みなさま、こんにちは。

今日はクリスマスですね。
みなさまどんなふうにお過ごしでしょうか。
私は普段と変わらない日常を過ごしていますが、それでも今日は世界の平和に思いを馳せたい一日です。

さて、今日は先日ソウルで見てきたシプセンチのコンサートについてアップしようと思います。

行けるか行けないか、日程が微妙で悩みに悩んでいたシプセンチのライブ。

10月15日に対馬で行われたフェスに行けなかった私としては、どうしても行きたいソウルでのライブでした。

駄目もとでチケットを確保して置いたのですが、無事行けました!

シプセンチのライブは12月16、17、18日および23、24、25日の6日間。
そうなんです。今日が最終日。

盛り上がったでしょうね~、今夜も。









場所は延世大学の新村(シンチョン)キャンパス内にある「白揚(ペギャン)コンサートホール」。
延世大学には大講堂もあるので、他の方のコンサートやイベントなどで行かれたことのある方もいらっしゃるかと思います。

この日の公演は午後6時から。
ということで夕暮れ時、いそいそと2号線に乗って出かけました。

ここはコンサートを観に行くにはうってつけの場所ですよね。
とにかく分かりやすいのと、駅に降りた瞬間から若者でがやがやした感じが楽しいです。


私が駅から出てきたときは、ちょうど通りで人口雪を降らせつつ、クレーンに乗った歌手が歌うイベントが始まったところでした。

とりあえずすっかり浮かれている私も一枚。









しかし、それにしてもカップルだらけでした。

私はライブを一人で観に行ったのですが、一人で写真を撮っている人がほぼ見当たりません。ええ、そう言いながら私は構わず写真を撮っているのですが。(笑)


延世大学へは地下鉄2号線の新村駅3番出口を降りてほぼ直進するだけの単純な道のりの上、賑やかな催し物やそれに群がる人々、行き交う人々をく眺めている間にあっという間に大学前の大通りに出るので、外国人にとってはとても行きやすい公演会場だと思います。


大通りから延世大学をパチリ。
渡った先が延世大学。









・・・・・・若干傾いております。(笑)


私が目指す「白揚(ペギャン)コンサートホール」は入って割りとすぐのところの左手にあります。

何しろキャンパスが巨大なので、歩いてすぐの場所にあるのは助かりました。


はるか正面には電飾を施したツリーが見えます。









私の前を歩いていた女性もどうやらシプセンチが目的地のご様子。
この方のバッグにセウォル号事件を刻む意味の黄色いチャームが付けられているのを発見し、いきなりほっこりしてしまいました。
この日は土曜日だったのですが、ここに来るまでの間もかなりの人たちが黄色いリボンをバッグなどにつけて電車に乗っているのを目にしていました。実は今も変わらず光化門では土曜日ごとに数十万もの人が集まってろうそくを灯しているんですよね。


嬉しい気持ちで歩いていると、ほどなくホールを発見。











入り口に回ると、シプセンチの講演会場であることを示す垂れ幕がありました。









私が到着したのは午後5時15分くらいだったと思うのですが、まだまだ人はまばら。

人々はロビーのソファーに腰掛け、グッズを眺めたり、フォトゾーンで写真を撮るなど、思い思いの時間を過ごしていました。
























入って驚かされたのは、まさかのカップル率の高さでした。

男性が多い、多い。

これは彼らは嫌がるなと、始まる前からにんまり。(笑)


このホールは2階席まであり、1階に613席、2階に216席、合計829席。
私はとてもラッキーなことに、チケット争奪戦に出遅れた割りにとてもいい席を取ることができました。

真ん中ブロックは逃したものの、右ブロックの通路から一つ入った席の、前から3番目がこの日の私の席です。










改めてみても、近い。もうとっくに終わっているのに、まだ嬉しい。(笑)

「いい席取れる、いい席取れる」と言い聞かせた甲斐がありました。



始まる前の会場内は、こんな感じ。









段差も結構ちゃんとあって見やすいつくりになっていたと思います。


しかしですね。
またしても目の前は、男性。

『ヘドウィグ』を観に行った時に目の前に熊のような巨体の男性に座られ、前から6列目がまったく無意味化したあの瞬間を思い出しました。
このライブがスタンディングにならないよう、本末転倒なことを祈ったのは言うまでもありません。(笑)


ライブの間は当然ながら撮影などは厳禁。
アンコールでは写していいと言われたので、心置きなく集中できました。


まずはわくわくのオープニング。

いきなりステージの真ん中にある、客席とを繋ぐ階段に座り込むふたり。
マイクを通さずに“Beautiful Moon”が流れてきます。

大好きな歌がのっけから流れ、しびれました。
ジョンヨル君は一瞬歌詞を忘れてましたが。(笑)
この一曲聴いただけで「きてよかった!」と早々に感無量な私。

この日は2曲をひと括りにし、歌い終わるとトークを挟むのが基本構成だったのですが、とにかくジョンヨル君が話が上手くてまったく飽きないんですよね。
チョルジョン君は色々おぼつかない感じなのですが、それがまた味になっていて。いじられながら進む感じがたまらなく楽しかったです。

私の記憶では2曲目は“죽겠네/死ぬほどいい”だったと思うのですが、正直自信はありません。会場を出た30分後には覚えていた曲順を殆ど忘れました。(笑)

順番は定かではありませんが、そのあと“エサン/애상”、“내 눈에만 보여/僕にだけ見える”を歌ってくれ。
“내 눈에만 보여/僕にだけ見える”は今放送中のコン・ユさん主演tvNドラマ『トッケビ』のOSTですよね。

「この二曲は人の歌なので、自分たちがどんなに歌っても儲からない」的な、銭金問題をまたもや言及するジョンヨル君がそこにいました。著作権料が入ってこない歌は歌いたくないっていう、相変わらずの正直さ。(笑)

最近発表した『길어야 5분/That 5 minutes』を紹介する際には、あまり売れなかったのはタイトルに問題があるせいだと言い出したチョルジョン君。「せめて10分はないとね」とチョルジョン君がなにやら下ネタめいた話題に持ち込もうとしたのですが、会場が思いっきりシーーーン。(笑)
焦ったジョンヨル君が「昨日のお客さんはめっちゃ顔を赤くしてウケてくれたのに、今日のお客さんは全然反応が違うので難しいですね」などと額に汗してました。
つか、男子学生か、その中途半端な下ネタノリ!(笑)


「季節に関する歌」というまとめで、“10월의 날씨/October rain”と“눈이 오네/雪が降る”も歌ってくれました。

“눈이 오네/雪が降る”の時は、セットの2階に上がり、ジョンヨル君が人口雪に降られる中歌うという凝った演出。
“눈이 오네/雪が降る”がまた大好きすぎる私は、震えました。(笑)


今回のライブはかなり彼らも作りこんできたようで、観客を楽しませるためのコーナーがいくつかあったのですが、中でも会場中の爆笑を買ったのが、「男子のためのメドレー」コーナー。

99%女性が占めていたはずのシプセンチのライブに、気付けば嘆かわしいことに男の姿が目立ち始めているとジョンヨル君。
こうなったからには男性たちも楽しんでもらおうと、男性たちのためのコーナーを用意したと言い始めます。

確かに男性が本当に多くてびっくりしました。

実は私が最近仲良くなった男子学生もシプセンチファン。
シプセンチファン、多いんですよね、男の子の中にも。
私の前の席もカップル、後ろの席もカップル、斜め前には大きな体の男子大学生(推定)3人組がいました。(笑)

「カラオケで男子が歌い上げる女子に嫌われがちな曲」というテーマ設定でメドレーを歌い始めたのですが、大爆笑を買ったのは何曲か歌ったあとジョンヨル君がポケットをまさぐりだした時でした。
スマホをポケットから取り出したので何事かと思ってみていると、音楽に合わせて「ヨボセヨ~」と歌いだしたんです。いきなりイム・チャンジョンの『소주 한잔/焼酎一杯』のサビとか、ウザすぎる!(笑)
あまりのウザ芸に大爆笑が起きました。

普通にカラオケ屋で熱唱されたら女子がこぞってドリンク取りに行くこと請け合いの、男子自己陶酔会的な歌ばかりを厳選したはずだったのですが、実は彼らの狙いは外れました。ジョンヨル君が歌うと全然違ったんですよね。原曲のウザさはどこへやらで、客席から黄色い声が飛びまくり。さっきウザいとか言いましたが、ぶっちゃけめっちゃ素敵。(笑)

男子メドレーが思いのほかウケたことに味を占めたのか、「ソテジの“Come back home”も歌えるしiziの“응급실/応急室”なんかも歌えるんだけど、聞きたいですか?」と興奮気味に尋ねていたジョンヨル君。次回はそれらも歌ってくれると言っていたので、めちゃめちゃ楽しみです。正直、ジョンヨル君が歌う“응급실/応急室”を聞くためだけに来年もこようと決意した瞬間でした。
ええ、前から何度か言及しておりますが、大好きなんですこの曲が。(笑)


あと、すっごく面白かったのが「ソロコーナー」。

トークではおぼつかないチョルジョン君が、ソロコーナーでは片膝ついて自信満々にイム・ジェボンの『고해/告解』を歌い上げちゃったんですよね。客席からは、割れんばかりの拍手と大爆笑。(笑)
いやー、チョルジョン君があんなに歌が上手いなんて、恐らく全てのシプセンチファンが初めて知った瞬間だったと思います。
曲をご存じない方のためにリンクをご紹介したいのですが公式のものが見当たらず、残念。
かなりきてる歌です。(笑)


そんなチョルジョンに負けず劣らず面白かったジョンヨル君。

ジョンヨル君はキーボードの弾き語りを披露しようとしたのですが、すぐに演奏を止めて客席に熱視線。すると「ハーイ!」「ハーイ!」と手を上げまくる会場中の女子たち。
猛者か!(笑)

ジョンヨル君が降りてきて、最前列にいためっちゃミニスカートの長い髪の女性をステージにエスコート。

しかしあれは仕込みですかね?
私が見た限り、寒空のあの日、あれだけのミニスカポリスは彼女だけでしたね。(ポリスじゃない。笑)

で、何が面白いって、私だったらですよ。私だったらまず手を上げませんが、それでも連れて行かれたと仮定して、ステージに上げられて、ジョンヨル君の隣に座らされて、弾き語りを始められたら。
どう考えても固まるのが精一杯ですよね。

ところが壇上に上がったその方は、いつから持ってたのかいきなりスマホを取り出し。
歌ってるジョンヨル君を撮る。っていうか、ご自分も撮る。(笑)


情感たっぷりにアリシア・キーズの“If I Ain’t Got You”を歌っていたジョンヨル君も、思わず吹き出してました。
彼も度肝を抜かれたんでしょうね。前日にステージに招いた人は心臓を押さえていたそうなので、反応のあまりのギャップに。(笑)
みんなが大好きな“오늘밤은 어둠이 무서워요/今夜は暗闇が怖い”を歌い始めてからは、動画撮影を始められたあのかた。
面白すぎて観客が歌どころでなくなったのは残念でしたが、正直感心しました。
ああいう瞬間を楽しむ瞬発力が人生には必要ですよね。選ばれてもいないのに、自分の芸のなさに落ち込みました。(笑)


そんなふうに、要所要所では計算外の笑いも巻き起こしつつ進んだライブ。

勿論笑わせてばかりいたわけではなく、セットの2階に上がって切なく静かに歌い上げるなど、歌の見せ場もたっぷりありました。

“스토커/ストーカー”は相変わらずの切なさでしたし、シプセンチらしさが炸裂する“kingstar”や“오늘밤에/オヌルパメ/今夜は”も堪能。


基本的には座って聞いていたのですが、「そろそろ立ち上がって遊ぼうよ!」の一言で全員待っていましたとばかりに総立ちになり、“아메리카노/アメリカーノ”、“죽을래 사귈래/死ぬ?付き合う?”、“뗄레야 뗄 수 없는 사이/離そうとしても離せない仲”と3曲続けて大盛り上がり。

“죽을래 사귈래/チュグルレ サギルレ/死にたい?付き合う?”はシプセンチが5年ほど前にテレビ番組『無限に挑戦』でハハと歌った曲ですが、この歌を歌っている時のジョンヨル君のダンス姿がめちゃめちゃ可愛くて。
意外にダンスのキレが良かったです。
って、なんで上から目線なんでしょう。(笑)

しかし、3曲スタンディングで歌ったらまた着席させるジョンヨル君。
ある意味観客の体力を大事に温存してくれるふたり。(笑)


そして、今年の彼らを代表する一曲となった“봄이 좋냐?/春が好き??”。
勿論「滅びろ!」を意味する「マンヘラ!」の合唱は日本の比ではありません。
みんななににそんなにストレスが溜まっているのでしょうか。(笑)

笑ったのは、先ほども書いた私の斜め前の男子大学生3人組。

照れ屋さんたちなのに、ジョンヨル君がステージの目の前までやってきて嬉しそうに指差したりするんですよね。「ここ男が3人も並んでるよ!」みたいな雰囲気で。
みんなの注目を受けて恥ずかしそうに大きな体を縮めている、見ず知らずのシプセンチファン男子たちがキュートでした。
しかしほんと、考えてみたらひどいですよね。
ファンに対してまるで罰ゲームのようじゃないですか。(笑)


記憶は不確かなのですが、恐らく“쓰담쓰담/スダムスダム”を最後に歌って、アンコールに突入したかと思います。
ええ、記憶違いの可能性、否定しません。ついでに言うと、“Oh Yeah”も歌ってくれた気がしているのですが、幻の可能性が否めません。(笑)


アンコールからは写真も動画もOKということだったので、みんなここぞとばかりにスマホやカメラをかざしていました。
勿論わたくしめも一生懸命撮ってまいりましたので、ご覧に入れましょう。

ステージはこんなつくりになっていました。
写真はクリック数回で拡大できます。
























アンコール一曲目に歌ってくれたのはウナスタバンこと“사랑은 은하수 다방에서/恋は喫茶‘天の川’で”。

もうこの時点で感激一杯の私。

聞きたかったんです、ずっとこの歌が。


その後はバンドの人たちもステージに出てきて、観客のリクエストに応じて演奏してくれることに。
歌詞は1番までにしてなるべく多くの歌を聞かせたいとのことだったのですが、リクエストがとにかくバラバラでまとまらず。(笑)
私の隣り方面からは『アフリカ青春だ』の叫びがかなり激しく上がっていたのですが、その声届かず。
かと思えば2階席からは男子の野太い声で『女はなぜ怒るのか』のコールが。

ジョンヨル君、「ほんとになんで怒るか分かんないの?」と2階席に向かって突っ込んでましたが、結局歌わず。あれは絶対男子のリクエストだったから歌わなかったに違いないです。(笑)

アンコールではチョルジョン君の爪が割れるアクシデントも起きました。


これが爪を見つめるチョルジョン君の様子。











さらに大きく。








痛かったんでしょうね。

しかし私は、彼がアンコールのどの曲で爪を割ったか、まったく思い出せません。ごめんね。(笑)


その後も順調に“안아줘요/アナジョヨ”、“그게 아니고/そうじゃなくて”、“Hey billy”、“그리워라/クリウォラ/恋しい”と続きます。










「Corona!」の声がかなり上がっていたんですが、バンドに何がいいか尋ねているジョンヨル君。

きっと即興でできるものとできないものがあるんでしょうね。










ギターの伴奏のみのものだけを勧めるバンドに「楽しようとしてるでしょ」と突っ込みながら、リクエスト最後に『クリウォラ』を歌ってくれました。

そして、「アンコール最後の曲」としつつ、ふたりきりになって私の大好きな“Good night”を。
















この名曲をまたチョルジョン君が出だしで音外すっていう。
爪のせいにしておきましょうか。(笑)
出だしはしまりませんでしたが、それでももう胸いっぱいでした。
ライブの間中たいがいずっと胸いっぱいでしたけど、やはり“Good night”はきますよね。


これで本当に終わりかと悲しんでいたところ「まだだよーん♡」ともう一曲本当の最後の曲を用意していた彼ら。

本当の最後の一曲は“Fine thank you and you?”でした。

最後の一曲をみんなで歌って盛り上げるために、1階と2階に別々のコーラスを教えるジョンヨル君。










1階の「ルルルルル~」と2階の「サンキュー」がジョンヨル君のお望みどおりに調和しつつ、最後の歌が歌い上げられます。
























こうして本当に、夢のように楽しかったひと時が終わってしまいました。

およそ2時間半を歌い続けてくれた彼ら。

少しでもたくさん歌って楽しませようという姿が感じられて、大満足のライブとなりました。

これだけ楽しいと、次のライブも絶対また行っちゃいますよね。
そして来年4月に予定されている日本でのワンマンライブは規模がもっとコンパクトなので、実はお宝ライブなんじゃないかと今更気付きました。最大でも346席なんですよね? さいたま芸術劇場小ホール。

ちょっとねー。やばそうです。特にVIPシート。韓国のファンたちが知ったら絶対「ずるーい!」となるに決まってます。もう席は残ってないでしょうが。(笑)

ちなみに私が観に行ったこの日は、客席はほぼ満席でした。
見渡す限り、ぎっしり。
彼らのチケットパワーに改めて驚かされた一日となりました。



せっかくなので、私と同じ日にコンサートに行かれた方が撮られたアンコールの動画をご紹介しておきます。

“안아줘요/アナジョヨ”、“그게 아니고/そうじゃなくて”、“Hey billy”、“그리워라/クリウォラ/恋しい”、そして“Good night”、“Fine thank you and you?”とアンコールのかなりの部分を網羅しています。

動画はyou tubeより。リンク切れの際はご了承ください。








ああ、よみがえる感動。

そしてしきりに野太い声で“한강의 작별/ハンガンエ チャッピョル/漢江の別れ”をリクエストしている男子がいるのが、またツボです。彼らって男性からのリクエストはオートマティックに遮断されてそうですよね。(笑)


ライブを終え、幸せな気持ちでまた新村駅に向かう途中、シプセンチの『ストーカー』を歌っている路上バンドに出会いました。
「今ちょうどヨンデでシプセンチがライブやってたんだよ!」と話しかけたい気持ちがこみあげました。

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誰かが一生懸命歌う『ストーカー』を背中で聴きながら新村をあとにする間中、幸せな気持ちが心に満ちてくる、寒くも暖かい夜でした。

来年の春ごろには新しいアルバムが発表できそうだといっていた彼ら。
その頃にまた観に行けたらいいなと願いつつ。

4月の日本でのライブに行かれるみなさまも、是非思いっきり楽しんでいらしてくださいませ。