로 안고 끌어주고
모두가 하나된 이 밤

넌 하늘 저변 밝은 별
들려오는 소리 Midnight Radio
넌 외로운 세상 지친 영혼
지지 말아 포기 말아
그래서 우린 락앤롤러스
영원한 Your Rock & Roll

손을 들어, 손을 들어
손을 들어, 손을 들어
손을 들어, 손을 들어
손을 들어, 손을 들어



消えゆく美しい My Dream, My Song
叩きつけるような夏の激しい暴風のように消えゆく夢

Breath, Feel, Love, 飛んでいくんだ
You know, you are free
うごめいている魂 この赤い心臓のように
あなたと私はひとつなんだ

君は空の向こうの輝く星
聞こえてくるのは Midnight Radio
君は空高く飛び上がるバレリーナ
聞こえてくるのは Rock & Roll

Here’s to Patty, Tina & Yoko, Aretha & Nona & Nico & Me
この世のすべてのロックンローラーたちよ
変わることなく今と同じように
互いに抱き合い 手を差しのべ合おう
みんながひとつになった この夜のように

君は空の向こうの輝く星
聞こえてくるのは Midnight Radio
君は孤独な世界に疲れた魂
負けるな 諦めるな
そう だからみんなロックンローラーなんだ
永遠の Your Rock & Roll

手を掲げろ 手を掲げろ
手を掲げろ 手を掲げろ
手を掲げろ 手を掲げろ
手を掲げろ 手を掲げろ




よみがえります、あの日の感動が。(笑)

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どこか聴き覚えがあるような親しみやすい曲と、深みを感じる歌詞の組み合わせなので、音楽好きの人たちに愛されるのもよく分かります。
どの歌もかっこよくて、重かったりあけすけすぎる歌詞にも感情移入してしまうんですよね。
私自身はピョン・ヨハンさんを見に行ったつもりでしたが、終わってみればすっかりヘドウィグ自体のファンになってしまいました。

みなさまも是非、機会があればヘドウィグの楽曲をお聴きになってみてください。

いや~、来シーズンも是非とも見に行きたいです。