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17 2012年2月
みなさま、こんにちは。
本日は夜になって、雪がちらつき始めました。
どおりで一日中寒いはずです。
明日もまた冷え込むそうですので、みなさまも風邪や道路の凍結にはお気をつけ下さいませ。
さて、今日も引き続き、パク・シフさんの「スター人生劇場」、3回目2月8日放送分の動画をアップします。
まずは、2月8日放送分の3分の1番目。
(*リンク切れのため動画を差し替えました)
冒頭から09:50まで。
今週の「スター人生劇場」の主人公。
「まだお見せするものが残ってます。パク・シフの人生劇場、3回目のお話、今から始まります」
猫にだけ見せる、パク・シフのパパの微笑み。
「うちの猫がまた、すごくツンとしてるんです」
幼少期を過ごした故郷での特別な思い出。
「同窓生じゃない?」
「そうよ。わぁ、ほんと、全然変わってないです」
「いちにのさん」
そしてパク・シフの最高のサポーターである家族と、彼の子どもの頃の話まで。まだまだ見せ場の多いパク・シフ3度目のストーリーです。
カンナム区シンサ洞
映画撮影が早めに終わった夜。
「こんにちは」
とあるペットショップでシフさんに会いました。
今日シフさんがここを訪ねて来たのには、特別なわけがあるそうですが。
「今日は猫を引き取りにきました。チャミに友だちをつくってあげようと思って」
(調べて来たんですか?)
「勿論です。事前に見てきました。写真も見たし。(実物を)見ようかと思って」
(気に入ったら?)
「気に入ったらすぐ連れて帰ります」
一緒に暮らしている猫のチャミと友だちになれそうな子猫を探しにきたのでした。
「愛嬌はどうです?」
「愛嬌はかなりあるほうです。(スコティッシュ)フォールドといって、猫の中では一番可愛げがあると言われてます」
「かわいい」
「おお、泣くな」
猫を新たに飼うと決めてからも、気に入った子を探すのにひと月以上かかりました。
さて、この中にシフさんの心をつかんだ猫は?
まさに、この子です。
シフさんに胸に抱かれて、じっとしています。これでは情が沸かずにはおれませんよね。
「この子をもらって行きます」
「かしこまりました」
「可愛いでしょう?」
「以前は子犬を飼ってたんですけどね。わけあって猫を飼うことになったんですが、魅力的なんですよ。うちの猫がまた、すごくツンとしてるんです。時々愛嬌を振りまくんですけど、ツンとしていながら時々可愛いげがあるのも、また魅力なんですよね。
あまりにも可愛いので、猫に友だちをつくってあげたくて」
新しい家族がやってきた翌日。シフさんの家を訪ねました。
さて、新しいお友だちとチャミは仲良くしてるでしょうか?
「チャミ。お友だち。弟(妹)だよ」
(こないだ引き取った猫ですか?)
「はい」
「可愛いでしょ?」
「すごく可愛いんです。うちのチャミは抱っこすると嫌がるんですよ。でもこの子は抱っこするとすごく喜ぶんです。グルルって言ってる~」
(チャミの目つきをちょっと見てください)
「チャミ? チャミ~。チャミ~よ。 チャミ、チュしよう。してくれないの? いつもしてくれるのに。さぁ、一緒にいてごらん」
でも、どうやらチャミは新しい家族の登場が気に入らないみたいです。気位の高い猫なのであからさまに嫉妬するわけにもいかず、こんなふうにふくれっつらでただ見てるんでしょうね。
新しい家族のほうも空気を読んだのか、隅に引っ込んだまま身じろぎもしません。
隣に座ってイタズラを仕掛け、関心を引き寄せつつ、どうにかしてチャミの心を開こうとするシフさん。
普段から愛嬌のまったくないこの“男”。それなりに頑張っているようですが、簡単にはいきません。既に機嫌を害してしまったチャミの心。回復する気配が見えませんね。
時間がちょっと必要そうですよね?
「なんでよぉ?」
(しばらくは顔を合わせないほうがよさそうですね)
「仲良くなるには時間がかかりそうですよね」
子猫には食べ物からなにから、色々と世話を焼くことがたくさんあります。
でも、こうして新しい子の世話ばかり焼いたら、チャミがまた嫉妬するのでは?
(チャミにはあげないんですか?)
「チャミ? チャミは自分で食べれます」
「チャミ~。食べる?」
気にしていないフリをしつつ、チャミの機嫌をうかがうシフさん。
「チャミは大人の猫なので、餌が違うんです」
まったく、ややこしい猫たちですこと。
「チャミはキャットフードだけを食べるんです。(他のものは)食べません。これと、おやつを一つだけ。猫は魚好きだと言うじゃないですか? 見向きもしないですよ」
この子を見つけるため、ひと月以上もあちこち訪ね歩きました。
そのためか、見ればみるほど可愛くて、愛しくなります。
「今日は一緒に寝ようね」
シフさんの猫への愛。なんだか妬けてきちゃいましたけど。
小さな猫たちにこんなにも心優しいシフさん。あの過酷と言われる撮影場所ではどんなふうに耐えているのでしょう。
シフさんの映画撮影現場に行ってみました。
今日の撮影現場に漂う、やけに緊張した雰囲気。
「今日は撮影現場に来ているんですけど。雨の降るシーンなんです。一日中ずぶ濡れになって撮影する予定なんです。冬なのでかなり寒いんじゃないかと随分心配したんですけど、幸い今日は暖かくて少しほっとしました」
暖かいとは言え、冬の寒さが無くなるわけではありません。
その上、撮影に入る前に服を濡らしておかなければならないそうで、事前に雨にも打たれています。
全身ずぶ濡れの状態で始まった撮影。
主人公が自分の恩師を訪ね、門前でひどい目に遭うシーンです。
雨だけでは飽き足らず、頬まで! 色々と辛い撮影です。
ですが、自分の気に入るまで撮影をやめないシフさんです。
「カット! OK!」
どんなシーンも手を抜かないシフさん。
おかげでいいシーンが撮れました。
「お疲れ様でした」
実はシフさんがこの映画をやることになったのには、特別なファンからの推薦がありました。
制作プロデューサー イ・ヨンヒ
「最初の頃出演依頼をする際に、映画俳優、つまり映画にたくさん出たことのある俳優を探してたんです。ところがうちの妻が急にシフさんを推薦したんです。ファンだとか言って。それで私が、話にならない、そもそもリストにも挙がってないと。でも考えてみたら、監督が推薦したイメージに合ってるみたいだったので、投資会社や制作のスタッフに話してみたら、良さそうだというふうに話が進んでいったんです。長所で言うと、作品をやるごとに演技が良くなるところですよね。監督もそこを信じて“じゃあ、やってみよう”ということになり、キャスティングすることになりました。
ところが思った以上にとてもよく演じてくださっているので、とてもキャスティングが良いと、多分映画が封切りになったらあちこちで言われるんじゃないかと思ってます」
(つづく)
う~ん、猫好きにはたまりませんね、この回。
あの子猫ちゃん、本当にかわゆ~い❤です。
でも、ご主人様があの様子じゃ、チャミが嫉妬しても当然ですよね。(笑)
チャミと新人ちゃんのその後が気になります。
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