みなさま、こんにちは。

梅雨入りしているのを忘れてしまいそうなほど、連日晴天が続いている関東地方。
やはりお天気がいいと気分も晴れますよね。
今日はサッカー日本代表のWC出場をかけた対豪州戦が行われる日。
引き続き喉の安静が必要な私ですが、叫ばずに試合を見るのは至難の業です。(笑)

さて、今日は先週5月29日に放送されたSBSのバラエティ『ファシン~心を支配する者』より、チャン・ヒョクさんの話題をアップしてみます。

先週久しぶりに見た『ファシン』だったのですが、いつの間にかMCが変わっててビックリ。タレントのキム・グラさんとポン・テギュさんが加わる一方、音楽プロデューサーのユン・ジョンシンさんが姿を消していました。

まぁ、キム・グラさんとユン・ジョンシンさんがそろっていては、辛口が二人もいてトゥー・マッチではあります。(笑)

この日のゲストはチャン・ヒョク(장혁)さんとキム・ジソク(김지석)さん、チョン・ユミ(정유미)さん、シン・スンファン(신승환)さん。

キム・ジソクさんとチョン・ユミさんはSBSドラマ『ワンダフル・ママ』、シン・スンファンさんは『出生の秘密』にそれぞれ出演中。チャン・ヒョクさんとキム・ジソクさんは『チュノ』の共演者ですし、チャン・ヒョクさんとシン・スンファンさんも『マイダス』の共演者ですよね。
お二人ともチャン・ヒョクさんとは懇意な間柄だそうなのですが。

いやぁ、チャン・ヒョクさんは。
バラエティ番組で見かけるたびに若干ハラハラします。天然ぶりに。(笑)

見え方の違いはあれど、芸能人は基本的に自己愛の強い人たちだと思うのですが、チャン・ヒョクさんは「大真面目な俺様節」であふれていると言いますか、カッコイイ自分のイメージを崩すまいと頑張るのが透けて見えておかしいと言いますか、とにかく、数々のヒョクさま出演作をこよなく愛する私としては「大丈夫かしら?」とついつい見ながら力が入ってしまいます。
それでなくても顔の系統も似ているのに、「第二のチェ・ミンスになったらどうしよう?!」と、気が気ではありません。
って、大きなお世話ですみません。(笑)

さて、この日のチャン・ヒョクさん。

後輩男子二人からさまざまなエピソードを暴露され、相当笑わせてくれました。

マネージャーはチャン・ヒョクさんに「ヤンスリに行こう」と言われるのを最も恐れている。なぜならチャン・ヒョクさんは話が長くて、良きにつけ悪しきつけ言いたいことがあるといつも京畿道のヤンスリに泊りに行こうと誘い出すから。とか、デヴューして間もない無名時代、1999年にGODの「母上へ/어머님께」のMVに出演して注目を集め始めていたチャン・ヒョクさんが、車のエアコンから漏れてくる音をカーステレオのスピーカーから流れるBGMと勘違いし、わざわざシン・スンファンさんに「この曲めちゃめちゃイケてるだろ?」と電話をかけてきた話とか、人をわざわざ誘っておきながら自分の移動車に乗せっぱにし、お構いなく仕事のスケジュールをこなす話などなど。

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「大丈夫かしら?」と心配になる気持ち、お分かり頂けたでしょうか?(笑)

武術監督のアクションシーンに異議を唱える「越権行為」でも有名らしく、でもご本人はいたって真面目に「役を演じているのは僕ですから。僕が一番役柄を理解しているわけですから、こういう時にこんなアクションにはならないんじゃないかと、当然意見を言いたくなるわけで」と釈明。

そんなチャン・ヒョクさんをいじってやろうという番組の意図通り、次々と「疑惑」をぶつけられちゃうのがおかしかったです。
MCのキム・ヒソンさんが笑いをこらえ切れずに「風の噂その一。”そこまでアクションにこだわるのは、実はハリウッド進出を狙っているから。でも誰も呼んでくれない”。これ、ほんとですか?」と質問を繰り出すと、海よりも深いため息をついてみせたりするんです。(笑)

ため息のあと「デヴュー当時から一緒に作り上げてきてくれている先輩と、今日までずっと一緒にやってるんですが」と切り出したチャン・ヒョクさん。今でこそ意見を色々出し合える関係になったし、ハリウッド進出を目指そうというのも自分も同意したから言うことを聞いてきたのだがと前置きしつつ、その人の言うとおりにして、とあるつらい目にあったと告白します。

以下はその「つらかった告白」部分を抜き出した動画です。


チャン・ヒョク: 本当につらかったのは・・・・・・。以前“TJプロジェクト”というアルバムを・・・・・・。

キム・グラ: 知ってる、知ってる。

チャン・ヒョク: それを出した時は、本当にキツかったです。

キム・グラ: TJって何の略? テジュンの略?

チャン・ヒョク: “チームとチャン・ヒョク”の略。

TJ=Team+Jang Hyuk
なにそのネーミング~

シン・ドンヨプ: チームとチャン・ヒョク?

キム・ヒソン: “チャン・ヒョクと仲間たち”みたいな感じでつけたんですね?(笑)

チャン・ヒョク: デビューアルバムということではなく、プロジェクト・アルバムなんで、なんかこう、「僕と一緒に」みたいな感じで。

ポン・テギュ: いやでも、本当に聞いてみたかったんですけど、なんでそれやっちゃったんです?

キム・グラ: お前は『(映画)カロジギ』になんで出たんだよ? 人にはそういうことがあるんだよ。

ポン・テギュ: ああ~。

キム・グラ: そうだよ。こういうのもやってみたらどうかなって。

ポン・テギュ: それは心情として理解できる。

キム・グラ: だろ?

ポン・テギュ: それはあり得る。

完全に共感

チャン・ヒョク: 歌を歌わないわけにはいかないじゃないですか? それをやっていた頃はすごくつらい時期でもあったんですが、その先輩がその後も・・・・・・。

シン・スンファン: クックックッ。

チャン・ヒョク: なんだよ?

シン・スンファン: 少林寺の話するんですか?

チャン・ヒョク: ああ。

シン・ドンヨプ: 少林寺って?

チャン・ヒョク: その時に・・・・・・。

シン・スンファン: 先輩、全部喋っちゃうんですね?(笑)

チャン・ヒョク: 「俳優としてのイメージづくりを大衆的なメディアでやらなきゃいけないんだけど、まだイメージが形成されていない」ということで、色々作ってみたほうがいいんじゃないかと言われて。で、『火山高』という映画が終わった後、「お前は少林寺に行ったほうがいいな」って。

シン・スンファン: 人脈をたどって、少林寺とナシをつけてきたんです。

チャン・ヒョク: 5年間そこで武術を学んでこいって話になったんです。

キム・ヒソン: 実際にってことですか?

ポン・テギョン: 活動を中断して?

チャン・ヒョク: そうです、本格的に。

キム・ヒソン: それって、ここに穴を開けて、穴を7つ開けて七つの星をつける、あそこ?

シン・スンファン: ええ、そこに本当に行けと。

キム・グラ: 世界的スターになりたいなら?

チャン・ヒョク: そんな感じのことを言われて、さすがにそれは受け入れられなかったですよね。

ポン・テギュ: なぜです? 武術をやる人はみんな喜んで行きそうなのに。

チャン・ヒョク: 重要なのは武術ではなくて、僕は現場と俳優(の仕事)が好きなのに、アクション俳優になりたい気持ちは全然ないのに、そっちにいってしまうとあまりにもその色が強くなってしまうので。

ポン・テギュ: ああ~。

チャン・ヒョク: それもそうですし、中国で5年間そういう生活をするって想像したら・・・・・・。

(一同爆笑)

シン・スンファン: 先輩が少林寺の話をなさったんで僕もお話しますが、ヒョク先輩が事務所で英語を習い始めて、5、6年経ってるんですね。少林寺事件の後、僕に「スンファン、ちょっと来いよ」と呼ばれてまたヤンスリに行って話をされたんですけど、「俺は語学をやってるだろ? 考えてみろ。外国人が俺たちを見るとき、どこを見ると思う?」って訊くんですね。「よく分かりません」と答えたら、「パフォーマンスだよ」って。

(一同爆笑)

シン・スンファン: 「パフォーマンスだ。スンファン、俺たちはハリウッドに行かなきゃいけないだろ? お前も英語習ってるだろ? 他になにが必要だ?」。で僕は「パフォーマンスです」と。すると「パフォーマンスとは何ぞや? 武術だ」って。要は武術をしなきゃ駄目だって言うんです。  

チャン・ヒョクにとってのパフォーマンスとは? まさに武術

シン・スンファン: もっと笑っちゃったのは、「なぁ。俺は少林寺には行かない。俺は韓国で(ジークンドーの技を)磨くから、お前は韓国のサモハン・キンポーになれ!」って。

お前は韓国のサモハン・キンポーになれ

シン・スンファン: 「お前は韓国のサモハン・キンポーになれ!」。

ポン・テギュ: 100%マジ話?

シン・スンファン: マジ話です。「お前、瘦せたりしたら、二度と会わないからな!」って。

キム・グラ:う わぁ~。

シン・スンファン: それがあって、僕はいまも常に体形を保ってるんです。

いやぁ、笑わせてくれます、チャン・ヒョクさん。

このやり取りのあともまた大真面目に、「俳優は似たような人が多くてなにか特別な競争力を持たないと勝てないので、そういうアイテムを開発しろという意味で言ったんです」と答えてました。いえ、それはごもっともなんですが、勝手にサモハン・キンポーになれって指定するのは。(笑)

ひとしきり番組で笑わせてもらったあと、you tubeで検索してみたら、ほんとにありました。「ソ・テジと仲間たち(ソテジワアイドゥル)」を模した「TJ(チームとチャン・ヒョク)」のMVが!

以下、TJのMVより”Hey,girl”の動画です。

なんと出演は『猟奇的な彼女』で大ブレイクする前のチョン・ジヒョン!

19歳なのに大人っぽ~い!
しかも今と全然変わりません。
チョン・ジヒョン、改めてすごい!(笑)

よく考えたらこの二人、このあとも2004年には映画『僕の彼女を紹介します』で共演してますね。

いや~、このMVみたら、チャン・ヒョクさんの苦悩が若干伝わってきました。
キミは一体どこを目指してるんだ?って感じが。(笑)
しかし、この時から既に筋骨隆々だったんですね~。

なんだか珍しいものをみて得した気分です。
ともに出演していたタミー・ホンことキム・ジソクさんのエピソードも大爆笑だったので、そのうちそちらもアップするかもしれません。