みなさま、こんにちは。

夏至も過ぎ、まさに梅雨本番のお天気ですね。
不安定な気温に周囲には鼻風邪をひいている人もチラホラ。
みなさまも体調管理にお気をつけください。

さて、今日は『知っておいても役に立たない神秘的な雑学辞典』第3話についてアップします。


マニアックすぎて日本ウケがまったく見込めず、どう考えても日本放送がなさそうなこの番組。

しかし順調に面白いんです。

しかも最近は、『三食ごはん漁村編3』の開始も取りざたされているので、ナPDの金曜夜枠は、いまや視聴者の癒し生活に欠かせない域に達しつつあります。


第2話では全羅北道の麗水(ヨス)に集まったアルスルのメンバー。
今日取り上げる3話は江原道の江陵(カンルン)が集結地でした。

毎回一人だけ話題に付いていってないユ・ヒヨルさんは、別の仕事が入っていた関係で一人現地集合。バスで向かっているみんなの到着をスタッフと待っているのですが。



「バスの中で一睡もしないでくると思うんだよね、多分。めっちゃ騒いでんじゃない? ぺちゃくちゃ喋りながら」







えっと。

そのとおりです。(笑)


今回の旅で初めてバスから一緒に加われた脳科学者のチョン・ジェスンさん。
はじめは「こんな環境でどうやって喋ってたんですか?!」と前方から構えるカメラにおののいてたんですが。

「『アポロ11号の月面着陸陰謀説』には、陰謀の事実発覚を長年ひた隠すに足る動機がない」との作家キム・ヨンハさんの説明から転じて「人々はなぜ数字の3を好むのか」と盛り上がっていた時。



「子豚も必ず3兄弟だよ!これも最後の一匹くらいはいい子じゃないといけないんだ」 by ヨンハ









「それは3の例ばかり挙げてるからですよ。それを言ったら7人の小人はどうなるんですか?」








科学者、非科学的な話に耐えられず出てきちゃったの図。(笑)

こうしてまんまとお喋りの輪に率いられること、開始5分。
馴染むの案外早かったです。(笑)


ちなみに脳科学者いわく、特定の数字が好まれるのは文化的なものなのだそうで、日本では5が好まれ、中国は9を好むなど、文化圏によって違うそうです。
・・・・・・私の印象では8が好まれるのかと思ってましたが、日本では。(笑)


他にも、99.9は100より安い(からよく売れる)と思いがちだが、実際には$99.98や$99.97よりも$99.99のほうが「安い」と人々は思うという話も科学者から飛び出します。








ほんまでっか?!(笑)


でも実際に$99.98や$99.97よりも$99.99のほうが品物がよく売れるんだそうです。

こうなると、確かに数字と「文化」に相関関係ありそうに感じてきますね。

さらに脳科学者、アメリカで$99.99で物を売り始めたそもそもの理由も「文化的に」解説。

価格設定を$100にした場合、客からお金を受け取った店員が持ち逃げしてしまったら店主だけが追いかけることになりますが、$99.99設定の場合なら持ち逃げした店員を店主と客の両方が追いかけることになるとのことから考案されたのだそうです。
なぜなら、お客さんは1セントのお釣りをもらうつもりでいたから、と。














大ウケ!

でも1セントだって、大切なお金です!(笑)


いやはや、そんな起源があったんですね~。
でも確かに、お釣りをもらえるものだと思ってたのに逃げられたら、まず体が動いちゃうかも!(笑)

しかしこのおじさんたちは、単なる雑談が毎度宝の宝庫です。
雑談の中身はどんどん流れて変わるのがアルスル流。

韓国とドイツの文芸批評のあり方を比べながら、いかにドイツの文芸批評のレベルが高いかを、ドイツのノーベル平和文学賞受賞者である超有名作家ギュンター・グラスを例に取りながら語るユ・シミンさん。
東西ドイツ統一後初めて出たギュンター・グラスの『はてしなき荒野』について、ドイツ出版界の売り上げを左右する「批評界の皇帝」マルシェル・ライヒ=ラニツキが本を引き裂き「価値なし!」とする「過激」な合成写真まで表紙に載せちゃうほど、ドイツの文芸批評は容赦がないと話してくれるのですが。









その話を受けて、フランス人の本の読み方について話してくれる作家キム・ヨンハさん。

フランス人は本をたくさん買うそうですが、その理由を聞いたところ、ディナーの時に交わされる話題についていけるようになんですって!









他の人たちは近頃話題になっている本についてトークで盛り上がっているのに、自分だけその本を読んでいない、もしくは読みはしたものの何も特に感想や意見がないとなると、その人はずっと対話から疎外され続けることになり。
人々から「つまらない人。何も考えてない人」と位置づけられることにでもなれば、本人にとって大きな打撃となるため、自ら進んで本を読むのだそうです。










おお~~~~。

濃い。雑談のレベルが濃い。
私もこのバスの片隅に座って聞きたいな~。(笑)

ユダヤ人社会でも似たような話を聞きますよね。
ユダヤ人社会では政治の話が出来ない人は、相手にされなくなるのだそうです。
ユダヤ人コミュニティーの中では色んな政治イシューについてあれこれ多様に意見を述べ合うのが一般的なあり方なのだそうですが、ユダヤ人と結婚した日本人女性がただ黙って人々の話を聞いていたところ「意見はないの?」と尋ねられ、それに頷いたが最後、それまで英語で交わされていた会話がヘブライ語に変わってしまったとの話を何かで読んだのを、この場面を見ながら思い出しました。

面白いですよね~。その文化が発達した社会の背景も想起させてくれます。


そんなわけで、バスの中だけでも十分色んな話題が取り上げられてるんです、アルスルメンバーたち。
ユ・ヒヨルさん、ますますの出遅れ感ですよね。(笑)


さて、そんなヒヨルさんも合流し、まずはお昼ごはん。

カンルンといえばお豆腐料理ということで、フード・コラムニストのファン・ギョイクさんお勧めのおぼろ豆腐(スンドゥブ)のお店へ直行。










この地方名物の「チョダン豆腐」は、他のおぼろ豆腐と違って海水を使い凝固させるのが特徴なんですって。

フルフルとろとろした形状が、いかにも美味しそうでした。


でも、美味しいお豆腐でお腹一杯になった筈なのに、夕飯に何を食べるかで既に揉め始めてる二人。









元長官はムシガレイを食べに行きたいのですが、フード・コラムニストは「この時期はスルメイカだ!」と譲りません。

素直についていけば絶対おいしいものにありつけるのに。(笑)



自由なおじさんたちは、それぞれ行きたいところもてんでバラバラ。

小説家のキム・ヨンハさんと科学者のチョン・ジェスンさんは、ピノキオ博物館&エジソン博物館コースをチョイス。









いわく、「心は童心」な二人です。(笑)



かたや歴史探訪までは同じだけど食べたいものが違うおじさんツートップ。

ユ・ヒヨルさんの選択は。











ですよね~~~~。(笑)

しかし、一緒に旅行に来たはずなのに、見に行く先も各々勝手、夕ご飯もそれぞれ食べたいものを食べた後に集まりましょうって、ほんとに不思議な番組。
こんな構成を許してるナPDって一体。
そしてなにより、朝鮮半島の真ん中、韓国の北端地域でピノキオとエジソンってのも、どうなんですか、お二人?!(笑)


夜、各人今日一日経験したことを持ち寄って、再び自家製ビールのお店に集合。

お店のビールはすべてエールだと言われた後、エールビールとラガービールの違いをフード・コラムニストのファン・ギョイクさんが語り始めるのですが。















戸惑いの店員さん。

そりゃそうですよね。
注文取りにきただけなのに、話が込み入る、込み入る。(笑)

しかし、そうかぁ、ユ・ヒヨルさん。こんな時、マイペースな面々の中では一番中和する能力が彼にはあるのかもしれませんね。もしや、それが今回選ばれた密かな理由?(笑)

ちなみに韓国語では、マイペースを「マイウェイ」と言います。
「あの人マイペースだよね」みたいな表現を「あの人マイウェイだよね」と。
大体いい意味では使われません。(笑)


フード・コラムニストのファン・ギョイクさんが、「ドイツでは‘ビール純粋令’というのが1500年代に制定され、麦、ホップ、酵母、水以外のものを入れてはいけないことになっている」と説明すると。

















「ドイツはビールだけじゃなくて、食品衛生法の名前も直訳すると‘純粋法’なんだよ」













テーブル叩いて「それ面白いな~!」と感心してるファン・ギョイクさん。

まさにおじさんの話に別のおじさんがやられてる、アルスルのフォーマット的な図。(笑)


EUになった後、フランスがフランスのビールをドイツに輸出しようとした時、この4つの原料以外の添加物が入っていたそうなんです。そのためなんと、ドイツのビールを守るために「ドイツビール党」が作られた話や、「ドイツビール党」がEUに提訴したものの敗訴した話、裁判に勝ったフランスビールがドイツ市場に入ってはきたものの、誰も買わなかったのでひとつも売れなかった話などを開陳してくれるドイツ通のユ・シミンさん。

ほんと、知っても役には立たないけど、面白い話が満載です。(笑)


ちなみにお酒が飲めない科学者チョン・ジェスンさんはソフトドリンクで乾杯。
韓国人の3分の1がそれに当たるという、アルコール摂取によって体内に生じるアセトアルデヒドという毒性を分解する酵素が体の中にないタイプですね。
私と同じだわ

・・・・・・ってここハート繰り出すところじゃないですよね。(笑)


アルコールを飲まないチョン・ジェスンさん、韓国のアルコール消費量は世界15位に過ぎないのに、アルコール性認知症罹患率は世界1位という衝撃的な事実を居並ぶのん兵衛の前で披露。









投げてきます、今回も急所を突く球を彼は。(笑)

チョン・ジェスンさんいわく、アルコール摂取量が多いほど認知症にかかる率は高まるのだけれど、世界ランキングのうちアルコール摂取量の多い1位から8位までのロシア近隣の旧ソ連圏国家における平均寿命はなんと50代なのだそう! お酒の飲みすぎで早死にしてるんですって!
ところが酒量の多い韓国は平均寿命で言えば70-80代なので、そのぶん認知症にかかる率が高いそうなんです。

アルコールを摂取すると脳の海馬に攻撃が加えられるそうなのですが、海馬は短期記憶を長期記憶へとつなげる役割を果たしているそうで、お酒の飲みすぎで記憶がなくなるのは、まさに海馬がダメージを受けているからだとか。









教えてあげたい!
しょっちゅう飲んだくれては記憶をなくしている、周りのあんな人やこんな人に、今すぐ教えてあげたい!(笑)

ちなみに韓国語では、お酒の飲みすぎで記憶をなくすことを「フィルムが切れる/필름이 끊긴다」と表現します。
この状態を繰り返すことで海馬がダメージを受け、認知症に発展することをアルコール性認知症というんですって。




「お酒で記憶を一回なくすごとに、ニューロンが10万個くらい損傷されるんでしょ?」









「えっと。ニューロンは毎日10万個ずつくらいはフツーに損傷してます」









「マジで?!」









「それが老化ってやつです」







やめて、聞きたくない! 老化、ノン!(笑)


加えてお酒の飲みすぎで記憶をなくしたりすると、さらに損傷を受けるということらしいです、ニューロン。よってアルコール性認知症を発症する確率も高まると。

お酒呑みのみなさまも、どうかくれぐれもお気をつけて。(笑)



ちなみに二手に分かれて日中を過ごしたアルスルメンバー。
カンルンと関係ないピノキオ博物館とエジソン博物館を訪れた二人は、土地柄をまったく無視したステーキを食べ、かたやどっぷり郷土探訪を楽しんだ3人は、結局3人仲良く夕食をとりました。
今が旬のスルメイカのホイル焼き、ユ・シミンさんご所望だったムシガレイのお刺身、新鮮なエビと美味しそう。










普通はこの土地ならでものものを食べるものですが、トンヨンまで行ってチャンポン食べるキム・ヨンハさんなので、カンルンでステーキも頷けます。(笑)

ちなみにここカンルンは、美味しいコーヒーショップが多いことでも有名なんだそうです。
カンルンの海辺にある自販機のコーヒーまで美味しいと噂になるほど。
勿論気のせいです。(笑)


ところがここで、科学者がまた爆弾宣言。


「でも実は脳科学の観点からは、コーヒーはあんまりよくないんです」











どよめく一同&視聴者。

その心はというと。

人の脳は1.4キロほどなので、仮に体重70キロの人の場合は脳は体の2%ほどになるわけですが、その2%が人が食べて得るエネルギーの23%を持っていくんだそうです。
それくらい、脳を使うことはしんどいことなのですが、体のエネルギーが落ちると「疲れてるので脳をゆっくり使いなさい」という指令をアデノシンという物質が出して過負荷を抑えるはずが、コーヒーはそのアデノシンの分泌を抑えてしまうんだそう。
となると脳は、もうすっかり疲れているのにもかかわらずエネルギーに満ちているように体を騙すんだそうですよ!

へーへーへーへー!

と感嘆しながらコーヒーを飲んでいる視聴者の矛盾がここに。(笑)


他にも脳を騙す物質があるということで、今度はタバコを例に挙げるチョン・ジェスンさん。

脳の中には遠い領域にあるものを繋げる役割を果たすアセチルコリンという物質があって、その繋がる動きを強めてくれるのがニコチンなのだそう。








なので、タバコを吸うと遠い領域にあるものが結びついてアイデアが浮かび、その体験から息詰まるとタバコを吸いに行き、また何かひらめいて仕事に戻るというパターンになるわけですが、ここで問題なのは。

喫煙者はタバコを吸わない状態では、普通のタバコを吸わない人よりもその繋げる力が顕著に弱いということ!

恐ろしい事実を突きつけてきますよね~。
喫煙して初めて「現状回復」出来るというこの事実。(笑)

喫煙者のユ・シミンさんは納得したようですが、もう一人の喫煙者ファン・ギョイクさんはここで悪あがき。


「長寿村なんかに取材に行くと、そこの人たちはみんなお酒もタバコもやるんだよね。だから大丈夫かなって」










「それは、死ぬ人はもう死んで、酒とタバコに耐えられた人たちが生き残ってるからなだけ!」









「酒とタバコのおかげで長寿なわけじゃないっす!」








シミン&ジェスンの波状攻撃!

フード・コラムニストの負け!(笑)

「生き残った人たちだけで標本をとることによる誤謬(ごびゅう)があるんですよ」と淡々とした声でさらに一撃加えるキム・ヨンハさんの容赦のなさも笑えます。


コーヒーの弊害から「タバコ吸っても長生き説」一蹴シーンまで、動画でご覧ください。
「朝からコーヒーを飲まないとやっていられない、韓国はとっても疲れがたまる社会」と説明するジェスンさんの言葉に、スタッフ一同ここ一番の頷きを見せているのがポイントです。








酒タバコをやって短く生きるか。
酒タバコをやめて長く生きるか。
それが問題だ。

なラストでした。(笑)


ちなみに、一同が訪れたカンルンは「洪吉童(ホンギルドン)伝」の作者ホ・ギュン/허균生誕の地であり、優れた詩を残したホ・ギュンの姉ホ・ナンソロン/허난설헌についても話題が及び。

秀才であった姉弟の例から「頭の良さは遺伝するのか?」と科学者に尋ねるユ・ヒヨルさん。
チョン・ジェスンさんの答えは、IQが成績にもたらす影響を調べた研究によると、小学生の時まではもたらされる影響は50%、中学生では30%、高校生になると10%ということで、高校生の段階で勉強が出来る場合はIQ以外の要素が多分に影響しているとのことでした。

続けて科学者チョン・ジェスンさんは、IQよりも自己統制力だと話します。

最も有名なのは「マシュマロテスト」。
これは有名な話なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんよね。
目の前にマシュマロを置いて「15分我慢したらもう一つあげるからね」と言い残し、子どもを一人にして隠しカメラで様子を観察するというものです。
この時にちゃんと我慢できた子どもを追跡調査した結果、我慢できなかった子どもに比べて、米国の大学受験能力テストの平均点が210点も高かったそうです。









なりますよね、こんな顔に。(笑)

のみならず、何かの中毒症にかかる割合は7分の1、年俸は16000ドルの差が出たそうで。
子どもが社会的に成功できるかどうかをここまで明確に予測できる変数は、他にはないそうなんです。








今自分を振り返って、幼い日の私は絶対「マシュマロ食べた派」です。

ああ、なんて取り返しの付かないことを!(笑)


勿論、キム・ヨンハさんの指摘したとおり、これを聞いた親が抑圧的に恐怖で子どもを統制しても、自発的な我慢ではないので自制心を育てることにはならないというフォローもちゃんと入り。
このテストを行った研究者が、どうやったら子どもの自制心を楽しみながら育てることが出来るかを探るためいくつかの追加テストを行ったことも付け加えられます。

ただ単にお皿の上にマシュマロを置いて「食べちゃダメだよ」と言い残したグループの子どもは、どうにかマシュマロから意識をそらそうとするあまり結果的にはマシュマロのことで頭がいっぱいになり。
かたや、紙の上に雲をたくさん描き、その中の一つにマシュマロを置いたグループの子どもは、マシュマロが雲のうちの一つとして認識されたと。








結果その子たちは、はるかに時間を上手に過ごし、結果的にマシュマロをふたつ手にすることができたんだそうです。

ここでのポイントは、最初の段階で子どもがこうした「自分を律する」ということをどんなふうに、どんな感情で受け入れるのかが非常に大事で、そこに気を配る必要があるということらしいのですが。


むずい! これむずい!

知っててもなかなかいい場面を用意できないですよね~。(笑)


抑圧ではない方法で、楽しみながら自制心を育てる。
まだ間に合う年齢のお子さんがいらっしゃる方は、是非試されてみてはいかがでしょうか。
すっかり大人になったあとにこれを見ている視聴者は・・・・・・。
諦めましょう。(笑)


と、この第3話はやたらに「ほぉ~」の話が多いアルスル。
ためになる文芸話なんかも盛りだくさんですが、到底すべては拾いきれません。
本当はこの番組を見ることで、韓国の近現代文学やら朝鮮時代のことなどについても学べる方々が多いと思うんですが、返す返すも残念です。地味で。絶対日本で放映されなくて。(笑)



そして最後にご紹介したいのは、これ。








ピノキオ博物館から派生しての、子どもと嘘と言語能力の意味について。


チョン・ジェスンさんとキム・ヨンハさんは「童心にかえって」ピノキオ博物館に向かったんですが、キム・ヨンハさんはここで子どもと創作、創作と嘘の関係についてかなり興味深い話を展開してくれました。









性悪のピノキオは子どもの本来の姿だとするキム・ヨンハさん。
子どもと嘘の関係についてスタッフに尋ねられ、子どもが虚構の話をし始めるのは、ストーリーテリングの始まりだと説明します。
例えば「アニメのキャラクターに会ったよ!」などと言ったりすることですが、これは子どもの想像力が高まっている証拠なので、親が否定してその芽を摘み取ったり、つじつまの合うことだけを話すように仕向けたりすると、勿論多くの人はそうやって大人になるのですが、ある種の生まれ持った能力や感覚を失って成長するのだと話していました。
こういう目のつけ方が小説家っぽくていいですよね。



みんなと合流後、嘘をつくと鼻が伸びるピノキオについて質問するファン・ギョイクさん。


「嘘をついた罰として、例えば口が裂けるとかでも良かったはずなのに、どうして鼻が伸びたんだろ?」









「人間はたくさん嘘をつくので、口が裂けるには限界がありますから」







そんな理由かい!(笑)


ところでここで終わりませんでした、この話。
実際に、「なぜ鼻だったのか」について科学的な研究があったそうなんです。
これには一同思わず爆笑。



「そんな研究まであるんだ?」 by ヒヨル







ほんと。科学者ってどこまで研究熱心なんでしょう。(笑)


チョン・ジェスンさんいわく、嘘をつくときに汗をかいて鼻の血管が膨張することで、実際に計るとちょっぴり鼻が伸びるんですって!


















「むぁじで?!」








「だから嘘をつくと鼻をやたら触るんです」








(ほぉ~)





この番組見た後、嘘ついてるときは絶対に手を鼻に持っていくまいとする人が続出しそう。(笑)


ちなみに研究によると、人は1年に500から600個の嘘をついているそうです。

一日平均1、2個とするものから、3、4時間の会話のうちに10個程度とするものまで、研究結果は多様なんだそう。

科学者は嘘について非常に多くを研究しているそうで、なんと、「嘘をつくために言語が発達した」とまで考えているとか?!







その証拠として、人が真実について語っているならば聴く人にとって有利となるはずなのに、数万年を経ても動物としての人間の聴力はたいした発達を遂げていないかわりに、喋る能力は飛びぬけて長けていることをあげる科学者ジェスンさん。
言葉を駆使することで自分を誇張し、それによってよりよい位置が得られる場合、喋る能力は絶対に必要とされるものになるのだと。
武勇伝などもその一種としながら、自分に有利な方向に編集しようとする能力こそが人間の言語を発展させてきたというのが、科学者の説明なのだそうです。


なるほどーーー!


その話にひきつけて、またしても決定打を放つキム・ヨンハさん。


「だから人間の言語能力は、他人の嘘を見分けるために発達したって説もありますよね?」













大ウケ!

なんて身も蓋もない話!(笑)


子どもの知性が成長すると、大人の言っていることのうち何が嘘かを見抜けるようになるとキム・ヨンハさん。知性の発達はほとんど言語能力に関わっていると話していました。


いやー、面白い! ほんとに面白い!


この回のハイライトとも言える、嘘と言語能力にまつわるこのシーンも、動画を貼っておきます。

割愛しておりますが、中盤から最後にかけては「心にもないことを票のために言う政治家」について、元政治家が語ってます。「政治家がつく最も代表的な嘘は『尊敬する○○議員』という呼びかけだ」との暴露に、ヒヨルさんウケてます。(笑)








最後の締めが「ピノキオをそんなに非難しちゃいけない」に落ち着いたのは、上手いというべきか、無理やりなまとめというべきか。(笑)


それにしても出演者の背後にたびたび写りこんでいるナPD、表情を見るに本気で聞いてますよね。
本気で一緒に笑ってます。

制作発表でもナPDとしては珍しく「本当に話が面白い」と手放しで褒めてました。
ナPD自体がきっと「サピオセクシャル」なんですね。(笑)
PR広告



マニアックなお喋りとレベルの高い飲み屋の雑談にただ耳を傾けるだけの地味なこの番組。
それでもじりじり視聴率を上げていて、初回5.4%から始まり、3話は6.4%です。

出演者の地味さ加減から『三食ごはん』シリーズのような広がりはないでしょうが、最後まで固定ファンが楽しみに支えていきそうなアルスル。
次回のロケ地は慶州だそうです。

どんな穴場情報とトリビアを届けてくれるのか、慶州編も楽しみです。