みなさま、こんにちは。

関東地方、多少涼しくなったとはいえ、まだまだ残暑が厳しいですね。
日本のあまりの暑さに、またバテそうです。

さて、今日はソ・ジソブさん主演映画『회사원/会社員』の話題などを。

先月、好評のうちにドラマ『幽霊/유령』の放映を終えたソ・ジソブさん。
ソ・ジソブさんは年々素敵になりますね。
私はドラマ『幽霊』を見終え、改めて俳優ソ・ジソブの魅力にハマっているところです。

今回の韓国滞在中も友人たちに会い、ドラマの話でも盛り上がったのですが、人によって見るドラマ、推薦してくるドラマがまったく違うのが毎度面白いです。

まずは今週末に最終話を迎えるキム・ナムジュさんとユ・ジュンサンさん主演ドラマ『넝쿨째 굴러 온 당신/棚ぼたのあなた』を激賞する人々。
このドラマは、男女を問わずミーハーとは縁遠い人たちがハマる傾向にあるとみました。

ドラマがどれだけ面白いか眼を輝かせながら語られ、「主役のユ・ジュンサンは“国民の夫”と呼ばれてるんだよ!絶対見て!」とまくし立てられたのですが、ごめんなさい。聞いてもまったく魅力が伝わってきませんでした。(ちなみに視聴率40%超えです。笑)

そうかと思えば、「シンプム(紳士の品格)、サイコー!」と熱くなる女子。
いまや女子は、いくつの女性にも使える便利な言葉になりましたね。ってそんなことはどうでもいいのですが(笑)、このドラマにハマる女子たちの盛り上がりも、なかなかでした。
「やっぱドラマはロマンティック・コメディーに限るわよ! ねぇ?」と私をたじたじにする勢い。
このいい年をした女子たちは、昔からミーハーです。(笑)

ワタクシもロマンティック・コメディー派の女子たちと盛り上がるべく、切り出します。

「『幽霊』もすっごく面白かったね!」

すると、「なにそれ? 幽霊? もしかしてお化けが出る話? ヤダ、わたし怖い話キラーイ」と返してくるではありませんか。

ごいーーーん。

その場に同席しながら、それまでまったく話に加わらなかった男性3人が、「あ! 僕も全部みました。あれ面白かったですよね!」「ウン、あれはすごく面白かった!」といきなり存在感を発揮し出し、私はさらに面食らった次第です。

薄々分かっておりましたが、『マイダス』しかり、『幽霊』しかり、私が好むマッチョな社会派ドラマは、やはり一般的には女性受けしないようです。(笑)

さて、その意味では女性受けがやや気になる、マッチョそうなソ・ジソブさんの新作映画。
10月18日封切り予定の『会社員』(邦題仮)、こちらが最近公開されたポスターです。

ポスターの表情が、ステキ。

思うに、ソ・ジソブさんはとっても真面目な方のような気がします。
俳優としての姿勢が、とても真摯。
あの存在感、オーラは、役柄を消化したソ・ジソブさんの内面から放たれている気がします。いつでもプロとして気を抜いていない感じが、ソ・ジソブさんの魅力です。

こちらの映画では、『幽霊』で“狂牛”ことクォン・ヒョク刑事に扮したクァク・トウォンさんとも共演しています。もっとも、時系列でいえば撮影は映画のほうが早かったのですが。

この二人の共演がまた見れるというのも、『幽霊』ファンには嬉しい限りです。

さて、先日公開された映画の予告動画もアップしてみます。

週五日残業
絶え間ない外勤
仕事のストレスに悩まされる
僕は平凡な会社員です
会社員
ただちょっと特殊な会社に勤めているだけの

「VIPの顧客が依頼した案件です。メインはチ・ヒョンド課長、サブにソ代理」

殺人請負会社

「できるだけ苦しませて殺してちょうだいな」

「お前、仕事好きか?」

「どうした? チ課長が失敗とは」

「人殺ししか知らない野郎が、やり直したいだと?」

「やめるっつってんだろ!」

平凡な人生を夢見た途端
みんなからターゲットにされた男

「会社にバレた。俺が生きてること、会社にバレた」

「会社で唯一期待をかけていたのが、まさにお前だった」

「会社は僕にとって全てでした」

殺人請負会社にサラリーマンとして務めるチ・ヒョンド。
平凡な生活を送りたいと願った彼が、仕事を辞めたいと申し出た途端、仲間から追われる羽目に。

この映画のうたい文句は”감성 액션영화/センチメンタル・アクション映画”。
アクションシーンそのものより、主人公の心理描写により重点をおいて撮った映画だそうです。

目新しいストーリーではないだけに、俳優の演技、特に主演のソ・ジソブさんの演技がものを言うでしょうね。

見たかった映画が続々と公開される10月が待ち遠しいです。