みなさま、こんにちは。

『星から来たあなた』、略して星君。
韓国ではピョルクデ(ピョレソ/星から オン/来た クデ/あなた)と略されているこのドラマですが。
・・・・・・え? ピョレクデじゃないの?
それはですね、名詞の「星/별/ピョ」+助詞の「から/에서/エソ」がくっついていてですね、「ピョエソ」でひとかたまりの「星から」なのですが、発音する時はLの音がリエゾンするので「ピョレソ」になってですね。

って。すみません。
視聴者にちょっとした動揺をきたす14話だったので、つい別のことでごまかそうとしてしまいました。

言うならばスリルとサスペンスと陳腐と尺あわせの14話。

・・・・・・四の五の言わずに、まいります。(笑)

ちなみに、視聴者に「・・・・・・おぉぉ」と正体不明の重低音のうめき声を出させてくれた14話の視聴率は25.7%。
先週より伸びました。
今日下がらなければいいのですが・・・・・・。

冒頭は、これまでの振り返り映像。

1週間前、ソンイが死の危険漂うジャンプを飛んだところで終わっているので、ここまでは視聴者も心の準備をしながら待っていました。

そしてとうとう迎えた新たなシーン。

覚悟を決めて飛び降りたソンイ。

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ところがやっぱりワイヤーが外れ・・・・・・。

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なんてこと!!!

記者に入る一報。

「なに? 死んだのか?! これはすごいぞ!」

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『チョン・ソンイ、撮影中に落下事故 危篤』

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なんてこと!!(泣)

そして取調室にぽつねんと座り、肩を落としているチャン弁護士。

「おかしくなったのか? おかしくなったんだ」

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ソンイ危篤のニュースを見ながらほくそ笑むジェギョン。

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そこへガラスを飛び散らかせながらテレポートしてきたト・ミンジュン。

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「お前をどうすると思う?」と首を締め上げながら。

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今度は屋上にテレポート。

「お前がチョン・ソンイにしたのと同じ方法で殺してやる。死ね!」

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ええええ?!

なになになに?!

と視聴者が完全に固まったところで、オープニングテーマ。

いつもより長めにかかるテーマ。

ピンときましたよね。

「もしかして。・・・・・・尺、稼いでる?」と。

大体こういう予感は当たるものですね。(笑)

視聴者大混乱で幕を開けた14話。
なにが一体どうなっているのかを説明するため、ドラマは1週間前へとさかのぼります。

1週間前。

ト・ミンジュンがソンイに正体を告白した翌日。

チャン弁護士にぶつかり、かばんを拾う振りして盗聴器を仕掛ける怪しい男の姿がそこに。

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オープニング明けから、いきなり嫌すぎる展開。

そうとも知らずチャン弁護士はト・ミンジュンと会うのですが。

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その会話はジェギョンに筒抜けです。

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二人の会話からト・ミンジュンが宇宙人だということを知ったジェギョンは、驚きを隠せません。
さらに進む二人の会話。

「もしや、おかしなことを考えてはいませんよね?
それは駄目ですよ。もし超能力で誰かを殺したら・・・・・・」

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会話を聞き、笑みを浮かべるジェギョン。

「そうか。そういうことか」

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って、どーゆーことよ?!

視聴者の予想を上回る嫌な展開。

ジェギョンはその日のうちにト・ミンジュンを誘い出し、取り引きに応じると答えます。自分もお前がタダモノでないことくらいは分かっているとジェギョン。
面倒臭くなってきていたし、自分は失うものが多いので、提案に乗ると言います。

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万が一約束を破れば、その時は殺すとのト・ミンジュンの言葉に、分かっているとほくそ笑むジェギョン。

なにかト・ミンジュンの重大な秘密を握ったことは間違いありません。

かたやフィギョンは。

両親が話し合っているのを偶然聞いてしまいます。

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母はフィギョンに聞かれたことが気になっていたのでした。

本当にジェギョンの別れた妻にあったことはないのかと夫に尋ねるフィギョンの母。実は別れる前にジェギョンの元妻にジェギョンが怖い、助けて欲しいと言われたことがあるのだと母は告白します。

父は身よりもない子を嫁にしてやったのに、怖いなんて恩知らずだと毒づきます。
ですが母は、自分もジェギョンがなんとなく扱いづらいのだと。
非の打ち所がないのに、何か気を使わせるところがあると。

子どもの頃のことが気になると続ける母を怒って黙らせる父。

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フィギョンは部屋に入り両親に帰宅の挨拶すると、来週末に長男の墓参りに一緒に行こうと誘います。動揺する父。母は自分が一緒に行くと引き取りますが。

なんと長男がいたんですね。
しかも死んでる。

怖い。ジェギョン怖いよー。(涙)

兄を疑いだしたフィギョンは、カーナビにあった精神病院も訪れます。

「ヤン・ミンジュさんは?」と元義姉の名前を出すと、そんな入院患者はいないと即答する受付。

フィギョンはこんなに大きな病院なのに、名前を聞いただけで調べもせず答えられるなんて、随分賢い方なんですねと揺さぶりをかけ。

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動揺しながらもそんな人はいないので帰ってくれと受付。

完全に手が回っていると確信するフィギョンです。

さて、ここで挟まれるちょっとしたシーン。

ソンイの元事務所、今は看板女優がユ・セミに変わった事務所でのひとコマ。

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娘はソンイを助演に推薦するなどいい子すぎて困るとのたまうセミの母に、ソンイもそうだったと社長が力説するシーン。
セミでは駄目だと監督にいわれて、だったら自分も下りると大騒ぎしたことが幾度もあったと懐かしむような監督に、二人が不快そうな顔を見せるシーンなのですが。

セミ。
このシーンを後々思い出して、ソンイのために行動してくれたりするようになるんでしょうか。

と一応チェック。全然違ったらどうしましょう。(笑)

そして、MBCのアナウンサーから俳優に転身したユ検事のところにも。

内部スパイがいました。

ユ検事がジェギョンの別荘をパク刑事とともに調べることにすると、その場でジェギョン側に伝える検察職員。

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私的に今回の陳腐第一ポイントです。

こういうのがねぇ。

物語をつまらなくしますよね。

どこもかしこも敵の手が、と。

連絡を受け、別荘では全ての寝具、アメニティを取替えての大掃除。

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わざとらしくト・ミンジュンのIDカードを置いたりも。

ちなみにIDカードによって、ト・ミンジュンの年齢は1985年生まれ3月3日であることが判明いたしました。
チョン・ソンイより2歳年上です。(笑)

ユ検事とパク刑事はジェギョン一族の別荘にやってきて、あちこち点検しますが。

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髪の毛一本残されていないシャワールーム。

何も手がかりを見つけられず拍子抜けの二人に、別荘の管理者はジェギョンが夏に泊まったのは、この近くにある一族のもうひとつの別荘だと説明します。

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なーる。

恐らく全部そっちと取り替えたんですね。

ハン・ユラが来たことはあるかと尋ねると、専属モデルなので使わせるよう言われて、使ったことがあると答える管理者。
男と一緒だったと付け加えます。

ト・ミンジュンの写真を見せると、即座にこの人だと返答。

「随分記憶力がいいんですね。去年見た人をすぐ見分けるなんて」

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そう。

彼は釈然としていないんです。

「検事の病気が移ったみたいですわ。こんなにドンピシャなのに、どうしてト・ミンジュンじゃないと思えるんでしょうねぇ」

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ユ検事はパク刑事に、実は明日ト・ミンジュンが自首しに来ると伝えます。
ますます首を傾げてしまうパク刑事です。

出頭前日。

カメラ目線のト・ミンジュン。

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『無限の時を手にしていた頃は、時間が大切だと思ったことがありませんでした。今は、ともに過ごせる日を1日だけでも与えられるのなら、全てを失っても構わないと思っています。
でも。私が持っているものを全て差し出しても手に入れられないという事を、今はよく分かっています』

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目覚めたソンイはベランダに出て、空を見上げます。

夜空を見上げながら、本当にあなたは星から来たのかと呟くソンイ。

「嫌いなら嫌いといえばいいのに、星から来ただなんて。
これからは夜空の星を見るたびに、あなたを思い出しちゃうじゃない」

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『そして私は分かっています。愛する人ができると、恐れを抱くようになることを。守るべき人を守れないかもしれないという思いに、今私はおののいています』

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なんでもいいけど。

なにどさくさ紛れに勝手に人の寝室に入ってんすか!

油断も隙も。(笑)

こうして迎えてしまった、ソンイの事故当日。

ト・ミンジュンは出頭するために硬い表情で着替え。

一方のソンイはいつもどおり念入りに化粧。

ところがアクションシーンを撮るので化粧せずにこいとの電話を受け。

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ラフな格好で登場。

にしたって半袖はないと思いますけどね。真冬に。(笑)

ト・ミンジュンはマネージャーをもうしてくれないのかとギャーギャー騒ぐ母ですが、おりしも玄関を出たところで二人は顔を合わせてしまいます。

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一緒に乗りたくないので先に乗っていいかと冷たい調子で尋ねるソンイに、ト・ミンジュンはエレベーターを譲ります。

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二人の様子に、喧嘩をしたのなら自分が一言言ってやると母。

ソンイは絶対に彼に面倒な思いをさせないで欲しいと頼みます。でないとあの人と暮らすと。

「あの人のことが好きなの。告白したんだけど、振られた」

「なんて馬鹿なことを! フィギョンがいるのに」

「私、やっと諦めるつもりになってるから、だから・・・・・・」

ソンイの顔を覗き込み、驚く母。

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「あんた、泣いてんの? 男のせいで?」

「そう。泣いてるよ。男のせいでメソメソ泣いてる。だからあの人を煩わせないで。今だって引き止めたいのをやっとの思いでこらえたんだから」

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「あんた、おかしくなったのね!」

「うん。おかしくなったのよ」

その会話を聞き取り胸を痛めるト・ミンジュン。

ト・ミンジュンは予定通り検察に出向きます。

必死に止めるチャン弁護士を振り切って進むト・ミンジュン。

チャン弁護士はト・ミンジュンにひとつだけ約束して欲しいと食い下がります。

「あれだけは絶対駄目ですよ。絶対しないと約束してください。
でないと絶交しますからね!」

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・・・・・・あれってなによ?!

視聴者もドキドキ。

そして始まる取調べ。

ト・ミンジュンは自分がハン・ユラ死亡時にクルーズのカメラに写っていたのは自分だと伝えます。

一方のソンイは。

誰も面倒を見に来ない撮影現場で、一人台本を読み込んでいます。
以前のマネージャーはソンイが気になり、傍に行こうとしますが、セミが巧妙にそれを制止します。

集中しようとするソンイの傍で、椅子のひとつも誰も持ってこないと怒っているソンイの母。

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そのキンキンした喋り声にソンイならずとも嫌気が差した頃、救世主が現れます。

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スタッフ全員分の暖かい食事の差し入れとともに現れた、14話の王子様。

ソンイが寒くないよう、自分のコートまでかける王子ぶり。

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ずっと「この茶髪がね・・・・・・」と思っていた視聴者、いきなり心鷲掴みです。

ザ・現金。(笑)

そして、ごめんね。セミ。

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そんな嫉妬の目が、ザマーミロなんですわ。オホホ!

逃げるように出て行くセミを見ながら、セミがずっとあなたのことを好きだったのを知ってしまったとフィギョンに語るソンイ。
フィギョンは早く諦めさせるために距離を置いているといいます。

自分もそうすべきだったのにと詫びるソンイ。

お前はもう手遅れだと笑うフィギョン。

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束の間の平和な時間が流れ。

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ソンイはリハーサルを終え、いざ本番に。

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心配そうに下で見守るフィギョンですが、ふとソンイを盗み見るあるスタッフが目に留まります。

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ト・ミンジュンを車で轢いたが跡形もなく消えたと兄に報告していたあの男!

次の瞬間、ワイヤーがはずれ、ソンイの体が大きく傾くのを目撃するフィギョン。

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引き上げろとの監督の怒号と同時にスタッフが全力でワイヤーを引っ張るも、既に一本はほどけてしまっているため力を入れられません。

壁に叩きつけられるソンイ。

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そして完全に外れるワイヤー。

なす術のない人々の面前で、ソンイの体が落下していきます。

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・・・・・・泣。

フィギョーン!!(号泣)

かくして冒頭の救急車シーンに戻り。

運ばれるソンイとフィギョン。

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フィギョンが先にオペ室に運ばれます。

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そしてソンイは。

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内臓破裂と外傷が認められるので輸血が必要だが、抗体反応が陽性だと言われるソンイの母。Rh式のうちE型なのだが、非常に珍しい血液型なので確保が難しいと。
家族全員の血液検査をさせて欲しいと言われます。

出たーー!

なんかよくわかんないけど、血液型がRH~!

正直、命を張ったフィギョンの演技に、もとい、名場面に、すっかり涙を流していた視聴者でしたが、このシーンで引っ込みました。

陳腐!

しかもどうせ、あれでしょ?
お父さんが駆けつけて、血液型ビンゴってやつ?

と思ったら、案の定。

バスの中でソンイの噂をする人に病院を尋ね、父が駆けつけます。

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弟君は以前の回でお父さんと顔を合わせていますが、どうやら気づかなかった模様。
そして視聴者の予想を寸分裏切ることなく、お父さんの血液型が一致してソンイは手術に入ることに。

一方のト・ミンジュンは。

視聴者の予想は外れ、やっぱり素直に「私が犯人です」とやっていました。

そうは言われても頷きがたいユ検事とパク刑事。

しばしの休憩を取っている間、ユ検事はト・ミンジュンに何か隠したいことがあるのか、それとも助けたい人がいるのかと切り込みます。

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無言を貫くト・ミンジュン。

その時パク刑事が、ソンイが墜落事故で危篤だと伝え。

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ト・ミンジュンは携帯を奪って記事を確認すると、猛烈な勢いで部屋を出て行きます。

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すぐさまパク刑事が後を追いますが、姿を消したト・ミンジュン。

職員は誰も出てきていないと言います。

以前も目の前で姿をくらまされたことを思い出したパク刑事は、両方の部屋の監視カメラを確認。

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確かに部屋を出たのに、隣の部屋には映っていないのを確認する二人。

これは何かあるということで、チャン弁護士を問い詰めます。

マジシャンなのか、それともハリー・ポッターの類かと刑事。

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単なる見間違えか監視カメラの故障だろうとチャン弁護士はトボケとおしますが、一人になると思わす呟いてしまいます。

「おかしくなったのか? おかしくなったんだな」

ト・ミンジュンの行き先は、ソンイの病院でした。

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怒り頂点に達したト・ミンジュンは、そのままジェギョンの元へテレポート。

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驚いたジェギョンは、検察にいるはずじゃなかったのかと言いながらなにやらボタンを押そうとしましたが、机ごと吹き飛ばすト・ミンジュン。
猛烈な速さで近づき、首を締め上げます。

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「お前をどうすると思う?」

薄笑いを浮かべたジェギョンを瞬時に屋上に連れ出したト・ミンジュン。

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「お前を殺す」

「お前が? お前ごときが?」

「そうだ。今殺す」

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「お前がチョン・ソンイにやったのと同じ方法で殺してやる」

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首から手を離すト・ミンジュン。
ジェギョンの体は宙に浮いています。

「死ね!!」

ト・ミンジュンは大声を張り上げますが、なぜか依然浮いたままのジェギョン。

「お前は俺を殺せない。知ってるんだよ。俺が死んだら、お前も死ぬこと」

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それだったんですね。

チャン弁護士が絶対やってはいけないと言っていたのは。

超能力を使って人を殺したら、自分も死んでしまうのですね。

形勢逆転と踏んだジェギョンは、自分のために命を落とすほどの間柄でもないだろうとなだめに入ります。自分はお前のことを何もかも知っている。どこから来て、何者で、なにが致命的な弱点かも。

ひとつしかない命を俺のために捨てるのかとのたまうジェギョンに、お前を殺すことで止められるなら、死んでも構わないとト・ミンジュン。

ト・ミンジュンが目を閉じ、ジェギョンを落とそうとしたその時でした。

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「チョン・ソンイも死ぬぞ!」

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「俺が死んだら、チョン・ソンイも死ぬぞ。俺が安全策を講じていないとでも思ったか? 俺を殺したところで、俺を止められない。お前も死んで、誰もあの女を守れなくなるぞ。それでもいいのか?」

悔しがるト・ミンジュンの顔を見て勝利を確信したジェギョンでしたが・・・・・・。

落下。

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そして寸止めにて着地。

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もうちょっとひどい目にあわせてもよかったのに。

そして気づけばもう足元にいる宇宙人。

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「チョン・ソンイの無事を祈るんだな。あの女になにかあったら、またお前を殺しにくるからな。失うものが多いと言ったな? それこそ全てを失わせてやる。破滅のなんたるかをたっぷりと分からせてやる」

「お前ごときが・・・・・・」

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「お前ごときが! 一体誰に手を出したのか、分からせてやる」

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すさまじい宇宙人の威厳。

やっとちょっとすっきりしました。

そしてソンイの容態はと言うと。

手術を終え、まだ覚醒してないなソンイ。

このまま二日以内に目を覚ませば、あとは大丈夫だろうと医師は告げます。

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ソンイが目を覚ましたら教えてくれと言って去ろうとする夫を、ソンイの母は引き止めます。
目を覚ますまで傍にいたらいいと母。
ソンイの父はソンイが嫌がるかもしれないと躊躇しますが、ソンイの母は怒り出します。
ソンイがどれだけ会いたがってたか分からないのか。
一度も会いに来ないなんて、あまりにもひどい。

そう言って出て行くソンイの母。

外には中に入りづらい弟ユンジェが。

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父に挨拶してくるよう促しても、写真すら残してくれなかったくせにとその場を去ってしまうユンジェです。

ソンイの快復を祈る父を知ってか知らずか、父に語りかける夢を見ているソンイ。

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『子どもの頃は、怖い時はいつも心の中でパパを呼んでました』

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『でも今は、別の名前を呼んでいます』

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「ト・ミンジュン」

『はじめてパパより愛する人が出来ました』

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『朝から晩まで、全てをともにしたい人が出来ました』

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そして静かにやってくるト・ミンジュン。

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ソンイのモノローグは続きます。

『あの人がどんなに私を締め出そうとしても、離れられない。
嫌いになろうとどんなに努力しても、嫌いになれないんです。
あの人が私を愛してくれる悲しい夢ばかり見るんです』

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『悲しい夢ばかり見るんです』

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ソンイ~~~!

夢じゃないのよ~~!(泣)

というわけで、泣いたり怒ったり呆れたりがてんこ盛りの14話。

回想シーンが多すぎて、正味20分? な感じですが、それでも異様に肩に力が入ってしまいました。

なんなんでしょう。
エピローグよければ全てよし?
泣きながら目覚めたソンイに、まんまとこちらも泣かされる視聴者です。

さて。

なんと言っても今回素敵すぎたのは、やはりフィギョンでしょう!

というわけで、ソンイを救ったフィギョンの動画を貼っておきます。

アクションシーンのリハーサルを行うソンイの場面から。

フィギョンがカッコよすぎます。(涙)

そして。

こちらは宇宙人の本領発揮、ジェギョンを締め上げるト・ミンジュンのシーン。

キム・スヒョン君の迫力が、凄いですよね。

彼ったら、このドラマで更なる魅力を思う存分見せてくれてます。
素晴らしいです。

しかし一体どうやって撮影したんでしょうね?!
映像へのこだわりが、すごい。

最後はやっぱり、ラストシーン。
ソンイの快復を願うお父さんの病室の場面から。
とっても短いエピローグが涙ものでした。

泣かせます。涙。

陳腐攻撃も炸裂させ、なかなか視聴者をハラハラもさせてくれているピョルクデ。

やっぱり、宇宙人の特性を描くのが難しいのかなとか、どうしていきなり「人を殺すと死んでしまう」なんてストーリーになってしまったのかなとか、正直視聴者としては唸ってしまうところもあり、しかも結構肝心なポイントだったりもするので最後までちゃんと着地できるものなのか不安が生じてもいますが。



なにはともあれ。

見守りましょう。

だってこれだけ楽しませてくれてるのですから。

ええ。あまり欲をかいてはいけませんよね。

と言い聞かせております。(笑)