みなさま、こんにちは。

2月ももう終わりだというのに、まだまだ寒いですね。
明後日にはもう3月なのに。
梅の開花も全国的に遅れているそうですが、いつまで続くか気になる寒さですね。
とはいえ我が家では、先日頂いた大きな花籠の中で春の花々が咲き誇っています。
バラやユリのつぼみが綺麗に開いていく様を見ながら、とてもシアワセな気分に浸っています。

さて、今日は遅ればせながら、ようやくパク・シフさんご出演の『スター人生劇場』放送最終日の動画をアップしようと思います。

今回も3回に分けてのご紹介です。
(*リンク切れのため動画を差し替えました)

冒頭から09:46まで。


スタイリッシュでクールな都会の男のイメージを持つ、俳優パク・シフ。

「ここまでです」

よくよく聞いたら、プヨで大暴れしていたいたずらっ子だったそうではないですか。

両親の前でも一緒に暮らす猫の前でも、果てしなく情に篤いこの男。

「一つのことにハマると、他の事が考えられなくなるんです。一つのことに集中する性格なので」

今のパク・シフを作ったのは、彼の中に込められた熱い情熱と絶え間ない努力でした。

「今まで僕がお見せできなかった様々な姿をお伝えしようと随分努力しましたが、どんなふうに映ったか気にもなりますし」

飾らない姿がより魅力的な、俳優パク・シフ。

「『スター人生劇場』、パク・シフの最後のお話」

彼の最後のストーリーが始まります。

「こんにちは。こちらへどうぞ」

今日、シフさんは映画館を訪れました。映画『犯罪との戦争』の試写会に参加するためです。

「なにやってんの。こら」

近頃では、シフさんに会う人は皆、いつもこんな感じの反応を見せます。

パク・シフを見ようと集まったファン

「パク・シフ? パク・シフだ! 嘘! キャー」

「移動するので、すみませーん」

映画館にいた人々全員が、シフさんを一目見ようと押し寄せてきそうな勢い。
待っていたファンと、映画を見に来て偶然シフさんを見かけたファンが合流し、映画館全体が大騒ぎになりました。
シフさんへの記者の取材熱もかなりのものですね。
映画の撮影に忙しく、こうしたオフィシャルな場に姿を見せるのが久しぶりではありますが。

「ファイト!」

・・・・・・反応がここまでとは。

「オッパ~!」

ファンの歓声をあとに訪れた試写会場。劇場の外と内とでは、雰囲気が完全に別物ですね。シフさんの表情も、劇場の外とは随分違います。
出演者たちの登場とともに試写会が始まりました。
でも、シフさんの心はどことなく重たいのでした。自分も初めての映画の封切を控えているためです。

「こんにちは。ハ・ジョンウです。お会いできて嬉しいです。皆さん、貴重なお時間を割いてくださって、本当にありがとうございます。楽しいご観覧となれば幸いです。新年おめでとうございます」

「こんにちは。チェ・ミンシクです」

「毎回作品に取り組むたびに、徹底して焼きつけ、かみ締める僕らの意味、この作品で皆さんと共有したい僕らの真心、そうした真心を無事表すことができ、疎通することができればとの思いを切実に抱いています。なにとぞ、意味のある時間となりますよう。ありがとうございます」

自分の映画も、この綺羅星のような先輩たちの映画と競うことになるのでしょう。

(主人公の方や俳優たちが舞台挨拶をなさってた時は?)
「そうなんですよ。僕もそのうち舞台に上がらなきゃいけないんですけど、舞台で何を言ったらいいのかなって、そのことを考えちゃって」


(どんな気分だと思います?)
「そうですね。まだやったことがないので。新たな感慨を抱くような気もしますし。初めての映画なので期待もしますし、ドキドキもしますし、かなり緊張しそうな気がします」

(怖そうだという感じは?)
「映画を観ながら、思ってました。上手く映えなきゃいけないんだけど・・・・・・。上手くいきますよね?」

「スクリーンに初めてデビューするわけですから、たくさんの人々に『パク・シフは映画でも良く映える』と言って頂きたいです」

シフさんは、最近自らのスクリーンデビュー作、『私が殺人犯だ』を撮影中ですが。

体をものともせず取り組む彼の演技魂が噂となり、映画への期待も高まっています。

ソウル市中区ファンハク洞

試写会に訪れた日の晩。

「兄さん! 今、前まで来てるんですけど、どこです? 分かりました。早く来てくださいね。あ、あそこだ。兄さん、こっち」

誰かに会いに来たシフさん。
シフさんが辛い時や、悩みがある時に会うという先輩。俳優のキム・レハさんです。

「シフさん、なにか面白いネタたくさん話しました?」
(それは先輩がお話してくださらないと)

ドラマ『王女の男/姫の男』で共演した二人。以前も何遍かのドラマで共演しましたが、このドラマのおかげで一層近くなったそうです。

「一緒に随分苦労したんですよ。莞島(ワンド)。初めての撮影がワンドで。大海原に二人とも投げ出されたんですけど、兄さんが力尽きちゃって。水に沈んでいくんですよ」

この場面です。ワンドの海でこのシーンを撮影したそうですが、流れが速くて役者もスタッフもかなり苦労したそうです。

「あそこの潮の流れ、すごいんだよな」
「ええ」

(本物の海だったんですか?)
「ええ。本当に兄さんは溺れて死にかけたんです」
「それで本気で怒ったんです」
「本当に怒ってたんですよ。僕が傍で『兄さん、大丈夫だよ~』って」
「いや、だから、目の前に息子の顔がちらついたんだってば」
「で、僕は笑いながら、大丈夫だよって」

大変だった思い出が二人を一層強く結び付けます。
シフさんが好きなコプチャン(ホルモン焼き)と昔の思い出話を肴に、二人の男の宴席が始まりました。

(お酒は殆ど召し上がらないですよね?)
「それでも私がかなり飲ませてきたんですよ。最初、4、5年、6年前だったか、焼酎を(おちょこの)半分も飲めなかった頃、私が無理やり酒を飲ませて教え込んだので、今は結構飲みますよ。三杯?」
「『王女の男/姫の男』の時も、一緒に結構飲みました」

お酒はビール一杯というシフさん。飲めるようになったとはいえ、マッコリ一杯で顔が真っ赤になるのは相変わらずです。

(今日は結構召し上がってますね?)
「でしょ? 結構飲んだね」
「もしや、顔が赤くなってます?」
「赤いよ」
「画面ではどんな感じです?」
「んだよ、いい感じだって」
「赤くても魅力的に映ってますよね?」
「もう自分で(調節して)ゆっくり飲め」

デビュー作の時からシフさんの成長をすべて見守ってきたという、先輩キム・レハさん。そのため、話してあげたいこともたくさんあります。

「あ~。うちのパクがいまや映画俳優になったんだよな~。のけ者にしてたんですよ、一度も映画をやったことがなかったから。『ドラマの主役だからって、なんだ? 映画俳優だぞ、俺らは』、なんてからかってたんですけど、もう本格的な映画俳優になったので」

「映画はどうだい?」
「僕はあと残り2回だけです。今月末には終わりそうです」

(先輩の助けがもっと必要なのでは?)
「ええ、勿論です」
「いや、彼は・・・・・・」
「映画をやる前、『王女の男/姫の男』を撮影中に映画にキャスティングされたじゃないですか。兄さんにたくさん話を聞いたんです。映画についても話もたくさんして下さいましたし、映画は簡単じゃないってことも」
「お前にメールでも言ったけど、この作品は、本当に、お前の力で、お前の力がドラマを盛り立てたと思う、俺は。とにかく、力がついた。それは間違いない」

「映画はワンカットごとに力を入れて撮影するじゃないですか。ところが、感情を込めたシーンを引き継いでいかないといけないのが大変で。ワンカットを撮る時に込めた感情を、別のカットをさんざん撮ったあと、また前の感情のまま繋いでいかなきゃいけないじゃないですか」
「そうさ」

映画への悩みを分け合いながら、二人の男の酒宴は深まっていきます。
(ここまで)

 

レハ兄さん、素敵。(笑)

なんでしょうか。この「ザ・役者」的なキム・レハさんが後ろにいてくれるだけで、こちらまで伝わってきそうな安心感。(笑)


それにしても、キム・レハさんのお話を聞いていて思うのですが、やはり韓国は映画の位相が高いですよね。役者の中でも確実にヒエラルキーがある。映画で認められないと役者として認められないので、パク・シフさんがチェ・ミンシクさんの舞台挨拶をドキドキして聞くのも頷けます。チェ・ミンシクさんといえば、『オールドボーイ』でカンヌのビッグタイトルを手にしている、大御所中の大御所ですものね。舞台挨拶での言葉選びも知的で素敵です。

うーん、パク・シフさんの映画の出来栄え、にわかに気になります。