みなさま、こんにちは。

本日も『アイリス2』第4話、早速まいります。

第4話にしてとうとうモノホンの18禁、韓国的には19禁シーンが登場いたしました。結構キテました。(笑)

では、早速本題に入ります。

第3話ラスト。

チョ前大統領の暗殺を企てたレイらアイリス一味。
スヨンは撃たれた腕をおしてレイに銃口を向けますが、手が震えて思うように引き金が引けません。反対にスヨンを狙うレイ。

身を挺してスヨンを守ったユゴンのおかげで、スヨンは難を逃れます。
レイに応戦し、すぐさま駆け寄るヒョヌ。

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ユゴンはヒョヌに負傷者の確認とチョ前大統領の安全を確認するよう指示します。

一方大統領府では。

秘密会談に臨んだチョ前大統領が撃たれたことを受け、大統領はチェ・ミンと側近、NSS局長を呼び、緊急会議を開いていました。

チョ前大統領は危険な峠を越えたとの側近の室長の報告に、もしかしたらこれが南北で起きる一大事の始まりかもしれないと大統領。
かつて米国は日本から真珠湾に攻撃が加えられるとの諜報を無視した。
9.11の3ヶ月前には中東のテロリストが民間航空機をハイジャックし米国を攻撃するだろうとドイツが諜報結果を米国に伝えていた。
それらと同じだと。
大統領の言葉にNSS局長は、そうした陰謀論のほとんどは事件後に作られたものに過ぎないと反論しますが、ならばペク・サンの警告も同じというのかと逆に問い返されます。

室長は、今回は偶然ペク・サンの言うとおりになったものの、重大な犯罪者である彼の言葉を100%信じるわけにはいかないと言います。

一方チェ・ミンは、金総書記死亡後、北の内部では強硬派の独自路線が強まっているとの分析を披露します。中国やロシアが強く反対してもミサイルも打ち上げた。今回穏健派であるクォン代表を暗殺したことも、それと無関係とは思えないとチェ・ミン。

今回の事態を受け、周辺国からの圧迫はより強まるだろうと大統領。混乱を鎮めるために何か措置が必要と続けます。
大統領の言葉を受け、この際NSSの機能を国家情報院に含めるのはどうかと提案するNSS局長。外部に対し、NSSを解体したかのようなジェスチャーを取るのはどうかと。

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チェ・ミンは無言のまま表情を曇らせます。

何かを企むNSS局長。

病院ではまだ意識の戻らないチョ前大統領を、軍人たちが万全に警護しています。

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南北が秘密裏に平和会談を行っていたことに対し、米国は露骨なまでの不信感をあらわにしていました。出し抜かれた体で報じるのは、日本も同じ。
NSS局員たちからは、南北が平和に向かうために開いた会談なのにそこまで非難されるのは納得がいかないといった声や、同盟国の立場で言えば事前に計画を知らせておけというのも無理からぬことだろうといった声が上がります。

そんな折、NSS局長に緊急事態が届きます。
5分前に北で核実験が行われたようだとの報告に、緊張を隠せないNSS局長。

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大統領府では地下バンカーで緊急会議が召集。

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チェ・ミンは小型核弾頭の核実験が行われたようだと報告します。
まさかとは思ったが事実だったのだなと大統領。

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NSS局長は、米朝会談に導くための「釣り」には思えないと述べます。
米国では大統領が声明を発表する予定だとチェ・ミン。日本も制裁を加え、中国も安保理の決定に同意するのではないかと展望を述べます。

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おそらく最も打撃の大きい金融制裁措置が安保理で決定されるのではないかと続けるチェ・ミン。
大統領は韓米合同司令部の緊急会議を召集するよう命じます。国家安全保障会議も2時間以内に開くよう指示。今回の事態に対し、ペク・サンから何か言質はなかったかと尋ねます。
言及はなかったものの、正確に把握するため要員をペク・サンのもとに送ったとのチェ・ミンの言葉に、顔色の変わる局長です。

ペク・サンのもとに送られたのは、ユゴンでした。

相変わらず新聞ばかり読んでいるようだと口を開くユゴン。対してペク・サンは、北のハト派のトップが消されたなと応じます。なぜ私がそれを予見できたのかが知りたくて来たのだろうとペク・サン。
ユゴンは、「新聞にアイリスのプロトコルが隠されているのでしょう」と答え、「もちろんアイリスの中でも上層部しか解読できない方法で」、と続けます。「解読方法を尋ねても答えられないでしょう。なぜならそれは、ペク・サン局長が持っている重要な武器のひとつだろうから」とユゴン。

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「僕が知りたいのは、なぜこんな時代にあえて新聞を使うのかということです」
その問いに対し、メールや携帯電話が保安に脆弱だからだと答えるペク・サン。

アイリスは諜報機関の盗聴や監視ができるようロビー活動を行ってきたが、むしろ今ではそのことが足かせになっている。
通信ネットワークに痕跡を残さずに、言葉で伝えるほうが効果的な世の中になったのだ。
これは、原始的な方法に回帰したというべきだろう。

ペク・サンが言い終えると、ユゴンはペク・サンに取引を申し出ます。
新聞にアイリスのメッセージがでるたびに、ユゴンに伝えて欲しいと。
ペク・サンは立ち上がり、それで自分が何を得られるのかと尋ねます。

今のように引き続きアイリスから守るとの答えに、自分が損する取引のようだがとペク・サン。
「そうではないことくらい、局長が一番ご存知のはずです」とユゴン。
「局長の望みは、僕を利用してアイリスと代理戦争を戦わせることでした。僕がそれに気づいたからといって、何も大きく変わりません。なぜならアイリスはNSSと韓国全体に対する攻撃をやめないでしょうし、僕たちは座してやられるわけにはいかないので」

ユゴンの言葉を無言で聞くペク・サン。

ユゴンは取引に応じたものとみなすと告げ、席を立ちます。

ユゴンを引き止めるペク・サン。

「私を特殊監獄から逃がし、隠れ家を襲撃し、パク室長を殺した者。やつに気をつけろ」

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ユゴンはその足でNSSに戻ります。
早速チェ・ミンに報告するユゴン。

核実験についてはまったく知らない様子だったととユゴンは報告します。

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ユゴンはペク・サンの持っている情報力がどの程度のものなのかを知るのが急務だとし、彼は提案に応じたと伝えます。

報告を終えて立ち上がったユゴンに、今回の核実験についてユゴンの意見を聞きたいとチェ・ミン。
ユゴンは座りなおすと、そもそも核実験が目的だったのだろうと考えを述べます。平和会談の最中に自国の代表が暗殺されたとなれば、国際社会が強く反対してきた核実験を行う名分にもなっただろうと。
おかげで韓国は周辺国から二重に非難される羽目になったと応じるチェ・ミン。
ユゴンはもしかしたら既に強硬派による穏健派の粛清が始まったのかもしれないと推論を述べます。新政権になり、穏健派に押され気味だったタカ派にとっては、これほど絶好の反撃のチャンスはないだろうからと。
狙ってやったのだとしたら、怖気たつとチェ・ミン。状況が芳しくない中ではあるものの、ハンガリーの失態で誰かは懲戒を受けなくてはならない。おそらく局長はユゴンを選ぶだろう。しばらく頭を冷やしつつ、ペク・サンと彼の周辺人物について洗って欲しいと頼みます。必要な情報があれば、個人的に送るとチェ・ミン。

一方。

ハンガリーで捉えられたヨナは。

保衛司令部に連れて行かれ、拷問を受けていました。

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逃げおおせたジュンウォンは。

「死ぬ目にあった」と軽口をたたきながら、再びカンボジアの自宅へ。

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ハンガリーからNSSに戻ったスヨンは。

自分が殺してしまったアイリスの要員のことを思い出し、苦しんでいました。
そんなスヨンの様子に気づいたのか、近づいてきたチェ・ミンはちょっと話そうと声をかけます。

スヨンでなければ自分かチョ前大統領のどちらかが撃たれていたかも知れないとユゴンから聞いたとチェ・ミン。スヨンに礼を言います。
任務を遂行しただけだとするスヨンに、だとしても自分の銃で誰かの命を奪うのは、簡単なことではないと続けます。
心を見抜かれ、ぎくりとするスヨン。

自分が最初に人の命を奪ったのはイラクの時だったとチェ・ミン。1週間は幕舎にこもりきり、何も食べられなかった。そのうち上官の命を受け、また作戦に加わり、そうこうしているうちになんともなくなった。そんな自分に、自分でも驚いたとチェ・ミン。

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事実を否定せずに受け入れろとチェ・ミン。自分が撃たなければ、自分か、もしくは自分の愛する人が相手の銃に倒れただろうと思うのがいいと。

スヨンは、スコープ越しの彼の目を見たと話します。死ぬ直前に目を合わせた相手が自分だと言うことに苦しむスヨンに、それは医師も同じだとチェ・ミン。

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医師も死ぬ直前の人と最後に目を合わせるではないかと。
笑顔を見せて慰めるチェ・ミンに、そのとおりだと弱い笑みを見せるスヨン。

・・・・・・って、全然詭弁でしょ。
殺し屋と医者が同じわけないわ。

諜報機関について扱うこの手のドラマや映画の宿命ですけど、自分勝手な正義を振りかざして人殺しを正当化するのに、ドラマの展開上とはいえむかつきます。10万人もの市民の命が奪われたのに、イラクの例とか軽々しく出さないで欲しいわ。

こういう人たちって本当にチェ・ミンみたいに自分勝手な正義に生きてるんだろうと思えて、恐ろしくなる視聴者です。

そして。

チェ・ミンの予測どおり、局長からひと月の停職を言い渡されるユゴン。

要員たちはユゴンだけが罰を受けることに、申し訳ない気持ちでいました。

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うなだれる要員たちに、休暇だと思ってこの際ゆっくり休んでくると笑顔を見せるユゴン。

チェ・ミンはヒョヌを呼び、ユゴンの件でチームが沈んでいるだろうと理解を示します。
正直に言えば、不当だと思っているとヒョヌ。上にいる人間のほうが叩かれるものだとするチェ・ミンに、そのまた上にいる人は、叩かれることはないんだろうとヒョヌは嫌味を言います。言葉にとげがあるとするチェ・ミンに、素直に謝るヒョヌ。

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チェ・ミンはヒョヌに写真を見せます。
本来はユゴンに任せるつもりだったが、一人に負担を集中させるのもいけないし、ユゴンでは人の見る目もあるのでと言います。

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これが誰だかわかるかと尋ねられ、うなづくヒョヌ。

あの時逃した男は、ハンガリーの西からカザフスタン、インド、ベトナムを経て、カンボジアに入ったとチェ・ミン。

どうやってそれを知ったのかと尋ねるヒョヌに、昔の仲間の助けを借りたとチェ・ミン。

「副局長の権限で単独任務を与えるわ。この者を連れてきて。誰にも奪われては駄目よ」

写真を緊張の面持ちで見つめるヒョヌ。

スヨンは地下の駐車場までユゴンを見送りに来ていました。

ペク・サンのいうとおり事件が起きたのに、このままでいいだろうかとスヨン。こちらの隠れ家を移すなど対策が必要ではないかとの言葉に、ひとまず局長から指示があるまで様子を見るしかないとユゴン。

休暇をもらったし、一度海に行かないかとユゴンはスヨンを誘います。

「海? 海って何だっけ?」

「だから確認しにいく必要、ありそうだろ?」

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嬉しそうなスヨンとユゴン。

近づいてくる18禁の足音。(笑)

スヨンが戻ると、ヒョヌが出張の用意をしていました。
どこに行くのかと尋ねるスヨンに、言えない規則は知っているだろうとヒョヌ。
本当はチーム長が行くはずだったんだとの言葉に、一番暇そうに見えたのだろうと軽口を叩くスヨン。お土産を忘れずにとねぎらいます。

そんなスヨンを見つめるヒョヌ。

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こちらは忍び寄る三角関係の足音ですね。

チェ・ミンは。

ペク・サンに会いに行っていました。
ペク・サンに対し、この間起きたことを伝えるチェ・ミン。なぜそんなことを聞かせるのかといぶかしむペク・サンに、外で何が起きているか知りたいだろうとチェ・ミンは揺さぶりをかけます。

仲間の中に何人か、あなたの過去を知る者達がいたとチェ・ミン。

「単刀直入に聞きます。アイリスがあなたを生け捕りにしようとするわけは、秘密軍事施設のせいではないですか? それも随分と古い」

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チェ・ミンの質問に笑みを浮かべるペク・サン。随分たくさんのことを探し当てたようだなと言います。けれどそれは氷山の一角に過ぎないと。

チェ・ミンはペク・サンに対し、アイリスの実体を教えてくれるなら、あなたの特別赦免を大統領と前向きに話し合うと取引を申し出ます。見かけよりも君は危ない人間だというペク・サンに、ほめ言葉として受け取っておくとチェ・ミン。自分は自分が正しいと信じる正義のために働くと付け加えます。一国の政府や権力者のために戦うつもりはないと。

「アイリスは、私が信じる正義に反する、最も強い敵です。手を結びましょう」

「その前に、私についてもう少し調べたほうがよかろう」とペク・サン。

「私にとっての正義は、この国、韓国だ。私が行ったすべてのことは、この国の安保のために避けて通れない事柄だった。個人の欲望のために行ったことはひとつもない」

その言葉に、アイリスと手を組んだこともかと詰め寄るチェ・ミン。それはこの国を救うために自分を最も犠牲にした出来事だったとペク・サンは答えます。

「詭弁ですね」

「君の語る正義と、そんなに違わんさ。さっき、手を結ぼうといったか? 私は既に自分が手にできる最も強力な武器を手に入れたので、君の助けは必要ないだろうよ」

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さかのぼるペク・サンの記憶。

1979年。

どこかの暗い部屋で男と対峙する若き日のペク・サン。

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男はある秘密組織についてペク・サンに語っていました。

実体を表さず、国家安保にとって最も重要な仕事をする組織。要員は政治的な判断をしない。そこにあるのは任務の成功と失敗だけだと。

その人物の言葉を受け、核物理学者を暗殺する若き日のペク・サン。

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殺されたのはキム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン扮)の両親でした。

過去の記憶にしばし浸るペク・サン。

ヒョヌはオ室長のもとに行き、ジュンウォンのモンタージュを作成していました。
チェ・ミンについて、昔のペク・サンに似ていると話し出すオ室長。固い信念で躊躇なくことを進め、自分の言ったことは絶対に覆さないと。そんな有能な人間が味方で良かったとオ室長。有能な人間は常に敵の誘惑にさらされていると付け加えます。

停職という名の休暇に入ったユゴン。

机の上にマトリョーシカを並べています。
ハンガリーでスヨンが欲しがったマトリョーシカ。

その中に、ユゴンは指輪を入れます。

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スヨンに家まで迎えに行くユゴン。
二人は海へと旅立つところです。

スヨンに持ってきたプレゼントを渡すユゴン。

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欲しがっていたマトリョーシカの品番を覚え、密かに注文したのだとユゴン。
スヨンは感激を隠せません。

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ユゴンに言われるがまま、マトリョーシカを棚に飾るスヨン。

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そうして二人は旅に出かけます。

って、指輪のこと言わんのかいっ!(笑)

そして18禁モードに突入していきます。

車で海に向かう二人。
市場により、新鮮な海産物を味見するなど、新婚さんにらっしゃいの様相です。

そしてとうとう海へ。

波打ち際ではしゃぐ二人。

まずは鬼ごっこ。

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そしておんぶ。

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なぜか腕立て。(笑)

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幸せそうな二人の笑み。

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見ているこっちが赤面です。

特に、ユゴンが奇声をあげてスヨンを追いかけるシーンが。(笑)

おしゃれなホテルの一室。なぜかバルコニーで立ち話の二人。

スヨンは無口すぎるとユゴンをなじっています。

オッパは昔から、あまりにも感情表現をしなさすぎると不満顔のスヨン。
「オッパってカッコイイ」
「誰にやられたの? 言って。私が仕返ししてあげる」
「私、オッパのこと好きみたい」
そう言ってもユゴンからは一言もなかったとスヨン。

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男が恥ずかしがり屋だと女は積極的にならざるを得ないとのスヨンがすべて言い終える前に、突然キスするユゴン。

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「誰が恥ずかしがり屋だって?」

スヨンを見つめ、もう一回。

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そして・・・・・・。

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ひゃぁあああ。

恥ずっっっ!!(笑)

かくして、朝。

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「目、開けろよ。起きてんの知ってんだぞ」

「ん~、もう~」

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って、こっちが恥ずいわ!!(笑)

イヤー、しかし。

結構、キテました。

キテたんですが。

二人のラブラブシーン、根本的な問題があることに気づきました。

このシーン、これに見えちゃった・・・・・・。

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NOーーーー!!!!(笑)

ごめんなさい!

思ったことを書きゃいいってもんじゃないです!

ほんと、ごめんなさい!(笑)

二人はユゴンの母のもとを訪ねます。

車の中でミラーを見ながら、本当に大丈夫かとスヨン。美容院でセットして、化粧も直してもらったほうがいいのではと不安げですが、鼻の下を伸ばしてユゴンは一言、「イッポ/이뻐/綺麗だよ」。

イッポって!! もう、この色惚けめ!(笑)

突然帰ってきた息子が彼女を連れてきたことに、驚きながらも嬉しそうなユゴンの母。

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二人はユゴンの部屋に入ります。

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ユゴンのアルバムを手に、見てもいいかと尋ねるスヨン。
止めてもどうせ見るくせにとユゴン。

「当然でしょ。初恋の人の写真でも隠してないか、目を皿にしてみないと」と楽しげにアルバムを開くスヨンです。

アルバムにはハ警部補との写真もありました。
おりしもハ警部補から電話だと部屋に入って来たユゴンの母。田舎なので何もないと言いながら、スヨンに焼き芋を勧めます。

二人は外を歩きながら、ユゴンの両親について話し合います。

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母が一人で寂しいのではないかとスヨン。
アルバムには父親の写真がひとつもないようだと続けます。ユゴンはだから父親の顔を知らないと応じます。ユゴンの母が結婚をせずにユゴンを産んだこと、ユゴンの父の名はユ・サンジュンであること、自分が生まれる前に父は死んだこと、母の姓と父の姓を合わせてチョン・ユゴンと叔父が名づけたことなどを話して聞かせるユゴン。
近頃では両親の姓を両方名乗る人たちもいるので、時代を先取りしたと才気ある返事をしてみせるスヨンです。

一方カンボジアに着いたヒョヌは。

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現地の情報屋からジュンウォンの住所を入手し、早速捜索を始めます。

おりしも帰宅したジュンウォンは、階下で道を尋ねている人影を見て、自分の追っ手と気づき逃げ出します。

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縦横無尽に逃げるジュンウォンを全力で追うヒョヌ。

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二人は殴りあいの死闘を繰り広げますが、さすがは特殊工作員のジュンウォン、まったく負けていません。

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ジュンウォンが勝負を制すかに見えましたが、結局はヒョヌがジュンウォンをとり押さえ。

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ジュンウォンを捕らえたヒョヌは、ジュンウォンをホテルの客室のバスタブに手錠でつなぎ、チェ・ミンに報告の電話を入れます。

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領事館に行くよう指示するチェ・ミン。
飛行機に乗せるまでは絶対に緊張を解くなと言い伝えます。
明日中に帰ると電話を切るヒョヌ。

一夜明け。

報告書を書き終え、帰国の準備をするヒョヌは、フロントから荷物が届いていると電話を受けます。
大を催して死にそうだからトイレに行かせろと騒ぎ立てるジュンウォンをおいて、フロントに向かうヒョヌ。

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ジュンウォンはヒョヌのいない隙を縫って、口の中に隠していた針金で錠を外し、ヒョヌのパソコンからハードディスクを取り出して持ち去ります。

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その場で箱を開け、ぬいぐるみが入っているのを確認し、ジュンウォンは慌てて部屋に戻りますが、既にもぬけの殻。

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ヒョヌはジュンウォンを取り逃がしてしまいます。

すぐさまチェ・ミンに電話を入れ、失敗を報告するヒョヌ。
ホテルのCCTVにも映っていないと言われ、頭を抱えるチェ・ミン。ひとまず帰ってくるよう命じ、苛立ちが収まらず歩き回ります。

一方のジュンウォンは。

自分を助け出してくれた現地の仲間に5万ドルの仕事があると言われ、気乗りしないながらも金につられて付いて行きます。

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しかし、待っていたのはパク・チョリョンでした。

ユゴンは母の用意した昼食をスヨンと取りながら、食事を終えたらハ警部補に会いに言ってくるといいます。だったら惣菜を持たせるので、よろしく伝えてほしいと母。スヨンは気を利かせ、家に残るといいます。大丈夫かと心配する息子に、取って食べたりしないと笑う母。
ユゴンは惣菜を手に、一人ハ警部補の家に向かいます。

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その時、前方になにやら怪しい影が車に乗り込むのを目撃するユゴン。

ユゴンをひき殺す勢いでアクセルを踏むその男は、なんとアイリスのあの男、レイでした。

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突っ込んでくる車の上を駆け上がってかわすユゴン。
運動神経ハンパナイです。

車から降り、銃を構えるレイ。

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ユゴンは停職中のため銃を持っていません。
容赦なく発砲するレイ。

ユゴンは家垣に身を隠します。車に乗り込み、逃走を図るレイ。ユゴンは車の屋根にダイブ。

ボンネットまで移動し、フロントグラスを素手で叩き割り始めるユゴン。

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このアクションシーン、まさか本当にチャン・ヒョクさんがやってるわけじゃないですよね?!

すごすぎる!!

結局ユゴンは車から振り落とされ、転げ落ちることに。

レイが去った後、ユゴンは猛ダッシュでは警部補の家に向かいますが、ハ警部補はすでに殺された後でした。

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呆然としながらも、殺人事件が起きたと警察に一報を入れるユゴン。

気を取り直し、なにやら部屋の中を物色し始めます。

そして見つけた箱。

中にはユゴンの赤ん坊の時の写真が貼ってありました。

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手帳をすばやく懐にしまうユゴン。

警察の調査にユゴンも立ち会います。残された指紋はすべて被害者のものだと捜査官。パソコンのハードディスクがないと付け加えます。

捜査官も引き上げ、血痕の残る部屋に一人たたずむユゴン。
自分のことを父親のようにいつくしんでくれたハ警部補のことを思い出します。

補導されたユゴンを迎えに来てくれた日。
ユゴンを苦しめるやつは私がただじゃおかないと意気込むスヨンに、ユゴンは強すぎるので、この村のゴロツキはみんな自主解散だとおどけたハ警部補。
NSSに誘われたことを報告に行った夜のことも思い出すユゴン。ここに一人で暮らすのは寂しくないかと尋ねたユゴンに、生涯独り身だったのだから、都会に行っても何も変わらないと答えたハ警部補。ユゴンは都会に行けば綺麗なおばさんに出会う可能性もあるが、ここにいたのではゼロだと冗談を言ったのでした。

涙を浮かべていたユゴンは、気を取り直しさっきの手帳を取り出します。

貼り付けられているいくつもの古い写真に目を奪われるユゴン。
そこには思いがけず、謎めいた言葉も記されていました。

「チョン・ユゴン。NSSから提案を受け、移る。運命なのか?」

「ペク・サン、アイリス・・・」

「ペク・サンがユ・サンジュンを殺害したという証拠は見つからなかった」

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ハ警部補とペク・サン、アイリス。

思いがけないキーワードの数々に愕然とするユゴンです。

そしてパク・チョリョンにつかまったジュンウォンは。

繋がれたまま拷問を受け、気を失っているヨナのもとに連れて行かれます。
急いでヨナの縄を解き、椅子に座らせるジュンウォン。

アイリスのスパイとして暗躍するNSSの職員。

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帰宅するとベッドルームに、レイが。

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なんでまたガウン?っていう。(笑)

女を抱き寄せ、髪をなでながら、ペク・サンがどこか尋ねるレイ。女はまだあそこにいると答えます。

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どうやってでもそこから出さなければならないと女に微笑むレイに、女はうなづきながら抱きつきます。

っていうか、レイは女を手なづけて仕事をさせるってことですか?
確かヨナともなんかありそうな気配でしたが。

ジュンウォンは嫌がるヨナを死ぬ前に水くらい飲めといたわり、水を飲ませます。
つかまった以上、間違ってもアイリスに帰ろうなどと思うな、帰っても消されるだけだと忠告するジュンウォンに、自分は任務に成功したのにそんなはずないとヨナ。

その言葉にジュンウォンは呆れます。
数々の拷問を受け、アイリスの事を洗いざらい喋ったと受け取られるに決まっているのに、純真なんだなとジュンウォン。その単純さがお前の魅力でもあるがと、さりげない告白も忘れません。

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ハンガリーでも自分を仲間が助けに来たとヨナ。レイが必ず自分を助けに来ると目を潤ませます。

レイだかなんだか知らないが、どれも似たような輩だと苛立つジュンウォン。自分をアイリスに関わらせるなと声を張り上げます。アイリスなど、自分たちが北朝鮮にいる限り手出しできないとジュンウォン。パク・チョリョン大将がアイリスとの接触方法さえ教えれば自分たちを守ってくれると約束したとヨナに伝えます。

その言葉に、あの人たちが欲しい情報を得たら、どの道ここでも私たちは死ぬのだとヨナ。ジュンウォンはお前には悪いが自分はこのとおり怪我ひとつないので一緒にするなと気色ばみます。

「上層部にもすでにアイリスは浸透してるわ」
「誰だ? それを吐けば助けてくれると言ってるだろ?」

必死に尋ねるジュンウォンからヨナは顔を背けます。

そしてユゴンは。

すっかり日も暮れた後、実家に戻ってきました。

庭のユゴンの気配に気づき、戸を開ける母。スヨンは既に帰った後でした。

ハ警部補は元気だったかと尋ねられ、答えにつまるユゴン。何日かしたら一緒におじさんのところに行こうと伝え、一人部屋に戻ります。

明かりもつけず、ユゴンは部屋に佇みます。ハ警部補が訪ねて来た日のことを思い出すユゴン。
NSSはやりがいあるのか、どんな仕事をしているのかと尋ねられ、スケールが大きくなっただけで警察でやってきた仕事とほとんど変わりないと答えたユゴン。
局長には会ったか? 今の局長は誰だ?
矢継ぎ早に尋ねるハ警部補に、どうしてそんなにNSSが気になるのかと問い返したユゴン。
年を取ると状況把握ができなくなってすまないと、警部補は話をごまかしたのでした。

母とともに納骨堂でハ警部補の遺骨を納めるユゴン。

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花を手向けながら、「とても寂しい方だった」と口を開くユゴンの母。生前に随分助けてもらったのに、何も返してあげられなかったと悔やみます。

「安らかに。ありがとうございました」

母の後ろでその言葉を聞くユゴンです。

そしてユゴンNSS復帰の日。

局員たちはユゴンの帰還を大歓迎します。
お互いに随分顔色がよくなったと軽口を叩き合う局員たち。
そこでNSSの暗号がすべて変更になったことをユゴンは知らされます。

ハンガリーで逃した暗殺者ユ・ジュンウォンは、脱北した北朝鮮35号室の責任者だったとヒョヌ。カンボジアまで行って捕まえたものの、ハードディスクを盗んで逃げられたと続けます。

緊張するヒョヌに、また暗号を覚えなければならないじゃないかと冗談を飛ばすユゴン。姿の見えないスヨンについて尋ねると、射撃場に行ったとの返答が。
スヨンはあの日以来、命中させることができなくなっている自分に焦っていたのでした。

ユゴンの復帰を喜ぶチェ・ミン。
働きたくてうずうずしていたのではないかと言葉をかけます。
そうでもないと答えるユゴンに、復帰早々仕事をさせるつもりだったのにと冗談を言うチェ・ミン。

ユゴンは内部のスパイを調べる方法があるとし、チェ・ミンの目を輝かせます。ただしそれには、副局長であるチェ・ミンの保安等級を借りる必要があるとユゴン。

理由を聞かないことには難しいとするチェ・ミンに、統制された情報にアプローチできるものがより大きな力を持てるとしたチェ・ミンの言葉を挙げるユゴン。裏切り者を探し出すには、全職員のログ記録を確認できる権限が必要だと言います。

しばし考え込んだ後、ユゴンに権限を貸すチェ・ミン。

来たならすぐ電話で知らせてくれれば良かったのにと電話をしてきたスヨンに、夕飯は美味しいものを食べに行こうと応じたユゴン、チェ・ミンのIDを借りて一級情報にアクセスしに行きます。

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ペク・サンの情報にアクセスするユゴン。

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ペク・サンの履歴一覧の中に見つけた「米CIA諜報活動発覚」と「ユ・サンジュン他6名 多発性銃傷により死亡」の記録。
またしても父の名を発見し、モニターを凝視するユゴン。
そんなユゴンを見つめる謎の女。

物音に気づいたユゴンは影を追い、銃を突きつけます。

銃を突きつけるユゴンと女の後姿で、ラスト。

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この影は。
なんとなくショートヘアっぽかったので、もしかしたらチェ・ミンでしょうか?

ハ警部補がアイリスのレイに殺されたりして、いきなりキナ臭くなってまいりました。

予告ではなんとユゴンがキャスト紹介にあったとおり撃たれたりして、目が離せない5話。ブーブーと文句を言い募りながらも、やっぱりこの手のものは見てしまいます。

しかし、仮に本当に予告どおり5話でユゴンが撃たれるのだとしたら、ユゴンとスヨンのラブモードは4話こっきりってことでしょうか? 
もしやそれであの濃厚さ?!(笑)

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このドラマ、ビーストのユン・ドゥジュンさんがヒョヌ役で出ているため、彼目当てに見ている中高生がかなり多いらしく、いきなりのベッドシーンにリビングが一気に気まずくなったと怒ってるお母さんブロガーも見かけました。

中高生と言わずとも、いくつになってもこういうシーンを親と一緒に見るのは気まずいですよね。勿論中には、娘のほうが恥ずかしくなるほどガン見なお母さんもいるのでしょうが。(笑)

いやぁ~、それにしても、レイ。
なにやら女たらしっぽいですが、その魅力がちっとも私には伝わってこず、敵役として実に残念です。(笑)