みなさま、こんにちは。

各地で大雨の被害が相次いでいます。
たくさんの方が自然の猛威により犠牲になられており、悲しいニュースに心が沈みます。
近年、何度も起きているこうした大雨による災害。
確実に気候が変わってきてしまっているようで、恐ろしいですよね。
どうかこれ以上被害を出さないでと祈るばかりです。

さて、今日はシプセンチの続報を。
昨日、クォン・ジョンヨルさんが所属事務所を通じて今の心境を文書で公開しました。

ユン・チョルジョンさん脱退という衝撃の知らせが駆け巡ってはや1週間ほどたちました。

それまで沈黙していたクォン・ジョンヨルさんが、昨日の深夜、今回の件について公式にコメントを出されたので、今日はそれについて取り上げます。

写真の出典はクォン・ジョンヨルさんのインスタグラムより(5月2日付)。

この時はこんなに晴れやかな表情だったのね・・・・・・。(涙)

ユン・チョルジョンさんの突然の脱退発表に大きなショックを受けたファン同様、一人残されたクォン・ジョンヨルさんも多大な衝撃を受けていたことがうかがえる今回のコメント。

「二人じゃないならシプセンチじゃない」と悲しみのあまり離れていきかけていたファンの心をもう一度繋ぐにたる、誠実な言葉でその思いは綴られていました。

ジョンヨル君のコメントを受けて、日本の所属事務所であるKJ-MUSICさんが何かしら発表なさるだろうと思い、シプセンチの公式ウェブサイトを確認しにいったところ、なんとまさかのシプセンチとの契約終了のお知らせ?!

もう、2重3重にショック!

しかも拝見したところ、こうした事態になっても契約更新を望まれたのに、韓国サイドが契約満了を求めたようで。

シプセンチへの愛あふれるKJ-MUSICさんの言葉に、本気で泣きそうになりました。

こんなに愛情注いでくれた日本の事務所を、なんでやめるのよ、キミは。(泣)

もしかしたら、いきなりひとりになったジョンヨル君、今は日本での活動を考えるゆとりがないのかもしれません。

ゆとりがなくて当然という気もするので、本当に切ないです。

以下、クォン・ジョンヨルさんのコメント全文です。


권정열 입니다.
빨리 글을 써서 올리지 못해 미안해요. 너무 당황스럽고 놀라서 뭘 어떻게 해야될지 모르다가 이제야 정신이 좀 들었어요.

우선 이런 불미스러운 소식을 이토록 예고 없이, 이토록 배려 없이 일방적으로 통보하게 된 점, 아니 이런 소식을 전하게 된 사실 그 자체를 진심으로 사과드려요.
소속사 측에서 올린 글이 납득되지 않는 부분이 많았던 점도 이해해요. 그로 인해 여러분께 더 큰 상처를 드린 점도 사과드려요.

형은 탈퇴 의사를 6월말 경에 처음으로 소속사 대표 형에게만 따로 밝혔다고 들었고, 저는 7월 2일 일요일 공연이 끝나고서야 처음 들었네요.
저와 대표 형을 비롯한 직원들이 함께 더 얘기를 나누면서 만류와 설득을 반복했지만, 형은 굉장히 확고했구요.
최근 들어 예전보다 더 힘들어 했던 것 같아 형이 얘기하는 건강 상의 이유도 이해가 갔고, 개인적인 사정이 있는 것 같아 너무 답답하지만 더 자세히 물어볼 수는 없었어요. 이런 식으로 이런 상황까지 오게 되어서 너무 미안해요.

처음 이 상황을 들었을 때 저도 당연히, 그럼 이제 10cm는 정리해야 되는 거구나 라고 생각했어요.
그러나 저는 이제 확실히, 그렇게 생각하지 않기로 했어요.
저는 지금까지 10cm를 깊은 사명감과 책임감을 가지고 해왔어요. 10cm 라는 고유의 음악을 창조해 냈고, 과분하게 많은 사람들이 기대하며 들어 주고 있다는 사실에 항상 무거운 책임감을 느껴왔어요. 개인적으로 힘들지 않았다고 얘기 할수 없지만 그래서 더 행복하고 열정적으로 음악할 수 있었어요.
두명이 아닌 한명이 되는 이 시점에 팀을 정리하는 것이 더 깔끔하고 쿨하게 보일 수 있고 저도 심정적으로 그렇게 느끼기도 하지만, 저는 그것이 오히려 무책임하고 이기적인 행동이라고 생각해요. 그러면 그 10cm는 세상에서 없어지는 거 잖아요. 상황에 떠밀려서 아무것도 전달하지 못한 채.
저에게 10cm는 그렇게 가볍지 않아요. 이런 식으로 끝나는 건 생각해 본 적도 없고 하나도 안 멋있어요.
그래서 저는 지금까지 했던 것과는 비교도 안될 만큼 더 진지하고 열심히 해나가기로 마음 먹었어요. 이것이 이 상황에 제가 여러분께 할 수 있는 최고의 대답이고 예의라고 생각해요.

앨범을 들어 주세요. 제가 어떤 마음으로 노래를 만들고 이 앨범을 완성했는지 음악을 듣고 확인해 주세요. 부탁이에요.
어느 때 보다도 진지한 자세로 마음을 담아 만들고 있는 각별한 앨범이니까요. 저는 이 음악을 여러분이 듣게 하기 위해서 할 수 있는 모든 일을 다 할 거에요. 그러니까 확인해 주세요.

마지막으로, 몇몇 분들이 추측해 주신 또 다른 이유들에 대해서는 절대로 아니라고 확실히 말씀드릴께요. 그런 생각들 하게 만들어서 다시 한번 미안해요.

걱정해 주신 분들도, 솔직한 마음을 말씀해 주신 분들도 다 정말로 고마워요. 두서 없이 긴 글 여기까지 읽어 주신 것도 너무 고맙고, 진심으로 걱정해 주시고 안타까워 해주셔서 정말정말 고마워요.

건강한 모습으로 조만간 만나요. 안녕.

クォン・ジョンヨルです。
早く書いてアップできなくてすみません。あまりにも当惑し驚いてしまい、なにをどうしたらいいか分からずに過ごしていて、ようやく少し落ち着きました。

まず、こうした好ましからぬお知らせをこんなふうに予告もなしに、こんなふうに心を砕きもせず一方的に告げるに至った点、否、こうしたことをお伝えすることになった事実そのものを、心からお詫びします。
所属事務所サイドが公表した文章に納得のいかない方が多かったというのも、分かります。そのせいで皆さんをより傷つけてしまったことについても、お詫びします。

兄/ヒョン(ユン・チョルジョンさん)は脱退の意思を6月末頃に初めて事務所社長にのみ明かしたと聞いており、僕は7月2日の日曜日、ライブが終わったあと初めて聞かされました。僕と社長をはじめ、スタッフが一緒になって話し合いながら、引き止め、説得を繰り返しましたが、ヒョンの意思は固かったです。
最近は、以前にもましてしんどかったようで、ヒョンが言う健康上の理由も頷けたし、個人的な事情があるみたいなので、本当にもどかしかったですがそれ以上詳しく聞くことは出来ませんでした。
こんな感じでここまできてしまったこと、本当にごめんなさい。

最初にこの状況を知った時は、僕も当然、じゃあもうシプセンチは終わらなきゃいけないんだなって思いました。
でも僕は、今でははっきり、そんなふうに考えないようになりました。
僕はこれまで、シプセンチについて深い使命感と責任感を持ってきました。シプセンチという固有の音楽を創りあげたし、過分なことに多くの人たちが期待しつつ聞いてくれているという事実に、常に重い責任を感じてきました。個人的につらくなかったとは言えないけど、だからこそより幸せに情熱的に音楽をやれてきました。
二人ではないひとりになるこの時点でチームを終わらせるほうが、もっと綺麗さっぱりクールに見えるだろうし、僕も心情的にはそう感じてもいますが、僕はそのほうがむしろ無責任で利己的な行動だと思うんです。それだとあのシプセンチは世界からなくなるわけじゃないですか。状況に流されて、何も伝えられないまま。
僕にとってシプセンチは、そんなに軽いものではないです。こんなふうに終わると思ったこともないし、ひとつもカッコよくないです。
だから、僕はこれまでとは比較にならないほど、もっと真剣に、一生懸命やろうと心に決めました。これが、この状況で僕が皆さんに出せる最高の答えであり、礼儀だと思っています。

アルバムを聞いてください。僕がどんな気持ちで歌をつくり、このアルバムを完成させたのか、音楽を聴いて確かめてください。お願いします。
他のどんな時より真面目な姿勢で、心をこめて作った格別なアルバムなので。なので、確認してください。

最後に、何名かの方が推測していた他の理由については、絶対に違うとはっきり申し上げます。そんなことを考えさせてしまって、今一度、ごめんなさい。

心配してくださった方々も、率直な気持ちを話してくださった方々も、皆さん本当にありがとうございます。とりとめもない長文をここまで読んでくださった皆様にも本当に感謝していますし、心から心配してくれ、残念がってくださって、本当に本当にありがとうございます。

元気な姿でそのうち会いましょう。アンニョン(さよなら)。

一部の人たちが言っていた「他の理由」とは、恐らく「不仲説」ですよね。

絶対にそれではないという一言が聞けただけでも、ファンにとっては慰めになりました。

この公式コメントとあわせて読んで頂きたいのが、今回シプセンチとの専属マネージメント契約が終了したKJ-MUSICさんの文章。

4月末に行われた日本ライブ後、KJ-MUSICの社長さんとシプセンチのお二人が行っていた鼎談を、最後にアップしてくださっています。

それがもう、すごーくいい内容で。
すごーくいい内容だし、ジョンヨル君の「責任感」やチョルジョン君の「戸惑い」なんかも読み取れたりして、ことこの状況に至って読むと、たまらなく切ないです。
切ないですが、二人の人となりを知る上でもとても参考になる鼎談なんです。

リンクを貼っておきますので、どうぞみなさまもご一読ください。
契約満了を伝えるKJ-MUSICさんのリンクはコチラ、SPICEに掲載されている鼎談記事へのリンクはコチラです。

日本でシプセンチを見出してくださったKJ-MUSICさま、本当にありがとうございました。
最後の最後まで彼らを愛してくださっているのが伝わってきて、泣けました。
・・・・・・いえ、お前なにポジションだって話ですが。

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はぁ。

心にぽっかり空いた穴。

どうやって埋めたらいいのやら。

これから日本での露出がぐっと減ってしまうであろうシプセンチ。
ひとりになってしまったシプセンチ。
正直ファンのひとりとして、私も悲しみに沈んでいますが。

まずは来月に出るという4枚目のアルバムを、買うことにします。
みなさまにも、変わらずご紹介したいです。
・・・・・・紹介しながら泣きそうですが。
くーーー。(涙)