みなさま。

去年の年始同様、今年もすっかり1月7日までにすませておくべきご挨拶が遅れてしまいましたが。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年恒例となりつつありますが、今日は書初めならぬブログ初めということで、年末年始に思ったあれこれを気ままに綴ってみたいと思います。

毎年年末といえば、これまでは韓国の各放送局の演技大賞を見たりして過ごしていた私。
生活拠点を移した関係で、帰省という名の苦行が私の年末年始を新たに彩ることと相成りまして。
長距離移動って、考えただけでも憂鬱になるものだったのですね。
自分がなってみて、初めて分かる人様の気持ち。(笑)

ただ、何事も気の持ちようとも申しますので。
「年末年始から小旅行できて幸せ」と脳内変換して乗り切りました。
来年の年末年始こそは南の島に飛びたいです。(笑)

1年前の年末は、『最高だ、イ・スンシン!』のmy love チョ・ジョンソクさん&IUちゃんカップルや、『職場の神(オフィスの女王)』のキム・ヘスさんがKBS演技大賞でどんな賞を受賞するか、SBS演技大賞でのソ・ジソブさんの結果など見所満載だった上にいずれの結果にも満足したのですが、2014年の年末はそうはいかず。

去る一年間、地上波ドラマはついにSBSしか観なかった私。
長距離移動もあり、リアルタイムで中継を見るのは不可能。見てもいないKBSとMBCの演技賞にはそもそも関心すらありませんでした。
tvN『未生/ミセン』の感動の渦に飲み込まれている只中でもあり、例年よりは関心がぐっと低くはあったんです。

しかも去年のSBSとくれば、ピョルクデ。『星からきたあなた』が賞を総なめする予感は、視聴者にも十分ありました。

というわけで。


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栄えある大賞は、チョン・ジヒョンさんが受賞。

まぁこれは。
キム・スヒョン君に大賞ってわけにはいかないのでしょうから、チョン・ジヒョンさんで落ち着きますよね。順当。

ということで、大賞はいいんです。

問題は、最優秀演技賞の男性部門。
ここにだけは関心ありました。
絶対「あの人」が来るに違いないだろうと信じて疑わず。

だのに。

なんでチョ・インソンさんじゃないの?!

ちょっと驚愕しました。優秀演技賞すらもらえてない。
D.O.君なんて、新人賞もらえて当たり前のレベルなのに、もらませんでした。

『神の贈り物-14日間』のチョ・スンウさんにいたっては、まるでそんなドラマがなかったかのような扱い。

いやーーー、SBSの演技大賞に、かつてない失望感。

大賞をピョルクデが持っていくのはいいとしても、最優秀演技賞ミニシリーズ編でチョ・インソンさんとチョ・スンウさんが候補にすら挙がっていなかったのは、ありえないのでは?

「あの難易度高い役の完成度から、今回はチョ・インソン」。

こうなるだろうと固く信じていましたが。

ミニシリーズの最優秀演技賞受賞者はユチョンさんでした。

『3days』、私も最後まで見ました。ストーリーは中盤から陳腐になってしまい「俳優の熱演が勿体無い」と感じさせるレベルにすら思えましたが、ユチョンさんの演技は良かったと思います。『3days』で好演していたので、舞台挨拶つきの映画も見に行きました。
なのでユチョンさんの演技がどうかではなく。

チョ・インソンさんやチョ・スンウさんクラスの方に「優秀演技大賞」などという2番手3番手めいた賞はあげられないということで、いっそなしにしたのかもしれませんが、『神の贈り物-14日間』にいたっては、本当に、誰一人、まったく受賞させていないという完無視ぶりなんですよね。
あのチャレンジングなドラマをそこまで無視するなんて、ありえない判断だと思います。確かにストーリー、肝心の終盤でまとめきれなくなってしまい、竜頭蛇尾となってしまいましたが、だからといって他に色々受賞している作品が『神の贈り物-14日間』よりも内容が優れているというわけでもないし。

なんでしょう。
海外マーケット(主には中国ですが)反応が良かった順に、お礼の意味も込めて「ピョルクデ>以下色々」という露骨な政治判断の表れと指摘する記事も見受けられましたが、本当にそんな感じがします。
なにを評価基準にしているのか、聞きたくなりますよね。

ちなみに、ミニシリーズ最優秀演技賞女性部門はコン・ヒョジンさんが受賞されてます。
これはまぁ、妥当、でしょうか?
しかし、コン・ヒョジンさんとチョ・インソンさんどちらがより難しい役柄を演じたかといえば、どう考えてもチョ・インソンさんなので、ここでも私は解せない気持ちにザラッときてしまいました。(笑)
D.O.君が新人賞的なものをもらえないのは、ナンセンスの域と言っていいと思いますし。ほんとうにガンウを演じたD.O.君、すごかったのに。

と、ここまで殆ど愚痴になってしまいました。
年末の演技大賞の結果にここまでモヤモヤしたことないです。
新年早々モヤモヤをさらけ出して、本当にごめんなさい。(笑)

なので、モヤモヤを解消し、新年を晴れ晴れとした気持ちで過ごすため、勝手に「この人がこれをもらうべきで賞」を贈呈し、自己完結を図ろうと思います。

2014年度SBSドラマ、「大賞をもらうべきで賞」を贈呈するのは、『大丈夫、愛だよ』のチョ・インソンさん!


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「最優秀演技賞をもらうべきで賞」を贈呈するのは、『神の贈り物-14日間』のチョ・スンウさん!


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「ニュースター賞をもらうべきで賞」を贈呈するのは、『大丈夫、愛だよ』のト・ギョンスさん!


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おめでとうございます!!

あー、すっきりした。(笑)
いけない遊びを始めてしまった予感。
また来年もやってたらごめんなさい。と事前に。(笑)

そしてユチョンファンのみなさま、平にお許し下さい。
ユチョンさんの演技を云々するつもりなど毛頭ございません。ネバーネバー!
本当にいい演技をしていたチョ・インソンさんとチョ・スンウさんとト・ギョンス君が演技賞から外されたのが悔しく、収まりがつかないため、妄想劇を繰り広げ、せめてもの溜飲を下げた次第にございます。なにとぞ広い心でお許しのほどを。(笑)

しかし思ったのですが。
tvNで類似の演技大賞を設けていたらどうなっていたんでしょうね。

最初から好きな俳優がいるなら、ファンとしてはその人が受賞すれば万々歳でしょうが、『未生/ミセン』の場合はもう作品丸ごとが良すぎて、ドラマのファンとしては「誰か一人に」というふうになれないですよね。
勿論グレに一番いい賞をあげたいけれども、それを言い出すとオ次長がむしろ一番じゃないかと思えてきて、いやキム代理も大賞候補だぞと。どう考えても揉めます。営業3課で揉めます。そこへ食い込むソンニュル。と、揉め事は果てしなく拡大します。(笑)

そろそろ今年最初の『未生』画像、貼ってもいいですか?

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和むわぁ。(笑)

ほんとに、ここまで全てが素晴らしいドラマがかつてあっただろうかという感じなので、改めて『未生』は類稀なドラマだったと思います。
全体的には内容のいいドラマでも、無理矢理売出し中の新人モデルやらそういう人、必ず一人は出て来ますもんね、通常のドラマは。そういう人が、『未生』にはほんの端役にすらいないんですから、すごいと思います。

『未生/ミセン』が好きすぎて、こういうのを見ただけでもときめくようになってしまい。

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一体どこで売っているんでしょう。
韓国に行ったときに、文房具コーナーで思わず探してしまいそうです。
てか、実写じゃないですけども。とうとう原作好きの人みたいになってきています。(笑)

そんなわけで、年が明けてもやっぱり『未生』の病がまだまだ深い私ですが、今年も気の向くままにドラマや映画、シプセンチなどなどを綴っていこうと思っています。

去年は年末に『未生』の衝撃波にやられてしまい、全く他のことに手も気も回らなくなってしまいましたが、本来は観た映画の感想などについて去年のうちに書いておこうと思っていたんです。
映画も気を抜いていると、次から次へといいのがやってくるので、追いつかないんですよね。

なるべく予定していたとおり映画の感想・紹介なども書きつつ、今年は韓国の本などもご紹介していければと思っています。

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しばらくは『未生』熱がさめそうにありませんが、『未生』を忘れたくない一方、また素晴らしい作品に魅了されるよう願いつつ。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

みなさまにとっても、新たに明けた2015年が実り多く幸せなものとなりますように。