みなさま、こんにちは。

今日は現在KBS2で土日に放送中の『最高だ、イ・スンシン 최고다 이순신』の話題をアップしてみようと思います。

2013年の3月9日から始まって、現在28話まで終わっているこのドラマ。
全50話なので、もう折り返し地点は過ぎています。

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やはり、あれですね。
50話もあるせいなのか、わりと物語の進み行きがゆったりめ。
見逃した回があっても結構ストーリーを把握できるので、助かっています。
「展開が遅い!」とじれている視聴者も結構いるようですが、50話の長丁場でジェットコースターやられたら、私は間違いなく脱落します。(笑)

長丁場のドラマはほぼ見ないのですが、『最高だ、イ・スンシン』はナプトゥギことチョ・ジョンソクさん見たさに見始め、意外にも飽きもせず楽しんで見続けています。

今日は28話までのストーリーを登場人物紹介とともに少し書いてみます。

完全に28話までネタバレしていますので、ご了承ください。

まずはIU扮する主人公イ・スンシン。


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3姉妹の末っ子として両親の愛を受けて育ったものの、才色兼備な姉たちに比べると勉強も容姿もイマイチ、卒業後も就職が決まらないなど、パッとしない女の子です。視聴者は第2話にしてスンシンが実は捨て子だと早々に知らされるのですが、当のスンシンがその事実を知らされるのは、つい最近、ちょうどドラマ折り返しの頃です。
「タレントにしてやる」と騙されて借金を背負わされ、それを返すために詐欺師と会った店でアルバイトを始めるスンシン。騙した男と同名の男にまたタレントにしてやると持ちかけられ大いに疑いますが、本当に芸能事務所の社長。借金返済のために契約金をもらい、しぶしぶ俳優養成レッスンを受けるうち、本当にやりたい気持ちになり、母親の猛反対に悩みながらも頑張るスンシンですが、レッスンを受けていた女優ソン・ミリョンに突然冷たくされたり、シン社長が自分をスカウトしたのは別れた彼女ヨナと賭けをしたためだったことを知り、失意のうちに夢を諦めます。
アルバイトも辞め、職探しをしている最中、突如母から出生の秘密を知らされ、生母がソン・ミリョンだと知ってしまうスンシン。身勝手なソン・ミリョンがスンシンを引き取って女優に育てたいと言い出し、不可抗力で応じたツーショットのインタビューを勝手にテレビ放映させたため、姉たちとの関係もガタガタになり、目下人生大混乱中。

そしてもう一人の主役。チョ・ジョンソク扮するシン・ジュノ。

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現在は新進気鋭の芸能事務所社長。かつては無名のシンガーソングライター。
父親の意に背き医師にならなかったため、父親とは犬猿の中。かつて自分を捨てた人気女優のチェ・ヨナを見返し、自分の事務所に所属させてあわよくばヨリを戻そうと願っていた矢先、たまたま目に入った女の子(スンシン)を有名俳優に育てられたら事務所を移ってもいいとヨナに言われ、ミッション・インポッシブルな賭けを実行に移します。
事務所の所属俳優ソン・ミリョンにスンシンの個別レッスンを頼み、芸能界デビューを目指す過程で、スンシンに本当に才能がありそうだと感じるジュノ。スンシンの人柄にも魅力を感じていきますが、自分がヨナと交わした賭けをソン・ミリョンにばらされ、傷心したスンシンに去られてしまいます。
いつしかヨナよりスンシンに心が傾いてしまったジュノ。やり直したいとのヨナの言葉にも、もはや喜びは感じません。出生の秘密を知ったスンシンがこれ以上傷つかないよう人一倍気にかけ、いつもスンシンのことを考えているのですが、スンシンにその気持ちはなかなか届きません。

スンシンたち三姉妹の母キム・ジョンエ。
「韓国の母」と呼ばれるコ・ドゥシムが扮しています。

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慈愛に満ちた優しいお母さん。夫が連れ帰った「捨て子」のスンシンを我が子として育て、人一倍可愛がります。姉たちに比べてなかなか花開かないスンシンを応援すべく、芸能界入りを後押ししたばっかりに、詐欺に遭う羽目に。夫が突然交通事故で亡くなり、遺品を整理する過程で夫が初恋の人と写した写真を目にし、写真の女性が巻いていた赤いマフラーがスンシンが拾われてきた時にくるまれていたものと同じであることに気づくジョンエ。捨て子ではなく、夫と写真の女性との間の子どもだと思い込み、人が変わったように荒れてスンシンにもつらく当たりますが、次第に本来の母の姿を取り戻します。
ところが産みの母である女優のソン・ミリョンが身勝手に隠し子の事実を公にし、スンシンを引き取って女優への道をサポートすると言い出したため、スンシンを取られてしまうのではないかと苦しんでいます。

スンシンの産みの親、女優ソン・ミリョン(イ・ミスク扮)。

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不遇な幼少期、少女時代を経て、トップ女優にのし上がったソン・ミション。プロフィールに偽りの多い人生を送っています。不遇な自分に優しくしてくれたチャンフンに思いを寄せていましたが、チャンフンの母の大反対で別れた経緯があります。自分が産んだ女の子をチャンフンに預け、何事もなかったように女優人生を生きていましたが、引っ越した先でチャンフンに偶然再会。子どものことを口外しないよう頼むべく、会員制のバーに呼び出した夜、酔っ払って車に轢かれそうになり、かばったチャンフンが代わりに轢かれて死んでしまいます。
事務所社長のジュノの頼みでスンシンに演技指導する中で、なぜかスンシンに懐かしさを覚えるソン・ミリョン。いち早く演技の才能に気づきますが、スンシンがチャンフンの娘と知ったあとは手のひらを返したように冷たくする利己的な女性です。記者に隠し子のことを嗅ぎ回られ、捨てた子どもの行方を追う過程でスンシンに行き着き、自己保身のために先手を打って自ら事実を公表。ジョンエへの対抗心からスンシンを自分が引き取ろうと画策中です。

スンシンの2番目の姉、ユシン(ユ・インナ扮)。


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ズバリ、憎まれ役。仕事もできる美人ですが、性格がすこぶる悪いです。
出来の悪いスンシンをいつも苛めるのは、捨て子の妹が両親に自分以上に愛されて育ったことを妬んでいるため。いつもギャンギャンわめき、一途に思ってくれる幼馴染のチャヌのことも大事にしません。
スンシンが単なる捨て子ではなく、父親の不倫の結果生まれた子だとご多分にもれず思い込んでいるユシン。面と向かってそのことをスンシンに当たるなど、キツイ役どころです。

ユシンを一途に愛する美容皮膚科の医師、パク・チャヌ(コ・ジュウォン扮)。


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殆どの視聴者が「あんなユシンのどこがいいの?」と憤慨しているであろうことなど一向に構わず、幼馴染のユシンを思い続ける優しいチャヌ。非の打ち所のない息子として母親に溺愛されています。スンシンの初恋の人であり、スンシンの親友チャンミの兄でもあります。今は病院長の娘でジュノの妹であるイジョンに付きまとわれ、ありがた迷惑の只中にいます。
自分との関係を家族に明らかにせず、別れようとばかりするユシンに結婚したいと告げますが、ユシンの心は頑なです。

優しい長女、ヘシン(ソン・テヨン扮)。

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優等生タイプで心優しいスンシンの上の姉。同僚と結婚し、香港赴任に同行しますが、夫の浮気で離婚、実家に子連れ帰国。初めの頃は離婚の事実を打ち明けられずにいました。
近所のベーカリーで店長を勤めるソ・ジヌクに淡い思いを寄せられ、まんざらでもないヘシンです。

そのベーカリーの店長、ソ・ジヌク(チョンウ扮)

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激昂しやすい性格が災いし、刑務所暮らしを経験したことは秘密です。
そこで習った技術を生かして、現在はムショ仲間とともにベーカリーの雇われ店長を勤めています。
近所に住む美人のヘシンをなんとなく気にかけるうちに、今ではすっかり好きになっていますが、高嶺の花と諦めています。目下スンシンの家の離れにある地下室に下宿中。

三姉妹の祖母、シム・マンネ(キム・ヨンリム扮)。


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ガミガミと嫌なことをたくさん言うおばあちゃん。捨て子のスンシンにはずっときつく当たってきました。人の良すぎる嫁に対しても、人並みに嫁いびり。
スンシンがかつて自分が反対した息子の恋人ギョンスクと息子との間の娘だと聞かされからは、いびっていたスンシンに同情半分肉親の情半分と、実に分かりやすいおばあちゃんです。

シン・ジュノの妹、イジョン(ペ・グリン扮)。

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女優になりたいと留学先のアメリカから帰ってきたものの、裏で父親とタッグを組んでいるソン・ミリョンにレッスンで厳しくされ、一緒に授業を受けるスンシンに八つ当たりするなど、精神年齢の幼いワガママ娘です。
父親にクレジットカードを止められ、クラブでお金が払えず困っていたところを助けてくれたチャヌに一目ぼれし、彼女がいると知りながらあの手この手で攻略中。
要するに、邪魔者キャラです。(笑)

スンシンのバイト先の店長、キム・ヨンフン(イ・ジフン扮)。


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ジュノの大学の先輩でよき理解者。ジュノの会社と同じビルの2階でカジュアル・イタリアン料理店の店長を務めています。ジュノがスンシンを元カノのヨナを振り向かせるために利用していることを初めから知っていて、そのことを苦々しく思っているため、スンシンには優しく人間的に接します。いつも励まし、応援してくれる店長にはスンシンも信頼を寄せています。
店長自身も成人になって養子だと知らされ、深いダメージを受けてきたことが最近明らかに。それだけに、ジュノからスンシンの身の上を聞かされてからは、一層親身になっていきます。
これがラブかどうかは、まだ不明。
ちなみに勤めているお店は、広告も兼ねてのチェーン店「ブラック・スミス」。

チャヌの母でジョンエの友人、チャン・ギルチャ(キム・ドンジュ扮)。


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チキン屋を切り盛りするギルチャは歯に衣着せずものを言うタイプ。
容姿端麗で頭脳明晰な優しい息子を溺愛し、どんな素敵な女性と結婚するか楽しみにしていますが、息子がまさかのユシンに結婚しようと路上で言っているのを目撃してしまい、心中穏やかではありません。

ギルチャの夫、パク・ポンマン(ソン・ミニョン扮)。


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スンシンたち三姉妹の父チャンフンとは田舎の先輩後輩の間柄。チャンフンが不慮の事故で亡くなった後も、変わらず一家のことを気にかけています。かつてチャンフンがギョンスクと付き合っていたことは勿論、ギョンスクがチャンフンにスンシンを預けたことも知っていますが、チャンフンが不倫の末子どもをもうけるような人間ではないと信じています。

スンシンの親友、パクチャンミ(カウォン扮)。


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スンシンの幼馴染で一番の親友。ミーハーな性格で、スタイリストの仕事をしています。

シン・ジュノとイジョンの母、ユン・スジョン(イ・ウンギョン扮)。


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個人病院の一人娘として育った根っからのお嬢様で、気立てがよく世話好きです。まさに、恵まれて育った者のゆとりを万事において備えた人物。女優ソン・ミリョンとは年下の友人として親しい関係にありましたが、女優志望の娘イジョンにミリョンが不必要なまでに厳しく接したため、夫の差し金と知らずわだかまりが生じていきます。友情にほころびが生じ、ソン・ミリョンに降りかかるトラブルを内心喜ぶようになっている自分には、まだ気づいていません。

シン・ジュノとイジョンの父、シン・ドンヒョク(キム・ガプス扮)。


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シン院長。病院長の娘と結婚したことで、逆玉に乗ったと見られることが一番耐えられません。譲り受けた病院を大きな美容皮膚科クリニックに発展させ、病院長を務めています。自分の思い通りにならないと気がすまないマンマンな性格で、意に背き芸能関係の道に進んでしまった息子ジュノとは折り合いが悪いながらも同居中。「芸能人の嫁を連れてきたら許さない」が口癖です。
妻の親友、ソン・ミリョンのこともとても毛嫌いしているのですが、娘イジョンにわざと厳しくレッスンし、女優を諦めさせてあげるとミリョンが約束して以来、丁寧に接するようになります。
ソン・ミリョンから秘密を打ち明けられても、深入りせず常に淡々と応じています。

スンシンたち三姉妹の父、イ・チャンフン(チョン・ドンファン扮)。


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思慮深くて優しい夫であり、父であり、息子。身よりなく育った妻ジョンエをことのほか大事にしてきました。常に娘たちを応援する父でしたが、ジョンエがスンシンに俳優養成講座を受けさせようとした時だけは猛反対。絶対に俳優だけは駄目だと血相を変えます。事故で亡くなったあとスンシンが女優ソン・ミリョンの娘だと知られてからは、裏切られた妻から深い恨みを買っています。
ただし、スンシンの実父ではないと、28話を終えた現段階で匂わされてます。

以上が人物紹介と28話までの各々のストーリー。

目下、視聴者が一番気になっているのは、ズバリ、スンシンの実の父は誰か。
なにやら巷では、シン院長説が有力?!

NO~~~~~!!! 

それはやめて! それだけはやめて!

シンデピョ(シン社長)とスンシンが異母兄妹だなんて、つらすぎる~~~!

というわけで、私は間違いなく「第三者」が登場すると信じています。
信じたいです。信じるものは救われる。ええ、間違いない。

さて。そんなわけで。

シン・ジュノ。

言わずと知れた『建築学概論』のナプトゥギですが。

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どんどんナプトゥギじゃなくなっていってます。(そりゃそうだ)

ナプトゥギの姿を期待して見始めた視聴者にとっては、どんどんスタイリッシュになっていってしまうナプトゥギ、もとい、シン・ジュノ、もしくはシンデピョ(シン代表、つまりシン社長の意)に、戸惑いを禁じえないんです。ナプトゥギの影を探してしまうんです。つい笑わしてもらいたいと思ってしまうんです。無意味に手をすり合わせて欲しいと期待してしまうんです。期待してしまっていたんです。

なのに彼ったら微妙にすかしてる。

ナプトゥギの影を徐々に潜めていく。

ナプトゥギは? ナプトゥギはどこ? ねえ、どこなの?

視聴者のそんな視線を、ある日を境に彼は自力で克服しました。
少なくても若い女子にとっては(ええ、若さとはまさに相対的なもの)、彼がナプトゥギではなくシンデピョに見えるようになる、決定的な瞬間を作り出したのです。

それが、こちら。

「なんだよ、お前、こんなにすりむいちゃってるじゃねーか」

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「イジョンのやつめ、ただじゃおかない! スンシンに怪我させやがって!」

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「大丈夫か? 早く良くなれよ」

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えー。セリフはテキトーにつけました。(笑)

ぶっきらぼうに接しながらも、「賭けだから」ではなく、本当にスンシンに役者としての才能と魅力をジュノが感じ始めた矢先、妹イジョンに喧嘩を仕掛けられ、おでこに怪我をしてしまったスンシン。

イジョンではなくスンシンを心配し、怪我の様子を覗き込み、薬局に駆け込んで買ってきた薬を慣れない手つきで塗りつけるジュノの姿に「いや~ん、シンデピョ~~~~♥♥♥」と一気になぎ倒された視聴者女子続出のシーンでした。

・・・・・・え? そんなんで単純すぎるだろ?

ええ単純ですが、なにか?

って、誰にでもなぎ倒されすぎじゃないか疑惑も、払拭できませんが。(笑)

ともあれ。
上記のシーン以来、視聴者女子はてぐすね引いて待っているんです。
ジュノとスンシンがloveなラインで結ばれる日を。
「シンデピョ~~~~♥♥♥」と思い切り身をよじる日を。
なんならスンシン以上に心の構えが出来てるんです、視聴者の私たち。

だのに。

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ジュノのロンリーダンシング。

って、ちょっとーーーー。

スンシン! ジュノssi、もしくはシンデピョにも、笑顔を向けなさいよ!

店長も、邪魔~!

とイライラさせられること、山の如しです。(笑)

目下視聴率が29%で、30%の大台をなかなか超えられないと芸能記事にやいのやいの書かれていますが、私としてはナプトゥギを演じたチョ・ジョンソクさんがこんなにキャピッとさせてくれているだけで、もう全然問題ナッシングです。元取った上におつりがきた気分です。
だって。ナプトゥギにキャピッとくるなんて、期待していなかったので。(笑)

これで二人にloveがきたら、視聴率30%越えは間違いないですね。

だから、異母兄妹だけは絶対やめて~~~~~~。(笑)

さて、おしまいに。
私がこのドラマを見始めた当初から思っていることを。

「ブラックスミス」の店長さん。

ドラマでは最近ヨンフンssiと呼ばせる作戦に出ているようですが、なにはともあれ、店長さん。

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邪魔なんて言いましたけど、ほんとはちっとも邪魔じゃありません。
カッコイイんです。優しいし。
料理をしている時の手の動作がいかにも下手っぽいですが、そんなことも許せちゃうナイスガイなんです。多分、このドラマの中で一番性格もいい?

そんな素敵な店長さんなんですが。

見るたびに思うんです。

似てませんか、この方に?

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佐田真由美さん。

もう、店長が出てくるたびに私には佐田真由美さんにしか見えません!(笑)

いや~、これはもうちょっと、姉弟でいいんじゃないかと。
ええ、姉弟ってことで。(って勝手に。笑)

ドラマを見ていて「あの人に似てる」と一度思うと、なかなかその観念が離れません。
ドラマ以外でもそうで、最近サッカー日本代表の吉田麻也選手を見るたびに「歌舞伎」の文字が浮かび、不思議に思っていたのですが。

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なんのことはありません。

中村勘九郎さんに似てたんです。
なんなら激似と言ってもよいでしょう。

いやはや、人間の脳って不思議じゃないですか?

って最後、まったくどうでもいい話になってしまいました。(笑)