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5 2013年8月
みなさま、こんにちは。
本日も、早速まいります。『最高だ、イ・スンシン』43話。
いやー。ひどい。
脱力。
書く気が起きない43話。
視聴率なんて、22.9%ですよ。
なんの落ち度もない主役を周りの利己的な人物が追い詰めていく物語なんて、こんな暑苦しい真夏に誰が見たいかって話です。ええ。
はぁ。
って、のっけから結論ありきですみません。(笑)
脱力しつつ、43話、振り返ってみます。
なんと言っても今後の鍵を握るのは、ソン・ミリョン。
ジュノとスンシンを別れさせてさえくれれば、今日聞いたことは生涯秘密にするとヨナに言われたソン・ミリョン。
「私を脅迫するの?」
「脅迫だなんて。お願いしているだけです」
そんなヨナを恐る恐る見つめて43話は幕開けです。
ソン・ミリョンがどう出るかで、最終回を目前に視聴者がドラマから離れるかどうかがかかっているわけですが。(笑)
そんな緊迫状況など露知らぬジュノ。
喫茶店でデート中、ずっとスンシンの手を握って離しません。
「社長、そろそろ手を離してもらえませんか?」
「約束しただろ? どんなことがあっても気弱にならず、逃げずに、俺と一緒にいるんだろ?」
・・・・・・イヤ、そういう約束ではないから。(笑)
「人が見てる。写真でも撮られたらどうするんです?」と恥ずかしがるスンシンに、「違うよ。俺がイケメンだからだよ」と臆面もなく。
「お前、知らないだろ? 俺がどんだけ人気者か?
お前あれだぞ、こうやって売約済みですって見せとかないと、他の人がきちゃうぞ」
呆れたスンシンに「そのうち汗疹ができますよ」といわれても「構わないさ」とジュノ。
そんな二人を引き裂く電話は、やっぱり母です。
誰と一緒かと訊かれ、仕事だと電話を切るジュノ。
スンシンにも母からの電話だとは伝えません。
再びスンシンの手をとるジュノ。
「もっと食べなよ。アーン」とスンシンにハニートーストを食べさせようとしますが。
「大きすぎる」
なんて可愛いの♥
“너무 크다・・・”
この言い方が、たまらんです。(笑)
もう、43話はここで終わったらよかったのに。
一人部屋でスンシンの父が亡くなった日を思い出すソン・ミリョン。
震えが来て精神安定剤を飲もうとし、ちょうど入ってきたスンシンに「眠れなくて」と嘘をつきますが、「もうそんなものは飲まないでください」といわれます。
「美味しいもの買ってきたので、下で一緒に食べましょう」
トッポッキやスンデ、韓国風おでんなどを買ってきたスンシンは、「ストレス解消には辛いものが一番。ここ、この辺で一番美味しいお店のなんです」とソン・ミリョンに勧めます。
元気のないソン・ミリョンを、事情が分からないなりに励まそうとする優しいスンシン。
だのにソン・ミリョンはジュノと付き合っているのは本当なのかと確かめ、大事な時期なのでよほど注意しないとと暗に交際を反対します。
「この世界はイメージ管理を徹底しないと、あっという間に駄目になっちゃうのよ」
・・・・・・結局それですか?
それが結論?
開始早々自己中を発揮してくれたソン・ミリョンに「何をご心配かよく分かります。全てにおいて用心します」と疑いもせず耳を傾けるスンシン。
これもまた裏切られるんでしょ?
もうひどいよー。(泣)
やられっぱなしのスンシンが哀れすぎる視聴者です。
しかしIUちゃん、どんどん可愛くなりますね。
もともと可愛いんでしょうが、それでも初期の頃とは別人のようなキュートさです。
やっぱ、ウエーブ? ロングにウエーブ?
そんな問題じゃない?(笑)
翌朝も、ソン・ミリョンのためにお粥を炊いて出かけるスンシン。
スンシンの優しさに感心するイルトに、ソン・ミリョンは自分が育てなかったおかげで自分と正反対の本当にいい子に育ったと元気なく答えます。
らしくない返事に笑いながらも、確かに娘はいいものだとイルト。
姉さんにも晩年に幸せが訪れたとソン・ミリョンに笑顔を見せます。
スンシンの優しさに、ますます怯えるソン・ミリョン。
せっかくやっと距離が縮まったのに、これからどうしたらいいのかとイルトに尋ねます。どうもなにも、これから大事にしてあげればいいだけじゃないかと怪訝な顔を見せるイルトです。
っていうか、もとを正せばこのおじさんが、ソン・ミリョンへの腹いせに芸能記者にソン・ミリョンの隠し子のことをばらしたからこうなってるんですけどね。
ジュノの会社では。
スンシンに映画やドラマ出演のオファーが続々入ってきていると報告する、マネージャーのチョ・インソン。配役も準助演クラスだと大興奮です。
一方でジュノにチェ・ヨナとのことをはっきりさせたほうがいいのではと案じるチョ・インソン。「略奪愛」「社長に近づいてたぶらかした」などスンシンが陰でひどい噂をされていることを知り、ジュノの心中も穏やかではありません。
どうしたものかと案ずるジュノ。
撮影現場ではどんどんスンシンの台詞が増えていっていました。
大女優に、この分だとヨナの出番と同じ位の分量になるのではと言われ、顔の曇るヨナ。ソン・ミリョンとも疎遠になっているようだし、スタイリストたちはみんなジュノとスンシンが付き合っていると噂しているがどうなっているのかと尋ねられ、ヨナは逃げるように席を立ちます。
その時やってきたパク記者。
ヨナにソン・ミリョンのことをいろいろ教えてほしいと口を開きます。
数ヶ月前、とある交通事故についてソン・ミリョンから聞いたことはないかと記者。
同時刻、スタジオにやってきたソン・ミリョン。
気分が優れず、表に風に当たりに出たところ、ちょうど記者を見送るヨナを目撃します。
ヨナの手を引き、話そうと連れて行くソン・ミリョン。
「あんた、なぜ私をこんな目に?」
「私が何をしました?」
「よくも私に脅迫なんて。そんなに怖い子だったの?」
「脅迫だなんて。私が何をしたっていうんです?」
「私はお願いしただけです。一度でも私を娘だと思ったことがあるなら、私の気持ちも理解して下さらないと」
「私がスンシンとシン社長を引き離したら? シン社長があんたのところに戻ると思う?」
「じゃあ黙ってジュノさんを失えとでも?」
「どうしてそんなにきつい子になっちゃったの?」
「元からです。ママとは一滴の血のつながりもないけど、その点はよく似てますよね」
ソン・ミリョンを相手に、まったく負けていないヨナの本領発揮です。
「いいわ。やるならやって御覧なさい。パク記者に会って全部バラせばいいわ。そんなのちっとも怖くないから。私がそんな脅迫に負けるとでも思った?
あんたって恐ろしい子ね。どうして今まで分からなかったのか、後悔してる」
「行って何もかも記者にバラしなさい。私がスンシンの父親を死なせたって。
いいわね?」
ヨナに凄み、席を立つソン・ミリョン。
このハッタリが本気ならどんなに良かったか・・・・・・。
「ブラック・スミス」で撮影中のスンシン。
仕事を終え、帰り支度に入ろうとしますが、またしても聞こえよがしに陰口を叩かれます。
地方ロケでヨナとスンシンが喧嘩になったのは、スンシンがヨナの恋人を奪ったせいらしいと噂するスタッフ。そんなふうに見えないのに、とんでもない女ねと罵られるのを耐えるスンシンですが。
「ちょっと。よく知りもしないのに人のことをとやかく言うのは、聞き苦しいですよ」
店長さん!!
「こっちも営業があるんで、早く出て行ってもらえますか?」
二人を追い出す店長に、スンシンが駆け寄ります。
「店長。私のためにそんなことまでしなくていいのに」
「だって、嘘を言ってるのに放っておけないじゃないですか」
スンシンはそんな噂などすぐに消えるし、有名税だと思えばいいと笑顔を見せます。
そんなスンシンに、それでこそスンシンだと笑う店長。
「ジュノは優しくしてくれる?」と訊かれ、驚くスンシン。
「聞いたよ。もしあいつが悲しませるようなことがあったら、言ってね。俺がぶっ飛ばしてあげるから」
店長さん!(涙)
スンシン、いい男に囲まれすぎじゃないですか?
店長が去ったあと、一人にやけるスンシンに近寄るチャンミ。
彼ができたからって友達を粗末にしないでねと言われ二人で飲みに行こうとするのですが、ここでも割って入るチョ・インソン。
「彼氏なんて、作ればいいんだよ。気づいたら、結構傍にいたりして」
当然この手は即座に振り払われます。(笑)
二人で飲みに行くといっているのに、当たり前のようについてくるチョ・インソン。
3人で向かった先は、チャンミの実家のチキン屋さん。
親の店で飲むって。
チャンミ、酒代がないんでしょうか?(笑)
「サーブは自分がします、お父さん」といいながらチャンミの父とスンシンの母を座らせるチョ・インソン。
ちょうどジュノから電話が来て、スンシンは外で電話を受けます。
「あー、見てらんない」と不平をもらすチャンミは、ついスンシンに恋人ができたことを話してしまい。
チャンミの実家のお店で、インソンも一緒に飲んでいるとジュノに伝えるスンシン。
自分も混ざりたいというジュノに、駄目だとスンシンは笑顔で答えます。
「今日は若者だけ」
「それは冷たくない?」
ひときわリアルに響くジュノの声。
「オレに断りもなく~♪」
振り返ると、そこにジュノが。
「ジャ~ン!」
「なんでここに?!」
「君がどこに走ろうと、所詮オレの掌の上さ~♪」
・・・・・・イヤ。分かりますよ。ミュージカル界の王子ですし。
確かに歌声素敵です。素敵なんですが。
歌いながら出てくる必要、ありました、ここ?
私が赤面です。(笑)
「入って一緒に飲みます?」と尋ねるスンシンに、会議があるのでちょっと顔を見に来たのだとジュノ。
スンシンをいとおしげに見つめ、今日も強烈な一語を炸裂させます。
「スンシン。なに食べてこんなに可愛くなったの?」
「もう~。いいですからぁ~」
なにそのやりとり!
マジでしょ、アナタタチ!!
「もう行ってください」
「行けって? なにもなしで? ったく」
ほっぺを突き出しチューをねだるジュノssi。
スンシンがその頬を指で突きます。
「また?」
「早く早く早く。後ろで人が・・・・・・」
?
激気まずい!!!(笑)
背筋を伸ばして一礼するジュノ。
「こんばんは、お母様」
「お久しぶりですね。スンシンをしっかり導いてくれて、どうもありがとう」
「導くなんて。スンシンが誰かに導かれるような人ですか?
・・・・・・僕を導きましたけど」
変なことを言い出すジュノの肩を焦って叩くスンシン。
(ちょっと!)
(別にいいじゃん)
そんな二人を微笑ましく見つめるスンシンの母。
「これからも、よろしく頼みますね」
二人を残して立ち去ろうとする母を、ジュノが呼び止めます。
一気に緊張するスンシン。
ジュノは再び深々とお辞儀をします。
「ありがとうございます」
「なにがです?」
「なにって。全てに。こんなに可愛いお嬢さんを、うちの会社に任せて下さったことも」
ますます目尻の下がるスンシンの母。
スンシンはこれ以上ジュノに余計なことを言わせまいと、ジュノを押しやります。
「お母様、またお目にかかります!」
ジュノを行かせ、母の傍に焦って駆け寄るスンシン。
「あの、あのね」
「付き合ってるの?」
「だから、いや、その、まだ、話す心づもりができてなくて・・・・・・」
「あいつめ。仕事もしないで」
「違う違う! そんなんじゃないの!」
ジュノをかばうスンシンにからかうような笑みを見せる母。
「うちの末っ子ももう大人ね。恋もして」
照れ笑いするスンシン。
仲良し親子の様子に、視聴者もついにんまり。
でも現実はなにも変わっていないという・・・・・・。
眠れずに明け方まで飲んでいるソン・ミリョン。
起きてきたイルトに、ヨナに脅迫されたことを打ち明けます。
「シン社長をスンシンを別れさせろって。さもなければ秘密をバラすって。ヨナがまさか私にそんなことをするなんて」
「まさかそこまではしないでしょう?」
その言葉に、ソン・ミリョンは首を振ります。
「あの子は誰よりも私に似てるじゃない。
欲しいものがあれば、手段を選ばず手に入れるわ」
イルトはスンシンに打ち明けたらどうかと言いますが、そんなことをすれば二度とスンシンに会えなくなるとソン・ミリョン。
打つ手のない二人です。
翌日ソン・ミリョンはジュノの父に会い、スンシンとジュノを別れさせたほうがいいと話します。そして、あの日目撃したことは誰にも言わないで欲しいと。
怯えたようなソン・ミリョンの様子に、何事かと案じるジュノの父。
ソン・ミリョンは涙を流し始めます。
「院長。なぜ私の人生はいつもこうなんでしょう? なぜいつもこうなんだか・・・・・・。私も少しくらい幸せを味わっては駄目なんでしょうか?
私、一生懸命生きてきました。必死に駆けてきたんです。なのになぜ、いつも窮地に追いやられなければならないんでしょう?」
むせび泣くソン・ミリョンに、事故のことを誰かに知られたのかとジュノの父。事故と子どもたちを別れさせるのと何の関係があるのか、全て話してくれないかと静かに声をかけます。
ソン・ミリョンはなんでもないと涙を拭きながら出て行き。
ちょうどやってきたジュノの母と鉢合わせます。
堂々と出入りするとは、どこまで図々しいのかと呆れるジュノの母に、なにもやましいことがないのだから、当然だろうと返すソン・ミリョン。
「なんでもかんでもそんなふうに見るのはよして。家でそんなことばっかり考えてるの? 私がなぜ親しくなれないか知ってる? 本音を話せないからよ。人を思いやるフリをして、その実いつも自分のことしか頭にないじゃない。一緒にいるとおかしくなるのよ」
「あんたこそ、ここに来るなんて常識がなさ過ぎるわ」
「何も悪いことしてないのに、どうして来ちゃいけないの?」
「ほら。あんたのほうこそ人のことなんて全然考えてないじゃない」
「娘のことが公になった時に、見抜くべきだったわ。でもあの娘も、あんたとまったく一緒ね! 親子でいまうちになにをしてるか、分かってるの?」
自分のみならずスンシンまで侮辱され、頭に血が上るソン・ミリョン。
「本当にそうして欲しい? 本気で私が院長を奪ってあげようか? それが望み?」
「なんですって?」
「頼むからいい加減にしてよ!」
二人のやり取りを見つめる従業員たち。ソン・ミリョンの大声に気づいたジュノの父は二人のやりあう姿を目撃します。
ここではなく精神科にでも行ったほうがいいとひどい言葉を投げつけられ、ソン・ミリョンは怒り心頭で出て行きます。
・・・・・・っていうか、本当にいい加減にしてもらえないでしょうか。
しつこいわ、ジュノの母も。
自分が夫に愛されなかった腹いせでスンシンやソン・ミリョンにあたるのは筋違いってもんです。
ジュノの母、離婚書類を持参し、裁判所で会おうと威勢よく夫に言いますが、そうしたければそうしてやると応じる夫にさらにうなだれ。
夫に一言謝るべきだと詰め寄りますが、公衆の面前で平手打ちされてなにを謝れと言うんだと取り付く島もないジュノの父。
ジュノママ、ほんとに面倒臭すぎです。
面倒くさいと言えば、ヘシンの元夫。
わざわざベーカリーにやってきて、ジヌクにあれこれからみます。
前科者だとうちの人間が知ったらどうなるかとか、ヘシンとはどういう関係かとか。
別れた夫にそんなことを答える筋合いはないと思うとジヌクは答えますが、娘の家に前科者がいるのだから、関係なくないと元夫。
おまけになぜか娘のウジュともこの店で待ち合わせし、カキ氷を注文しては氷が解けていると難癖をつけたり。
最悪すぎます。
さすがのウジュもジヌクに同情する気配が見えたのはいいものの。
店にやってきてウジュを引き取り、塾に行かせるヘシン。
二度と会いたくないというヘシンに構わず、元夫は家に乗り込んで口八丁手八丁で元義母と元義祖母に取り入ろうとしますが、それも駄目そうだと見るや前科者のジヌクがヘシンを狙っていると言い出し。
あー、叩き出して欲しい。
もうこれ以上視聴者の忍耐力を試さないでいただけますか?
もう一人。
視聴者の忍耐力テストに参戦したこの人。
なぜ部外者が俳優の控え室にズガズガ入ってこれるのか意味不明ですが。
大女優など共演者もいる前で、あんたの母親のせいでうちは離婚しかかってるだの、今すぐ兄と別れなければ、二度とテレビに出られないようにしてやるだの、大騒ぎしてくれます。
もうこの辺でチャンネル変える視聴者が続出したんじゃないかと思います。
スンシンは気になって夜ソン・ミリョンにジュノの父とどういう関係か尋ねますが、勿論何もないと答えるソン・ミリョン。反対にジュノとの関係をしばらく控え、今は演技に集中するのがスンシンの為だなどと言われてしまいます。
結局それですか、お母さん。
はぁ。
あなたにはがっかりだ。
帰宅し、妹イジョンがスンシンに会ったことを知らされるジュノ。
ジュノは怒りますが、妹も声を張り上げます。
「だったらこのままママを離婚させろって言うの?
私が事態を収拾するしかないでしょ!」
この子もまったくイヤすぎます。
そもそも事態を収拾できる力量などあなたにないし。
翌日。
屋外で撮影中のスンシンを訪ね、妹のことを詫びるジュノ。
ソン・ミリョンと父はなんでもない、あくまでも夫婦の問題なので自分に任せて欲しいとジュノは言います。
もう一度、絶対に揺らがないと約束して欲しいといわれ、押し黙ってしまうスンシン。
そんなスンシンを促すジュノ。
「早く約束して」
頷きながら笑顔を見せ、「分かりました」と答えるスンシン。
ジュノは人の言うことは気にするなと言います。
「ただで有名になれると思った? なんでも対価が伴うもんさ」
冗談めかすジュノに、スンシンも笑みを見せます。
そこへスンシンを呼びにきたチョ・インソン。
「撮影だよ。行こう。社長もなんでここに来たんです?
スンシンの将来をつぶすつもりですか?」
スンシンが自分とのことでひどい陰口を叩かれている事実を思い出すジュノ。
一方ヨナはスンシンとジュノの姿が目にちらついて、まったく演技に集中できません。
「最近どうしたんだ」と監督。演技に集中できていないのが画面を通して透けて見えると怒ります。主役がこんなでどうするんだと言われ、謝るしかないヨナ。
視聴者的にはこれで女優生命も終わっちゃってもいいんですが。
ジュノはその足でヨンフン店長に会いに行っていました。
「噂、聞いてる? お前しばらくは振る舞いに気をつけたほうがいいぞ。
それしきのことも守ってやれなくて、なにやってんだよ? スンシンさんを泣かせたらただじゃおかないと言ったろ? 今からそんなんでどうする?」
「ほんとだよな」
ヨンフンはため息をつきながら言葉を続けます。
「ヨナに気をつけろよ」
「あいつもどうしたらいいんだか・・・・・・。どんどん駄目になっていってる感じだよ。お前も盗られ、ソン先生も盗られ、ドラマをやっても褒められるのはスンシンさんばっかりだから、かなり追い詰められてるみたいだ」
「全部お前のまいた種だぞ。お前があいつをあんなふうにしたと思わない?」
ヨンフン店長の言葉に押し黙るジュノ。
思わない。
思いませんけど、私。
ヨナがあんなふうなのが、なぜジュノのせいなんでしょう?
ポストが赤いのもジュノのせい論理?
店長さんが珍しくいらんこと言うもんだから、ヨナと会っちゃうジュノ。
「珍しいわね。ジュノさんから会おうだなんて」
「お前、俺がどうすればあの子に手出ししない?」
「どういう意味? 私がなにをしたって言うの?」
「もうやめろよ。頼むから、やめてやってくれ。頼むよ」
ジュノの真剣なまなざしに、うつろな表情を見せるヨナ。
「そんなにスンシンが心配?」
「私は? 私のことは心配じゃないの?
全てを奪われた私はどんな気持ちだと思う?」
ヨナの様子に長いため息で答えるスンシン。
ヨナは覚悟を決めます。
「あの子、私が口を開いたらどんなことになるか、知ってる?
ジュノさんがそんなに大事にしているスンシンを、一瞬で不幸にできるのよ。
全てを奪ってどん底に落とすこともできる」
「どういう意味だ?」
「あの子のお父さん、どうして亡くなったか知ってる?」
邪悪演技が上手すぎる。
そしてスンシンは。
撮影を終え、冷麺を食べに行こうと誘うチャンミに、早く家に帰らないとと答えていました。
最近ソン先生と仲良さそうだとのチャンミの言葉に、笑顔を見せるスンシン。
そこへ招かざる客。
「僕のこと、覚えていますよね?」
「イ・スンシンさん、評判ですね。
いいデビューを成功裏に飾られて、おめでとうございます」
「いえ、そんな成功だなんて」
和やかに会話を始める記者。
勿論スンシンに口を開かせるためです。
「お母様もお喜びでしょうね。やっと探した娘さんが成功されているのをみて」
ぎこちなくその言葉を聞くスンシンに構わず、記者は言葉を続けます。
「お父様もご存命なら、とても喜ばれたでしょうね」
その言葉に固まるスンシン。
「お父様のお名前、イ・チャンフンさんですよね? お父様について、いくつか聞きたいことがあるんです。取材にご協力いただけますか?」
唐突に亡き父のことを尋ねる記者に戸惑うスンシンの顔で、ラスト。
あーーーー。
これって。
もう完全にジュノがヨナに脅されて身を引くパターンじゃないですか。
ありえん。
てか、なんすかもう!!
終盤にきてこのイラチ展開、ありですか?!
まいりました。
これじゃ、一体何を楽しみに視聴者は最後まで見ればいいのでしょうか?
まったくもってやられっぱなしのスンシン。
そしてジュノも。
スンシンに嫌われたくないあまり、ジュノと別れさせようとするソン・ミリョン。
どうでもいいのに尺が長いヘシンの元夫。
一人芝居で周囲の関係を壊しまくるジュノの母とイジョン。
今じゃユシンが一番ほのぼのですよ。ありえません。
そんなユシンのシーンを今回一切カットした私ですが。(笑)
はぁ~。
いい人がみんな利己的な人にやられる物語なんて、誰が望んでいるんでしょう。
はぁ~。
終盤にきてこれでは、視聴率下がるのもむべなるかなです。
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2 Responses for "『最高だ、イ・スンシン』第43話
『最高です!スンシンちゃん』"
白香夏様 こんばんは
もう。なんでしょうね。終盤にきてこのモッタリとした淀んだ空気(-。-;
俳優さん達の熱演が光るだけに、
このストーリーが残念でたまりません。
もし、最後がハッピーエンドだったとしても、
終わり良ければすべて良しって気持ちにはなれず…。
だって。スンシンとジュノで言えば、待ち望んでようやく40話で結ばれたんですよ。
なぜ43話でもうこんなに暗雲たちこめる状況になっちゃうんですか(T_T)
とにかく至る所に悪者が多すぎです。
脚本家さん、何か心に悩みでも抱えているのかしら…って気分です。
愚痴ばっかりのコメントになってしまいました。ごめんなさい…。
minaさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。(*^_^*)
ほんとにモッタリ、どんより、淀んでますよね。(笑)
役者はいいのに脚本がひどいという巷の声は、特に二人が結ばれた40話以降回を追うごとに大きくなってるようです。
私もさすがに終盤にきてのこのグダグダ感に、俳優さんたちが報われないなと思っているところです。
憎まれ役になってしまったヨナ役のキム・ユンソさんなんて、感情表現が主役に劣らず上手なのに、あまりに理解不能なキャラになってきてお気の毒です。悪役でもいいのですが、せめて説得力のある悪役であって欲しいですよね。でなければ最初から不条理劇でも作ればいいわけだし(ただし映画で)。
ハッピーエンドになる以外ありえないでしょうが、40話以降のこの3回の展開がひどすぎて(4回もですが。笑)、そもそも脚本家はなにが描きたかったんだろうかと根本的な愚痴を差し挟みたくなっております。(笑)
それにしてもチョ・ジョンソクさんは相変わらずのリアルな演技。
すっごい集中力なんだろうなぁと、毎回感心です。
そしてほんとに歌声が素敵♥
って、また最後独り言になってしまいました。(笑)
ありがとうございました。(^_^)
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