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20 2018年8月
みなさま、こんにちは。
お盆を過ぎたら、急に涼しくなりましたね。
体温を超える暑さに慣れてしまったせいか、決して低くはない27、8度ほどの気温にも肌寒さを感じるこの頃。
10度も下がったのを思えば当然でもある一方で、人体の環境に対する「慣れ」の早さ、順応力の高さを実感しもします。
ただ、また台風が近づいているそうなので、大過なく過ぎて欲しいですね。
さて、今日は先月26日に韓国で放送が終わった『キム秘書がなぜそうか』を見終えての感想を記しておこうと思います。
大人気同名ウェブ漫画を題材に、原作とのシンクロ率100%と称賛され、好評のうちに幕を閉じた『キム秘書がなぜ』(邦題仮)。
全16話のこのドラマ、視聴率5.8%から始まり、最終回16話は8.7%の成績で終わりました。(いずれもニールセンコリア調べ)
正直、もっと伸びると思っていました。
始めの4話ほどを終えた時点で、少なくとも最終的に12%くらいまでいくのではと思ったのですが、蓋を開けてみるとそこまでは届きませんでした。
届かなかった原因は、視聴者としては大方予想がついています。
ということで、今日は最後までのネタバレを含みつつ、振り返ってみたいと思います。
思いっきりネタバレしますので、未見の方は大変恐縮ですがここで閉じていただくか、薄目を開けてお進みください。
と毎度変わらぬ前口上をば。(笑)
このドラマ、放送前はパク・ソジュンさんの配役に不安の声が上がっていたそうですよね。
原作漫画の絵を見ると、なんとなく分かる気がします。
パク・ソジュンさんよりも、ワイルドな感じ?
まぁ、たまたまワイルドそうな絵を切り取ってもいますが。(笑)
でも「濃い」ですよね。一重瞼のソジュン君に比べて全体的に顔が。原作はモロ美形男子なので。
とはいえ原作を知らない視聴者には何ら問題なく、むしろパク・ソジュンさんの全力投球なナルシスト演技が新鮮で、最初の2話までを見終えた時点で早々に「最後まで見るリスト」に多くの人が入れたのではないかと思います。
花粉アレルギーで花束を前にくしゃみと涙が止まらなくなるパク・ミニョンさんの演技なども初回から光っていて、とにかく主役の二人の演技が魅力的だった滑り出し。
9年務めた秘書を辞めたいとキム・ミソ(パク・ミニョン扮)に言われ、引き留めるために結婚してあげるとヨンジュン(パク・ソジュン扮)が強引に攻め続けるのが、4話まで。
ひたすら漫画チックに進む前半をピリッと締めるのは、後々絡んできそうなミソの極度のクモ恐怖症と、ヨンジュンが夜ごとうなされる怪しい女にまつわる過去。
ヨンジュンは極度の女性嫌いでミソ以外は傍に近寄らせないところがあるのですが、それにはヨンジュンに悪夢を見させる「女」の影と共に、この人にまつわる確執が絡んでいました。
ベストセラー作家モルフェイスこと、ヨンジュンの兄ソンヨン。
ひたすらヨンジュンがミソを引き留めようと猛烈アピールする傍ら、ソンヨンとミソは独自の体験を共有したことによる「絆」を感じ始めてもいました。
ソンヨンは、過去弟ヨンジュンによって誘拐事件に巻き込まれ、大変怖い思いをしたことで弟を恨んでおり、兄弟仲は最悪。
かたやヨンジュンは当時の記憶を失っていて、覚えていないことを責められ、納得いかない中で悪者にされている状況。
一方ミソは、再開発予定地区に住んでいた子どもの頃、どこかのお兄ちゃんと空き家に閉じ込められたおぼろげな記憶があり、その人をずっと心の中で探していたのですが、その「運命の人」がソンヨンだったとしり、のぼせていました。
4話から8話まではヨンジュンとミソの間にソンヨンが割り込む流れになっており、視聴者としては三角関係になってミソが揺れるには今一つ物足りないソンヨンの魅力に、残念な思いがしていたわけですが。
ここに来るまでにも、視聴者は誘拐されたのはソンヨンではなくヨンジュンではないかと疑うに足る場面をいくつも見せられていたのですが、肝心なヨンジュンは記憶がなく、なにより両親が兄ソンヨンの記憶を支えているので、それがどう覆されていくのかなかなか予測が難しかったんですよね。
加えてミソも、あの時一緒にいてくれたオッパの名前を「ソンヨン」と記憶してもいて。
ところがここで、非常に韓国的なやり方で、ヒントが繰り出されます。
8話。
ミソを呼んで、誘拐当時ソンヨンはどんな様子だったかと尋ねる母。
恐ろしい状況ながらも自分を気遣ってくれていたと聞かされ、息子の健気さに感激した母が口にした一言。
「どんな様子だったの、ヒョンは?」
これねえ。
気づかないと思うんですよね、フツーに。
ヒントが韓国人にしか通じない。(笑)
韓国語は、単語の後ろのほうに「H/ㅎ」がくると、音が抜けてアヤオヨの音であるイウン(ㅇ)に聞こえるという特徴があるんです。
例えば「ソヒョン(서현)」という名前なら実際の発音は限りなく「ソヨン(서연)」に聞こえます。
二文字の名前の後ろだけを呼ぶのは韓国では普通に行われることですが、この時母が「ヒョン(ヒョニ)はどうだった?」と聞いたことに、ミソが引っかかるのです。
「ソンヨン」でもなく「ヨン」でもなく、「ヒョン」と呼んだことに。
で9話。
車で眠ってしまったヨンジュンに、思い切って呼びかけるミソ。
「ソンヒョンオッパ」
「なに?」
本人決定~!
って、わかりにくい!(笑)
後ろにくるとHの音が消えて発音されがちな特徴を使った仕掛けですが、多分これ、字幕にした時に伝わりずらそうですよね。発音の特徴を知らないと。
ヨンジュンは、もとの名をソンヒョンといい、改名したことが判明。それでも誘拐されたのは自分ではなく兄だと頑なに主張していたのですが、10話、物語はクライマックスに向かって一気に進みます。
会社のレセプション会場でマジックショーを見ながら、出演者の赤いヒールを見てあの日自分が女に誘拐されたことを思い出すミソ。
空き家には先に連れてこられていたソンヒョン改めヨンジュンがいて。
自分が見たのは、目の前で首を吊って死んだ女の死体だったこと。
それをヨンジュンが「あれは大きなクモだ」と現実逃避させてくれていたことをすっかり思い出し、気を失うミソ。
完璧なまでのクライマックス。
正直、物語、ここで終わりました。(笑)
とてもスリリングな展開だったのですが、なにしろまだ10話。
この後どんなに頑張って付け足しても、話を引っ張れるのは12話まででしたよね。
いさぎよく、全12話で終わるべきでした。(笑)
自分が弟を意地悪から再開発地区のゴーストタウンに置き去りにしたことで、死に場所を求めていた女に空き家に誘拐されるという不運に見舞われることになり、罪の意識から当時の記憶をすっかりなくしてしまったソンヨン。目覚めてからは、逆に弟の経験を自分のものに入れ替えてしまっていました。
被害者にもかかわらず、記憶をすり替えたソンヨンから毎日責められたソンヒョン改めヨンジュンは、その苦痛から逃れるために記憶をなくしたふりをし、兄の話に合わせてその後の人生を生きることにしていました。
初めからミソがあの時の女の子だと気づいていながら、ミソに本当のことを言わなかったのは、ミソがあの時の記憶をすっかり忘れていたためだったヨンジュン。
「ヨンジュンいいやつ伝説」がえらい勢いで描かれていった11話でしたが、視聴者は「この先このドラマどーすんだろ」と、もろ手を挙げて喜べない心境にありました。
悪い予感は当たるもので、そのあとの5話は完全なる消化試合だったという。(笑)
正直、近年これほど長い消化試合を見た記憶がないです。
もうだるっだる。最後まで見なくても、見終わった気分を味わえました。
12話完結だったら、きっと視聴率二桁届いたんだろうなぁ。(笑)
ま、いいんですけどね。
最後は二人が結婚してハッピーエンドなので。
全編を通して、とにかくパク・ミニョンさんが美しい!
ひとり飛びぬけて美しかったです。
原作漫画のイメージを生かすために、かなりダイエットされて臨まれたそうです。
プロはやはり違います。
消化試合期間、だるだるの視聴者をどうにか繋ぎ止めたのが、脇を固める登場人物たちの物語。
このドラマ、主役の恋物語以外にポン課長&ヤン・チョル、キム・ジア&コ・グィナムの社内恋愛2組と「オーナーよ」のヨンジュンへの呼びかけでお馴染みのパク・ユシク&離婚した元妻の3つの恋愛模様が並走したのですが、視聴者を最も笑わせたのが、なんといってもポン課長とヨンジュン専属運転手ヤン・チョルの恋模様。
恋が芽生える過程がキョーレツです。
秘書課の親睦会に飛び入り参加した社内人気No.1のコ・グィナムに色目を使おうと胸にパッドを仕込んできたポン・セラ。ヤン・チョルと不本意ながらペアを組むことになり、ぶーたれながら宝探しゲームを行っていたのですが、途中胸元に虫が入ってしまい、払おうと出そうとするうちにパッドを掻き出すというあるまじき失態を演じてしまいます。
パッド、分厚っ!!(笑)
前を歩いていたコ・グィナムが振り返ろうとしたその瞬間、ヤン・チョルがなんと着ていた背広を地面に投げてパッドを隠すヒーロー行動!
って意味わかんないよ!!
ヒーローじゃないし!!(笑)
ポン課長、この事件がある前までは、ヤン・チョルのことでくのぼう呼ばわりしてたんですが、乙女顔に豹変し、視聴者大爆笑です。
これで一気に持って行かれたポン課長。
自分に気があることを知り、急にもじもじしだしてます。
ところがなかなかヤン・チョルが告白してくれず。
「コーラなんて飲んでる場合?」と八つ当たりしては落ち込んでいるのですが。
コーラを手にポン課長の後を追い、「必ず一人で飲んでください」と言い残して去るヤン・チョル。
「コーラが欲しくて言ったと思ってんの?」と呆れながらもポン課長が飲んでみると。
『ポン課長』
なんと浮き出てくる文字。
飲み進むと。
『カワイイです』
気を良くしてさらにゴクゴク。
『僕たち、付き合いませんか?』
「ゲフッ!!」
って、汚いから!(笑)
インタビューで読んだのですが、この時のゲップは効果音ではなく、本物だそうで。
体張りすぎです、ファン・ボラさん。(笑)
ちなみにこのドラマ、だるだるの消化試合の最中の14話。
思いがけないカメオ出演でも楽しませてくれました。
『ユン食堂2』でパク・ソジュンさんと共演したこの方。
チョン・ユミさん!
チョン・ユミさんが、役名もチョン・ユミでカメオ出演されたんですよね。
某グループ企業後継者の座を捨てて、小さなイタリアンレストランを営むヨンジュンの幼馴染役。
だるだる消化試合の、嫉妬誘発係です。(笑)
この後ミソはまんまと機嫌が悪くなり、食事をとりながらもケンカ腰になるのですが、そんなことよりも視聴者の目を引いたのは、これ。
パッサパサに固まった、パスタの麺。
このお店は、潰れます。(笑)
全16話のはずがメインのストーリーが11話で終わってしまい、視聴者の目には完全にペース配分がミスっていた『キム秘書がなぜ』。
本当に全12話にしておけばよかったのにと、そこまでの完成度が高いだけに残念ではありましたが、ヨンジュンとミソの誘拐物語が予想以上におどろおどろしかったことや、ヨンジュンが本当はめちゃめちゃいいやつだったことが分かる過程などが勢いよく描かれていて、楽しめました。
当初は兄ソンヨン役のイ・テファンさんを、ミソを揺さぶる役として物足りなく感じもしましたが、最後まで兄が絡むストーリーではなかったことを考えると、結果的にはあれくらいの軽さでちょうどよかったと思います。
漫画的な世界を再現するため、俳優の皆さんが一丸となって力を抜かない演技をしていたのが、とても好印象だったこのドラマ。
主役のお二人は勿論、脇を固めた出演者のみなさまの今後の活躍をも楽しみになる楽しいドラマでした。
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8 Responses for "『キム秘書がなぜそうか』を見終えての感想"
おはようございます。
私もちょうど見終わったばかりで、白香夏さんの感想を読みながら「ウンウン」と頷いたり「ソレソレ」と相づちを打っていました。
基本的にパク・ソジュン氏が好きなので最後まで楽しんだのは否定しませんが、ベストセラーにもなったという原作なのに、これでよかったのか?という気持にはなりました(苦笑)
作者か監督・・・映画好きなのかな?と思われるシーンがありました。
女がひとり、急に雨が降ってきたところに現れる男が自分の上着を脱いでそれを相合い傘代わりにかぶってふたりで走るというシーンですが・・・これって韓国のドラマではありがちなシーンなのかな?と思う間もなく音楽が・・・
まるっきり映画「ラブストーリー」と同じ音楽が流れたので、びっくり&笑ってしまいました。
雨の中のソン・イェジンとチョ・インソンの図、そのままで・・・(^0^;)
言葉が理解できるともっとおもしろいシーンもたくさんあったように思います。
財閥副会長の口調などはなかなか興味深く・・・社長役のカン・ギヨンとのやりとりもとっても楽しかったです。
内容はともあれ(こらっ!)好きな人にはスーツ姿のパク・ソジュンを見てるだけでも楽しめるはず?です(*^_^*)
ツッコミどころ満載のラブコメには重い謎がありましたが、それがあまりにも早く解決されたのが惜しかったですね~(;_;)
みーちゃんさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
そうでしたね、上着で雨をよけるシーン。
このドラマ、監督さんが遊び心一杯でしたよね。
やりすぎ感が出そうなところを、ギリギリ収まっている感じが全体的に絶妙でした。
私も消化試合と思いながらも最後まで楽しく見れました。
いつもなら、消化試合的な回はかなりストレスを感じるのですが、このドラマは原作がウェブ漫画のせいか、そこまで完成度を求めていない面も正直あり(笑)、大丈夫でした。
私はラブコメと見せかけてからの重たいサスペンス展開は嫌いじゃないのですが、本当にギュッと大事な謎解きを詰め込んでしまって、もう一度拾うべきエピソードも拾わず、急いで終わらせた感じがとても惜しかったです。
もしかしたら、ラブコメに戻らなければのプレッシャーがあったのかもしれませんが。
それでも楽しめましたよね!
私もパク・ソジュンさんを見るだけでも楽しめました。
秘密がなくなってからはどんどん表情も豊かになって、演じながらパク・ソジュンさんが成長している感じが良かったです。
成長しているというより、そういうふうに感じさせる実力をお持ちだったのでしょうが。
ありがとうございました。(^-^)
キム秘書のレビュー、お待ちしておりました。
>韓国語は、単語の後ろのほうに「H/ㅎ」がくると、音が抜けてアヤオヨの音であるイウン(ㅇ)に聞こえるという特徴があるんです。
このあたりの解説が本当にありがたい。
そうなんです。韓国語をわかっている前提の仕掛けが
韓国語ど素人にとって、わかりにくいどころか全く理解できず…
誘拐事件の時のヒョンがヨンジュンなのは予想がついていたので
「これが決定打になったのか」と、ただそう思って流していました。
このドラマは「キュンキュン度、笑笑度」的に見て
ラブコメとしては久しぶりのヒット作ではないかと思っていただけに
誘拐事件の謎解きをもっとうまくストーリー全体に溶け込ませてくれていたら
と残念でなりませんでした。
>当初は兄ソンヨン役のキム・テファンさんを、ミソを揺さぶる役として物足りなく感じもしましたが、最後まで兄が絡むストーリーではなかったことを考えると、結果的にはあれくらいの軽さでちょうどよかったと思います。
私も、この役だけはミスキャストだと思っていたので、
(キム・テファンさんがどうこうというのではなく、キャスティングの問題)
誘拐事件が重い割にあっさり解決してしまって
拍子抜けと同時に、ほっとした部分もありました。
ストーリーの鍵を握る誘拐事件の雑な扱いにもかかわらず最後まで楽しめたのは
やはり主役二人の溢れる魅力と、脇を固める多彩な方々の生き生きとしたキャラクターのおかげ。
「オーナーよ」のヨンジュンへの呼びかけでお馴染みのパク・ユシク(カン・ギヨンさん)。
特に気に入って見ていましたが、あの呼びかけはすごく研究されたようで、
自然に聞こえていましたが、さすがプロのこだわり!
いい演技にはそれなりの努力があることを感じました。
主役以外の恋模様もよくできていましたね。
こういう脇のラブ♡は、「それ要ります?」という場合も多々ありなのですが
このドラマはどの恋模様も気になって応援したくなるものでした。
特に、ポン課長&ヤン・チョルのラブ♡
こちらも写真付き解説をありがとうございます。
一番どうでも良さそうなのに、一番気になったこの二人。
胸パットに始まり、コーラのシーン、コピーシーンも好きでした。
一人V6(蒸し返すようですみません、気に入ってしまって)…
じゃなくて2PMのチャンソンさんもコミカルな演技お上手で驚きました。
>俳優の皆さんが一丸となって力を抜かない演技をしていたのが、とても好印象だったこのドラマ。
おっしゃる通り。
全員で全力の演技。その好印象が見終わった後の
「いいラブコメ見させてもらった」
になったのだと思います。
期待通りの解説、感想ありがとうございました。
暑中お見舞い申し上げます…と書きつつ、涼しくなったりまた猛暑が戻ってきたり。
地球温暖化の影響をひしひしと感じ、将来への不安を増すこの夏の気象です^_^;
総括、ありがとうございます。
12話エンディング説?分かります。
解決部分が終わって円満に終わるには4話残っちゃったなぁというのがみえみえの脇エピソードが続きましたね。
原作は分かりませんが、漫画は動画サイトで細切れで読みました。わたしも漫画のヨンジュンのイメージがあまりにワイルド&セクシー路線でソジュン君とは違うのでは?という違和感が時折あったのですが、ソジュン君は自分とは全く違うナルシストの役にとてもアグレッシッブに挑戦するというようなことを会見で言っていたような言ってなかったような(あやふやでスミマセン)…
見ているうちに全く違和感なく、役どころを楽しんでいる余裕さえ感じました。
ミニョンちゃんもザ・秘書ってほどタイトスカート姿が決まっていて、漫画イメージとかなり酷似と思いましたが、こちらはキリッとしすぎて、漫画のちょっと抜けた感が足りないような気もしつつ…主役二人の上手さが際立っていたドラマでしたね。
キム秘書もソ・ヒョンジン、ユ・インナと色々キャスティングがあったみたいですが、一番ぴったりだったなぁと思いました。
残り4話残ってしまったのは、ヨンジュン兄弟の確執をあまり執拗に描かなかったからかなぁと。
事件そのものが残虐で、放送上規制にならないような配慮だったかもしれませんが、もう少し事件について、両親の葛藤や、兄弟間の確執がきちんと解消されなかった印象が残りました。あんなに残虐なのに、しかもヨンジュンの体に傷跡があるのに、そんなに軽く流しちゃうのかなぁと…
まぁ弟と三角関係になってドロドロになって、過去のことをアレコレ持ち出したりしたら、ラブコメが台無しになったと思うのでその辺の演出は難しかったと思うのですが(なんか単なる視聴者と見てない自分がコワイ)
脇役のポン課長はもちろん、高貴男クン(名前の意味、ありがとうございました)と新キム秘書の恋、それなりに面白かったですが、パク社長がらみのお話はどれも可笑しく、ソル秘書は何故いつもそうなのか(彼女が秘書でいいのか私は問いたい!)、奥さんはあんなにあっさりヨリを戻していいのか?、主役二人に対抗したパロディラブシーンまで、存分に楽しませてもらいました。
ヨンジュンにこういう親友がいて本当に母さん良かったよ~と何故か母心(*^_^*)
なんだか支離滅裂ですが、久々毎週楽しみ♡なドラマでした。
わたくし事で余談ですが、ソジュン君に習いたかったスペイン語もままならぬまま、この夏バルセロナへ行ってきました。グエル公園で、私の隣を歩くカップルの男性がなんだかアン・ジェウク氏のような…声かけて間違ってたら困るしと、夜ホテルでインスタをチェックしてみたらご本人でした!
あぁ声を掛ければ良かった…西日本豪雨に寄付して下ってありがとうございました、と言いたかった!
ご本人、素敵なダンナ様の雰囲気プンプン醸し出しておられました~♬
長文コメント入れたにも関わらず、追記、申し訳ありません
カメオ、本当に豪華でした!
チョン・ユミちゃんはじめ、「この人生初めてなので」のメンバー、監督がらみ?でヨンジュン夫婦の若かりし頃のお二人…と沢山ご出演されてましたが、イェップンヌナのオンマも出てましたね!
まさかのtvNつながりとかなのでしょうか???
わが子溺愛路線のままご出演でしたね~(;一_一)
失礼いたしました。
ゆまさま
こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
本当に気候変動、危険な域に来ている感じがしますよねぇ。
夏バテされませんでしたか?
なにからお返事したらいいのかという感じですが、アン・ジェウクさん!
なんとバルセロナで袖振り合う仲に!
ゆまさま、なにか「お持ち」ですね~!
そんな経験、一生に一度あるかないか、ないか、ですよね!(笑)
素晴らしいです~。西日本豪雨の被害に寄付もされていたのですね。
アン・ジェウクさんも第一次韓流ブームの頃は日本のファンのみなさまにかなり愛されていらっしゃいましたもんね。
いや~、ほんとにゆまさま持っていらっしゃる~❤
そしてやっぱりここで反応。
ジナママ!!!(笑)
私もアドゥルラブ炸裂キャラで来たので、「出た!」と笑ってしまいました。
もうあの方は、それ以外のキャラが思い浮かびません!
若い頃のミソの両親も、確かに監督さんつながりで『この人生初めてなので』の主役二人でしたね。
ミソのお見合い相手の新聞記者も、そうですよね。
そしてそれでいうと、一番のヒットはテギョン君の『戦おう、幽霊(キスして、幽霊)』にも出演していたカン・ギヨンさんですよね!
今回の起用は本当に当たり役でした。
インタビューで読んだのですが、まさか自分にキスシーンを演じる日がくるとは思ってもみなかったとかで。
打合せ含めて元妻役ソ・ヒョリムさんと3回しか顔を合わせてないのに最後のキスシーンだったそうで、ガチガチに緊張していたんだそうです。ちょうどヨンジュンが邪魔してくれたので、本当に助かったとか。(笑)
私もあのヨンジュンの傷跡については、もう少しフォローをして、心の傷も癒しつつ、誘拐エピソードを終えるべきだったと思うのですが、急に店じまいに入った感がありましたよね。
ラブコメがシリアスすぎてはいけないと思ったのでしょうか。
だとしたら、もう充分描写が怖かったんですが。なんなら子ども泣く級でした。(笑)
私は、ありがちなラブコメと見せかけてからのミステリー展開、それも結構重め、だったので、かえって本当に楽しく見れていました。
なので、もう少し膨らませて、まいた種を拾って、丁寧に着地して欲しかったです。
11話まであれだけ書けているので、脚本家の力量不足とも思えず、となると初めからそういう配分だったのでしょうが、消化試合たっぷり4話は長かったですよね。
それでもだらだら最後の4話を見れたのは、やはり出演者の演技力のたまものでしょうか。
ただ、ミソのロッカーのお父さんのかつらは、わざとあんなにかつら感を出しているのか、漫画チックにしたくて今にもずれそうにかぶせているのか、そこだけは気になりました。(笑)
ありがとうございました。(^-^)
先ほどのコメントで
イ・テファンさんのお名前をキム・テファンさんと
書いてしまいましたm(_ _)m
ようこさま
こんにちは!お待たせいたしました!
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
先にお詫びを。
私がイ・テファンさんのお名前を間違えて書いていたのですね!
すみません。しょっちゅうこの方のお名前を間違えてしまいます。
実は「パク・テファン」とよく呼び間違えてもいました。(有名な水泳選手の名前です。笑)
あとで書き直しておきますね。
私が「ひとりV6」とふとどきな命名をしてしまったチャンソンさん、演技上手でしたよね!
私の知人は完全に新人俳優だと思ったと言っていました。
韓国アイドル、侮れません。(と言いながら私も気づかず、あんな命名を・・・笑)
今回の「ヒョン」のような仕掛けは、どうしても韓国語を理解していないと分からないですよね。
他にも、放送時に韓国で話題になっていることをキーワードで挟んだりも、韓国ドラマには多いです。
そのあたりは字幕ではフォローしきれない部分でもありますよね。
カン・ギヨンさんはパク・ユシク役で当たりましたよね!
これまでも色々なドラマに顔を出していた彼ですが、最もコスパが優れていたのではないでしょうか。
出演分量に比して、存在感の大きさったら。(笑)
最後はユシクも幸せになれてよかったです。(^^)
私もこのドラマはラブコメとして良かったと思います。
キム秘書の現実離れした美しさそれ自体漫画っぽかったですし、漫画が原作でなければ完全に描写がパワハラセクハラの域ですが、そんな難しいことを考えずに楽しめる点でも、漫画を原作にしたドラマの利点を大いに発揮したと思います。
ほんとに、ペース配分だけミスらなければ、文句なしのラブコメでした。(笑)
一緒に楽しんでくださって、どうもありがとうございました。(^-^)
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