みなさま、こんにちは。

関東地方、昨日梅雨入りしましたね。
昨日は一日中冷たい雨が降りましたが、今朝は晴れ間が見え、ほっとしています。
しかしながら、うってかわってのこの肌寒さ。
衣替えのタイミングがなかなか読めません。

さて。われらがシフさま。
昨日のムン・チェウォンさんとのNHKプロモ用番組の収録も成功裏に終えられたようで。
韓国の芸能記事によると、なんでも、『土曜スタジオパーク』に生出演の予定が、ファンが8000人も詰め掛けたために急遽録画出演になったとか?!
8000人ってすごいですね。
韓国メディアの誇張かもしれませんが。(笑)

一夜明け、昨日の様子がいろいろなところでアップされているので、私も一枚だけ。

シフさま・・・・・・うつぶせ寝?
気のせいか、目が。(ごめんなさい。またこの口が。笑)

ウットリできたみなさま、おめでとうございます。

今日は、そんなパク・シフさん主演映画も含め、公開の待たれる映画について。

どうやら今年の話題作は、すべて後半期に公開が集中しそうな気配ですね。
まずは、ファンが首を長くして待っているシフさまの初主演映画『私が殺人犯だ(邦題仮)/내가 살인범이다(ネガサリンボミダ)』。

こちらは先月末に開かれたカンヌ国際映画でのプロモ用ポスターです。

・・・怖い。

凄みがありますね、目。

国際映画祭って、コンペティション部門ばかりがクローズアップされるので、賞を競うものかと思ってしまいますが、実は同等に重要なのが国際マーケットへの映画の売り込みなんですよね。大きな国際映画祭には、世界中からバイヤーが集まるので、映画を売り込む恰好の場所なのだそうです。
パク・シフさんの映画も国際市場に売り込まれたようですが、かくして買い手やいかに?

『私は殺人犯だ』はストーリーにオリジナリティを感じられるので、結構面白いのではないかと私は睨んでいます。時効を迎えた殺人犯が自らの罪を題材に小説を書き、人気作家になるなんて、聞いただけでもおぞましい。期待させるに充分なプロットですよね。
その割にあまり話題に出てこないのは、なにかあるのかなぁ?
実はアイデア倒れで映画の出来はイマイチとかなんでしょうか?
色々と余計なことを想像してしまうので、とにかく早く観たいです。(笑)

そしてこちらは、同じくカンヌでプロモーションされたソ・ジソブさん主演の映画『会社員(邦題仮)/회사원』。

この映画もファンはまだかまだかと公開を心待ちにしているのですが、なかなか公開されませんね。こちらも今年の後半に公開の照準を当てているそうですが。
みなさん釜山国際映画祭狙いなんでしょうか?
まあでも、ソ・ジソブさんは前作『ただ君だけ』で既に栄えある釜山国際映画祭オープニングを飾っているので、今回もと狙っているわけではないと思うのですが。

ストーリーはヒットマンとして働いていた男性が愛する女性のために足を洗おうとして同僚のターゲットになるというものですが、ウォンビンさんの『アジョシ』と若干かぶってるでしょうか。そもそも『アジョシ』が『レオン』とかぶりすぎてはいますが。(笑)

ソ・ジソブさん。立て続けに作品に出演されていてとても嬉しいのですが、なんだろう、もう少しオリジナリティーのある脚本を、次回は、是非。
あんなに絶大な存在感を誇っているのに、どこかで聞いたストーリーに紛れてしまって、勿体無いです。せっかくのカリスマなのに。
って、ええ、単なるエコヒイキです。すみません。

そしてそして、「これは!」と一見しただけで期待が高まる大作が、こちら。
イ・ビョンホンさん俳優生活21年にして初めての時代劇『光海(クァンヘ)・王になった男(邦題仮)/광해, 왕이 된 남자』。

この映画は朝鮮王朝15代の王・光海君(クァンヘグン:1575~1641)について描いたもの。光海君の在位は1608~1623年なのですが、光海君は豊臣秀吉による第1次朝鮮出兵の際に王世子、つまり正式な世継ぎとなり、その後の二度目の豊臣軍との戦いでも功績を残し、王に君臨した人物です。その後は朝貢していた明と、明を追撃する女真族の新興国家・後金(のちの清)との間でバランス政治を繰り広げ、明と後金を戦わせるなど策士な面を発揮したのですが、豊臣軍との戦いの際にともに功績を挙げ、光海君のもとに仕えつつのちに一大政治勢力化した「大北派」を最後まで排除できず、結局大北派とともに王座を追われ江華島、済州島に流されます。

映画はアメリカの作家マーク・ トウェインが1881年に発表した児童文学『王子と乞食』をモチーフにしていて、イ・ビョンホンさんが一人二役を演じています。
そうです。王と賤民の役を、二役。
王は毒殺の危機から逃れるべく、道化師のソンを影武者に据えます。

うーん。芸達者なイ・ビョンホンさんが一人二役に挑戦と聞いただけでも期待が膨みます。マジメ一徹なストーリーというよりも、王座に着いた道化師の視点から権力者をコミカルに風刺する内容になっているそうで、そう聞くとますます面白そうに思えてきます。
映画は年末12月19日に行われる韓国大統領選挙を見据えての、秋公開なのだそうですが。
ああ、大統領選挙と聞いただけで今からドキドキする。(笑)

そして、次にご紹介するのは、チャ・テヒョンさん主演の映画『風とともに去りぬ(邦題仮)/바람과 함께 사라지다』。

朝鮮時代、金よりも大切だった「氷」。その氷を巡る攻防を描いたコメディだそうです。
そうこなくっちゃ、ですよね。だってチャ・テヒョンさんですから。(笑)
ストーリー的には「韓国版オーシャンズ11」を狙ったと言われていますが、そういうワーディングでは来月から公開される豪華キャストの『泥棒たち(邦題仮)/도둑들』に押されそうですね。なにせこちらはワンドゥギのキム・ユンソクに始まって、日本でも根強い人気のイ・ジョンジェ(私の中では永遠に『砂時計』のチェヒです)、キム・ヘス、チョン・ジヒョン、『太陽を抱いた月』で評価がうなぎのぼりのキム・スヒョン君と、なんなら3D料金で見てもいいくらいのラインナップ。

どうせなので、豪華さを堪能できる最新予告動画も貼りつけます。

ちなみに、先に公開されていた予告編には、なぜか我々におなじみのBGMが。(笑)

うーん、キケン。
負けそう。泥棒もの対決、まともにぶつかったらチャ・テヒョンが完全に負けそう。

チャ・テヒョンさんの『風とともに去りぬ』は下半期公開予定、とのことですが、いい時期を選ばないと比べられちゃいそうですね。心情的にはテコ入れしたいです。(笑)
その他の出演者はオ・ジホさんやミン・ヒョリンさん。
ミン・ヒョリンさんの演技は見たことがないので、女優としての実力がよく分からないのですが、彼女といえば、代名詞は「ブランド鼻」と称される素敵すぎる鼻。
韓国の整形外科医が認めるナンバーワンに美しい鼻のラインだそうですよ。
この鼻、素晴らしいことに本物だそうなので、映画を観ながらついつい鼻に視線が釘付けになる予感がします。

いやぁ、それにしても、豪華ですね、今年下半期公開予定の韓国映画。
是非日本でも公開していただきたいです。

最後は、日本公開はまずないと思われるこの映画で締めくくります。

タイトルは『占い師たち(邦題仮)/점쟁이들』。
こちらも韓国での公開予定は、ざっくり「下半期」とのこと。
超人的な能力を持つ全国のエスパー? 占い師? たちが前代未聞のミステリーを解決するために集結する、コミカルかつオカルティックな映画だそうです。
うたい文句は〝韓国初のスーパー・ヒーロー・ムービー″。
ごめんなさい。意味が分かりません。(笑)

日本ウケしそうな俳優さんがいないため、日本公開は期待薄ですが、韓国での事前の期待値が結構高いので、気になります。



こうして並べてみると、やはり今年も下半期公開の映画はやってくれそうですね。
去年のぶっちぎりナンバーワンは、誰がなんと言っても『ワンドゥギ』です。ええ、決して「弓」のほうではなく。(笑)

興行成績ナンバーワンは、夏休み公開予定の『泥棒たち』と予想しますが、さて、どうでしょう。
シフさまにも是非上位に食い込んでいただきたいですね。