みなさま、こんにちは。

残りわずかとなりました『星から来たあなた』第18話、早速まいります。

前回17話。

ソンイに星に帰らず傍にいると言ってしまったト・ミンジュン。

ト・ミンジュンは自分を探し回るソンイをしばらく遠巻きに見つめていたのでした。

ソンイを抱きしめながらも、迫りくる死を予感するト・ミンジュン。

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消え去る肉体のイメージ。

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生命力の低下が著しいト・ミンジュンは、ソンイを抱きしめながらも足元がおぼつきません。
どうしたのかと案じるソンイにおどけて見せるト・ミンジュン。

「行こう」

「どこへ?」

「四方が壁に囲まれてて、屋根もあって、暗くて、誰も見てなくて、君と二人っきりになれるところ」

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ユンジェがお父さん顔負けのお説教をソンイにしていたのを聞いていたト・ミンジュン。
こうして二人は暖かい部屋に消えていきます。

一方こちらは。

元義姉とユ検事、パク刑事が待つレストランに兄ジェギョンを連れてきたフィギョン。

ジェギョンはフィギョンに客がいるならそうと言って欲しかったなどととぼけていますが。

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ソウルのとある精神病院に元妻が7年間監禁されていたとパク刑事が口を開いても、初めて知ったような芝居を続けるジェギョン。パク刑事は監禁した主犯としてジェギョンが元妻から訴えられ、いまこの場には容疑者として座っているのだと告げますが、ジェギョンは一方的な話のうえ病気を患っている人のいうことだと顔色ひとつ変えません。

「君は留学先で楽しく暮らしているとばかり思っていたよ。
行きたいと言うから、私が行かせてあげただろう?」

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ジェギョンはフィギョンに自分には何の関係もないことで誤解だと言いますが、フィギョンは真実を話して欲しいと懇願。その言葉になにかを悟ったのか、ジェギョンは先約があると席を立ってしまいます。

後を追い腕をつかむフィギョンの手を振り払いすごむジェギョン。

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「何の真似だ?」

「本当に何も言うことはないのか?」

「なにが?」

「お義姉さんについて、ハン・ユラについて、そしてハンギョン兄さんについて」

ジェギョンはその言葉に目をむきます。

おかしくなったのかとにらむジェギョンに最後通告をするフィギョン。
フィギョンはこれが言い訳を聞く最後のチャンスだったと告げます。

「俺の好きな尊敬する兄貴に、チャンスを与えたかった。言い訳でもいいから言える、最後のチャンスを。無理矢理にでも納得したかったんだ。でももう完全にさじを投げたよ、兄貴のこと。
そして俺が兄貴を兄貴と呼ぶのも、これっきりにする。
もうあんたは、俺の兄貴じゃない」

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悲壮な覚悟で兄と決別するフィギョンです。

フィギョンがあまりに可哀相なので、ここは突っ込まないでおくべきですよね。

レストランに入った時は昼だったのに、あっという間に真っ暗になっていること。

ですよね。
夕方に入って日が暮れたってことですよね。

そしてカップルのほうはというと。

キングサイズのベッドを見つめる二人。

「どうしよう。部屋が一つしかないなんて」

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「なに言ってんだ? 隣りにもあるぞ」

「あっちは暖房が弱いって言われたじゃない。私、寒いとこじゃ寝られない」」

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「じゃあ私が寝ようか?」

「そんなことわざわざしなくていいわよ。仕方ないじゃない、打つ手がないんだから。このままここで寝よう」

「打つ手がないって程のことも・・・・・・」

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ソンイ爆笑。

一緒に寝たいからって大袈裟すぎます。

そのくせ看病したくないから絶対キスはしないでと宣言してみたり。

初めからするつもりないと抗弁するト・ミンジュンですが、顔が赤くなっているとすっかりソンイにからかわれ。

のみならず。

「ほらほら。寝ないの?」

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ベッド叩いて待たれてます。(笑)

ぎこちなく横になるト・ミンジュンですが。

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すぐに絡みつくソンイ。

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緊張して体固まりそうですね、ト・ミンジュン。(笑)

クルーズの時、キスしただろうと言われて、キスしたのはそっちだろうと言い返すト・ミンジュン。
あれが幻ではなかったと確認し、すっかり楽しくなっているソンイ。

「眠い。明かり消してよ。宇宙人との恋愛って、こういうところがいいわよね」

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そう言われて目力を込めてみるト・ミンジュンですが、明かりはうんともすんとも言わず。

仕方なく原始的方法で明かりを消し、またソンイが叩くベッドに戻るト・ミンジュンです。

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「女のクセに、なんでそんなに積極的なんだ? もしや他でも同じことやってるんじゃないか?」

「もう一回言って、今の」

「なにが?」

「今言ったやつ」

「なに? 女のクセに恥じらいがないな!」

「それそれ! “女のクセに恥じらいもなく!”。超かわいい。もう一回言ってよ」

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いちゃつきながら二人の夜は更けていきます。

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その頃ト・ミンジュンの家には。

連絡がつかず心配したチャン弁護士がきていました。

すっかりしおれている部屋の草を見て、ト・ミンジュンの体力が弱っているのではと案じるチャン弁護士。

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部屋の草木が完全にト・ミンジュンとシンクロしちゃっているんですよね。

宇宙からもってきたわけでもあるまいに、なぜか。

と毎度思ってしまう視聴者が約一名。(笑)

そしてラブな二人の朝。

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そんな顔で見つめないでもらっていいですか、キム・スヒョン君。(笑)

幸せそうにト・ミンジュンの首に手を回すソンイにト・ミンジュンが優しく声をかけます。

「起きて。朝ごはん食べよう」

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「ねえ。ちょっと浮かせてみせてよ」

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「ほら、あの時撮影現場でやったみたいに、浮かせてみて。
目を開けたら洗面台の前、みたいに」

「ふざけないで起きて」

ソンイは子どものように甘え、やって欲しいとねだり。

「この間はあまりにもびっくりして何事かと思ったんだけど、考えてみたらすごく不思議で面白いんだもん。一回だけやってよ。ね? 出来ないの?」

「勿論できるさ」

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ちょっと浮いただけでもうおしまいのト・ミンジュンにがっかりなソンイの図です。(笑)

すっかり気落ちしているト・ミンジュンを察知したのか、慰めにかかるソンイ。

鹿茸や高麗人参などを食べれば治るだろうかなどと言ってます。

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「言っただろう。さっきは起きたばかりだったし、夕べ疲れたせいもあって」

「夕べは疲れるようなこと何もしてないじゃない。明かりも消せなかった。
これから力を使う場面が出てくるかもしれないのに、どうするの?」

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「こんな話したくない」

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「大丈夫、大丈夫! こんな時もあるし、色んな時があるよ! 緊張したのかもしれないしね。元気出して、ト・ミンジュンさん。ファイト! 元気出して!」

「やめろってば」

「やめない、やめなーい♡」

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・・・・・・ってなんだこの会話。(笑)

気にするなといいながらも家に帰ってくる間もト・ミンジュンの超能力がどうなっているかをまだしつこく聞いている典型的に面倒くさい女子チョン・ソンイですが、玄関の前で母にばったり。

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どこに行っていたのかと尋ねられ、とっさに徹夜で撮影だったと嘘をつくソンイですが、勿論既にバレバレ。母は撮影がないことを知っていました。

まさか旅行に行っていたのかと怒り出す母。

「あの、お母様・・・・・・」

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すっかりいけないことをして見つかった大学生のようになっているト・ミンジュンをかばおうと、自分が誘ったのだと割って入るソンイですが、どちらが誘ったかよりも行ったという事実が大事だと興奮する母。

ハーバード卒の米国帰りだからか知らないが、自分は娘をそんなふうに育ててないとソンイの母はト・ミンジュンに詰め寄ります。

・・・・・・どう育てようと子どもは親を騙すものですけどもね。(笑)

そこへちょうどやってきたチャン弁護士。

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「お前になにを謝ることがある? チョン・ソンイさん、答えてください。うちのミンジュンが強制的に引っ張っていったんですか?」

「いいえ。私が行きたいって言ったんです」

「ほら御覧なさい」

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でもそんな程度で負けるソンイの母ではありません。

「ト・マネージャー、答えてちょうだい。うちのソンイと結婚するの?」

「それはどういう・・・・・・」

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「将来の計画もなしにとは、話にならないんじゃないかしら!」

「うちの息子の何が悪いと? こいつはチョン・ソンイさんに会うまでは女性と付き合ったこともない奴なんですよ。純情な息子をチョン・ソンイが誘うもんで、こいつは最近おかしなことばかりし始めてるんです!」

「うちの娘が誘ったですって? ちょっと! あんたが誘ったの?」

「うん。それはそうね」

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男性と初めて付き合う女子とは思えないクールさ。
さすが女優。耳年増。(笑)

結局古めかしい言い回しで男である自分のほうにより非があるとソンイの母に詫び、面食らわせるト・ミンジュンです。

しかし。
お気づきの方もいらっしゃるでしょうが。

出かけた時とコートが違うんですよね、ソンイもト・ミンジュンも。

あんなに荷物少ないのに、ソンイはどこにダウンコートを入れてたんでしょう。

圧縮してた?

視聴者の疑問もよそに、部屋に入り、事情を尋ねるチャン弁護士。

「結局帰らないことになさったんですか?」

「はい」

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「もう私も何がいいのか分りません。死ぬかもしれないのにここにいたいと仰るなら。まぁ、考えてみれば死なない人などいませんし。みんな同じです」

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すっかりしおれた室内の草をみてどこか具合が悪かったりはしないのかと案ずるチャン弁護士。
ト・ミンジュンは口を開きかけますが、結局黙ります。

「いいえ、大丈夫です」

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一人夕食を取りながら、ふと超能力を確かめてみるト・ミンジュン。

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水を引き寄せようとしますが、びくともしません。

重すぎるのかもと紙コップでチャレンジしてみますが、それもやっと動く状況。

書斎に行き、今度は時計を止めてみますが。

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数秒止まっただけでまた動き出してしまう時計。

その時ソンイが呼ぶ声が聞こえます。

「ト・ミンジュンさ~ん。私の声、聞こえる? 聞こえてるよね?
あのね~。さっき分れたばっかりなのに、もう会いたいのぉ~。
だからね~。テレポートしてきてくれちゃ、駄目?」

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「ね? ね? ト・ミンジュンさ~ん。どうして返事してくれないの?
イヤイヤ~、そんなのイヤ~」

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「ト・ミンジュンさんが聞いてるって思っただけで、どれだけドキドキするかわかる? ね? ね、ね?
あれ? こないの? 待ってるのにぃ~」

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・・・・・・形容できない。(笑)

笑いながら今行くとメッセを送るト・ミンジュンですが。

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テレポートした先はソンイの部屋ではなく隣りの部屋。

もう一度試みるト・ミンジュン。

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今度は車道の真ん中に落ちました。(笑)

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来ないのかと電話をかけてきたソンイに、ちょっとそういう状況じゃないと断るト・ミンジュンです。

視聴者も心配になるこの弱り方・・・・・・。

一方フィギョンは。

待ち構えていた父親にいきなり殴られます。

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なんてことをしてくれたんだと怒り心頭の父。
フィギョンはジェギョンが元妻を病院に7年も監禁していたのだと訴えますが、父はまったく聞く耳などありません。

「あの女はわしがジェギョンにやった玩具だ。ジェギョンが好きだというから家に入れてやったんだ。あのおかしな女がなにか気に障ることをしたから、ジェギョンがそんなことをしたに違いない。
だからといって自分の兄を検察に渡すのか? ジェギョンがどんな人間だと思って!」

「どんな人間か知るために、そうしたんです! 兄貴が何をしたのか。何をしてきたのか。他でもない僕が知らなければならないと思ったからです」

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「出て行け。わしにはもう息子はジェギョンだけだ。
息子としての権利は今日限りでなくなったと思え。行け! 出て行け!」

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あーーー、むかつきます、父。

フィギョンがかわいそ過ぎる。(涙)

検察に呼ばれたジェギョンは弁護士を帯同して現れ。

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ジェギョンと結婚していた2002年から2004年までに元妻がかかっていた精神科診療記録を見せ、そのような人間な人間の証言を一方的に信じることは出来ないと弁護士。

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勿論ユ検事とパク刑事も新たな診断書を用意していました。

強い不安とストレスが認められるものの、正常な判断が出来る状態だと書かれた医者の所見を見せます。

病院と結託し強制的に監禁した罪を問われたジェギョンですが、証拠を出せとの弁護士の言葉に薄笑いを見せて頷くジェギョン。

ところで元妻はいまどこにいるのかと尋ねられ、答えられないと厳しい表情で返すユ検事です。

ユ検事はジェギョンの元妻を自宅に連れてきていました。

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セミの母は知らない人を家に入れるのは嫌だと言いますが、結婚式でも見たことのあるジェギョンの元妻であり、病院に無理やり監禁されていた事情のある兄の証人ではないかとセミ。

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フィギョンのこととなるとムキになるんだからとため息の母です。

家を出て川辺にやってきたフィギョン。

長兄のことを思い出しています。

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フィギョンが高校卒業式を迎える前日。

ソンイのために花束を用意している弟に呆れながら、長兄は卒業祝いにボールペンを渡してくれたのでした。

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それはただのボールペンではなく、録音機能付きのものでした。

試しに使い方を見せてくれる長兄。

「弟フィギョン、卒業おめでとう」

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長兄はこのボールペンはメモ代わりになると説明しながらフィギョンに渡してくれたのでした。
思いついたことをその時々に録音して使っていると長兄。
フィギョンの卒業式にくる約束をし、弟の卒業を喜んでくれていた優しい兄。

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兄の最後の声を聞きながら涙を流すフィギョンです。

かわいそすぎる。(涙)

翌朝。

起きてすぐ、今日の超能力の状態を確認するト・ミンジュン。

掛け布団はめくれ、向こうにあったスリッパも引き寄せに成功します。

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気をよくしてさっそくソンイに電話するト・ミンジュン。

朝食でも一緒にどうかと誘いますが、ソンイは友達と出かけているからと早々に切ってしまい。

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せっかく超能力でソンイを浮かせてあげようかと思ったのに、がっかりのト・ミンジュン。

そしてソンイが一緒に出かける友達といえば。

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気の早いことに、ソンイはボクチャを連れてウエディングドレスの試着に訪れていたのでした。

こんなのにいちいち付き合わされるボクチャもたまったもんじゃありませんよね。(笑)

相手の人とは結婚の約束をしたのかと尋ねられ、したも同然だと答えるソンイ。

「行かなくてよくなったの?」

「大丈夫だから行かないって答えたんでしょうよ」

「でも向こうからすれば、行かなきゃいけないから行くって言ったわけでしょ? もしかして、あんたが泣いたり騒いだりして、“行かなきゃだめなの?”とか“行くんだったらもう会うのよそう”とか言ったんじゃない?」

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図星。

「言ってないよ」

「言ったんだ。ちゃんと確認してみな。行かないとまずいことがあるんじゃないのかって。自分のことだけ考えて、将来のある青年の未来を潰しかねないんだよ。それに、こういうのを着たけりゃ、まず男と合意を取り付けて、相手が結婚のけの字をだしてからにしなさいっての。前から思ってたけど、あんたってほんとプライドないよね」

結構きついことをズバズバ言うボクチャです。(笑)

姉がウエディングドレスをフライングで着ている間。

弟ユンジェは自分なりの方法で二人の結婚を進めるべくト・ミンジュンの部屋を訪れていました。

母の説得が問題ではあるが、高3になったら家出しないなどの覚書を書けば母が二人の結婚を許す公算が高いとユンジェ。

「僕は大そうなことは望みません。人柄だけ見る人間なんで。兄さんには星を愛する純粋さがあるじゃないですか」

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ト・ミンジュンがさえぎろうとするも、構わず続けるユンジェ。

「その代わり、男と男として約束してください。うちの姉を一生幸せにするって。うちの姉、随分苦労したんです。父は家を出たでしょ、母はおかしくなったでしょ。一時うちの母、金に目がくらんで随分姉を苦しめたんです」

「そうなんだ」

「姉を泣かせないでやってだけください。
そういう意味で、僕は合格! 差し上げます」

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(お前が俺の弟になりたいだけなんじゃ・・・・・・)

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無言のト・ミンジュンに視聴者の声かぶせてみました。(笑)

「チョン・ソンイも自分の言いたいことだけ言うけど、二人ともよく似てるな」

ちょっと呆れているト・ミンジュンに気づかず、弟ユンジェはもう一人結婚の許しを得るべき人がいると言い。

ト・ミンジュンを連れて父の働くビルにやってきたユンジェ。

ユンジェは以前もビルの管理業務を行う父のところへ訪ねて行ったことがあるのですが、その時は声もかけられず帰ってきていました。

ト・ミンジュンのこともあり、今度こそ顔を合わせようと連れ立って父の元にやってきたユンジェが見たのは。

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クセの悪い客が父に車を駐車しろと迫っている場面でした。

車の代理駐車は自分の仕事ではないのでとやんわり断るユンジェの父を侮辱する態度を取る男女。

ユンジェはいきり立ち、飛び出そうとしますが、ユンジェの代わりにト・ミンジュンが車を急発進させ、男たちを脅します。

無人のはずの車が動き出し、慌てる男。
ト・ミンジュンは近づき、ソンイの父に向かって投げつけた鍵を握らせます。

「駐車も出来ないくらいの腕前なら、運転を考え直したらどうかと思うが」

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ト・ミンジュンの登場に不快感を表す男ですが、ト・ミンジュンはその場で車をパンクさせます。

なかなか自制のきかない宇宙人です。(笑)

そして3人は中華料理屋に行き。

ソンイの父から酒を次がれるト・ミンジュンと、父に向き合うのがぎこちないユンジェ。
3人のささやかな宴が始まります。

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「あの時エレベーターの中で会った人だろう?」

「はい」

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「知ってのとおり、私は父親の資格がない。けれどひとつだけ尋ねよう。
君は健康か?」

「はい」

「ならばいい。人生を生きるのに必要なのは金でもないし、名誉も過ぎればそれきりだ。残るのは健康だけ。健康でさえあれば、自分の大切な人を守れる。
あの時はそれが分からず、金も名誉も尽きた私はもう大切な人を守れないとばかり思っていたのだよ。愚かだったんだ。そうであっても傍にいるべきだった。一緒にいるべきだったのに」

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「今となっては過ぎた日々を誰かに償ってもらえるわけでもない。君がこれからどんなことがあってもうちのソンイの傍にいてくれさせするなら、私は本当にありがたく思う。私が出来なかったことを君がしてくれたら・・・・・・」

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感動的な会話ととともに、酒を飲まされてしまうト・ミンジュン。

飲んだら飲まれる男なのに。

で。

やっぱりこんな仕上がりに。

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へらへらしながら電話ボックスに入ろうとするト・ミンジュン。

ユンジェも仕方なく一緒に入るのですが、次の瞬間。

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テレポート。

やっちまった!(笑)

素面のユンジェは目が点に。

「ミンジュン兄さん! どうなってるんですか、いまの?!」

ユンジェに構わず、今度は超能力で水を引き寄せるト・ミンジュン。

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ヤバイ。

これはヤバイです。(笑)

音を聞きつけて部屋から出てきたソンイ。

「なに? いつ帰ってきたの?」

「う、うん。いま」

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「ちょ、なに?! ト・ミンジュンじゃない! 一日中連絡つかないと思ったら」

ソンイはト・ミンジュンの様子がおかしいことに気づきます。

もしや唾を吐きかけたのかと尋ねられ、首を振るユンジェ。
近づくと酒のにおいがします。

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「もう、やってらんない。まったく!」

ソファから引き摺り下ろそうとするソンイを止めるユンジェ。

「どいて! ミンジュン兄さんは姉ちゃんからそんな扱いを受ける方じゃないんだよ!」

「はい?」

「なにも聞かないで。きかれても答えないから」

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ト・ミンジュンを大事そうにお姫様抱っこでソンイの寝室に連れて行くユンジェです。(笑)

これは大変なことをしてしまいましたね。

星大好きっ子、宇宙大好きっ子のユンジェです。
超常現象にも懐がかなり深そう。(笑)

そして目覚めたト・ミンジュンは。

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思い出してます。

やらかしちゃった自分を。

そこへ、待ってましたとばかりに抜き足差し足で入ってくるユンジェ。

「シーッ!」

「いや、そのユンジェ・・・・・・」

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「秘密は守りますから。必ず」

「あ、ああ。ありがとう」

「ひとつだけお願いしてもいいですか?」

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E.Tをやれと!(笑)

「いや、誤解があるようだが、私はそういうんじゃない」

「ううん、ううん!」

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やるんかいっ!(笑)

さすが、この姉にしてこの弟ありです。

って言うかユンジェ、これでト・ミンジュンが星に帰るっていったら、間違いなく泣いて連れて行けって駄々こねますね。(笑)

二日酔いのト・ミンジュンと念願の朝ごはんを食べるソンイ。

いや、念願叶ったのはト・ミンジュンのほう?

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「美味しい?」

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わけないですよね、この顔は。

案の定、もう汁物を作るなと言われてしまう女優。(笑)

ボクチャに言われたとおり、結婚のけの字を出させるべく、回りくどいところから攻めるソンイ。最近は管理費や電気代が高いなどとぼやいたところ、ト・ミンジュンにお金が足りないのかと言われてしまい。

そうではなく、一緒にご飯も食べて、寝ることもあるのだから、管理費や家賃を払うのは無駄な浪費ではないかと続けるソンイですが、ト・ミンジュンは要旨をわかるように話してくれと鈍感力かましてます。

もういいとむくれるソンイに、今度はト・ミンジュンから嬉しい提案。

「夜、あそこに行ってみる?」

「どこ?」

「南山タワー。行きたいんだろう?」

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「そうする? じゃあ私、おめかししていくから、ト・ミンジュンさんも最高にカッコ良くして来てね」

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かっこよくなどいまさら言うまでもないことを、などとナルシス入っていたト・ミンジュンですが。

なにやら服を新調。

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二人がデートの支度をしている間も。

元義姉をかくまってくれているセミの家を訪ねるフィギョン。
フィギョンはセミに申し訳ないことばかりだと詫びますが、そんなフィギョンにセミは兄の証人を保護しているだけだから気にしないで欲しいと慰めます。

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セミがいじらしい。

こうなってくると、もうフィギョンもセミも可哀想です。

元義姉に会い、話を聞くフィギョン。

元義姉のヤン・ミンジュは、誰の目からも立派な人物であるはずのジェギョンには、結婚当初からなにかを隠しているような感じがあったといいます。
ある時、偶然見つけてはならないものを見つけてしまったとヤン・ミンジュ。

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亡くなったジェギョンの兄の部屋でボールペンを見つけたと聞き、すぐに察しがつくフィギョン。

「なにか録音されていたんですか? もしや、長兄に関することですか?」

「ジェギョンさんはそんなものがあること自体を知りません。みつからないよう別の場所に預けておいたんです。あの時すぐに警察に届け出るべきだったのに、全て私が悪いんです。あまりにも怖かったから・・・・・・」

「どこにあるんですか、そのボールペンは?」

ヤン・ミンジュに言われたとおり、質屋からボールペンを引き取るフィギョン。

川辺に行き、緊張の面持ちで録音を聞きます。

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そこには兄ハンギョンの声が録音されていました。

『2002年2月23日。朝はチーム長クラスと会議、午後はフィギョンの卒業祝いを買いにデパートに。夜はジェギョンが話があるということでドライブに行くことにした』

その時入ってきた12年前の自分。

「兄貴、ジュース飲んで。ジェギョン兄ちゃんが持っていけって」

「おう。ありがとう」

「僕友達に会いに行ってくる。母さんと父さんも今日は会合があって遅くなるって」

「俺も後でジェギョンと出かけるんだ。今日は家には誰もいないな」

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ジェギョンがやってくる頃には、朦朧としている長兄。

「兄貴、出よう」

「ジェギョン。俺、さっきから具合が悪いんだ」

「なんで?」

「分からない。なんで酔ったみたいなんだろう」

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「酔ったみたいなんじゃなくて、麻痺してきてるんだよ、兄貴」

「え?」

「すぐ手足の力が抜けて歩くのもままならなくなり、息苦しくなって、舌が麻痺してくるよ。結局寝入ってしまうだろうし」

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「お前、なにを言ってるんだ?」

朦朧とする長兄を見つめながら、ジェギョンが淡々と続けます。

「そして、高速道路のど真ん中で発見される。飲酒運転で死んだことになるだろう」

「ジェギョン・・・・・・」

「前々から兄貴さえいなければと思ってきたんだ。すごく気に障ってたんだよ。
父さんは俺が兄貴より遅く生まれたって理由だけで、俺には何のチャンスもくれなかった」

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逃げ出そうと立ち上がるも、足元がおぼつかず転んでしまう長兄。

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『助けてくれ、ジェギョン』

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耐え難い事実を知り、苦痛に顔をゆがめるフィギョンです。

フィギョーーーン。(泣)

あんなに明るかったフィギョンが一気に悲しみ担当に。
視聴者もつらすぎます。

フィギョンが悲しみの涙に暮れている一方。

デートに出かけるこの二人。

ト・ミンジュンは出てきたソンイにしばし見とれます。

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一体何着コートを持っているんでしょう、この子は。

ト・ミンジュンは分けありげにソンイにトランクを開けてみるよう言います。

期待に胸を膨らませるソンイですが。

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新手の嫌がらせ?(笑)

そしてソンイ念願の南山タワーに到着した二人。

チョン・ソンイではないかと噂する人々を気にする様子もなく、名前を書いた鍵をかけるソンイ。

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「ここは付き合い始めたカップルのマストコースなの」

「若い子がするような真似だな」

「これ、ここに入れて」

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鍵をはこの中に入れるよう指示するソンイにト・ミンジュンは解けなくなるではないかと尋ねますが、縁が解けないよう結ぶためにしていることだとソンイは言います。

「永遠の従属。永遠の拘束。そんなところ」

鍵を箱に入れるト・ミンジュンにソンイは喜びます。

「ト・ミンジュンさん、私と結ばれたわよ。私たち、これで完全に結ばれちゃった」

あまり嬉しそうに見えないト・ミンジュンに不満を見せながら、レストランに入る二人。

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食事をしながらも、ソンイのほうはなにかスペシャルなイベントを用意してくれているのではとそわそわ気味。

そこへ、花束をもってやってくるウエイター。

ソンイはすっかり自分宛てだと思い込み、手を上げます。

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でも手前の女性宛てだったという。(笑)

しかも、ソンイ憧れの、「アイスクリームの中から指輪」演出まで。

ソンイの上げた手を見て近づいてきたウエイターに、水を頼むソンイ。
完全に不機嫌モードに突入します。
まだ半分も食べていないのに、とっとと食べて帰ろうと言い出し。

困った子!(笑)

もうちょっと中学生みたいに恋愛して欲しいと思ってしまう視聴者です。

だって、付き合って何日も経ってないのに、要求高すぎです。(笑)

帰りの車でも完全にぶーたれているソンイ。

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これってかわいくないんですけど、どうですか?

異性愛者の分際ですが、こんな女子だと結婚どころかちょっと付き合うの考え直しちゃいます。(笑)

でもト・ミンジュンはそうでもないみたいで。

「なにか気に障った?」などと聞いちゃってます。
ザ・惚れた弱み。

むくれているソンイに声をかけたところで鳴るト・ミンジュンの電話。

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ト・ミンジュンはすぐに行くと電話の相手に答えると、ソンイに先に帰っているよう伝えます。

「家に行ってて。君の家じゃなくて、うちに」

「うち? ト・ミンジュンさんのおうち?」

「そう。話があるんだ」

「分かった」

「チョン・ソンイ。すぐ行くから。待ってて」

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待ってると約束して車を降りるソンイ。

ト・ミンジュンの部屋に帰るも手持ち無沙汰なソンイは、書斎に入ります。

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いつぞや開いてみたト・ミンジュンの日記を再び手に取るソンイ。

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『新たな運命が始まっている。400年間待ってきた彗星。
三ヵ月後には私が暮らしてきた彗星に帰れることになった』

『酒に酔った女。酒癖の悪い女。傍若無人で教養のない女は大嫌いだ。
隣りにそんな女が越してきた』

時折笑顔を見せながらページを繰るソンイ。

『忘れられたくない人が出来た。
もうすぐ別の世界にいかなければならない今頃になって』

読み進むにつれ、ソンイの顔から笑顔が消えていき。

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私は今日、チョン・ソンイを失うべく自らの正体を彼女に話した。
彼女が私から逃げ出すことを、私を恐れてくれることを願いながら

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そしてとうとう、決定的なページを読んでしまうソンイ。

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今回戻る機会を逃せば、もしかしたら私はここで消えてしまうかもしれない。
遠からず・・・・・・死ぬのだろう

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どこにも行かずにソンイの傍にずっといると笑顔を見せたト・ミンジュンを思い出し、泣き出すソンイで、ラスト。

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あー、涙。

早々に知ることになりましたね、ソンイ。

回数ももうないので、知らないと困るのですが。

この回のエピローグは。

トランクの真相。

服を新調しに行ったト・ミンジュンは店員に用途を尋ねられていました。

「目上の方へのご挨拶ですか? それとも、就職の面接などでしょうか?」

「プロポーズを・・・・・・」

そしてト・ミンジュンは、婚約指輪も買っていました。

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自宅のドレッサーで鏡に向かってプロポーズの練習。

「チョン・ソンイ。ソンイさん。ソンイ」

買ってきた指輪を無造作に投げたりも。

「ソンイ。お前にこれやるよ」

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「これはないな」

自ら駄目出し。

当然です、そんな乱暴な。(笑)

そして、トランクを開けさせた時も。

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実は中にはぎっしりプロポーズ用の風船が仕込まれていました。

ソンイが目にする寸前に時間を止め、風船を飛ばしちゃうシャイな宇宙人。

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確かにガラじゃないです。(笑)

そしてレストランでは。

「食べ終わった?」

「まだ」

「早く食べて帰ろう」

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むくれているソンイに、ト・ミンジュンは心で呟いていたのでした。

『チョン・ソンイ。私はどれくらい君の傍で生きられるか分からない。
だから今から言おうとしている言葉は、言うべきではないのかもしれない。
だけど、最善をつくすよ。君の傍にずっといる』

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『それがどれくらいになるか分からないけど、最善を尽くして君を愛するよ」

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そういうことだったんですね~。

トランクのモップを取れって言った時は、どんな嫌がらせかと思いましたけれども。(笑)

とにかく一気に切なさ倍増の18話。

ラストに向けて走り出しました。

今回も動画を貼りましょう。

手始めにジャブ程度のものから。

こちら、積極的なソンイとの夜に戸惑う堅物お爺ちゃんのシーン。
最初にCMが入ります。

チョン・ジヒョンさんのあのポージングが最高です。(笑)

そして視聴者も背中がムズムズしてしまった、ソンイの甘えん坊シーン。
先に申し上げますが、破壊力、ハンパナイです。(笑)
こちらも最初にCMが入ります。

うわーーー。

やばいわ、これ!!(笑)

오글거림の極致ですね。って日本語の表現が出てこなくてすみません。
日本語だと何が最適でしょうか。寒い? サブイボ? ああ、なんか違う。

とにかく背中にゾワゾワ走りました。チョン・ジヒョンさんすごいです。(笑)

そしてこの回はなんと言っても、これですよね。

ユンジェのE.Tシーン。(笑)

お父さんと飲んでいるところから始まります。

最高!

ユンジェ、人気急上昇です。

以前の回でユンジェがE.Tを見ていたのが、こんなふうに繋がるんですね~。

ト・ミンジュンへの尊敬が溢れすぎていて、たまりません。(笑)

次は、長兄の死の真相を知るフィギョン涙のシーン。
セミの家にかくまわれている元義姉から話を聞く場面から始まっています。

ジェギョンの殺人は、これが始まりなんでしょうね。

ハン・ユラにクルーズの一室で言ったのとまったく同じ言葉。
兄を殺したことで味を占めたんでしょうか、この方法。

ちなみに「フィギョンの卒業式」は大学かと思っていましたが、高校の卒業式だったんですね。

ジェギョンがソンイを殺そうとしたことを知ってしまったフィギョン。
次々と恐ろしい真相に耐えなければならないのが哀れすぎます。

次も悲しいシーン。

ト・ミンジュンの日記を読み、彼に死が近づいていることを知ってしまうソンイのラストシーンです。

日記帳を抱きしめてすすり泣くソンイの泣き声が本当に悲しいですよね。

まさか死ぬ覚悟だなんて。
ト・ミンジュン、確かに利己的です。

動画の最後は。

幻のプロポーズシーン。

エピローグ、まいります。

というわけで、色々出揃ってきた18話。

19話の放送はもう終わっていますので、残すは今週のあと2話のみ。



なんとなく、物悲しい雰囲気にはなってまいりましたが、さてどうなることでしょう。
ハッピーエンドを望む巷の声からは早くも脅しにも似たブーイングが起きつつありますが。

私は、覚悟を決めました。

受け入れます、サッドエンディングでも。

・・・・・・って大袈裟でしたね。(笑)