みなさま、こんにちは。

気付けばクリスマス目前。正真正銘の年末ですね。
いつの間に時がこんなに流れたのかと思うくらい、月日がたつのは早いですね。

今日は現在韓国で公開中のピョン・ヨハンさんとキム・ユンソクさん主演映画『あなた、そこにいてくれますか』(邦題仮)について取り上げてみます。

12月14日から韓国で公開されている映画『あなた、そこにいてくれますか』(邦題仮)。
フランスの人気作家ギヨーム・ミュッソの世界的なベストセラー小説『時空を超えて』(邦題)が原作のこの映画は、映画化されるのはこれが初めてだそうです。
ジャンルとしては、30年前の若かりし自分に会いに行くタイムトラベル物。
キム・ユンソクさんとピョン・ヨハンさんが「ひとり二役」ならぬ「ふたり一役」を演じた映画です。
私も今回ソウルで観て来ました。

まずは映画のポスターから。
何度かクリックすると拡大されます。

振り返るピョン・ヨハンさんの目が憂いに満ちていますよね。

映画の内容を暗示したポスターとなっています。

こちらはまた別のポスター。

ピョン・ヨハンさんの30年後がキム・ユンソクさんになっているということに異議を申し立てたい方もいらっしゃるかもしれませんが、そのモヤモヤはですね、こう考えるとわりと納得がいきます。

「昔超カッコ良かった高校時代の同期が、同窓会で会ったら見る影もなくなっていた」。

・・・・・・あれ? なんかけなしてる?

ち、違います、決してキム・ユンソクさんに文句があるわけでは!(笑)

ちなみにキム・ユンソクさんは68年1月生まれですが、役の上では10歳ほど上の設定でした。そう考えるとピョン・ヨハンの30年後として違和感ない。うん、全然ない。
と舌の根も乾かぬうちに失言を取り戻そうとしております。キム・ユンソクファンのみなさま、ごめんなさい。(笑)

この映画は、医師のハン・スヒョン(キム・ユンソク扮)がカンボジアに医療ボランティアに訪れた際に赤ちゃんを救ったお礼として村の老人に「望みを叶える」という錠剤を10粒もらい、半信半疑ながら飲んでみたところきっかり2015年から30年前の1985年の自分(ピョン・ヨハン扮)がいる場所にタイムスリップしてしまうことから始まる物語について描いています。
スヒョンはイルカの調教師だったかつての恋人ヨナ(チェ・ソジン扮)にひと目会いたいと望んだのでした。

現在のスヒョン キム・ユンソク
‘過去は取り戻せない。
今のこの瞬間も取り返すことはできない’

過去のスヒョン ピョン・ヨハン
‘あなたにとっては過去でも、僕にとっては未来です。
その未来は僕が決めるべきだ!’

ヨナ チェ・ソジン
‘最後に
もう一度だけ待ってるから’

映画を見終えてこのポスターをみると、過去と現在のスヒョンはいずれも雄弁な表情をしていると感じます。

通り過ぎてきた人生を達観するような表情のスヒョンと、未来を憂うかのようなスヒョン。
そして、30年前の美しい姿そのままのヨナ。

このポスターを映像化した印象的な予告をまずはご覧ください。

30年前の自分に会った

30年後の自分が訪ねてきた

あなた、そこにいてくれますか

秋冬に見ろと言わんばかりの、このセンチメンタルな感じ。

映画を見終わっても、結構この映像はきます。
映画の全般的なトーンをよく表した、悲しげな映像です。

そしてこちらが予告編です。
予告編は二つあるのですが、一つはかなり映画の内容を見せてしまっているので、ネタバレの少ないほうをご紹介します。



「大丈夫ですか?」

「昨日ここで変な人に会ったんだ」

「間違いなく知らない人なのに、なんか見覚えがあるんだよ」

「どなたですか?」

「ハン・スヒョンです」

「ハン・スヒョンは俺だけど」

30年前の僕に会った

「お前は30年前の俺で、俺は30年前のお前だ」

「なんで来たんですか? 未来からここにやってきた本当の理由は?」

30年後の僕が訪ねてきた

「一度だけどうしても会いたい人がいます」

30年後の僕 キム・ユンソク

30年前の僕 ピョン・ヨハン

あなた、そこにいてくれますか
原作 ギヨーム・ミュッソのベストセラー

これから日本に入ってくると思うので、ネタバレはしません。
30年来の親友テホも過去現在ともにいい味を出していて、見る者を要所要所笑わせてくれます。

タイムトラベルという素材自体は目新しいものではありませんが、誰にでも過去に戻ってもう一度会いたい人がひとりくらいはいるものなので、見る者の回想とがあいまって余韻を深めるタイプの映画だと思います。
現在と過去の自分がどちらも独立した人格として描かれているので、どちらかに主従が偏るかと思われた予想が覆され、新鮮に見れました。

この映画の監督はホン・ジヨンさん。
『結婚前夜 ~マリッジブルー~』でメガホンを取られた女性の監督です。
去年の年末に、2016年には女性を主役にした映画、女性監督の映画をできるだけ見ることにしようと書いた私としては、年末にまた一本誓いを果たせて嬉しい限りです。(笑)

ちなみに、ヨナを演じているチェ・ソジンさん。
本当に美しい新人女優さんなのですが、見ている間中ずっとキム・オクピンさんに似ていると思っていたんですよね。
映画を見終えて調べてみましたら、なんと妹さんだったのですね。
もともとキム・ゴウン(김고운)さんだったのですが、もう一人のキム・ゴウン(김고은)さんと区別するためか、今年の5月に芸名を変えられたそう。
美しい容姿と無難な演技力で2017年に飛躍されそうです。

最後に、この映画のもう一つの注目点。

実は映画の中でピョン・ヨハンさんとキム・ユンソクさんは映画のOSTを一曲担当しています。
歌っているのは80年代を代表するシンガーソングライターのキム・ヒョンシクさんの『あなたの姿』(邦題仮)という曲で、映画のエンディングとして流れます。

・・・・・・ということを事前に知っておかないと、一体いつ流れたか全く思い出せません。劇中だったのか、それともエンドロールが流れてからだったのか、それすらも判別できない有様です。

ピョン・ヨハンさんの歌声を認知できなかったなんて、悔しい。悔しいにもほどがある。

二人が歌っている様子がyou tubeのTong Tong Tv公式アカウントにMVとしてアップされているのですが、動画には映画の内容がかなり含まれているので、ここではリンクのみご紹介しておきます。
主演二人が歌う『あなたの姿』のリンクはコチラです。

ピョン・ヨハンさんの歌声を映画の中で認知できなかった悔しさあまって、現在『ヘドウィグ』のCDをヘビロテ中の私。
これからご覧になられるみなさまは、くれぐれもそんなことがないようお気をつけくださいませ。(笑)

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もし私が過去の自分に会いに行けるなら、どの地点を選ぶだろう。

そんなことを考えさせるこの映画。

みなさまも、機会があればご覧になられてみてください。