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19 2013年5月
みなさま、こんにちは。
緑も深まり、5月らしいお天気が続きますね。
というよりも、ちょっと暑いくらいでしょうか?
しばらく韓国に行っており、少しお久しぶりの更新となります。
今日は先日行ってきたトンピラン村についてアップしてみようと思います。
『優しい男』に大はまりして以来、必ず行ってみたいと思っていたトンピラン村。
あれから数ヶ月、訪問する機会が訪れました。
持つべきものは、観光地に住む友。(笑)
トンピラン村はトンヨンというところにあります。
位置でいうと、Bのあたり。
釜山へは隣りの巨済(コジェ)島を経て車でおよそ1時間程度、釜山の金海空港からは車で1時間半くらいでしょうか。
人口は約13万9千人。
朝鮮王朝時代の将軍、李舜臣(イ・スンシン 1595~1598)が堅固な要塞を築いたことで知られるトンヨンには、さすが李舜臣将軍にまつわる見所が満載です。
でも今回のメインは、トンピラン村。
市外バスターミナルから約10分ほど車を走らせ、活気あふれる鮮魚市場の上にトンピラン村を発見。
視線の上方に位置するパステルカラーの家を目にした瞬間、テンションが急上昇しました。(笑)
浮き浮きしながら道路を渡り、トンピラン村の看板を見てさらにテンションアップ。
いざ、村に足を踏み入れると、そこには予想通りの可愛らしい町並みが。
壁に村の地図が描かれています。
村はトンピラン(東の崖っぷち)の名前の由来どおり、基本的に坂道です。
とってもこじんまりした一角なので、すぐに回れてしまいます。
少し歩くと、見覚えのある壁発見!
これって、ウンギが最終回に女の子をおぶって駆け上がっていた道だ!
間違いない!(笑)
テンション駄々上がりになりつつもう一枚。
この小さな路地の上にはこの壁画。
私が行ったのは平日だったのですが、それでもかなりの人が観光に訪れていて驚きました。とにかくあちこちに人がいるので、人を写りこませないで写真を撮るのが至難の業。
ウンギの面影にテンションが上がりまくったあとは、やっぱりウンギのベーカリーを探さないと、ですよね。
ウンギのベーカリーを探す手前で出迎えてくれた、星の王子様。
星の王子様が描かれているのは、ウンギのベーカリーがあった建物の側面なんです。
階段を上がりきればウンギのベーカリーの正面が右手にくるのですが。
「悪魔のように黒く 地獄のように熱く 天使のように純粋で 人のように甘やかだ」
星の王子様の絵の中に描かれていた文字。
ウンギのベーカリーは普段はトンピラン村の売店です。
そこで売られている飲み物のメニューとともに、売り上げは村の人たちのために使われることが記されています。
壁画の街として有名になったトンピラン村ですが、今も壁画の家々にはおじいさん、おばあさんを中心とした住民の方が住んでいらっしゃるので、歩くときは静かに動かないといけませんね。
いたるところに、訪れた人たちに「静かに歩いてください」と注意を促す文字を発見します。
そう、そしてウンギのベーカリー。
ありました。
正面からの写真がなくて、本当に残念です。
翌日もまたきて写真を撮るつもりでいたので横からのショットだけなんです。
店の奥に見えるのが、『優しい男』のポスター。
ソン・ジュンギさんとムン・チェウォンさんの写真も飾ってあります。
普段は売店になっているこのお店、中には椅子があって簡単な飲み物を飲めるようになっています。
この場所が、マルがウンギを訪ねて来た場所なんですよね。
イヤー、しかし、カメラアングルが絶妙!
同じ場所なのに、映らなくていいものを映さないとこうも違うのですね。(笑)
ウンギのベーカリーを見た時点でもうすっかり目的を果たした気分になっていた私。
あまりの嬉しさにボーっとして肝心な写真をいくつか撮らずにきてしまったのですが、ウンギのベーカリーのすぐ近くにあるもう一つの売店が、実はマルの診療所だったなんて!
ここは色んなこまごましたお土産を売っていて、壁画をポストカードにしたものもありました。切手つきのポストカードを買って、下にある郵便ポストに入れることもできるんです。
おみやげ物を物色していた私、まさかここがマルの診療所とは知りもしませんでした。
ああ、なんかすっごく悔しい!(笑)
悔しさでいえば、マルがウンギにプロポーズしたベンチ。
なんならこのトンヨンの旅でそれがハイライトともいえるのに、なんと私はベンチを見逃すという不覚をしでかしてしまいました。
ベンチ~!
ウンギとマルのベンチ~!
あそこで指輪をツツツとやりたかったのに~!!!
どんだけ舞い上がってたんだって話です。(苦笑)
悔しいからマルとウンギに登場してもらって、この気持ちをなだめます。
マルとウンギのベンチを見落とすという、ありえない大ボケをかましたものの、それでも目を奪われる壁画の数々。
とっても心が和みました。
私が訪れた日は、てっぺんで工事を行っていたので一番高いところから見下ろすことはできなかったのですが、眼下に見える海の景色は本当に美しかったです。
これは、『優しい男』でも写りこんでいた赤い屋根とともに映した一枚。
どう見ても、海より屋根に力点を置いているのが、お分かりいただけたでしょうか。
はしゃぎすぎて何を撮ってるのか分からなくなっていたようです。(笑)
トンピラン村は年に一度公募展を開き、壁画を書きかえているそうですが、中には有名になりすぎて書きかえないものもあるようで。
その中のひとつが、この「スティーブ・ジョブズと住民のおばあさん」の壁画。
「ドアを閉めてくれたら・・・・・・」
とすべての観光客が心で思っていたことでしょう。(笑)
でも、この家のドアを開けるも閉めるも、主の自由です。
住民の方を最も尊重するのが、トンピラン村を見学させて頂く者の仁義ですものね。
そしていくつかの微笑ましい壁画。
そしてこれはトリックアート。
不思議ですよね。
目で見るとなんともないのですが、レンズ越しに見るといきなり3D。
トリックアートもあちこちに施されていて面白いです。
落っこちそうに見える吊り橋はみんなに人気でした。
そして大きな壁一面に描かれた、不思議の国のアリス。
そのすぐ傍には、壁画のハイライトとも言える、大きな翼の絵。
売店のポストカードにもなっている、大きな翼の絵。
ここでは子どもたちが嬉しそうにカメラに収まっていました。
小さなお子さんたちのために、ちゃんと台も用意されてるんですよね。
細かい気配りに感心。
私も人目がなければ大きな翼を背景に写り込みたいところだったのですが、さすがにお子達に囲まれて憚られました。(笑)
どんどん進んでいくと、ようやく出口のほうに。
出口と言っても、反対側からの入り口でもあります。
こちらも有名なタンポポの綿毛の壁画。
案内板も出てきました。
こうして名残惜しいながらもトンピラン村の見学が終了。
見学を終えた人たちを待ち構える商店も、ついでにパチリ。
店の名前は、その名も「壁画スーパー」です。(笑)
最高のお天気にも恵まれ、ひたすらハイテンションの中終えたトンピラン村見学。
すぐ傍には鮮魚市場もあり、新鮮な魚を買い求める地元の人たちでにぎわっていました。トンヨンの方言には独特の響きがあって、現地の人たちと言葉を交わすとさらに情が沸いてくるから不思議です。気づけばすっかり、トンヨンに住みたくなっていた私。(笑)
そうそう、トンヨンの海苔巻きについても触れておきましょう。
トンピラン村を降りてくると内湾には李舜臣将軍時代に海軍で使われていた亀甲船のレプリカが泊まっているのですが、その前にはずらりと海苔巻きやさんが並んでいます。
チュンム海苔巻きと呼ばれるトンヨンの海苔巻き。
ちなみにチュンム(忠武)は李舜臣将軍の別名であり、かつてトンヨンをあらわした地名でもあります。
1980年代から登場したというこのチュンム海苔巻き。
特徴は、ごま油を塗らない普通の海苔でご飯を巻くところです。
ご覧のとおり、具は入ってません。具の入っていないかっぱ巻きという感じです。
カクテキのキムチと、韓国で「おでん」と呼ばれる練り物をあえたものを一緒に出すのが定番です。
左手に海苔巻きを持ち、右手は長細いようじでカクテキやおでんを刺して食べるスタイル。
お味のほどは・・・・・・普通のキムパブのほうが美味しいです。(笑)
だって、味がしないんですもーーーん。(笑)
小さな島ながら、ないものがないと感じさせ、廃れた感じがまったくしないトンヨン。
活気があって小さな子どもも多く、人々にも余裕を感じます。
聞くと、確かに経済的にゆとりのある人が多く住んでいるのだそう。
海も山も景観が美しいトンヨン。
きっとまた訪れることになるんじゃないかなと楽しい予感がします。
一度は住んでみたいなぁ。
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8 Responses for "『優しい男』最終回ロケ地 トンピラン村訪問記"
こんばんは
ブログ更新しばらくされなかったのは
コレがあったからなんですね~
今、まさにmネットで「チャッカン ナムジャ」再視聴中なので
超・超・超羨ましいです~
私も行ってみたいです、トンピラン村
見どころが満載ですね。
一日で回れるんでしょうか??
てか、私がそこへたどり着けるかが一番の問題ですが
次回はベンチのリベンジですね
ベンチの話題が出ることを心待ちにしていますね
みうみうさま
こんにちは。
コメントありがとうございます。(*^_^*)
そうなんです、コレがあったからブログを書く時間が取れず。
羨ましがって下さって、ありがとうございます。(^・^)
トンピラン村は本当に小さな小さな一角なので、一日どころかさっと駆け足で回れば1時間、じっくりお茶飲んだりして回っても2時間程度で見て回れちゃうと思います。
とはいえ、私も連れを気にしなければ、ありとあらゆるところに立ち止まってジーーッと見つめていたかったので、一人で来ていたらもっと長いこと過ごせたかもしれません。(あくまでもマニアの場合、です。笑)
トンピラン村のあるトンヨン(統営)という街(市)自体、とても素敵な場所なので、トンピラン村以外の見所も満載なんですよ。
市外バスターミナルの傍に観光マップをもらえる観光案内所があるのですが、マップを見たらすべて回りたくなってしまいました。
今度また訪れる機会があったら、次こそはベンチ!リベンジしてきますね。(^.^)
ありがとうございました。
こんにちは。
お言葉に甘えてしょっちゅうコメント入れ始めちゃいました(^-^;;;
こんな記事も書かれてるんですね。しかも意外にミーハー(失礼!)なご様子で親近感涌きまくりです♡
私は普通のテレビ放送でしかドラマを見ないのでこの「優しい男」も日本のテレビでやってくれない限り見ることができません・・・。
昨日からBSで「信義」が始まって、新聞のテレビ欄を見たら二ヶ国語って書いてあったので超楽しみに録画して見てみたら字幕はないんですね・・・。
なので日本語で見てから韓国語で見直すという、それじゃなくても録画が溜まり放題なのに時間がかかってしかたないのですが、この話題作はやっぱり本人さんの声で見たい~!!!
いつもテーマと違うこと書いてしまってすみません(T_T)
私はまだソウルに2回行っただけのド素人ですが、いずれはプサン、テグ、キョンジュも行きたいと思っていました。
ここにも是非行ってみたくなりました~♡
チョ・ジヌンさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
ふふ。見抜かれてしまいましたね。
って、誰の目にも明らかだと思うのですが。はい、ミーハーなんです。(笑)
『優しい男』のロケ地に関しては、友人がそこで暮らしているのもあり、見終わった直後から絶対に行こうと思っていました。(笑)
『優しい男』、どっぷりはまっちゃう系のドラマなので、是非テレビでやって欲しいですね。
できればノーカットで。
それはそうと、『信義』。
こちら、結局日本では『信義』なのですね、『神医』ではなく。
『神医』のほうがどう考えても適切ですが、そもそもタイトルは「神医」に「信義」をかけたダブルミーニングになっているので、日本では後者を選んだということなのでしょうね。
私としてはピンときませんが・・・。
韓国はダブルミーニングのタイトルをつけがちなので、そうした作品を目にするたび、日本に入ってくる時どちらを選ぶんだろうとちょっと考えちゃいます。
まったく同じ発音ながら異なる意味を持つ単語を、掛け合わせてくる仕掛けが多いんです。
正解は併記なのでしょうが、そうするとタイトルとして美しくないので、どちらかが切られてしまうんですよね。でもそうなると、本来の意味が半分しか伝わらず。
どのみち日本向けなので、そんなに悩まなくても、という話なのですが。(笑)
ちなみにプサンに行くと、日本語を喋っている人が一杯いるような錯覚にとらわれることが、ままあるんです。
抑揚が似ているんですよね。
いつかご訪問される機会があるといいですね。(^・^)
ありがとうございました。
白香夏 様
おはようございます!
先日、何気に、武井咲さんが2年ぶりに韓国を旅する番組(BS)を見ていたら、武井さんが壁画村を訪れていて、もしや、チャッカン・ナムジャの「トンピラ村」??と思ったら、あちらは、梨花洞壁画村だったんです・・・(TT)「屋根部屋のプリンス」でもロケしたそうで。韓国にはあちこちに壁画村があるんですね!身近なところにアートがある生活、うらやましいです。私、アート大好きです^^
そう言えば、ソン・ジュンギさん、8月27日入隊されるそうですね(TT)2年ほど入隊されるそうですが、あの素敵な演技、声にしばらく会えないと思うとちょっとさびしいです。でも、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってこられることでしょう。
ムン・チェウォンさんも新しいドラマに出演されているそうで、こちらも楽しみです。
みいめさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
えーーー、ソン・ジュンギさん!!!
も~~~~、大ショックです。(>_<) この日が来るのは分かっていましたが・・・。 調べてみたら、韓国中に立ち直れない女子続出の模様です。 あぁあああああ。(涙) 長いですよ2年も! 一日も早く兵役なくなって欲しい! 平和になれ! 悲しい~~~~(:_;) 2年は長いです。つらいです。 がっくりうなだれてます。 いつも素早く情報を教えて下さって、どうもありがとうございます。 しばらく落ち込みそうです。^^;
白 香夏さん
初めまして、「優しい男」のロケ地に行きたくて~
調べていたら貴方ねブログを知りました、とても素敵な写真があり感動しました、来月、友達と統営に行きます、
写真の所を見つけられたら嬉しいですが~
譜久村苗子さま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
来月に統営にお出かけになられるとのこと、どうぞ楽しく素敵な旅になられますように。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
ありがとうございました♪
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