みなさま、こんにちは。

今年も残すところあと4日となりました。
今日が仕事納めという方もいらっしゃると思います。

さて、今日は先日観てきたチョ・ジョンソクさんとト・ギョンスさん主演映画『형/兄貴』(邦題仮)の感想などをアップしてみようと思います。


前回ポスターや予告編についてご紹介したこの映画。
過去の記事はコチラからご覧頂けます。


「ト・ギョンス君とチョ・ジョンソクさんのファンめがけて作られた映画」と上記過去記事にて予想を書きましたが、実際見てからの感想は。
まったく予想に違いませんでした。(笑)

ただ、個人的には当初抱いていた映画の印象よりはるかにキラキラしたものとしてこの映画を見ることになりました。

と言うのも、映画の監督が私の友人の旦那さんの大学時代の親しい友人だったことが遅まきながら判明したんです。
友人は旦那さんと共に監督から俳優の舞台挨拶つき試写会に招かれていたのですが、旦那さんが仕事で行けず、「呼ぼうかと思ったんだけど、急で無理かなと思って」と今回ソウルに行く前に聞かされてしまいました。

「なんで黙ってんのよーー!!」
と私が地団太を踏んだのはいうまでもありません。(笑)

というわけで、「可もなく不可もない」であろうと大きな期待をせずにいたこの映画が、「もしかしたらチョ・ジョンソクさんの隣りで写真を撮れていたかもしれない」という過度な妄想によってにわかにキラキラ輝いて見えてきた私。我ながらなんて現金なんでしょう。
監督が次回作もチョ・ジョンソクさんを起用することを固く信じて疑いません。持つべきものは、映画監督を友人に持つ友人。次こそは、逃さない。ええ、信じるものは救われる、です。(笑)


さて、肝心の映画ですが、予告編紹介にも書きましたとおり、ストーリーはいたって単純。

内容は、柔道の国家代表選手だったコ・ドゥヨン(ト・ギョンス/D.O.扮)が試合中の怪我により失明し、弟の身の回りの世話を保護者として行うという口実で仮釈放された詐欺師でろくでなしの「兄」コ・ドゥシク(チョ・ジョンソク扮)が十数年ぶりに家に戻ったことで兄弟間に愛憎半ばするドタバタ劇が繰り広げられるというもの。選手生命を絶たれたドゥヨンに心を砕き、再起させるべく何かと世話を焼くコーチ、イ・スヒョン(パク・シネ扮)がここに加わり、三者三様にぶつかり合いながら次第に分かり合っていくさまが描かれます。































前途有望だった国家代表選手がいきなり失明という障害を負うことになるという設定は、現実に照らし合わせれば非常につらく重いものにならざるを得ないはずですが、監督はそのあたりのリアリティを意図的に排除して「笑って泣ける」映画を目指したようです。

その意味で言えば、批評家から高い評価を得ることは作り手自ら最初から目指していない映画と言えそうですが、難しいことを考えずに手軽に映画を楽しみたい観客からは合格点がもらえる作品となっているのではないかと思います。

なにしろチョ・ジョンソクさんとト・ギョンスさん、演技が上手いんですよね。
涙もろい観客たちは、手垢のついた「お涙頂戴攻撃」に簡単に乗るまいと瞬間的な抵抗を試みるも、結局俳優たちに号泣させられる構図。
深みだとか重みだとかを期待せずに観に行くのが一番の映画といえそうです。(笑)


さて、この映画。
私も知らずにみたのですが、実は映画のOSTをチョ・ジョンソクさんとト・ギョンスさんが歌っているんですよね。

歌っている曲は『応答せよ1988』で去年イ・ジョクさんにリメイクされ再脚光を浴びることになった、‘들극화/トゥルグックァ/野菊’の“걱정 말아요 그대/君よ、何も心配しないで”(邦題仮)。


この歌を歌わせるなんて、正直反則です。
歌自体にパワーがあるのに、まるで新人デュオかのような優しい歌声をハーモニーで聞かせてくれるため、歌を聴くだけで持っていかれます。(笑)
考えてみたら、いえ、考えてみなくても、ト・ギョンス君ってEXOですよね。
歌が上手くていまさら新鮮に驚いてしまいました。


というわけで、二人が歌う“君よ、何も心配しないで/Don’t worry”のMVをご紹介します。
ミュージックビデオの動画はCJENMMUSIC Officialのyou tube公式チャンネルのものです。
歌の歌詞については以前とりあげたコチラの記事をご参照ください。









ただでさえいい歌なのに、この二人にこんなふうに歌わせるなんて。
返す返すもずるすぎる。(笑)

歌がただのオマケではなく、この歌が映画をしっかり終わらせる役割を果たしています。

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ちなみに時期的に非常に難しい時に公開されたこの映画。
現在までの観客動員数は297万人強と、公開ひと月で300万人を目前にしています。
映画としての評価は作品性などの面からは高いとは言い難いこの映画が意外に興業的に健闘しているのは、もしかしたら何も考えずに軽く映画を見たい人々のニーズにマッチした結果なのかもしれません。

恐らく日本にも入ってくると思われますので、みなさまも機会があればご覧くださいませ。