みなさま、こんにちは。

毎日涼しくなるこの季節。
周囲に風邪を引く人もチラホラでてきています。
みなさまもお気をつけください。

さて、チャッカンナムジャこと『優しい男』10話。
もうほんとに、黙って視聴することができません。(笑)

すーごいです。展開が。
観ているほうも、激しすぎるアップダウンに息切れ必至です。(笑)

では、まいります。

マルを見つけたウンギ。
嬉しそうに笑顔で涙を流します。

車のキーを取って戻った秘書のヒョンは、ウンギを見失い焦っていました。

「理事! 理事!」と大声で呼び続けるヒョン秘書。

ヒョン秘書は用を足して出てきたジェシクに、白いセーターを着た女性を見なかったかと尋ねてしまいます。
上にいたといわれ、再びウンギを呼びながら坂を上がって行くヒョン秘書。
マルと一緒にいるウンギを見つけ、半べそをかきながら駆け寄ります。

以前、病院で会ったことがあるとマルに挨拶するヒョン秘書。
「驚かれましたよね?」とマルを気遣います。

「見つけました。私が先に見つけたんです、カン・マルを」
そう言って微笑むウンギです。

マルの家で物珍しそうに手当たり次第物色するウンギ。

「これは、カガミ」

電球をいじると、二人を振り返ります。

「ここ、私が来たことのある場所ですよね。当然そうですよね」

目の前のウンギの状態が飲み込めないマル。

ウンギはマルに、全て思い出すので何も言わないで欲しいと無邪気に言います。

混乱するマルに、ウンギの状態を説明するヒョン秘書。

「あの交通事故で、側頭葉と頭頂葉にかなりの損傷を受けたそうです。記憶を失うに留まらず、これまで学習した内容もほぼ失われたようです。それでさっきも名前を・・・。
読み書き、東西南北の区別、指で数を数えること、あらゆることが正常にできません。性格もずいぶん変わりました。
それで、テサン、特にハン・ジェヒさんにこの状態が知られぬよう、理事をかくまっていたんです。この状況が知られたら、会社の経営権継承は奪われてしまうでしょう。下手をしたら、命も危ういかもしれません」

「会長は、単なる病死ではありません。私はハン・ジェヒさんが会長の死に噛んでいると確信しています。それで、理事が完治するまで世間の目から匿おうとしたのですが、車の中で偶然デジカメを見つけてしまって。カン・マルさんに会いたいと何度もせがまれ、こうして助けを求めにきました。あなたに会えば、記憶が戻るかもしれないと、お医者さまも仰るので」

マルがヒョン秘書の言葉を遮ります。

「なぜ僕が?」

当惑したヒョン秘書は、理事が唯一信じ、愛していた人なのでと答えますが、マルは冷笑を浮かべます。

「それはそっちの事情でしょ」

マルはウンギに近いて乱暴にその手を取ると、「人違いだよ、お嬢さん」と告げます。

 

「俺たち、何の関わりもない。愛し合ってたって? 写真に収まったくらいでそんなこと言われちゃ、かなわないよ」

マルは立ち上がると、ヒョン秘書に文句を言います。

「お宅らの権力争いに付き合うほど、暇じゃないんで」

むっとして言い返すヒョン秘書。

「権力争いなんかじゃなりません。正当な地位を取り戻すためです」

その時突然家の門が開き、ずかずかとジェシクが入ってきました。

「お? さっきの姉ちゃんじゃねえか」
ジェシクがヒョン秘書に声をかけます。

顔色の変わるマル。

マルの固まった様子に、何事かと振り返るウンギ。

ウンギの顔をジェシクに見られないよう、とっさにマルはウンギの顔を手で覆います。

近づいてくるジェシクからウンギを隠そうと、ウンギを抱きしめるマル。

「この子と取り込み中なんだよ。用があるなら電話にしろよ」

ヒョン秘書が怪訝な顔でマルの行動を見守っています。

マルに邪険にされ、出て行くジェシク。

ジェシクが去ったあと、「あと30分したら帰るように」と言って去ろうとするマルを、ウンギが引き止めます。

「私たち、タメグチだったの? じゃあ私もタメグチにするわね」

「どうしたの? 私のことが恥ずかしいの? なにもかも忘れてバカになっちゃったから? だから知らんぷりしたの? ちょっとだけ待ってくれれば、ちょっとだけ教えてくれれば、すぐ思い出してすべて元通りにできるのに。もっと頑張れるのに、私」

マルはウンギの言葉を遮ります。

「事故のせいで判断力も分別もなくしたようだけど、俺たちはただの知りあいだ。愛だの恋だの何の関係もない、ただの知り合い」

マルの腕を再びつかむウンギ。

「私の心臓が、知ってたの。私の心臓が、あなたを覚えていたのよ」

ウンギの言葉に動揺するマル。

必死に動揺を隠し、ヒョン秘書に任せて出て行ってしまいます。

動揺が収まらないマル、肩で大きく息をします。

「なんて失礼な男!」

怒ったヒョン秘書がウンギを連れ帰るべく振り返ると、ウンギが自分を責めるように泣きながら激しく両手で頭を叩きはじめます。

驚いて駆け寄るヒョン秘書。

「理事のせいではありません。ご自分を責めないで下さい。人違いだったんです。間違えて来てしまっただけですから」

泣きながら首を振るウンギ。

「ちがう! 私、あの人のことは覚えてる! 覚えてるのよ! 本当よ!」

うなだれるウンギを連れ、マルの家を出るヒョン秘書。

二人が降りてくるのを待ち伏せしていたジェシクには気づきません。

労組が配っていたビラを取り出すジェシク。
いまの女がその人だと気づきます。

テサングループではジェヒがウンギの担当していた事業を潰そうとしますが、賛同を得られず苛立っていました。

ウンギが代表を務めているグループ企業の臨時理事会を招集し、ウンギを代表から下ろすとアン弁護士に伝えるジェヒですが、アン弁護士はウンギの肩を持つ理事が多いので厳しいだろうと答えます。

ヒョン秘書がウンギと共に隠れ家に戻ります。

1分だけ外で考え事したら、家に入るとウンギ。

マルの冷たい態度を反芻し、泣き出しそうなウンギです。

その姿を携帯のカメラに収める不審な男。

なんとジェシクが尾行していました。

忌々しいにもほどがある。
殴りたい。

自室で読み書きの勉強に励むウンギ。

壁に貼り付けた自分とマルの名前。

その時、誰かがノックします。

現れたのは、パク弁護士でした。

「私って、賢かったんですってね」と問いかけるウンギに、優しく応じます。

「神童と呼ばれてましたよ」

勉強は進んでいるかと尋ねるパク弁護士。

早く昔の姿を取り戻して欲しい。
そうなったら、話したいことが山ほどある。
何から何まで、ひとつも漏らさず話すから。

パク弁護士、ウンギをかくまっていたんですね。
ウンギの記憶が戻ったら、自分の父の犯した過ちも話すつもりなのでしょう。

一方マルは、研究所のチョン所長と会っていました。

職場を裏切った罪悪感から、泣き続けるチョン所長。

マルは女たちを席から外させ、情報を受け取ります。

「良心の呵責なんて、感じることないですよ。病気の妻や子どものためにやったことじゃないですか」

泣いて答えるチョン所長。

「きっと天罰が下ります」

すすり泣くチョン所長に、マルが答えます。

「天罰なんて、ありませんよ。神様なんていないと僕は思っています。
いたら、こんな世の中を放置するはずない」

「いつかカン・マルという人間が雷に打たれて死んだという話でも聞いたら、その時は神はいると思っていいですよ」

そう言い残し、その場を後にするマル。

家に帰る途中、電話が鳴ります。

『今すぐ病院に来い。こないと妹のところへ行くぞ』

チョコをだしに脅され、仕方なく先輩の勤める病院にやってきたマル。

「脳血管に血がたまってるの、見えるだろう」

「交通事故後もずっと出血してたらしい。だから早く検査を受けろと言ったのに、どうして頭痛や嘔吐の症状があった時にすぐこなかったんだ!」

マルを案じて怒る先輩。

すぐに入院して手術日を決めようという先輩に、手術を受けると後遺症が出るとマル。

「脳浮腫に発作、麻痺に感染。下手すりゃ麻酔から覚めないこともあるだろ」

よく考えてからくるというマルに、手遅れになったらどうするんだと怒る先輩。

「死亡する確率は20%。確かに俺はツキのない男だけど、まさか今回もこのグループに入ったりはしないよな?」

不吉なことを口にするマルに、一層声を荒げる先輩。

「冗談だって。今は片付けなきゃいけないことがあるんだ。それが終わったら必ず入院するから、とりあえず強い鎮痛剤を頼むよ、先輩」

その頃、ウンギは自室で日記を書いていました。

「今日カン・マルに会った。私はひと目で彼のことが分かった。でも彼は、嘘ばかりつく」

そこまで書いて、急に日記を破るウンギ。

涙をこぼし、机に突っ伏します。

ジェヒは息子ウンソクの部屋で日記を読んでいました。

“ママは会社が忙しくてあそんでくれないし、本も読んでくれません”

ページをめくると、“ウンギお姉ちゃんに会いたいです。早く帰ってきて、僕と一緒にゲームをしてくれたら嬉しいです”とも。

ウンギに会いたいという息子に、ウンギに会うのは難しいかもしれないと言い聞かせるジェヒ。
「戻ってきたら、あなたとママが危なくなるのよ」と。
ウンソクにはその意味が分かりませんでした。

病院から戻ったマル。

門にメモが貼り付けてあるのを見つけます。

“カン・マル。あとで私のことを思い出したら、連絡ちょうだい。まってる。ソ・ウンギ”

間違いだらけの文字。

ウンギが来たのでしょうか。
複雑な面持ちのマルです。

中庭ではチェギルがマルを待っていました。

マルに飲み物を渡し、チョコが家を出たと告げるチェギル。

「もうお前の汚い金は一銭も使わないって。お前がこれまであいつのために貯めてきた貯金、全部解約してあの高校生の家に返したよ。幸い、あの子の親父さんは、命は取りとめた。その金を治療費と新しい店を構えるのにでも使ってくれって渡してきた」

怒りのこみ上げるマル、なぜチョコを止めなかったのかとチェギルを責めます。

「俺がなんで止めるんだよ? よくやったと褒めるならいざ知らず」と応じるチェギル。

興奮したマルが、立ち上がりチェギルの襟をつかみます。
チェギルはそれでもマルへの非難をやめません。

「お前みたいなヤツから、よくあんなまともな妹が育ったもんだ」

激昂したマル、「あいつのために、俺がどんな思いで、なにをして貯めた金だと思ってんだ!」と叫びます。

「どんな思いで、なにをして貯めた金だか、知ってるからだろ!」

「体を売るだけで飽き足らず、魂まで売り払って稼いだ金だと、知ってるからだろ。そんな金、チョコが使えると思うか? 自分だったらどうだ? 使えるか? いっそきれいに死んだほうがマシだと思うだろが?」

その言葉に切れたマル、チェギルを殴りつけます。

「俺も、出て行くよ。あの高校生の家に行ったら、俺もお前と一緒に過ごすのが、すっげぇつらくなった」

そう言って、出て行くチェギル。

あ゛ーーーー!(泣)

チェギルはチョコのもとに行ったのでした。

寄る辺のない二人は、安上がりに過ごせるサウナにいました。

マルの心配をするチョコに「お前があんな真似するからこんなことになったんだろ。マルが可哀相じゃないのか」と怒るチェギル。

「だって、私が出て行かないとお兄ちゃん分からないんだもん。私がいなくなったら、まともに生きるよ、お兄ちゃんも」

「お前がいるから生きてこれたんだろ。お前がいなきゃ、とっくにあいつは死んでるよ」とチェギル。

「世界中の人間がマルに後ろ指差しても、お前だけはマルを非難するな」と続けるチェギルに、これ以上兄の肩を持つなら何も聞きたくないとチョコは耳をふさぎますが、マルだって好きでやってるわけじゃない、どんな気持ちで稼いだ金だと思ってるんだ、反抗もほどほどにしろと説教するチェギルです。

チェギル、本当はマルの気持が痛いほど分かってるんですよね。
前回といい今回といい、やたらチェギルに泣かされます。

ひとりぼっちになってしまったマル。
ぼんやりしているところへジェシクからの電話。マルは電話に出ません。

ポケットから電話と一緒に取り出してしまったウンギのメモ。
じっと見つめるマルです。

そして、破いてしまった日記を貼り付ける、ウンギ。

それぞれの夜が更けていきます。

あくる日。

テサン本社にアン弁護士を訪ねてきたジェシク。

アン秘書に、光化門の20階建てのビルをくれと言います。
呆れるアン秘書に、タダとは言わないとしながら、ウンギの動画を見せます。

一方ジェヒは、秘書のチョを呼びつけていました。

ウンギが代表を務める企業の理事に、ウンギが作成した理事たちの裏調査表を回したところ、かなりの衝撃を受けていると報告するチョ秘書。

この女はほんっとに。

ワナワナワナ。

そこへパク・チュナが電話をかけてきます。

「今すぐ会いましょう」と。

チョ秘書の代わりに、ジェヒがパク弁護士のところにやってきます。

理事たちの動向調査をしたのは亡くなった会長だったこと、ウンギがそのリストを渡され、猛反発して即刻破棄したこと、無くなった筈のファイルが復旧され、理事たちに回されたこと。
ウンギのハードディスクが盗まれたことから、パク弁護士が突き止めたのでした。

「あなたたちの仕業じゃないんですか?」と憤るパク・チュナ。

「パク弁護士。なぜ私があなたをまだ会社に置いていると思います? あなたが魅力的で頭のいい人間だから。自分がどう振舞えば利益になるか、分かる人だから。あなたの父親と同じように」

「私は、あんたなんか足元にも及ばない企業のオーナーであり、上司よ。
呼称をわきまえなさい!」

そう凄んで部屋を出るジェヒです。

どうやらジェヒは、パク弁護士が自分の配下に入ったと思っているのですね。

マルは夕べのまま庭で眠ってしまっていました。

マルはウンギの夢を見ていました。

海辺でウンギにひどい言葉を投げつけた、あの日の自分の夢を。

傷ついたウンギが、自分に向かってアクセルを踏んだ、あのトンネルの夢を。

うなされて目覚めるマル。

残像を払うように顔を洗います。

苦しんでいるんですね。

あの日のこと。

ウンギからすべてを奪ってしまった、あの日の自分に。

ウンギの隠れ家では。

外出するヒョン秘書。

それを見計らって車から降りるジェシク。

殴りたい。

ウンギは庭で風景をカメラに収めていました。

「空・・・スカイ。雲・・・クラウ・・・? 葉っぱ・・・」

英単語を覚えようとしているウンギ。でもなかなか思い出せません。

カメラに写る、マルの顔を見つめるウンギ。

そこに響く、騒々しいジェシクの声。

「カン・マルさんに頼まれてきた者なんですけど! 開けてくださいよ!」

騙され、門を開けてしまうウンギ。

マルの兄を名乗ってウンギを信用させたジェシク。

ウンギは急いで部屋に戻り、喜しそうに服を選びます。

「行っちゃだめ~~~~~!」

と全国のウンギ応援団が叫んだことでしょう。

マルの電話がこのタイミングで鳴ることを、どれだけ祈ったことか。
でも電話は鳴りませんでした。(泣)

一人たたずむジェヒと、ジェヒに近づくアン弁護士。

物憂げなジェヒを見ながら、先ほどのジェシクとの会話を思い出すアン弁護士。

「この子が二度とテサンに戻れなくなれば、ジェヒが安心して眠れるようになれば、俺たちの関係もいい調子になるだろ?」

そう言ってビルの所有を要求したのでした。
そのことを、ジェヒに伝えないアン弁護士。

「ソ理事の解任案もうまくいくかもしれませんね。でもソ会長への忠義を30年もつくしてきた人たちが理事を守ろうとするでしょうから、簡単ではないと思います」

「簡単なことなどありませんでした。でも、やり遂げてきた。奇跡のように」とジェヒ。

「私、どこまでやるつもりなんでしょうね。この場に留まりたいがために、あとどれだけのことをするつもりなのか・・・」

そう言ってため息をつくジェヒです。

・・・・・・あんたがフツーにやめればいいだけなんじゃ?

心の声が抑えられず、すみません。(笑)

はぁ。

何も知らずジェシクの車に乗り込んだウンギ。
浮き浮きした表情が哀れすぎます。

ジェシクにマルとの関係を聞かれ、愛し合っていた仲と答えるウンギ。

ジェシクが用意した睡眠薬入りの飲み物を飲んでしまいます。

一方、ヒョン秘書は、ウンギを探しにマルの家にやってきていました。

ウンギが残していったメモを渡され、愕然とするマル。
そこにはこう書いてありました。

「話があるからと、カン・マルが呼んでるんですって。やっと私のことを思い出したみたい。行ってきます」

呼び出したのがマルではないと知り、ショックで座り込むヒョン秘書。

自分の名前を語っていることから、知り合いに違いないと考えるマル。

即座にあの日のジェシクを思い出します。

事故以来、ウンギの携帯に位置を追跡できる機能を加えたことを思い出したヒョン秘書。

見ると、画面はウンギの位置を確かに示していました。

ヒョン秘書の携帯を強引に持ち去り、ウンギを救出に行くマル。

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ジェソクはウンギを船に乗せ、どこぞに売り飛ばす算段をしていました。

マルからの電話を忌々しげに無視します。
薬ですっかり眠らされているウンギ。

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ジェシクに電話を切られ、怒りを爆発させるマル。

猛スピードで車を追跡します。

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何故にこんなに怒った顔がかっこいいのでしょうか。

悪い男になってからというもの、かっこよさ倍増です。

パーキングエリアに車を止め、トイレに立つジェシク。

車内に残されたウンギは、昏々と眠っています。

標識と画面が指し示す位置を交互に見ながら、どんどん追いあげるマル。

マルがすぐそこまで迫っているとも知らず、ジェシクはのんきにCDコーナーを物色しています。

とうとうウンギに追いついたマル。

地図は間違いなくここを指しています。

必死になって、手当たり次第に車を覗きこむマルです。

もしかしたら、呼び出し音が近くで鳴るかもしれない。

そう考えたマル、わざとヒョン秘書の携帯でウンギに電話をかけます。

ところが、戻ってきたジェシクが携帯を切ってしまいました。

NO~~~~~~!!(泣)

と視聴者が涙目になった瞬間、マルの目が捉えました。ウンギの乗った車を!

YES!!!!!!

猛追するマル。

今度こそどついたれ、マジで!

このあたりから、平常心を失った視聴者続出ではなかったでしょうか。

きっと私以外にも。(笑)

猛追するマルの視線が、ようやく先ほどの車を捉えます。

必死の形相で追うマル。
ついにジェシクの背後を取ります。

隣に並び、激しくクラクションを鳴らすマル。

ウンギはまだ目覚めません。

振り払って逃げようとするジェシクを、そうはさせじと鬼の形相で追い詰めるマル。

猛スピードでジェシクの前に滑り込み、行く手をふさいだマル。

あわや大惨事かと肝を冷やしました。

急ブレーキの衝撃で目を覚ましたウンギ。

前の車にマルがいるのを見ます。

車から降り、ジェシクに立ちはだかるマル。

マルはウンギの無事を確認します。

マルを見て、嬉しそうに微笑むウンギ・・・・・・。

ウンギを見つめるマルの顔で、ラスト。



はー、もうほんとに。

なんなんでしょう、この大変な中毒性。

とりあえず。キャスティングが。
最高ではないでしょうか。

ソン・ジュンギさんがこれが終わって兵役に行ったら、私はなんなら、間違いなく、泣きます。(笑)