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29 2017年6月
みなさま、こんにちは。
6月もいつの間にか終わりが近づき、どんどん夏が近づいていますね。
梅雨時のジメジメも嫌なものですが、それより嫌なのはあの強烈な暑さ。
本格的な梅雨明けがくる前に、夏を涼しく過ごせるグッズをそろえている今日この頃です。
さて、今日も『ワンライン』に続きイム・シワンさん主演映画をご紹介しようと思います。
韓国で5月17日に公開され、現在も上映中の『不汗党:悪いやつらの世界』(邦題仮)です。
***ご紹介する予告編自体にネタバレが含まれています。ご留意ください***
この映画、カンヌ国際映画祭にも公式招待されました。
コンペ部門ではない「ミッドナイト・スクリーニング」で現地時刻5月24日夜に上映され、7分間のスタンディングオベーションを受けたとの記事を目にされた方もいらっしゃるかと思います。
聞くところによれば、カンヌでのスタンディング・オベーションは「礼儀」でもあるそうなので、「拍手が長かったこと」イコール「作品の評価」と単純に受け止めるのは的外れかもしれません。
が。
私はこの映画、とっても良かったです。
とっっっても。(笑)
まずはポスターから。
こちらの画像もクリック数度で拡大仕様にしています。
ポスターから伝わる内容は、まごうことなきノワールですよね。
この映画、内容的にも韓国ノワール映画の代名詞的作品となった『新しき世界』とかぶっていると言われており、監督もそうした評価があることを認めています。
あくまで私の感想ですが、ノワール映画って女性が好んでみるような類のものではない気がします。
大体マッチョな男性たちが血生臭くて汗臭さ全開な感じで暴力の限りを尽くし、大抵そこで描かれる女性達はひどい目にあうか、裸を見せるだけのお飾りか、存在感の薄いアリバイ的出演にすぎず。
少なくとも私にとっては、「気持ち悪さをもよおす男の欲望集大成」に過ぎない、そうした不快感に目を瞑って余りある深みでもない限りは、好き好んで見る気が起きないジャンルです。
そんな中で『新しき世界』は私の中で傑作ですが。
そんなジャンルにイム・シワンさんを持ってくること自体が、無茶。
全然合ってない。
きっと多分痛々しい。
そこまでして焦ってイメチェン図らなくてもいいのに。
でもイム・シワンだから、見るには見てあげちゃう。
そんなところを狙ってつくったんじゃないかと勝手に思ってました。
本当にごめんなさい。(笑)
この映画のあらすじをざっくり紹介すると、こんな感じ。
犯罪組織に属するハン・ジェホ(ソル・ギョング扮)が服役中に刑務所で出会った、世の中に怖いものなどない血気盛んなチョ・ヒョンス(イム・シワン扮)。ジェホはヒョンスに興味を抱き、ヒョンスもジェホに親しみを覚える中、いくつかの出来事を経て互いに心を開くようになる。二人は出所後ヒョンスがジェホの組織に合流することで、より強い義理で結ばれるかに思えたものの、二人の間に横たわる秘密が信頼関係を揺さぶり始め・・・・・・。
ジェホとヒョンスの他に、ジェホと長い付き合いで同じ犯罪組織にいるコ・ビョンガプ(キム・ヒウォン扮)と、ヒョンスの上司で仕事の鬼であるチョン・インスク(チョン・ヘジン扮)が物語の中で重要な役割を果たしており、ノワール映画には欠かせないイ・ギョンヨンさんがビョンガプの叔父で犯罪組織のボス、コ・ビョンチョルを演じています。
以下いくつかスチール写真を貼っておきましょう。
タイトルに使われている「不汗党」ですが、いつから使われている言葉なのか定かではないものの、伝承が意味する内容は「凶暴な性格で略奪等悪事の限りを尽くす集団」を指しており、「汗を流さない連中」=「不汗党」と呼ばれるようになったようです。
この「汗を流さない」にもいくつか解釈があるようで、「自分たちは汗水たらさず人のものを奪う輩」という意味が広く知られているほか、「略奪行為をとがめられ拷問にかけられても汗ひとつかかずに平然としている」という説話が残る地域もあるそうです。
ということで、日本にも間違いなく入ってくるであろうこの映画。
予告編をふたつご紹介しておきます。
動画はyou tubuのCJ ENTERTAINMENTオフィシャルアカウントより。
生きている間に起こる色んなことは
大抵 後ろから殴られて始まるもんさ
絶対に正面切ってはこない
この話の教訓は
人を信じるな。状況を信じろ
状況を
ベイビー、きたぜ
2017年5月
信じるやつに 気をつけろ
信じた瞬間 裏切りが始まる!
まだ俺を疑ってるんですか?
不汗党
悪いやつらの世界
2017.05
そしてこちらがメインの予告編。
ただし、こちらの予告にはわりと重要なネタが含まれていますので、あまり内容を知りたくない方はここで閉じてくださいませ。
***予告編自体に重要なネタバレが含まれています。ご留意ください***
兄貴。こういう暮らしが嫌になりません?
第70回カンヌ映画祭公式招聘作
こいつが今回のプロジェクトの主役じゃないですか
俺の世界を支配する
ハン・ジェホは2、3年したら出てきます
その頃にはもっと大きくして引っ張れます
潜入チームを使います
もっと悪いやつが来る!
革新的なイカレ野郎だ
檻の中のキリストなんだって
俺たちに今日も明日もあるか
本能的な不汗党 ジェホ
脅迫してるんですか?
こんなに重大な任務に 僕みたいな新人のひよっこを使うわけは?
血気盛んな不汗党 ヒョンス
ハン・ジェホはそんなに生っちょろくないはずだけど
調べたか?
チョ・ヒョンスあの野郎
面白いことしてくれるわね
ここから出たら
本当に俺と一緒に一度働いてみるか?
2017年5月
お願いです
言われたこと全部やったじゃないですか
ここであんたの記録を削除すれば あんたはただの前科者だよ
義理が深まるにつれ
なんで俺をこんな目に遭わせるんだよ!
疑いも色濃くなる!
俺が誰かを信じられると思うか?
信じるやつに気をつけろ!
人を信じるな。状況を信じろ
状況を
ソル・ギョング
イム・シワン
まだ俺を疑ってるんですか?
不汗党
悪いやつらの世界
絶賛上映中
カンヌ映画祭にも招かれ、好評を博したこの映画。
海外での売れ行きも好評で、5月末時点で128カ国に販売されています。
ソル・ギョングさんを除いては、イム・シワンさん、キム・ヒウォンさん、チョン・ヘジンさんすべてカンヌは初体験。
この光栄な場に、監督の姿はありませんでした。
この映画の監督であるピョン・ヒョンソン/변형선さん。
実は映画公開前にSNSで舌禍事件を起こし、反省の意味でご本人はせっかくのカンヌの舞台を辞退していたんです。
韓国内での舞台挨拶にも一切登場しない徹底ぶり。
それでも監督への非難はやまず、観客動員数は6月28日現在で93万人弱と、まだ100万人に届いていません。
このぶんだと100万人に届かずに終わってしまうかもしれません。
私自身は監督が物議をかもした数々の発言自体を知らずに映画を見たのですが、結果としてはこれが正しかったと思います。もしリアルタイムに目にしてしまっていたら、やはり影響を受けたかもしれません。
というのも、この映画の広報時期がちょうど大統領選挙と重なっていたため、監督は広報が十分出来ないという焦りから不用意な発言を連発してしまったんですよね。
まさに「SNSは人生の無駄」を絵に描いたような愚を行ってしまったわけです。
恐らく本来そういう性格なのであろう監督の奔放な物言いが誤解を招いたり、不快感を呼び起こしたりと、軽率のそしりは免れませんが、かといってこの映画まで罵倒の対象になったり、ボイコットされるのは違うだろうというのが、映画を観た私の感想です。
実際、口先ではいい感じに深いメッセージが含まれているやに映画を広報し、観客に足を運ばせておきながら、いざ見てみたら映画の根底に流れている監督の思想がひどすぎて毒づきたくなる映画もあるので、それに比べればこの若干露悪的なふるまいが自然体らしい監督はその逆で、映画からかいまみれる思想は繊細で品すら感じられ、なにより人への愛があります。
・・・・・・と書いたら褒めすぎでしょうか。(笑)
人柄まではよく存じ上げませんが、才能が感じられる監督なので、次も是非作品を見てみたいです。
その前に、この映画の興行成績がもう少し上がらないと次回作が厳しそうではありますが。
ちなみにこの映画。
告白しますと、私ははじめてソル・ギョングさんをカッコイイと思いました。(笑)
『ペパーミントキャンディ』をはじめ、90年代末から40作品ほどに出演されているソル・ギョングさん。
そのうちの代表的ないくつかを私も見てきましたが、正直、ソル・ギョングさんの演技を特にいいと思ったことがなかったんです。
『私の独裁者』にいたっては、「もしかして、演技・・・・・・下手?!」と思うほど。(ああ、本当にごめんなさい!)
そのソル・ギョングさんをこんなに魅力的に見せる監督、本当にすごいです!
ソル・ギョングさんがセクシー。スタイリッシュ。フツーに素敵!(笑)
かたやイム・シワンさんは、もう完全に役者です。
彼は演技の出来るアイドルではなく、この映画で完全に俳優になりました。
素晴らしい。本当に素晴らしい。
ファンのみなさま、是非安心して観にいかれてください。
さて。というわけで。
ここから先は、映画の核心に触れます。
なので、予備情報を入れたくない方は、恐縮ながらここで閉じてくださると幸いです。
私としては、これを書かずには終われないのですが、かくいう私自身は作品を見る前に必要以上に情報が欲しくないタイプなので、自分もそうだと思われる方は以下はお読みにならずに映画をご覧いただければと思います。
そして、ご覧になられた後にでも、またこの先をお読みくださいませ。(笑)
ということで。
閉じてくださいね。
閉じてくださったということにします。
閉じてくださったということにして書き進みますよ。
実は私、この映画を2度観ました。
初めに見た時の感想は、「やっぱり『新しき世界』の壁は高いな」でした。
つまり、評価が低かったんです。
自分がこの映画のコードをまったくもって読みとれていなかったことにも気づかぬまま、非常に不遜な感想を抱いていました。(笑)
ところがですね。
映画を観終えたあとに監督のインタビューを読んで「!!!」となり。
急いで翌日また観ました。
そうしたら、もう。
ぜんっぜん違う映画。(笑)
この映画は、ノワール物に見えるのですが、実はそれはただの背景設定に過ぎず。
この映画は、まごうことなきロマンス映画でした。
ええ、ブロマンスではなく。
ロマンス。
この映画は、恋愛のコードで観ないと正しくメッセージを受け取れないものだったんです。
ノワール映画とブロマンスは、一緒に描いてもさほど無理のない、どちらかというと馴染む構図ですよね。
ですがこの映画は、男同士の義理人情、兄弟愛、ブラザーフッド、そういうことではない、「恋愛感情」を当てはめて読み取ってはじめて成り立つシーンの数々で構成されていたんです。
監督が「ブロマンスではなくメロ(ドラマ)だ。ロミオとジュリエットも参考にした」とインタビューで答えているのを見た時のショックったら。(笑)
「そうだったのかー!」とまた観にいき、観終えた時には心奪われていました。
もう、足元ふわふわ。(笑)
そしてもっと言うとですね。言ってしまうとですね。
この映画は、ボーイズラブです。
BLものです。(笑)
実は映画の予告にもさりげなく、でもしっかり触れられているんですが、この映画の中でソル・ギョングさん演じるジェホは、初めてヒョンスに声をかけた時から‘자기야/チャギヤ’と呼びかけているんですよね。
一貫して、‘자기/チャギ’と。
‘자기/チャギ’は基本的に「ベイビー」や「ハニー」、「ダーリン」などと字幕で訳される、主に「恋人」に使う単語で、たまに女性で男女問わず‘자기/チャギ’と呼びかける人もいますが、基本的に男性が男性に対し、特別な感情なしに使える単語ではないんです。
他にも「恋」を対象にした時にしか使われない台詞回しが出てきたりして、監督は思いっきりジェホの感情は恋愛だとアピールしていたのに、私の頭の固さったら。
「恋愛感情」が描かれているとは微塵も想像していないので、「ん?」と思ったことも無理やりブロマンス解釈で納得するという連続でした。ああほんとに、お恥ずかしい限りです。(笑)
でも、これを恋愛感情だと分からずに観てしまうと、最後のシーンの本当の含意が読み取れないんですよね。
また、この監督の秀逸な点は、冒頭から最後まで、一つ一つのシーンの意味、台詞の意味を、全部ちゃんと繋げてくるところなんです。
ジェホと同じ組織のキム・ヒウォンさん演じるビョンガプも、新入りヒョンスに見せる敵意を権力争い、No.2争いだと思ってみていると、相当に見当違いな解釈になります。その見当違いが、誰あろう1度目の私です。(笑)
他にも、ノワール映画とはまったく一線を画す繊細なシーン、設定が配置されており、こうした一つ一つの細かい仕掛けの意味を正確に読み取れた人だけが、この映画の人間関係、その深さが図れるっていう。そしてそれが分かると、とてつもなく悲しいんです。
そしてなによりこの映画、ノワール映画なのに絵が美しい。
斬新。漫画チックとも言えます。
そして「同性愛」を端的に描いた場面がひとつもないのに、セクシャルなメッセージにもほどがあるシーン。
そのそこはかとなさ、奥ゆかしさに、私は完全にやられました。(笑)
みなさまがご覧になるときは日本語に翻訳されていると思うのですが、この映画を観ていてもうひとつ気づくのは、ノワール物にもかかわらず汚い台詞、罵詈雑言の類が非常に少ないというところです。
勿論血しぶきの舞う本格的なバイオレンス・アクションの数々もたっぷり出てくるのですが、「口汚さ」はほぼビョンガプが一人で担当しており、主役二人の言葉遣いはこの手の映画では稀に見るきれいさ。口汚さの度合いが違います。
冒頭でも書いたとおり、こうしたジャンルに好青年の代名詞イム・シワンさんを起用するのは、興行的な計算か、あるいは本人がイメージチェンジしたくて背伸びして選んだのかと勝手に思い込んでいたのですが、この映画はイム・シワンさんでなければならなかったのだと2度観てようやく合点がいきました。
ジェホが心奪われるのは、こうした美しい青年である必要がどうしたってあったんです、シナリオ上。(笑)
しかもただ美しいだけじゃない、腹の据わり方。偽りきれない元来の性格の良さ。天真爛漫さ。それらをすべて本当に備えている、少なくともそう説得力を持って演じられるのが、イム・シワンさんだったんですよね。
BLといわれると拒否感があるけど、むかし萩尾望都さんの漫画が大好きだったとか。
そういう方はハマると思います。
いえ、特に根拠はなくて私がそう感じるだけですが。(笑)
でもこの映画の2度目を見終えたら、萩尾望都さんの漫画が大好きだった、美術に秀でたむかしの友人のことがしきりに思い出されたんですよね。あの女子受けする感じって、まさにボーイズラブの走りだったな、と。
『モーリス』をはじめとした映画に付き合わされたこともついでに思い出しましたが、でもあの、異性愛者の視線に合わせたファンタジーだったとしても、美しく抑制的に描かれた男性の同性愛。その同じ匂いをこの映画から感じ取りました。
・・・・・・ええ、ノワール物にそこまで重ねるのが、正しい見方なのかは自信がありませんが。(笑)
言葉(台詞)でも場面でも、二人の感情の核心部分を具体的に描き過ぎないことによって、結果的に余韻を深める作用をもたらしてくれたこの映画。
是非お勧めします。
いやはや久しぶりにやられました。
実は露骨に典型的な「ファム・ファタール」だったのに、ヒョンス。
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10 Responses for "映画『不汗党:悪いやつらの世界』(原題)ポスター&予告編など
『名もなき野良犬の輪舞』 ソル・ギョング イム・シワン主演"
百香夏さま、はじめまして。今回、『不汗党』を紹介してくださって、とっても嬉しいです。ありがとうございます。本当、イム・シワンさんが“破滅に導く運命の麗人”でしたね。
私は先月ソウルに行った時に、「まぁ、シワンさんが出演してるから…」と軽い気持ちで、宿泊先近くの映画館で観ました。始めのうちは、ちょっと中途半端なヤクザ映画だな、と思って観ていたのですが… ソル・ギョングさんが「자기여, 네 왔데이~!」と叫んだあとの表情を見て、衝撃を受けました。「やばい! これは完全にクィアロマンス映画なんだ!」もうそこからは、興奮して心の中でキャーキャー叫んでおりましたよ。合計3回観たのですが、いっつも同じところで泣いてしまいます。こんな気分になるのは、ビスコンティ監督の映画『ベニスに死す』以来です。
目的のためなら冷酷になるチョンチーム長(チョン・ヘジンさん←むっちゃカッコいい!
)、身の回りを美しい物で固めた魅力的なジェホ(ソル・ギョングさん)、生意気だが賢くて麗しいヒョンス(イム・シワンさん)、そして、ジェホとヒョンスの関係に嫉妬して苦悩するピョンガプ(キム・ヒウォンさん)、この4人の俳優さんが描き出す“悪いやつらの世界”に酔いしれた2時間でした。
早く日本語字幕付きのを観たいですが、まだまだ先になりそうで辛い… あと、『釜山行』の邦題みたいな悲しすぎる日本語タイトルが付かない事を祈るばかりです。
松坂うしさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
ソウルで映画をご覧になられたのですね。そして3度も。
分かります。私も時間が許せばもう一度観にいきたかったです。
この映画は韓国でも、観客は複数回足を運ぶ人が多いそうです。
中には私のように、最初に正しくコードを読み取っておらず、また確かめにいったという人もいるようで。
仰るとおりで、それが分からないと単なる中途半端なヤクザ映画ですよね。(笑)
キム・ヒウォンさん、またお馴染みの悪い感じかと思いきや、この映画でもしかしたら一番人間的だったといっても過言ではない繊細で愛すべき面を見せてくれていて。とても良かったです。
『ベニスに死す』を想い起こされたなんて、素敵ですね。
コメントを拝見した瞬間記憶が改ざんされ、『不汗党』ラストシーンにマーラーがかかってしまいました。(笑)
でも本当にイム・シワンさんが。取り立てて美貌にスポットを当てずとも美しい。
怒っても泣いても笑っても。麗しかったです。(笑)
私もこの映画はなるべく早く入ってきて欲しいなと思っています。
ただタイトルは、邦題が難しそうですよね。『不汗党』では日本語として伝わらないので、ここは変わるのはやむなしかなぁと感じているところです。
『新感染』はちょっと・・・のけぞりましたが。(笑)
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
百香夏さま
少し前にミセンの記事にコメントさせていただきました。
丁寧なお返事をいただき大変嬉しかったです。ありがとうございました!
読みながらまた泣いてしまいました。
あれから少しは落ち着いたか?どうか?否!
全然ミセン熱(とシワン熱)下がりません・・あぁ苦しい・・
周りの人に「元気ないね、大丈夫?」とか言われる始末です、やれやれ
(しかし、韓国に興味のある人が周りに皆無なので、あまり理由を言えず)
こちらで紹介されていたOSTを購入し、さらにチャン・グレを側に置いておきたくて
DVDも買い、そこから派生してクァク・ジノンさんのアルバムも買ってしまいました!
ついでに百香夏さま大絶賛の10cmまで!まだ届いていないので楽しみです。
韓国モノは超超初心者なので、どこから聴いたり観たりしたらよいのやら・・
そんな私にこの記事!ーーこちらお薦めは無条件で好きかも?と、思い始めてます!
何故なら・・上の記事(と松坂うしさまのコメント)にあるキーワード全部好きだからです!萩尾望都、モーリス、ヴェニスに死す きゃーきゃー全部大好きでした!
イム・シワンさん、女性よりも綺麗な顔立ちと韓国の俳優さんにしては小柄な体型のせいで恋愛ものが致命的に向かないと、どこかの記事で読んで妙に納得しておりましたが・・・あのまっすぐな瞳で見つめられたら、誰であっても抗えないと思うのです。
アイドル時代全く知らなかったので、少しYouTubeで見たのですが、
グァンヒさんのシワンさんに対する態度・視線はもう飼い犬に対するものと同じではないでしょうか?!“愛しくて、愛しくて、ずっとぎゅっと抱きしめていたい!この気持ちは誰にも止められない!”って、感情が全開でとっても好きです。映画に関係ない内容でごめんなさい。日本で公開されたら一人で観に行きます、ひっそり・・
今は熱に浮かされてるので、あとで冷静になって読んだらきっと恥ずかしいと思いますが、今の気持ちを誰かに伝えたくて!
あ、そういえばシワンさん今月いよいよ入隊ですね。2年後が楽しみです。どんな風になっているのやら。
こうしさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『ミセン』のDVDからOST、クァク・チノンさんのCDまで揃えられたのですね!
素晴らしい!
そしてなんと私の愛する10cmまで!
ありがとうございます!こうしさまのお気に召しますこと、願っております!(^^)
しかしイム・シワンさん、兵役につく日が決まったのですね?
コメントを拝見して検索してみましたら、今月の11日だとありました。
ものすごいショックです。
近づいていたのは分かっていたのですが・・・。
この映画のイム・シワンさんが本当に良かったので、しばらく作品が見られないのが残念でなりませんが、無事に戻ってきてまた活躍して頂きたいです。
私もイム・シワンさんは恋愛ものにはちょっと不利なのかなと感じていました。
この映画を見る前までは。
この映画を観た後は、イム・シワンさんは他の人が持っていないものをものすごく持っていることに気づきました。
華奢な体が放つパワー、魅力が底知れません。あれぞ彼固有の武器だったのですね。まさに異性も同性も魅了するような。(笑)
イム・シワンさんの潜在力を知って、今後がさらに楽しみになりました。
萩尾望都さん、『モーリス』、そして『ヴェニスに死す』、すべてお好きなのですね。
この映画、それぞれの中にある、普段は眠っているコードを引っ張り出す作用があるようです。
こうしさまがご覧になられたら、上記3つとはまた違うものが想起されるのではないかという気がします。
無事ご覧になられました暁には、どんなものが思い浮かばれたのかまたお聞かせくださいましたら嬉しいです。(^^)
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さま
こんばんは!
『不汗党』のご紹介ありがとうございます!
韓国ノワールは、『新世界』で衝撃を受けて以来、まさに好物な
ジャンルになってしまいました汗
私たちの生活から大きくかけ離れた別世界の、残虐なシーンにまみれた物語の中に、現実を超越したヒューマニズムが成立してたりして、ノワールは深いなぁぁと唸るばかりです。
グレちゃんことイム・シワンさんが出てるなら行かなきゃ!と。さらにボーイズラブ物なら観る価値が倍増です。私は、愛にも人間の性にもたくさんのカタチがあるだろうと思っていて、そして、それが物語のベースになっているノワール作品というところに、とても心が動かされます!
日本に来たら絶対観に行くはずです。イヤ本当は韓国まで観に行きたいくらい…思わずさっきエアチケット探しちゃいましたw
私、『新世界』3回くらい観に行きましたよー。
何回も見たいノワール。
『不汗党』も何回も観ることで作品の理解が深まる、そんな作品の匂いがしますね。
それにしてもタイトル!
『新感染』が『釜山行』にイコールするか??と驚いてるし、『兄貴』だって、いっそいじくんないでくれーと。『最高です!スンシンちゃん』もひどいタイトルでしたが←しつこいw
どうか良いタイトルを!
ナオさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
実はこれをご紹介しながら、ナオさまのことを思い出していたのです~。
ああ、熱かった私たちの『新世界』!(笑)
きっとナオさまもお気に召されると思います~!
グレちゃんと対立する怖いパク課長。(ちがう)
本当に仰るとおりで、現実離れした残虐さの中に、愛を描いて見せちゃうっていう。
それも歪んだ一方的な愛じゃなくて、十分理解・共感可能な愛だったりするので。
是非是非、色々ラブポイントの重なるナオさまには特にお勧めしたいです。
ノワールものをたくさん見てきたわけではないのですが、「新しい!」と感じました。核がボーイズラブになると、こうもノワールが違って見えるのかと。
語りたくてうずうずしてきてしまいましたので、ぐっと我慢します。(笑)
日本公開の暁にはチェックされてみてくださいませ~。(^_^)
それにしても「スンシンちゃん」と来た日には、本当にのけぞりましたよね。改めて。
ナオさまとお話していると、だるまさんシンデピョで熱く燃えた夏の日を思い出してしまいます。(笑)
『不汗党』タイトル問題、どうなることでしょう。
韓国映画ファンのみなさまはいじらないで欲しい派が圧倒的多数のようなので、そのままでもいいかもしれないとコメント拝見して急に思い始めました。
ただそうすると『不汗党プランダン』となるので、「プランタン?」って思う人が絶対いそうだなって。いえ、いたらなんだという話ですが。(笑)
蒸し蒸しと暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さま
再びコメント失礼致します〜。
ホントに、私も白さまと『新世界』を熱く語ったコト思い出してました!
白さまの絶賛オススメなら、『不汗党』も間違いないと思います!
しかし「〜プランダン」は「プランタン」に直結しますねー確実に!
HPやパンフレット、チラシ等に白さまが教えてくださった「不汗党」の言葉の由来を記していただければ、『不汗党:悪いやつらの世界』のままでいいんじゃ? と強く思います。
熱く語り合ったと言えば、やはりシンデピョですね^ ^ だるまさんやら地元青年団やら笑 お腹を抱えましたから〜。でも人の印象ってあまり変わらないのかなぁ、なんて。ジョンソクさんには失礼ながら笑
イヤーほんとに熱かったですよね、あの夏は。 ジョンソクさんはもちろん、『チェゴシン』にハマった夏でした。今もチェゴシンの俳優陣の活躍を熱く見守ってる私です笑
白さまもご自愛くださいませ!
台風通過中ですしねぇ。。スカッと晴れて欲しいです。
ナオさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
「プランタン」への直結、ご賛同ありがとうございます。(笑)
確かにナオさまのコメントを拝見していたら、ますます「不汗党」そのままでいいのかもという気がしてきました。
そもそも固有の表現ですもんね。
せっかく関心持ってくださった『特別市民』のほうは、私の感想では全然お勧めの部類ではなかったのですが、この映画はきっとナオ様にも楽しんで頂けるのではないかと思っています。(^_^)
ほんとにあの夏は、楽しかったですよね。(笑)
シンデピョに心奪われて以来チョ・ジョンソクさんが大好きになり、今も応援し続けています。IUちゃんも♡
ありがとうございました。(^-^)
白香夏さま
こんにちは!
『不汗党』日本でようやく公開され、本日無事鑑賞してまいりました!
まだ感想を述べられるほど、飲み込めていないのですが、取り急ぎ、
”無事ご覧になられました暁には、どんなものが思い浮かばれたのか・・” の回答は、
ラストシーンのみ限定で『二十日鼠と人間』でした。(ゲイリー・シニーズとジョン・マルコビッチの映画版)
愛ゆえに、ですね。切ない切ない。一度も裏切らなかったヒョンスを信じたかったジェホ。
ビョンガプとの場面、彼が嘘をついていないことが解っていましたね、きっと。
キム・ヒウォンさんがとても良かったです(彼も切なくて涙が出ました)。
イム・シワンさんが一年後、復帰作にどんな役を演じるのか、ゆるーく待っていたいと思います!(映画館で「名もなき野良犬の輪舞・・」というのはちょっと恥ずかしかったです)
こうしさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
映画、ご覧になられたのですね!
私たちのグレが、あのような変貌を!(笑)
『不汗党』は人それぞれ様々な連想が起こる映画ですよね。
『二十日鼠と人間』。胸がギュッときます。
キム・ヒウォンさん、本当に良かったですよね。
この映画はイム・シワンさんでなければならなかった映画だと思うので、私も彼の類まれなる才能がこれからもどのように花開いていくのか、注目していきたいです。
それはそうと、そうでしたね。そのようなタイトルでの公開になったのですよね。『名もなき野良犬の輪舞』。
「野良犬たち」じゃなくて「野良犬」なんですね。
ふと、誰のことを指しているのかと考えてしまいました。読解力がついていけていないようです。(笑)
どうもありがとうございました。(^-^)
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