みなさま、こんにちは。

本日も『職場の神』第6話、まいります。

まだ6話っていうのが嘘みたいに濃い『職場の神』。

6話はハイライトだらけで、困ります。
残り10話がこのテンションだったら、身が持ちません。(笑)

では、私的ハイライト、まいります。

朝。

ミス・キムに群がる営業の面々。

課長がミス・キムに手相を見てもらってます。
なんと易学カウンセラーの資格も持っているミス・キム。

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「儲け話に手を出しましたね。
大損しますから、今月中に手放すように」

・・・・・・これって手相じゃなく、霊能占いの類では?(笑)

次に見てもらったジュリは。

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「近いうちに人々に注目されますね。
上位に名を連ね、有名税を払うことになるでしょう」

「ほんとですか!」

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完全に予言の域なんですが。(笑)

みんなに促され、次に席に着いたのは、天敵チャン・ギュジク。

「俺こういうの嫌いなんだよ」とぶつぶつ言いながら。

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いざ、鑑定開始。

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・・・・・・密かに背後の草食系男子の女子っぽいポージングが笑えます。

2AMの彼、この役引き受けて良かったんでしょうか?(笑)

「パーマさんは前世で・・・・・・」

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「荒野を縦横無尽に飛び回る・・・・・・」

「チ、チンギス・ハーン?!(by草食君)」

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「ハエでした」

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「わたくし、手を洗います」

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ヒドイ。ただの意地悪だ。(笑)

営業部中の笑いものにされたとなれば、朝から当然この展開。

「オイ!」

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「ちょっと待てー! キムー!!!」

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課長もストッパー役に編入されました。(笑)

6話。開始3分でコニャローコニャローの展開に、期待感あふれる視聴者。

6話のテーマは「あのたくさんあった給料を持っていったのは誰だ?」なんですが、サブタイトルに「暴かれたチャン・ギュジクの嘘」と名うってもいいかと思われます。

さて、まずはジュリ。
Yジャンに勤めて初めてのお給料日を迎えました。

お給料をもらったら両親には下着を買い、家賃を払って、自分には新しいバッグを買おうと思っています。
みんなとお昼を食べてる間に会社から給料振込み通知のメールが届き。

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ところが給料振込みとほぼ同時に、学資の返済でほぼ全額引き落とされてしまうジュリ。残高16200ウォン。鬼ですね。

食後の歯磨き中のミス・キムにお金を借りようかとも思うも、断念。
こういうジュリの姿がいつも切ないです。

どう考えても今月を乗り切れないと頭を抱えるジュリに近づく草食男子。

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「初月給は家族のために使うものだっていうから・・・・・・。
同じ職場のファミリーだから。気に入ってくれるといいんですけど・・・・・・」

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石です。

いらんわ!(笑)

一応3月生まれのジュリの誕生石、アクアマリンの原石だそうですが。
これが後で質に入れられそうになるとは。アンド、質屋にただの石ころだと言われようとは、この時は露ほども知らぬ純な草食君です。

午後の業務に入り、ミス・キムを見つめるム・ジョンハン。
barマチュピチュのママに聞いた、銀行の正社員だったのに整理解雇されたというミス・キムの知られざる過去に思いをはせています。

『クビになったんです、整理解雇されて。そのことで随分傷ついてるんです、あの子』

ミス・キムの横顔を見つめ続けるム・ジョンハン。

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その熱視線を真っ向から打ち破るミス・キム。

「チーム長! 話があるなら目ではなく、口で仰ってください。
先ほどから私のことを、穴があくほど見つめてらっしゃいますが!」

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毎度キョーレツです。(笑)

こんな人に惚れちゃ、駄目ですね。
この先も人々の前でどんな赤っ恥をかかせられることか。(笑)

テレビ通販の打ち合わせに行く時間だからと、その場を取り繕ったム・ジョンハン。
実際にチャン・ギュジクと連れ立って、3人でお出かけします。
今回のテレビ通販成功の可否には、泣かず飛ばずの紅酢(ホンチョ)の命運がかかっているため、部長に檄を飛ばされたチャン・ギュジクも緊張感たっぷりです。

重たいホンチョを2ケースも手にしているミス・キムを気遣い、自分が一つ持つとム・ジョンハンは言いますが。

「いいえ、チーム長! 二つとも私めの業務です!」

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毎度の調子なミス・キムに、振り返って釘を刺すチャン・ギュジク。

「おいアンタ、今回はロシアとの会議の時みたいに絶対怒鳴ったりするなよ。
徹底的に謙虚に、礼儀正しく。分かったな?」

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素直に応じるミス・キム。

「了解しました。では、本日はスマイルモードで」

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「わ、笑うな! その顔やめろ! っていうか、人が話してんのに追い越すな!」

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波乱の予感、素敵です。

しかもまたあのミス・キムスマイルが見れるなんて。(笑)

さて、本日の強敵。

テレビショッピングの凄腕マーチャンダイザー、チェ・ダソン。

「お宅のホンチョ、知名度がないからどのテレビ通販も扱いたがらないの、ご存知ですよね?」とまずは相手を威嚇し、ホンチョに醤油セットやらラーメン1ダースやら先着順にスマホのおまけまでつけさせます。

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いくらなんでもその売り方は、まるで在庫一掃セールじゃないかと口を挟んだム・ジョンハンの前に立ちはだかる、本日のもうひとりの敵。

TV通販のプロデューサー、ハン・ジョンス。

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入社6年目、35歳、年俸4500万ウォンとか、細かいアナウンスまで入るところがポイントです。(笑)

この二人がまー、ゴリゴリガリガリと通販会社の利益を上げるためだけに、無理難題を押し付けてくるんですよね。

この日は打ち合わせだけして終わるんですが。

打ち合わせを終えて帰る途中、通販の小道具と思しきジュースをスーツのパンツにかけられてしまうミス・キム。
スカートなら替えがあるのだがと差し出されるのですが、断ってパンツのまま通します。
チャン・ギュジクはものすごい大根足なんじゃないかとか失礼なことをム・ジョンハンに言うのですが、スカートをはかないミス・キムにもなにか理由がありそうです。

そして翌朝。

ミス・キムに時間外手当をせめて分割払いにさせてくれと頼んだものの剣もほろろに無視されて、barマチュピチュまで尾行して自棄酒を飲み、結果すっかり二日酔いのジュリ。

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そんなジュリに田舎のお母さんから40万ウォンが入金されます。

しかも朝から宅急便でバッグが届き。

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大家さんからジュリが家賃を払えないことを知らされ、急いでお金をジュリに振り込んだお母さん。娘がせっかくソウルのど真ん中に本社を持つ韓国一の味噌の会社に就職したのに、初給料でバッグの一つも買ってあげたい、その辺のバッグじゃあんたのプライドが傷つくからと、ブランドバッグのニセモノを15万ウォンも出して買ってくれたのでした。

母の優しさに涙ぐむジュリ。

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ジュリじゃなくてもウルッときます。

「田舎のお母さん」のこういうのには、みんな弱いので。

会社の契約社員女子たちに、田舎のお母さんが就職記念に送ってくれたと話しているところへ、本物の3900万ウォンのバッグを引っさげて登場するビンナ。

「あ、ジュリさんもこれ買ったのね!」と嬌声をあげ。

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ばったものなのだと説明しても「ばったものって、どこのデパート?」などとピントずれまくりのビンナ嬢。

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うーん、友だちになりたくないかなぁ。
でもこれはこれで面白いのかもなぁ。(笑)

さて。この回の影の主役は、実はこのバッグ。

みんなでTV通販の現場に品物を持ち込んだあと、ビンナと草食君は先に帰っていいと指示を出すム・ジョンハン。

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その時飛び込んできたプロデューサー。

放送を5分後に控えるブランドバッグの販売で比較に使うはずのニセモノバッグを、担当者が置いて来てしまったと大騒ぎが始まります。
そのニセモノバッグこそ、まさにジュリが持っているものでした。

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嫌がるジュリのバッグを無理やり差し出そうとするチャン・ギュジク。

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「嫌がってるじゃないか」とム・ジョンハンが止めに入るのですが「ホンチョの件、どうなってもいいんですか?」と脅され、ジュリのバッグは結局強奪されてしまいます。

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にくったらしい~。

ひっさびさにチャン・ギュジク、憎たらしいです。

ちょっと比較に使うだけで、すぐに返すからという約束だったのですが、そんなわけがないことは視聴者はお見通しです。

「まー、イヤだわ、ニセモノのこの質感! ザラザラ! ゴリゴリ!
まるでアスファルトですわ、アスファルト!
しかもファスナーが・・・・・・ヤダ、噛んじゃいました!」

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などと固唾を呑んで見守るジュリの気も知らず、言いたい放題、やりたい放題です。

「とにかく、ここを見れば一目瞭然。この持ち手の部分を見るとですね、ニセモノの皮はこんなふうに、こんなふうに、ベリッと・・・・・・」

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「あら、ヤダー! ご覧になりました? この本物との歴然とした違い! 
オホホホ! オホホホ!」

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ジュリ嬢、案の定、キレます。

「なにすんのよ! このバカどもー!」

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放送事故。

ポータルサイトの検索語ランキングでは、「ロキシトンのバカども」が瞬時に1位に躍り出ます。
ミス・キム、予言的中。(笑)

TV通販側は予定していた販売数の半分も高級バッグが売れなかったと怒りを爆発させ、損害を賠償しろと詰め寄りますが、賠償ならこっちもしてもらいたいとム・ジョンハン。先にこちらの持ち物を勝手に壊したのはそっちじゃないかとまさかの歯向かいを見せます。

「今日の品物を全部完売させても足りないかもしれないのに、そんな安物のバッグを賠償しろだと?! ああ、分かった! もうホンチョは扱わない!」

と相手が切れたところで、満を持して登場のミス・キム。

「完売させれば、ホンチョを扱ってくれるんですね?」

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で、ミス・キムのお出ましです。

まずは伸びやか下着セット。

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仕事サボって親に頼まれた下着を買おうとしていたYジャンの女子たちも、まさかの光景に目を丸くしています。

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なめらか~

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伸び伸び~

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ユラユラ~

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キメッ!

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コワイ。(笑)

何がなんだかワケ分かんないんですが、完売。

確かにあんな人出てきたら、あまりの面白さに買ってあげたくはなるかも、です。(笑)

勿論番組中にあっという間に完売の知らせがMCに入ります。

ミス・キム、完売御礼の舞。

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・・・・・・呪いかけられそう。(笑)

ちなみに見守る二人は、こんな顔です。

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チャン・ギュジクの丸まった背中が雄弁です。(笑)

勿論これで終わるミス・キムではありません。

次なるアイテムは、ラーメン。

まずはお湯が沸くのを待つポーズ。

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もうこの笑顔からしておかしいですが。(笑)

鍋の底を覗き。

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食べた~い!の図。

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完全に舌が迎えにいってます。

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駄目! 迎えにいっちゃ駄目!

女優なのに!(笑)

あまりの美味しさに鼻息。

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のみならず火炎噴射。

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たまらず抜け駆けして2ケース注文しようとするコ課長。

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ですが、タッチの差で間に合わず、売り切れでした。(笑)

そして最後のアイテムは。

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ヘアアイロン。

ところがADが、頑固な癖毛のモデルが見つからないと本番直前に飛び込んできます。「リアルに再現しないと売れないのよ! この商品には頑固な癖毛モデルが絶対必要なの!」と切れまくるマーチャンダイザー。

そのやり取りを見ていたミス・キムが、一言。

「そこにいるじゃないですか」

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「頑固な!」

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「癖毛が!」

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目を輝かせるMDに「ちがいますよ! チョンダムの美容室でかけてもらってる、ヨーロピアンスタイルのたっかいパーマ! パーマですって!」と全力で否定するチャン・ギュジク。

そんな隙にもチャン・ギュジクの背後に回るミス・キム。

チャン・ギュジクの頭をぽんぽん叩きます。

「ヘチマタワシのような触感、バネのような質感」

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「根元からねじれまくった、豚毛のような100%天然ものの癖毛です」

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「ざけんな! なんでそんなこと断言できんだよ! お前美容師かよ!」

そんなギュジクの叫びもむなしく・・・・・・。

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無敵です。(笑)

結局電波を通じて全国に癖毛の事実を知らしめる羽目になったチャン・ギュジク。

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「よくあんな頭でやってられますよねぇ~。アハハハ(by MC)」

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ヒドイ。(笑)

パーマと偽ってきたのに、テレビを通じて営業部のみんなにもばれてしまったチャン・ギュジク。

結局は、こんな仕上がりに。

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結構強烈な絵面です。(笑)

ショックを受けるチャン・ギュジクを慰めるム・ジョンハン。

「意外に似合ってるよ。昔のソ・テジっぽい感じ」

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全然違います。(笑)

30年間ひた隠しにしてきた癖毛がばれてしまって怒り心頭のチャン・ギュジク。
「よくも俺の髪を!」とミス・キムに詰め寄ります。

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救いがたい頑固な癖毛を文明の利器で直しただけとクールに返すミス・キム。

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「それと。これは、美容の専門家として申し上げますが、その髪、すぐ洗ったほうがいいですね」

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「なんで?」

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「見てると・・・・・・気持ち悪いので」

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言いたい放題。(笑)

かくして本日2度目のコニャローコニャロータイム突入。

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毎回このシーンやってると、このお二人仲良くなりそうですよね。(笑)

チャン・ギュジクに関しては、これくらい言われてもいいです。
ジュリのお母さんが買ってくれたバッグをあんなふうに勝手に差し出して、しかも壊されたことに抗議もできず、自分も謝りもせず。
そんな男はミス・キムにあれくらいは苛められたほうがいいです。(笑)

この回でミス・キムは、美容師免許の他にもすごい免許を持っていることも明らかになるんですよね。

蟹のしょうゆ漬けの一件で役員に存在が知られ、正社員にならないかと部長に誘われたミス・キム、「会社に奴隷になりたくありません」とこれまたオブラートに包むってことを知らないのかというストレートな本音で断るのですが、「部長によくもあんな失礼なことを! お前の正体は会社にたかる詐欺師みたいなもんに違いない! だから1000万ウォンもするファーストクラスに乗ってやがったんだろ!」とチャン・ギュジクが言いがかりをつけるんです。

「それは・・・・・・」とミス・キムが説明しようとしても、興奮して聞く耳を持たないチャン・ギュジク。

「なんだよ? まさか飛行機整備士の免許でも持ってて、出発前にトラブルを起こした機体を直してくれたお礼に航空会社の社長がファーストクラスに乗せてくれたんだ、とか言うつもりか? そーかい、そーかい、だったらいつもみたいに免許書でも見せてみろよ!」

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負け。(笑)

どこまで何の資格持ってるんだろう。

ほんと、ミス・キム、最高のファンタジーです。(笑)



ミス・キムのおかしさがたっぷり堪能できたこの回、ム・ジョンハンの優しさにもジーンとこさせられ、見所満載の回でした。

バッグの修繕費用すらままならないジュリを気遣い、ジュリの代わりに修繕費用を払って休日なのに家まで届けてくれたム・ジョンハン。
ラーメンをわびしくすするジュリの気持ちにも、あったかい灯がともるってもんです。
このドラマ、ジュリのエピソードで毎回なんだかんだとウルッとこさせるのも上手いです。

しかしム・ジョンハン、こと恋愛に関してはなかなかやることがビミョーで、ミス・キムに惹かれる思いが抑えられず「月給をもらったので、職場の家族として」と一方的にプレゼントを渡して去るシーンがあるんですが、そこまではいいとしても、そのプレゼントが、スカート。

スカートって!
私はちょっと無理です。ごめんなさい。(笑)



ラストはチャン・ギュジクとミス・キムが納骨堂でばったり会うところで終わるんですが、このあたりシリアスモードで徐々に描かれていきそうです。
チャン・ギュジクは父親の、ミス・キムは銀行時代の親しかった部長のお墓参りだったのですが。

まだ6回が終わったばかりなのにこんなに濃くて、あと10回も話が持つんだろうかと余計なことが心配になってくる『職場の神』。

次回も楽しみです。