27 2011年6月
みなさま、こんにちは。
35度を越す真夏日が続いたと思ったら、ここ数日は急に肌寒く感じるほど気温が下がりましたね。
おかげで私も鼻水をすする羽目になっております。
みなさまも体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
さて、今日も花男韓国バージョンからの一曲をフィーチャーしようと思います。
ウビン先輩ことキム・ジュン(김준)さん所属T-MAXが提供する劇中挿入歌、『いけない決心』。
『いけない決心』、原題は“나쁜 마음을 먹게 해”。ハングルが出なかったらごめんなさい。
『いけない決心』はいい意訳ですよね。なんて訳したんだろうと実は気になってたんです。
韓国語には、直訳すると「心を食べる」となる「마음 먹다」という表現があり、日本語の「決心する」という意味を表します。
韓国語と日本語は互いに非常によく似た言語なのですが、こうした固有の感性、固有の情緒を表した表現に出会うと、互いの個性にハッとさせられたりします。
言葉の話が出たついでにもう少し話しますと、韓国語の表現にハッとするだけでなく、その逆に、例えば日本語を勉強中の韓国の人に言われて、なるほどと初めて気づく日本語表現の面白さなんかもあります。
例えば、「気」。
「気になる、気にする、気がかり、気に病む、気を揉む、気遣う、気まずいって、やたらに“気”のつく表現が多いのはどうしてなの?」
そう韓国の友だちに聞かれたのはかれこれ20年近く前のことですが、あの時この質問をしてくれた友達には本当に感謝感謝です。まさに、私の中で新たな扉が開かれた瞬間だったからです。
韓国語も日本語も、それこそ何も「気にせず」当たり前のように使っていた私にとっては、これは大いなる発見でした。
日本語では「気」の一文字で色んなことを表せても、韓国語はすべてがまったく別々の単語、別々の表現です。
自分でまったく自覚をしていませんでしたが、「気」を多用しても違和感のない文化の中で私は生きているんだなと初めて気づいたものです。
韓国で「決心する」ということを「心を食べる」と表現するのも、ただ「そういう慣用句だからそれはそれとして覚える」と片付けてしまうより、そんな風に表現する韓国人の情緒を想像してみたり、文化に寄り添ってみると、なんだか表現の理解にも奥行きが出てくる気がします。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、その、「悪い決心をさせる」、改め『いけない決心』。
なんだか耳に残るんですよね~。
トゥーットゥ トゥットゥットゥ~
トゥットゥル トゥットゥットゥットゥ~
パッパ~ パッパッパ~♪が。
よろしければ、そこだけ一緒に歌ってみてください。(笑)
歌詞はこんな感じで訳してみました。
ちなみにイタリックになっているのはウビン先輩担当のラップですよ!
***repeat
歌詞だけ見てると、「これ、どんなシチュエーションなのよ?!」と突っ込みたくなりますね。
なんだか分かったような、分かんないような。(笑)
要するに、彼女が浮気性で、耐えられなくなって別れようと言うつもりなんだけど、未練があってなかなか言い出せない、だから彼女に優しく好きって言ってもらえたら、全部チャラにするんだけどな、って、そういうことですか?
それって男としてどうなんだ、ウビン先輩?!(いや、ウビン先輩は関係ないですが。笑)
さて、次はウビン先輩、じゃなくて、T-MAXが実際に動画を貼り付けてみます。
こちらはさっきのバラードバージョンよりもキーの高いダンスバージョンなんだそうです。
ウビン先輩ことキム・ジュンさんが歌いだすと「キャー♡」がひときわ高まるのがオカシイです。他のお二人、結構ムッときますよね、これだけキャーに差がつくと。メンバー間の友情にひびが入ったりしたことなかったんでしょうか。(と余計な心配を。笑)
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Gyao!さんのほうでも、そろそろ花男放送に終わりが見えてきました。
今回初めてドラマを視聴される方は、早く先が見たいような、でも永遠に終わって欲しくないような、そんな気持ちじゃないですか?
ええ、分かります、分かりますとも私には。だって同類ですから。(笑)
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