みなさま、こんにちは。

今日は4月6日から始まったtvNのバラエティ番組『森の中の小さな家』(邦題仮)を取り上げてみようと思います。
ソ・ジソブさんとパク・シネさんが出演するスローライフをコンセプトにしたドキュメンタリータッチの番組で、現在第5話まで放送を終えています。

こちらがポスター。

ロケ地の詳細は「済州島」ということ以外は一切明かされていませんが、JTBCのバラエティ『ヒョリの民泊』をはじめ、済州島はいまテレビでもホットプレイスになっていますね。

そんな済州島のどこかにポツンと構えられた小さな小屋で、ソ・ジソプさんとパク・シネさんがまったく別々に滞在する中、二人の過ごし方をひたすら静かにとらえていくのがこの番組なのですが、「自発的孤立プロジェクト」と名打つ通り、番組にはスタッフの姿も一切映りません。

それでなのか、とっても地味です。(笑)

この番組もナ・ヨンソクPDチームによるもので、担当PDは『知っておいても役に立たない神秘的な雑学辞典』の方なのだそうですが、この前が強烈な輝きを放っていた『ユン食堂2』だったのもあり、教育テレビのように静かなこの番組は回を追うごとに視聴率を落とし、4.7%と初回まずまずだった数字は第5話では2.1%に。(ニールセンコリア調べ)

これはですね。

絶対JTBCの『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』に視聴者を取られてる。

間違いない。

そして。

視聴者が今週から鮭のように戻ってくる。

間違いない!

って、何を根拠に言ってんだ! すみません!(笑)
完全に自分の主観で決めつけてみました。
実際は放送時間もそこまでかぶってないです。(笑)

いや~、でもほんとに!
久しぶりに見てみたら、癒される、癒される!
私もう、ドラマが見れない体質になってしまったかもしれません。(笑)

この番組が視聴率が取れない理由はわかる気もしていて、ほんのちょっとずれがあるんですよね。
番組は二人にメールでミッションを与えたり質問を投げかけ、二人はそれに答えようとするのですが、何か制約を与えて面白くしようという意図はわかるものの、二人のテンポを邪魔して割り込んでくる感じが、無理やり感があって。

もしも初めからミッションや質問を与えておいて、それを公表し、二人がおのおの滞在中に自分のペースでそれに答えられるようにしていたら、もっと視聴者も共感できた気がします。
せっかく電気もガスもお水も食料も最小限のミニマムライフを過ごさせているのですから、放っておいてもあの二人なら自分の暮らしに必要なものを黙々と作ったりしだしたと思うんですよね。
完全に自発性に任せたら、もっと出演者の人間的な魅力も引き立ち、視聴者も集中できたように思います。

とはいえ、私はパク・シネさんにはもちろん好感を持ちながら、ソ・ジソブさんに対してはエッセイを翻訳させていただいたのもあって特別な感情があるので、まったくつまらなくないです。
むしろみているうちに、ソ・ジソブさんのイメージビデオに思えてきています。(笑)
一般的に視聴者に受けるとは思いませんが、パク・シネさんとソ・ジソブさんがお好きな方々なら、十分共感し、楽しめる番組だと思います。

初回から際立ったのがこの二人の出演者の真逆ぶり。
シネちゃんは完全に太陽で、ジソブさんは雲のかかった月です。(笑)

電気は小屋の上に設置された小さな太陽光パネルからのみ供給、ガスは卓上コンロひと缶、水道がないのでお水も小さなタンクから使う、そんなミニマムライフを送るためにやってきたシネちゃん。
冷蔵庫がないと聞かされていなかったらしく、2泊3日でどう見ても食べきれないたっぷりの食材をスーツケースに詰め込んで来てました。

シネちゃん、料理を作りすぎちゃうタイプみたいですよね。(笑)

それとも、おいしく作ってスタッフに分けてあげたかったのかな?

かたやソ・ジソブさんなんて、たったこれだけです。

ステーキ3食分とバナナ3つに少しのお米とアスパラガスなどお野菜のみ。

マジ?!(笑)

ソ・ジソブさん、番組のコンセプトを完全に把握していて、着替えすら持ってきてません。
後から明かされますが、「お水大事に」の精神で環境に配慮し歯磨き粉すら持ってこず、塩で磨いてました。

ホンモンだ!

あんた、ホンモンだよ!(誰。笑)

いやぁ、ナPDが制作発表で言っていた意味が分かりました。
ソ・ジソブさんのこと、「僧侶のようだ」と言ってたんですよね。
ここに来る前からこういう生活をしていたと思う、と。
「僧侶って!」と大ウケしたのですが、その表現で合ってます!(笑)

ソ・ジソブさん、常にダイエットしていて、主食がお肉なのだそうです。
飽きるので、せめて部位を変えている、と。
俳優さんって体形維持が本当に大変なんだなと気の毒な気持ちになりました。
食べ物を人とシェアするのも苦手で、自分が頼んだものをきっちり食べきりたいタイプなのだそうです。

そんな視聴者を沈みこませる発言の多いソ・ジソブさんのかわいいところが、この番組のためにお肉を真空パックにするマシーンを買ったらしい事実。

なんだ~、楽しみにしてたんじゃーん。(笑)

2泊3日なのにはしゃいで色々持ってきすぎてしまったシネちゃんには、スタッフからメールが入り、本当に必要なものを除いて外の没収箱に入れるよう促されてしまいます。

「えー! 全部必要ですー!」と本気で不満げだったシネちゃんのシーンから、まずは動画を貼っておきましょう。

すっかりしょんぼりしちゃってる顔が、かわいい。

でもやっぱり持ってきすぎだと思うんですよ、視聴者も。

「静かな森の中で食い倒れ企画」です、その量は。(笑)

ちなみにシネちゃんがお料理上手なのは、既に『三食ごはん』でも知られたことですが、ソ・ジソブさんも炊事能力、なかなか高そうでした。

と言っても、基本お肉を焼いてるだけなんですが、やっている手つきなどを見るとやり慣れている感じが伝わってきます。とても自立していそうな雰囲気も。

こちらはソ・ジソブさんの調理&お食事シーンです。

ちなみに「おかず一種類のみでお食事を」というお題が出てたんですが、キムチすら持ってきていないソ・ジソブさんには何らいつもと変わらないお食事だったみたいです。シネちゃんは「キムチがおかずに入るなんてー!」と抗議してましたが。(笑)

ソ・ジソブさんって高校生の時まで水球の選手だったそうですよね。
インタビューの中で「一食を食べることの大事さはよくわかっている」と言ってました。
好きなものを好きなように好きなだけは食べられない生活を、随分前から送っていた方なのかもしれませんね。

それにしても笑ってしまうのが、これ。

今じゃ済州島に旅行に行って雨にたたられた人たちは、「ソ・ジソブ来てるんじゃない?」と疑うほどの雨男ぶり。

ほぼほぼ降られてます。

そして吹雪かれてます。4月なのに。(笑)

かたやシネちゃんのところは、たいてい青空。

なんで?!(笑)

スタッフ、狙ってるんですかね、これ?
本当に気の毒になるくらい、画面が暗いんですソ・ジソブさんの時だけ。
この番組の視聴率が下がり続けたのって、この天気の悪い映像のせいもある気がします。
癒しというより、ジメジメ。
それでなくてもガラチコのカラっとした青空とカラフルなパステルカラーが目を楽しませてくれていたので、絵面の暗さがなかなか重いです、正直。

でも、毎回降られてるのが逆に「持ってる」気がして、段々笑えてもくるのですが。(笑)

スタッフの与えるミッションは「自然の音を録音してきてください」だとか「一度に一つのことだけ集中してやってください」、「3時間かけてご飯を食べてください」などで、いずれも意図していることはわかるものばかりなのですが、二人の流れを止めてしまうタイミングで入ってくるのがちょっと残念。

だって、制約のない時の二人って、すっごくナチュラルでいいんです。

例えば、「おかずは1品だけ」なんてケチなことを言われない時のシネちゃん、楽しそうに美味しそうなサバの煮つけを作ってます。

自由の喜びが高じて、前髪にカーラーまで?!(笑)

って、これはシネちゃんが撮影されてることを忘れてるわけではなく、太陽光発電の分しか電気がないのでインタビューの前に前髪にドライヤーを当てられないため、カーラーで代用しているということでした。

・・・・・・やっぱり撮影されてることを忘れてる?!
だってインタビュー以外の時も映像流されちゃうのに!(笑)

一方誰にも邪魔されない中でのソ・ジソブさんはというと。

読書からの、お昼寝。

本を読んでる途中で寝てしまうのが大好きなのだそうですが、ソウルではなかなかそういかないとジソブさん。

ソウルの自宅にいる時は、本を読んでいても雑多な考えが浮かんできてしまって寝落ちするに至らないのだけど、ここでは何も考えずに眠りに落ちられて、とても幸せだったそうです。

ソ・ジソブさん、普段から色々と悩みが多そうですよね。
あれこれ考えを巡らしてしまうタイプの方のように思います。
勿論俳優でなくても、普通の人たちも仕事のことやその他もろもろ、何も考えずに過ごせている時のほうが少ないわけですが。

ストレスフルな日常を抜け出して、つかの間のスローライフを二人が楽しめている姿を見るのが、視聴者にも癒しになります。

シネちゃんの美味しそうなサバの煮込みシーンと、ジソブさんのお昼寝シーン、二つ続けて動画を貼っておきましょう。

雨音の中で眠りに落ちて、鳥のさえずりで目が覚めるなんて、出来すぎですよね。

さぞや気持ちのいい眠りだったんだろうなぁ~。

ちなみにシネちゃんがずっと喋っているのは、「集中するために、一つのことだけをやる。そのためやることを口にし意識してみる」というお題を遂行中だからです。(笑)

そしてすみません。
私のえこひいきにより、ソ・ジソブさんのお料理シーンも貼らせてください。

コンロが一つしかないので、まずご飯を炊いて、そのあとお肉と野菜を炒め、さらにご飯を投入してのピラフ? チャーハン? がシンプルながらとっても美味しそうなんです!

シネちゃんは本当に手際もよくて、お料理の内容もバラエティに富んでるんですが、ソ・ジソブさんは基本的にステーキをアレンジした料理なんですよね。

ガスで焼くか、薪ストーブの中で焼くか、炭火で直火焼きにするかの違いくらいなんですが、私がお肉好きなせいか、いちいちが美味しそう!!(笑)

それ、食べた~い!!

ちなみに味付けは、バターとお塩です。

焼いてる時も食べてる時も、顔が笑顔になっちゃってますよね。
家で食べるのよりも、ずっとおいしいと言いながら。

肉好きな私、気が合いそう

・・・・・・とっとと次行きます。(笑)

ちなみにソ・ジソブさんもこの時シネちゃんと同じように、「一つのことに集中」、「やることを声に出して確認」の実験中だったのですが、被験者Aたるシネちゃんは平気なのに、被験者Bのジソブさんは途中やりながら照れて崩れ落ちたりしてました。
「独り言いう性格じゃないんで」と言いながら。

とにかく静と動、陰と陽な二人。
正直見ている間に、段々ソ・ジソブさんにはシネちゃんのような人が傍にいてくれたらいいんじゃないかと、妄想が入ってきました。
いい子を見るとくっつけよう、くっつけようとするこの感情、一体どこから湧いてくるんでしょう。
さながら親戚のおばちゃんです。(笑)

3話では冒頭、「一食を3時間かけて食べよ」のミッションが出され、手際のいいシネちゃんには地獄の時間。

かたや薪を割ったり、ステーキを焼くための炭を作ったり、途中雨に降られたりのジソブさんには、なんと消化できる課題!(笑)

シネちゃんなんて、最大限ゆっくりご飯を作ったのに1時間しか費やせず、ものすごく噛んで噛んでご飯を食べてみても、時間は遅々として進まず。

で、こんな顔になってます。

ちっとも美味しそうじゃない!(笑)

シネちゃんが思いっきり時間を持て余している間、被験者Bはというと。

なぜか寄ってこられてます、犬に。

そして陣取られてます。

なんで?!(笑)

一見野良に見えたこのワンちゃん、近づいてみると首輪をしているのが分かります。

しかも兄弟なのか、同じような子が2匹。

後ろのカラスの群れがシュールすぎる。
なんでシネちゃんとジソブさんの絵面にここまで差が出るんですかね。(笑)

ジソブさん、ワンちゃんを手なずけようと、部屋からなんとハンラボン(デコポンに似た済州島のミカン)を持ってきて、ひとつ食べさせようとしてましたが、勿論舐めもしませんでした。

当たり前だ! 犬がみかんを食べるかい!(笑)

ジソブさん、諦められなかったみたいで最初の子に降られた後、もう一人の子にも差し出したのですが、やはり反応変わらず。

軽く2度傷ついたところに、なんと天気まで変動。

「もしかして、雪?」

両手に持ってるハンラボンが笑える!(笑)

こうやって炭を作ったりお犬様と戯れ損ねたり、4月なのに雪に降られたりしてジソブさんが楽しそうにしている間に、シネちゃんはすっかりこんな仕上がりに。

元気出して~!!(笑)

どんなに頑張っても30分しか消費できず、おまけにゆっくり食べてる間におなかも満腹になってしまって。
珍しくグロッキーなシネちゃんでした。

こちらも動画でご紹介しておきましょう。

まずはご近所の犬と初対面のソ・ジソブさんのシーン。

「ハンラボン、嫌い?」と寂しそうに声かけてるのが笑えます。

食べないです、何度も言いますが犬はミカンを。(笑)

あのワンちゃんも、初対面なのに完全にソ・ジソブさんに懐いた雰囲気でしたよね。
そしてやっぱりカラスの群れがシュール。(笑)
どうしてソ・ジソブさんのところだけこんな絵面がとれちゃうんのかなぁ~。
ある意味、持ってますよね。

こちらは「3時間かけて食事」の無理難題に、頑張って1時間も無駄にかけてキムチチャーハンを作り、もそもそ食べてる間にどんどん元気をなくしていっているシネちゃんのシーン。

かわいそう!

でも可愛い!(笑)

この二人、本当に対照的で、例えば「日常の中で感じる『小さくても確かな幸せ-小確幸』はなに?」の質問にはシネちゃんがスラスラと筆を滑らせていくのに対し、ジソブさんはすっかり動きが止まってしまいます。

「小確幸」は韓国で非常に人気のある村上春樹さんがエッセイの中で使った造語。

シネちゃんは迷う様子もなく書き出していきます。

第1は、家族。

お母さん、お父さん、お兄さんとでボーリングに行き、シネちゃんとお父さん、お母さんとお兄ちゃんが組んで何かをかけてゲームを楽しんだり、家族みんなで釣りに行ったりするのが、とっても幸せなのだそうです。

第2は、友達。

いつもいく行きつけの「アジト」があり、そこで友達とビールを飲みながらパスタを食べる時がとっても幸せなのだそう。

最後は、ペットの猫。

人では癒されない時、猫のふわふわした毛に触れると幸せになるんだそうです。
眠る時に万歳する癖のあるシネちゃん。指先にふわふわの毛が当たった時の幸福感を思いっきりの笑顔で話してくれてます。

シネちゃんって、本当に幸せな子ども時代を送ってきてるんですね。

幸せな瞬間を思い出している表情が本当に嬉しそうで、こちらまで幸せな気持ちになります。

一方、ソ・ジソブさん。

ため息をついて黙っちゃいました。

確実な幸福を感じさせてくれるのは、ベッド。

他のことは、幸せというよりも、楽しいと感じさせるもの。

自分はあまり幸福感を感じるタイプではないので、と。

く、暗い!!(笑)

「常に感謝し、楽しく過ごそうと努力しているんですけど、『こんな幸せが自分に許されるんだろうか』と思ってしまう人間なので、一番難しい質問です」

ソ・ジソブさんのエッセイを2つ翻訳させていただいたのですが、その中にもこのトーンは確実にあって。

ソ・ジソブさんって、心の奥深いところに大きな悲しみというか、罪の意識のようなものを抱えて生きていらっしゃる気がします。
活字からそう感じてきましたが、今回こうやって表情付きで聞かされると、こちらが本当に悲しくなります。
どうして幸せになっちゃいけないと思ってるんでしょう。(悲)

そして続けます。

「僕だけではなく、僕のように感じている人がとても多いと思うんです。でもだからと言って、自分を不幸だと思う人間ではありません」

「小さくても確実な幸せ、って言われたんですよね。でも僕は、小さくは考えられなくて。お手軽に考えてみるようなことではないと思うんです。僕が真面目過ぎるのかもしれませんが、そのことについて少し真剣に考えたほうがいいのではないかと思います。自分が本当に幸せに感じるものとは何だろうと、考えてみるのがいいのでは」

真面目だ。(笑)

自分に与えられた幸せを思いきり享受してはいけないというストッパーがかかっている一方で、「幸福」にものすごく大きな価値を置こうとしているのが見て取れますね。
これはまだ幸せとは呼べない、本当の幸せとはこれこれこういうものなんじゃないか、みたいな、焦りともとれるし。

ここは是非、同じく私が翻訳させていただいた法輪和尚さまに会いに行ってもらって、「幸せも不幸もない。どちらも自分の心が生み出すもの」とでも教えてもらってきていただきたいですね。ジソブさんにはきっとそういうメンターが必要。(笑)

考えすぎな傾向が顕著なソ・ジソブさん、本当にシネちゃんみたいに素直なキラキラした女性に人生のパートナーになってもらえたら、真逆のところから扉がガンガン開いて、驚きと発見が連続するすっごく幸せな時を過ごせるようになれる気がします。
っていうか、シネちゃんのような方なら、どんな人でも絶対幸せになりますね。(笑)

こちらのシーンも動画を貼っておきましょう。

まずは幸福感一杯に「小さくも確実な幸せ」を語ってくれたシネちゃん。

そして真逆の反応を見せたソ・ジソブさんの様子も。

いやーほんとに法輪和尚に会いに行ってきてほしいなぁ。(笑)

さて、ステーキ三昧だったジソブさんでしたが、4話ではなんとラーメンに手を出します!

ダイエット終了時にだけ自分に許す、大好物。

ソ・ジソブさんはラーメンを食べる時、とっても贅沢に具を入れるのがお好きだそうです。
即席麺だけれども、野菜もシーフードやお肉も入れ、しっかりした一品に仕上げてダイエット終了の喜びを味わいたいのだそうです。

即席麺に栄養を加味したいという部分では、みんな思うところではあると思うのですが、ソ・ジソブさんが一歩違うのは、これ!

即席ラーメンなのに、ネギ油!
エリックか!(笑)

いやぁ、これには本当に驚きました。
本格中華に寄せすぎです。(笑)

ソ・ジソブさんはネギ油をまず作ると、そこに牛ひき肉を投入してよく火を通し、ラーメンの水を加えます。
粉末スープはお湯が煮立つ前に入れて溶かしておくのがジソブさん流。

麺を入れ、煮える前に余っていたストーブで焼いたジャガイモ半分を切って入れ。
器に移すと、残しておいた長ネギと、つぶした生ニンニクひとかけのみじん切りを乗せます。

ま、普通のラーメンですけどね。やっぱり。(笑)

ジソブさんは久しぶりのラーメンを前に喜びを隠しきれず、残っていた冷ご飯も屋外の食卓にセッティング。

喜びが口元ににじんでます。(笑)

そして恍惚!

そんなに美味しいの?!(笑)

ちなみにソ・ジソブさんが持ってきたラーメンとは、こちらとの噂です。

ato美(アトミ)のジャガイモ(カムジャ)ラーメン。

麺の原料が50%ほどジャガイモ(でんぷん)で出来てるみたいですね。

これ絶対翌日から品切れ間違いなしです!

・・・・・・と言いたいところですが、ああ、なぜに視聴率がそんなにも・・・・・・。(笑)

ちなみにこれ、「思い出の食べ物は?」というお題が出てたんです。

きっと事前にお題が出されてたんですよね。
さもないとこのラーメン、思い出と何の関係もなく、単にジソブさんが食べたくて持ってきてたってことになっちゃいますので。

ちなみにシネちゃんは、ジャガイモの味噌汁が思い出の食べ物でした。

子どもの頃、熱が出てなにものどを通らなかった時に、なぜかお母さんの作ってくれたジャガイモだけのシンプルなお味噌汁だけが食べられたんだそうです。

お母さんの作ってくれたその味噌汁はジャガイモだけだったのですが、シネちゃんはネギとえのき、そして青唐辛子で辛味も加えてます。

お母さんが作ってくれたお味噌汁とどちらが美味しいかと聞かれて。

「お母さんのほうが、ずっと美味しいです」

「でも、こんなことは思ったことあります。私に子どもができたら、母と同じようにするんじゃないかなって」

きょうびここまで臆面もなく、お母さんに愛されてきた話ができる娘もそうそういませんよ。(笑)

シネちゃんって、本当に愛情いっぱいの幸せなご両親に育てられたのですね。
シネちゃんに手をかざしたら、温かい熱が感じられそうです。(笑)

これほどまでに出演者が真逆な反応するとわかっててソ・ジソブさんを立てたのなら、ナPDってばやっぱり天才!

だってほんとに、ジソブさんのところにだけ雨雲が集まってくるんじゃないかという悪天候だったのが、4話ではとうとう吹雪!

4月です!

韓国最南端です!

雨男すぎ!(笑)

って実は、この時は同じ日に到着していたらしいシネちゃんも、季節外れの吹雪に呆気に取られてました。
というよりも、さっきまで晴れていたのに突然吹雪、という状況だったんですよね。

そんな中、周辺に生えているよもぎやノビル、タラの芽狩りに行かせるスタッフって、意外に鬼。

シネちゃんは最後、絵的にはほとんど遭難しかかってました。(笑)

この後二人はとってきたよもぎ、タラの芽、ノビルなどで各々料理を作るのですが、ジソブさんは吐く息も白い小屋の中、存分に味わえなかったようです。
というのも実は到着後、薪をくべたらすっかり部屋中煙モクモクになってしまい、仕方なくストーブに水をかけて消し、強風と雪が舞う中部屋を換気せざるを得なかったんですよね。

せっかく来たのに、ほんとにかわいそう!(笑)

「助けてください!」と珍しく弱音吐いてました。

そんなジソブのSOSシーンはこちら。

本当に寒そう。(笑)

やっぱりここは、薪をくべておいてあげちゃいけないものなんでしょうか?
シネちゃんは辛うじてお部屋を暖めるのに成功したみたいで良かったでしたが。

この番組、「済州島の美しい風景を背景にヒーリングを」云々とうたっていますが、正直風景は美しくないです。寒々しいです。雨ばかりです。加えて吹雪です。基本、灰色!(笑)
もっと野原に花でも咲いている季節に撮影していたら、視聴者も楽しめるビジュアルになっていたと思うのですが、とにかく絵が暗いんですよね。お天気が悪すぎました。
寒そうで彩の少ない画面も、視聴率が落ち続けている要因かもしれないですね。

ちなみに4話では、シネちゃんどうもジソブさんに触発されたらしく、夕飯はアスパラガスとステーキの組み合わせでしたね。

こちらも動画で。

実は、私も、やりました。(笑)

この番組、ソ・ジソブさんがずっとステーキを食べているので、つられて食べたくてたまらなくなるんですよね。
しかも美味しそうに焼くので、なおさら食欲が刺激され。
「あーー、肉肉!」と文字通り肉食系になった女子、恐らく数え切れません。(笑)

そして滞在11日目にあたる第5話。

ソ・ジソブさん、ようやく文句なしの快晴に恵まれました!

良かった~!

で。

布団を干す。

寝具を大切にするタイプ。

確かに言ってました。「ベッドは幸せだ」と。(笑)

快晴に恵まれたこの日は、二人に「心臓が爆発しそうなほど運動してください」のミッション。

シネちゃんが選んだのは、縄跳び30分。

一方運動選手だったソ・ジソブさんは、4分間で30分分のジョギングをしたのと同じ効果が得られるという場所を取らない「秘伝」の運動を披露。

そもそも運動が嫌いな私は、「心臓が爆発しそうなほど」とか「縄跳び」とか「4分で30分分」と聞いただけで、もう耳をふさぎたくなってます。(笑)

シネちゃん、さわやか~。

このさわやかさを保ったまま30分飛び続けました。

すごいです! これぞ女優!

私だったら一気に10歳くらい老けちゃいそう。(笑)

かたやソ・ジソブさんの運動は、4分とはいえ、こんな姿勢。

無理無理無理無理。

そもそもその腕立ての姿勢になるのが、無理。(笑)

ソ・ジソブさんの運動は、まずその場で全速力ランニングを20秒。
その後10秒休んだら、間髪入れずに床に手をついて、腕を立てたまま足を左右交互に胸側に引き上げる。
これも20秒終えたら10秒休み。
といった具合で、4セットやるんですって。
厳密には4分もやってません。(笑)

でも、完全に息が上がり、終わった後はへたり込むほど。

ソ・ジソブさん、今は体を見せるためではなく健康のために運動をしていて、普段は自分の弱いところを鍛えているので、今回紹介した運動は時間がない時にやるものなのだそうです。

時間がないからってこんなにつらい運動するなんて。
なぜ?(笑)

シネちゃんの軽やかな縄跳びと、ソ・ジソブさんの激しい4分運動。
動画でご覧ください。
二人とも、準備運動と最後のストレッチを忘れません。

見てるだけでもう全身がだるだるなんですが。(笑)

髪や肌に大事な毛細血管は運動によって活発化するらしいので、4分で30分分の効果を得られるというこの運動を取り入れようかと思ったのですが。
初めの1分で挫折しました。
ああ、他に毛細血管の血の巡りをよくする方法はないの!(笑)

そして5話では、3話で現れたワンちゃんがまた戻ってきたんですよね。

なんと、ジソブさんがお昼寝しているタイミングで吠えてくるっていう。

不思議な子だなぁ。

まるでやることが、人間です。

「あーそーぼー!」みたいな「ワンワンワンワン!」。(笑)

そして今回は、ちゃんとおやつを持参してきていたジソブさん。

よかった。
犬がみかん食べないことを学習してくれて。(笑)

おやつをよく食べるので気を良くしたのか、「お座り!」なんてやってました。

当然無視。(笑)

でも、またあとで負けじとやらせてみたら、今度はお座りしたんですよね~。
やっぱりどこかの飼い犬なので、基本的なワンちゃんの芸当はできるみたいです。

こちらのシーンも動画を貼っておきましょう。

不思議じゃないですか、この子。

まるきりジソブさんに寄って来てますよね。
なにかワンちゃんを引き付けるオーラがジソブさんにあるんでしょうか。

よく食べるので残りのおやつも全部上げようと部屋に戻っている間に、どこかに行ってしまったワンちゃん。
ジソブさんはさらに晴れてきた空に、またもや布団を干し始め。

ですよね~。またいつお天気の雲行きが悪くなるか分からないので。

日向ぼっこを楽しむジソブさんの目にはシカや、謎の生き物や、鳥たち、そしてさっきのワンちゃんもやってきます。

こちらのシーンも動画でご覧ください。

シネちゃんもそうなんですが、この二人はただ放っておいても性格の良さがにじみ出てますよね。
話すことも、ふるまいも。

シネちゃんは自分に必要だと思うものを積極的に作ろうとするのですが、この日も靴箱を作ったり、フルーツを入れるネットを作ったり、次々頑張ってました。

こちらは靴箱製作シーン。

正確には、「作り直しシーン」でした。(笑)

なにかを作ってるシーンは、どうにも『三食ごはん』を思い出しますね~。

さて、こんな感じの二人なのですが、どこかで出会ってくれないかなぁとずっと思っていた視聴者の願いがとうとう次回かないそうです!

予告を見たら、なんと「友達と一緒にお食事」のミッションで、ソ・ジソブさんがシネちゃんのお家を訪ねてるではないですか!



この予告はえらく淡々と描いていますが、本編で見た6話の予告はこんなものではなかったです。

まず、ソ・ジソブさんは「1時間後に、Aさんのおうちに・・・・・・」と言っては大照れ。

かたやお迎えする側のシネちゃんは。

「5分後に出発だって! ぎゃあ!」

で、がにまたステップ。(無意識)

二人とも可愛すぎ!(笑)

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どうやら全10話らしい『森の中の小さな家』ですが、折り返し地点で視聴者に大きなプレゼントをもたらしてくれるようで、次回がとっても楽しみです。

もしかしてこの番組って、一人の時間を味わった後、誰かと過ごす時間を味わわせることで、その違いを感じさせたりするのも、初めからコンセプトにあったのかもしれませんね。

本当にそうだったらいいなぁ~。

番組を見ている間中、正反対な二人を見ながら、「人って自分と違う人に惹かれるところがあるよなぁ」と思っていたんです。

二人とも本当に予期していなかったような表情だったので、照れながらもどんなよそいきの顔で向かい合うのか、注目ですね。