みなさま、こんにちは。

クリスマス寒波が訪れているそうで、関東地方もすっかり冷え切っております。
みなさま、風邪には充分注意なさってくださいね。

私は物凄く久しぶりの休日を、見たかったドラマの続きをみて過ごしました。
今日は『栄光のジェイン(영광의 재인)』20話について書こうと思います。

以前、「2011年11月ソウル⑤つづきの気になるドラマ」でも触れた、『栄光のジェイン(영광의 재인)』。
あれを書いたのは、全24話のうち12話まで見終えた時点でした。

ユン・ジェイン役のパク・ミニョンさんの可愛さだけで引っ張ってるんじゃないかと思われたこのドラマ、あの後からとてつもない盛り上がりを見せております。
本放送は22回まで終わっていて、私は20回まで見たのですが、久しぶりにラスト叫んだので、今日はいきなりネタバレ満載のキャプチャーつきで書かせて頂きます。20話まで完全にネタバレですので、知りたくない方はこのまま閉じて下さいませ。(笑)

いやー、待った甲斐がありました。面白くなるに違いない、イや面白くなってくれないと困る、と忍耐とともに見続けたこのドラマ、もしかしたらこの20話が一番面白い回かもしれません。
韓国ドラマは、最終回手前の数話が一番面白く、その後失速する竜頭蛇尾パターンがあるので、一番楽しいところを残しておきたい一心で書きます。(笑)

かいつまんでこれまでのいきさつを。
孤児院で育ち、看護助士をしていた健気で可愛い子犬ちゃん、ユン・ジェイン。元プロ野球2軍ピッチャーで熱血好青年のキム・ヨングァン。同じく元プロ野球選手にして“コデ商事”の御曹司であるいけ好かない男、ソ・イヌ。この三人の若者が自分たちの秘められた関係性に気付かぬまま出会い、恋をしたりしているわけですが、実はコデ商事の初代社長であるジェインの父ユン・イルグを死に追いやり、母親を植物状態にし、ジェインを孤児院に捨てさせたのは、イヌの父であり現在のコデ商事会長であるソ・ジェミョンです。
また、ジェインが当初腹違いの兄と思い込んだヨングァンの父は、ソ・ジェミョンの運転手にしてジェインを孤児院に捨てに行った張本人という悲劇的な設定。

植物状態だったジェインの母親が奇跡的に意識を取り戻し、決死の覚悟でソ・ジェミョンに向かっていった18回から物語が急展開します。可愛いだけだった子犬ちゃんのようなジェインが、まったく別人の復讐キャラに。(笑)

一方、愛するジェインが腹違いの妹でなかったことにホッとしつつも、父親のしたことに自責の念を隠せないヨングァンと、ジェインを愛するお坊ちゃんのイヌは、各々自分が何をすべきか悩みつつ、ジェインの側につくことを決めます。


朝7時。
「一人でできることなど限られている。皆で力を合わせて一緒に進もう」
そう言って黄老人に金を借りて来るようコデ商事営業一課チームマネージャー、ハ・ヨンドに言われたジェインは、ハ・ヨンドを味方と確信し、黄老人の元を訪れます。

行ってみると、そこには同じく融資を求めに来ていたソ・ジェミョン会長が。







ジェインは担保として両親が保有していた不動産の名義などを渡そうとしますが、担保はキム・ヨングァンだと聞かされます。
ヨングァンは自分の人生を担保として捧げる約束をしていたのでした。
今回はジェインに金を貸すとの言葉にソ・ジェミョンは激昂しますが、自分の金は自分の好きに使うと黄老人も譲りません。










ジェインは研修中のコデ商事へと向かい、ヨングァンの脛を蹴り上げます。
自分の人生を賭けるなんて、あなたの人生はそんなに軽いのかと怒るジェインに、大事な人生だからこそお前のために使うことに決めたと返すヨングァン。









ヨングァンに怒り心頭のソ会長は、側近で甥であるソ・インチョル室長にヨングァンを再起不能にせよと命じます。このソ・インチョルが悪党なんですよね~。
会長の座を狙うソ・インチョルは、ソ・ジェミョンの指示に従ってあらゆる汚いことをしながら、その実裏ではソ会長を追い落とすために様々なことを画策しています。

ソ・インチョルが弟を傷つけるかも知れないと察した秘書室勤務のキョンジュ。キョンジュとインチョルは愛人の間柄のようであり、ソ会長を憎む同類のようでありながら、いまひとつチームワークが脆そうなのですが、そのキョンジュがジェインに警告します。
不幸はあなただけで終わらせなさい。さもないと、あなたが引きずり込んだ人間すべてが傷つくことになる、と。







一方営業一課。
またしてもヨングァンを陥れようとの誰かの仕業により、トラブル発生。
ヨングァンの名前でスポーツウェア100着が受注されていたのですが、届けたはずのウェアが2着足りない事態に。
最後の点検を怠ったという理由で、倉庫で在庫の点検を命じられるヨングァン。









在庫の点検中、いつぞやのように、暗闇で自分を付けねらう足音に気付きます。








一方、インチョルを呼び出したイヌ。ヨングァンを陥れようとスパイを営業一課にねじ込んだのは父親の仕業か、それともあなたの仕業かと問い詰めます。
ジェインと父の間で二股をかけるのをやめて、そろそろ立ち位置をはっきりさせたらどうだと怒るイヌに、そんなに知りたければはっきりさせてやると不敵に答えるインチョル。






地下倉庫のヨングァンは怪しい足音を追ってゴルフクラブを手に近づきます。
そこにいたのは、心配して様子を見に来たイヌでした。






ジェインを巡っては完全に恋仇な二人ですが、イヌ、徐々に変わってきました。ヨングァンを助けようとしているんですね。
その時、本物の怪しい影が。
二人が近づくと、怪しい影が発煙筒を投げます。








二人は煙にまかれながら逃げようとしますが、鍵がかけられ閉じ込められたことに気付き、愕然とします。火事にならないよう発煙筒を消しに行くヨングァン。
その時イヌに、黒い影が近づきます。かつて子どもの頃、イヌをひどい目にあわせた謎の男です。
恐怖心から再びパニック障害の発作を起こすイヌ。
男はイヌを殴り倒します。








一方のヨングァンも、自分を付けねらう足音に再び気付きます。
角材を持って立ち去ろうとする影を呼び止めると、なんと一緒に研修を受けている元取り立て屋のチンピラ、クムボク。「まさかお前が、なぜ?」とショックを受けるヨングァンに、角材を振り上げて向かってくるクムボク。私もショック! 
実は前からクムボクが犯人かのように匂わせていたのですが、19回ではヨングァンのことを初恋相手と公言する営業一課のチャ・ホンジュが犯人であることをうかがわせる場面があったのです。
「えー、ソ・会長に買収されてたのはクムボクなの?!」と思った瞬間、ヨングァンが振り返り、後ろから自分を狙っていた影を殴りつけます。
クムボクのはずがないと信じていたヨングァン。「母ちゃんが言ってた。人間、口では嘘をつけても、目は嘘をつけないって」。クムボクは感激します。このクムボク、実はチンピラ時代、ヨングァンの母親の経営する店の借金取立てに来ていたのです。

ヨングァンに殴られ、気絶した怪しい男。
覆面をはぐと、なんと営業一課のコ課長。最も犯人らしからぬ人だったので、私もすっかり騙されました。










そこへやってきた営業一課の人たち。
混乱するヨングァンとクムボクに、ハ・ヨンドが説明します。
実は、誰がヨングァンの身を狙う犯人かをあぶりだすために、ヨングァンに罰を与え、一人になるよう仕組んだというのです。
誠実なコ課長がなぜチームを裏切ったのかとショックを隠せない一同。







同じ頃、ジェインもヨングァンの身を案じて倉庫にやってきました。
そこで発見したのは、重傷を負ったイヌ。









何者かに襲われ、重傷を負った息子を前に、いきり立つソ会長。
その後ろでほくそ笑むソ・インチョル。
なるほど。ソ・インチョルの仕業なんですね。本当に嫌な男。








翌日、会社の監視カメラを確認するソ会長。
映っていたのはゴルフクラブを構えるヨングァンの映像と、そのあとイヌが何者かにゴルフクラブでボコボコにされる映像でした。ヨングァンが犯人かのようにインチョルが仕向けたのですが、まんまと乗せられたソ会長は、ヨングァンを追い出さなければお前も辞表を書くことになるぞとインチョルを怒鳴りつけて出て行きます。






ソ・インチョルは部下に指示し、殴打部分の録画を消させます。
上司の命を受けて画像の削除を始めた職員が、映っている犯人がヨングァンでないことに気付きます。







この部分、あとでどう生かされるか楽しみですね。
まさか、生かされない、なんてこと、ないですよね?(笑)



さて、営業一課。
ハ・ヨンドはコ課長になぜそのようなことをしたのかと問い詰めますが、家族がいるので答えられないと泣くばかりのコ課長。
ハ・ヨンドは営業一課を去るように告げます。
追いすがるような目のコ課長に、ハ・ヨンドは涙を浮かべながら止めの言葉を口にします。

「悲しむべきは、俺を失ったことじゃない。自分が良心を失ったことこそ、悲しめ」

うーん! いい台詞!










泣きながらヨングァンと同僚に許しを請うコ課長。
その時インチョルがやってきます。
インチョルは今回の事件をすべてコ課長一人の責任にした上で、イヌにヨングァンが重傷を負わせたことがビデオに残っていると告げます。
「そんなはずはない」と思わず庇うコ課長。ヨングァンも、映像を見せろと迫りますが、インチョルは応じません。






ヨングァンを辞めさせなければ、営業一課を潰すと脅されるハ・ヨンド。ヨングァンは辞めさせないと応じるハ・ヨンドに、不敵な笑みでインチョルは去ります。







自分のせいで営業一課が路頭に迷うことになる。
辞めなければと悩むヨングァンに、ハ・ヨンドは絶対に辞めるなと伝えます。




「不当な目にあって、負けるのは、まだいい。でも、不当な目にあっているのに、それを正すのが怖くて逃げ続けたら、どうなる? ついには自分が不当な目にあっていることすら気が付かなくなるんだ。
人間にとって最も悲惨なこと。それは、不当な扱いを受けても、そう感じられなくなることだ。逃げるな! 屈するな! キム・ヨングァン!」


ウルッときました。 



一方のジェイン。チャ・ホンジュからこれまでのいきさつを聞きます。
全社の売り上げのうち30%を占める営業一課をつぶすことなど出来ない、心配要らないと告げるチャ・ホンジュ。ソ会長を倒すために、自分の拳も使ってくれとジェインを励まします。
嬉しさとともに、複雑な思いのジェイン。









「不幸はあなただけで終わらせなさい。さもないと、あなたが引きずり込んだ人間すべてが傷つくことになる」

イヌの病室を訪れながら、キョンジュに言われた言葉がこだまするジェイン。
ホンジュの顔も浮かびます。
自分を庇おうとする人が、あとどれくらい傷つくことになるのだかと思うと、ジェインの心は揺れます。







逡巡しながらコデ商事のビルの前にやってきたジェイン。
ソ会長の正体を知った日、やけになって投げ捨てたお守りのネックレスを植え込みで探します。何をしているのかと守衛が近づいてきたので事情を話すジェイン。ネックレスが守衛のポケットから取り出されます。

20年間勤めているというその守衛に、初代会長のユン・イルグを覚えているかと尋ねるジェイン。勿論覚えていると答える守衛。
子どもたちの1歳のお祝いまで祝ってくれるような、何よりも社員を大切にしてくださる人だったと続けます。
「社員こそ会社」。生前の父の口癖を聞かされたジェインは、何かのヒントを得たように晴れやかな顔になり、その足で黄老人を訪れます。








キム・ヨングァンの人生を担保に金を借りる決心がついたかと尋ねる黄老人に、決心がついたと答えるジェイン。


一方会社では、ヨングァンがインチョルと睨み合っていました。
売り上げの30%を叩き出している営業一課を解散させれば、おかしいのは誰なのか人々におのずと分かるとヨングァン。インチョルは鼻で笑います。
続けてヨングァンは、父が交通事故で亡くなった日、現場にあなたがいたのを目撃した人がいるとインチョルに告げます。眉一つ動かさず応じるインチョルに、因果応報とはどういうものか、あなたに知らせてやると伝えるヨングァン。
冷笑を浮かべて立ち去るインチョルに、大声で気合を浴びせるヨングァン。
その様子を姉のキョンジュが見ています。
やっとソ・インチョルと手を切る決意がついたのか、顔には笑みが。







さて、問題のジェイン。
ジェインは黄老人にこう告げたのでした。

「キム・ヨングァンさんを担保に金を借りることはないと伝えにきました。そんなことをしたら、もう二度と以前のように笑えなくなるからです。だから、彼の人生を返してください」

黄老人は愉快そうに笑います。






翌朝。

ジェインはハ・ヨンドにある計画を伝えます。
ジェインの決意を聞き、手を貸すことにしたハ・ヨンド。社内スタジオに入ります。










一方、ジェインから事前に放送内容を明かされた営業一課。その内容にヨングァンは驚愕します。
自分を担保に取ることをやめたと知り、ヨングァンは放送を阻止すべくスタジオに向かいますが、ジェインは既にスタンバイの状態。










「初代会長、ユン・イルグの娘、ユン・ジェインです。今日は社員のみなさまに重大なご報告があります」

ジェインの声が社内中に流れ、その声を聞いたソ会長とインチョルも驚いて足を止めます。





必死にジェインの元へと走るヨングァン。
「私の持ち株50%を・・・・・・」
ジェインの言葉を遮るように、ヨングァンが飛び込んできます。
しばし固まるジェイン。





「ジェイン・・・・・・!!」

ガラス越しに制止するヨングァン。
ジェインは再び視線を正面に戻し、続けます。

「私の持ち株50%を、全社員にすべて分けます」





はっ?!




マジ?!





えぇえええーーーーー?!(笑)


イヤーーー、待った甲斐がありました。
オモシロイ!!! 20回、オモシロイ!!!

練りましたねー、今回の脚本。
まさか、そうくるとは。
素晴らしい。キム・タックの脚本家さん、素晴らしい。


今回の台詞は、私好みでした。言葉に力がありました。
どうなることかと若干ハラハラしながら見続けたこのドラマ、半分以上過ぎてようやく面白くなって嬉しいです。
本放送、22話まで終わっているんですが、もうここでやめようかという気さえします。
私、この20回が見れただけで、このドラマに満点差し上げたいです。

一番いい時に見るのを止めるのがいいかもしれません。(笑)