みなさま、こんにちは。

ため息をつきつつ、20話の感想を書こうと思います。
ほんとにスヤンは酷い! 鬼!(泣)

では、キャプチャーとともにあらすじを。

髪の毛を切って父親・スヤンに絶縁宣言したセリョン。
そのことをキョンヘ姫に告げに行きます。
キョンヘ姫は夫とともに全羅道の光州に罪人として送られることが決まっています。
父親と対峙するために宮殿を出て、寺に行くことにしたと告げるセリョン。

 

スンユは流刑に処せられたチョンジョンを見送りに出ます。兵を組織してスヤンに立ち向かうつもりだと告げるスンユに、チョンジョンはそれならば流刑に処せられているスヤンの実弟・クムソン大君に会いに行け、クムソン大君に従う兵士がまだたくさんいると耳打ちします。

 

 

 

キョンヘ姫はスンユにセリョンのことを教えます。
髪を切り落とし、父親と絶縁して寺に向かったと聞いて、ショックを受けるススンニム。

 

 

 

 

心配したスンユが寺に向かうと、セリョンが寂しそうな後姿で一人佇んでいます。
近づき、セリョンの少し短くなった髪の毛を悲しそうに手に取るススンニム。

 

 

 

スンユはセリョンに無茶をせず宮殿に戻るよう言い含めます。肉親と縁を切るなんてつらすぎる、と。
セリョンは、親を亡くしたあなたの苦しみに比べればなんでもないと健気に答えます。

 

 

 

そこへセリョンのお付の侍女、ヨリがやってきて、シンミョンたちが来たことを告げます。急いでスンユに逃げるよう促すセリョン。

 

 

 

シンミョンは明日こそ宮殿に迎えに来る、これ以上のわがままは許さないとセリョンに告げます。その様子を拳を握り締めて見守るススンニム。

 

 

 

シンミョンが去った後、つらくて涙を浮かべるセリョン。あの方にここにいてと言えばよかったと侍女のヨリに弱音を吐きます。その声を後ろで聞くススンニム。
たまらずセリョンの手をとり、自分と一緒に来いと言います。あなたが危険になると拒むセリョンに、危険になってもいいから付いて来て欲しいと引っ張っていくススンニム。
言っておきますが、20話、キャーポイントが多いです。(笑)

 

 

 

そうは言っても行くところがないので、スンユは自分とアガン親子が身を寄せる酒場にセリョンを連れて行きます。酒場の女将は嫌がり、女性たちは妬きますが、数日だけとの約束で仕方なくセリョンを受け入れます。
久しぶりに再会できて喜ぶセリョンとアガン。スンユの兄嫁もまだ仇の娘と知らないため、命の恩人としてセリョンを歓迎します。

 

 

 

翌日。
平服に着替え、酒場の仕事を手伝うセリョン。スンユと一緒に暮らせることが嬉しくて幸せでたまりません。

 

 

 

酒場の女たちはセリョンに意地悪をして山ほど洗濯物を預けます。お姫様に向かって酷いもんだとつい口を滑らせる弟分。女将は即座に反応し、本当の話なら、今すぐ姫やアガンたちを連れて出て行けとスンユに声を荒げます。
その声に驚くスンユの兄嫁。セリョンの正体を知ってしまいます。

 

 

 

険しい表情で、なぜ宮殿を出たのかと訊ねるアガンの母。父親と縁を切るつもりだったと答えるセリョン。ずっと正体を言えずにいて申し訳ないと詫びると、言えるはずがないだろうと冷たく答えるアガンの母。セリョンは自分を許さないで欲しいと頭を下げますが、むしろアガンの母は許すも何も、あなたが一番つらいに違いないとセリョンとスンユの仲を慮ります。
なんて出来た兄嫁なの。(涙)

 

 

 

スンユはかつての父の部下を探しに出た後、酒場に戻って女性たちに改めてセリョンを頼むと告げます。誰のことも信じられないと毎晩刀を抱いて座って寝るような男が、女を頼むだなんて随分変ったものだと女たちは呆れますが、その話にセリョンはショックを受けます。

セリョンの部屋に来て、疲れただろうと優しく腕を揉むスンユ。矢を受けた傷が痛まないかと気遣います。

 

 

セリョンはスンユに、さっきの女性の言葉は本当かと訊ねます。スンユは父を殺されて以来眠れないのだと告白します。誰かに寄りかかって眠れたらいいのにと思うことがあるという本音も。

それを聞いたセリョンは優しくスンユの頭を引き寄せ、なにもかも忘れて少しだけでも夢をみてくださいと頬を撫でて寝かしつけます。

 

 

 

 

ちょっとー! なんですか、この妬けるシーンは!
私もススンニムにいくらでも肩を貸したい!(笑)

こういう甘いシーンが続くと、不安になりますよね。
だって、甘いシーンで終わるはずがないですから。

シンミョンたちは必死にセリョンを探していますし、セリョンの弟が喀血して倒れたことで、父・スヤンは弟がこんなことになっているのにとセリョンへの怒りを膨らませていきます。

翌日、出かけるスンユを見送るセリョン。
まるで新妻のように襟を直してあげたりしています。

 

 

 

この甘さが恐ろしい。キャーポイントなのにこの後の不幸を予想せずにいられないのが『姫の男/王女の男』の悲しいところです。

そしてやっぱり出た、案の定!
セリョンが姫であることを酒場でも口を滑らせた弟分、今度は罠とも知らずに酒場の村を取り仕切る敵対グループのコン・チルグに飲まされ、セリョンのことを話してしまいます。
この弟分、悪人じゃないんですけど、ほんとに口もノリも軽い!

 

 

 

 

一方スンユは、飲んだくれている父の元部下を見つけ出し、自分の正体を明かします。はじめは信じなかった父の元部下・パク・フンスも、スンユが幼い頃見聞きした思い出を話すと、ようやく「トリョンニム!(坊ちゃまの意味)生きていらしたのですね!」と涙を浮かべてスンユを見つめます。

スンユはパク・フンスにスヤンを倒す計画であること、兵を集めていること、力を貸してほしいことを告げます。そして、危険が伴うので熟慮ののち返事をして欲しいと。スンユの父を亡くして以来、飲んだくれていたパク・フンスは、少し考える時間が欲しいとスンユに頼みます。

 

 

 

 

酒場では、身の危険が迫っていることも知らずセリョンがご飯を炊いています。サムチョン(叔父さん)のご飯を作っているのでしょう? とアガン。ますます新婚夫婦のようです。でもきっとこのご飯は食べられないんだろうと分かるので、幸せそうなセリョンの顔が観てて辛いです。私もコンナムファン末期症状です。(笑)

 

 

 

 

コン・チルグのタレコミにより、セリョンとスンユのいる酒場を捜索するために出発するシンミョン。

 

 

 

 

そんなこととは露知らぬスンユは、セリョンにあげる指輪を幸せそうに選びます。

そんな安物じゃお姫様は喜ばないぞと茶々を入れる兄貴に、あの人は贅沢品を好むような女性じゃないと答えるスンユ。ムキになった自分がおかしいのか、それともセリョンの喜ぶ顔を想像したのか、スンユの顔に笑みがこぼれます。

 

 

 

だから、そんな幸せシーンがくると、後がつらいんですってば。
その指輪、はめる日が来るのかしらとまたもや泣きそうになってしまいました。(笑)

シンミョンより先に酒場に戻った弟分は、また自分がやってしまったと正直に告げ、セリョンに逃げるよう伝えます。女将も大声でセリョンに急ぐようせかします。

ほどなくシンミョンたちがやってきて、大々的な家捜しを始めます。

 

 

 

 

追っ手が多く、アガンを巻き込んで逃げるわけには行かないと思ったセリョンは、自分から捉まりに行くと告げます。泣いて止めるアガンを辛そうに見つめながら、セリョンは弟分にスンユへの伝言を頼み、シンミョンのもとへ向かいます。

 

 

 

 

酒場のものを手当たり次第壊すよう命じるシンミョン。女将が歯向かうも、太刀打ちできません。そこへセリョンが姿を表し、この人たちは関係ない、自分だけを宮殿に連れて行けとシンミョンに告げますが、悪い意味で一皮向けてしまったシンミョン、セリョンの目の前でもう一度店を壊すよう命令します。
鬼です。

 

 

 

 

怒りに震えて抗議するセリョンに、キム・スンユを捕らえるまでこの店を壊しつくすと告げるシンミョン。あなたは罪のない人を苦しめるところまで我が父にそっくりだと言い捨てるセリョンに、シンミョンは姫を連れて行けと怒鳴ります。

 

 

 

メチャクチャに壊された店と涙に暮れる女将たち。スンユはセリョンがシンミョンに連れて行かれたことを聞かされます。

「私は必ずススンニムの元へ戻ります。気を落とさず、私に構わず、大意を成し遂げてください」
セリョンの残した伝言を聞かされるスンユ。

 

 

 

 

さて。いよいよ恐ろしい鬼畜のような父との対峙です。

キム・スンユの居所を吐けと脅すスヤンに、頑として口を割らないセリョン。
お前とキム・スンユを庇ったやつらを目の前で殺してやろうかと脅す父に、まだ罪のない人を殺すつもりかと睨むセリョン。血生臭い殺戮をいつまで続ければ気がすむのか、その業が自分の子どもに及ぶまで分からないのかと父に対峙するセリョンの言葉に、スヤンは怒りがこみ上げます。
そんなに親子の縁を切りたければ切ってやると告げると、スヤンは待機していた判官・シンミョンを部屋に呼びます。

 

 

 

シンミョンが部屋に入ると、スヤンは信じられないセリフを吐きます。

「これからはお前をもう娘と思わない。もうお前は姫ではない。お前とシン判官との結婚ももうない。
お前はこれからシン判官の奴卑になるのだ!」

 

は?!

 

 

 

・・・・・・ってことは?!

 

 

 

・・・・・・えぇぇえええーーーーーーーーーっ?!

 

 

 

ちょっとーーー!

そんなラスト、ありですか?!(怒!)

自分の娘を、結婚させる筈だった男の家の奴隷にするなんて!
鬼!!!

もう、この父親、絶対変態です。

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もーーー。
セリョンがシンミョンの奴隷になるなんて、身震いがします。
なまじシンミョンがセリョンに恋焦がれてきただけに、色んな方向の妄想が。(苦笑)

もー、どうなるんでしょう、21話?

って、この回も猛烈に長いですね。そして擬音語が多くてすみません。
この勢いで、ラストに向かって回を増すごとに長くなるのではと、私も自分で不安です。(笑)

あーもう、ほんと。ススンニム、早く助けに来て!