みなさま、こんにちは。

今日は4月1日。エイプリル・フールですね。
みなさま、華麗な嘘はつきましたか?
私はもう既に、朝からいくつかの嘘に騙されています。
エイプリル・フールにつく嘘って、その人の人となりが出る気がして、楽しいですね。

さて、今日はまた横道にそれて、2010年1月から放送されていたKBSドラマ『推奴/チュノ』の話題など。

どうやら私、チャン・ヒョク(장혁)さんが好きみたいです。
チャン・ヒョクさんって、『モレシゲ/砂時計』の頃のチェ・ミンス(최민수)さんに似てますよね。
良くも悪くも『モレシゲ』で人生が変わってしまったチェ・ミンスさんは、今ではすっかり暴れん坊ないじられ兄貴キャラが定着してしまいましたが、『モレシゲ』の時は本当にカッコよかったんです。(いえ、今でも演技の時はかっこいいんですが)
私の韓国ドラマの原点といえば、『モレシゲ』、チェ・ミンスなので、昔のチェ・ミンスを髣髴させるチャン・ヒョクさんも当然好きです。

でも。兄貴よりチャン・ヒョクさんのほうがイイ。(笑)

この間も書きましたとおり、最近は『太陽を抱いた月』を見ていたのですが、まだ子役時代でストップしています。子役時代が、長い?!
うーん。子役に感情移入ができないんです。
大人役になっても、キム・スヒョン君。
大人じゃないじゃん。
いや、大人なんですけど。(笑)

韓国でものすごい視聴率とってましたよね、『太陽を抱いた月』。そんなに見せ場があるんでしょうか? 今のところ重厚さに欠けている感が否めないのですが、そのうち補われるのでしょうか?

そんなわけで、大人なチャン・ヒョクさまのほうに寄り道です。

いやー、それにしても。本当にカッコイイ!

 

 

「チュノ推奴」とは、脱走した奴卑(奴隷)を追う行為のことで、奴婢を捕らえて懸賞金を稼ぐ者を「推奴師」と呼びます。
チャン・ヒョク扮するイ・デギルは、貴族階級の両班(ヤンバン)出身ながら、今は故あって朝鮮一の推奴師。

韓国語版で恐縮ですが、こちら人物相関図です。

デギルは年下のワンソン、年上のチェ将軍と組み、奴婢を追って賞金を稼いでいます。

似顔絵を持ち歩き、手配の奴婢をチェック。

っていうか、もう、筋肉がすごすぎます。(笑)

ここには国境を越えて清に渡ろうとする奴婢の親子三人と、手配師がいました。手配師も奴婢です。13歳になったばかりの娘が、60歳をすぎた両班の旦那に同衾を求められたことをきっかけに親子は逃げ出したのですが、デギルは事情など考慮せず捕まえにかかります。

ところでチャン・ヒョクさん。
なんとジークンドーを何年も習っていたのだそうで。
ジークンドー(截拳道)といえば、かのブルース・リーが編み出した格闘術です。

どうりで、アクションシーンの切れ味が違う!

これなどは、殆どブルース・リーに見えます。(すみません。ブルース・リーも好きなんです。笑)

そして圧巻は、このあとの飛び蹴り。
テーブルに左手をつき、弾みをつけて横に飛び蹴りを入れるわけですが、あまりの華麗な動作に目が釘付けに。

かっこい~~~❤❤❤

あまりのかっこよさにストーリーそっちのけになってます。すみません。

実はデギル、推奴師をやりながら人を探しています。

「この女を知っているか? 知っているなら、逃がしてやる」

残念ながら知らなかったため、奴婢たちは引き渡され。

実はこの似顔絵の女性、デギルが両班のトリョンニム(お坊ちゃま)だった頃、仕えていた奴婢でした。
奴婢のオンニョンに心を寄せていた、10年前のデギル。
寒さに凍える愛しい人のため、炉辺で石を温めては渡したりしています。

なんだか、トリョンニム姿が似合わない気がしますが。(笑)

清に攻め入られた時、連れて行かれそうになったオンニョンを、隠れていた軒下からわざわざ這い出てまで助けたデギル。

とはいえ武術などからきしのデギル。返り討ちに遭いそうになったところを、武将テハに助けられます。

この人もわけあって官婢に転落し、のちにデギルに追われることになるのですが。


まだ2話見終えただけですが、かなり面白そうです。
ストーリーに若干難があったとしても、チャン・ヒョクさんの魅力でカバーされそうな気も。(笑)
このドラマの面白いところは、なんと男の人が年上の男性に「オンニ」と呼ぶところです。
今は、「オンニ」は女性が年上の女性に対して使う言葉になっていますが、この時代は同性の年上の人間に「オンニ」と使っていたそうです。
ちゃんと字幕で説明も。

最後に、ツタヤの宣伝サイトをリンクしておきます。
予告編の映像がとても素敵です。