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29 2013年12月
みなさま、こんにちは。
新しい年を迎える準備は着々とお進みでしょうか。
私も今年最後の記事をアップいたします。
今日は、終了したばかりのケーブルテレビ局のドラマ“応答せよ1994”(邦題仮)の話題を。
2013年。
今年もみなさまそれぞれお気に入りのドラマや映画を見つけられたでしょうか。
去年の今頃の私の最大の関心事は『優しい男』のソン・ジュンギさんとムン・チェウォンさんがKBS演技大賞の最優秀男優・女優賞に選ばれるかでした。
その前の年はパク・シフさんとムン・チェウォンさんが選ばれるかだったのですが、私の眼の付け所がいいらしく、2年連続外しておりません。(って何自慢?失礼いたしました。笑)
それで言うと、今年のKBS最優秀男優賞はチョ・ジョンソクさんにいかないとおかしいんですけれども、どう考えても作品のインパクトが弱いので、今年は予想を立てずにおきます。弱気ですみません。(笑)
毎回なにかドラマにハマっては「もうこんなにハマれるものには当分出会えない!」と思っているのですが、舌の根も乾かぬうちに次を見つけ、また見つけ。
今年もいくつか情熱を傾けられるドラマに出会えてよかったです。
今年の私は、やはり『最高だ、イ・スンシン』と『オフィスの女王』(原題:職場の神)、『主君の太陽』。この三つのドラマに、今年どれだけ楽しませてもらったことか。
改めてクリエイターのみなさまに、感謝、感謝です。
あと、今年はほんとに映画の当たり年でした。
ろくな映画がない年もあるのですが。(笑)
来年も、いい作品にたくさん出会いたいですね。
さて、そんな中、今日ご紹介する“応答せよ1994”。
このドラマは有料ケーブルテレビ局のtvNが放送したもので、10月18日から昨日の12月28日まで、全21回で編成されていました。
tvNはCJ E&Mグループの放送事業部門が運営しているエンタメ専門チャンネルなのですが、去年放送された『応答せよ1997』に引き続き、今年も有料チャンネルとは思えない脅威の視聴率を『応答せよ1994』で叩き出し、下手をすると二桁に届きそうな勢いだったんですよね。
これには地上波ドラマもさぞや危機感を抱いたことでしょう。
1994年に大学に入った若者たちの過去と現在を描くこのドラマは、40代前半と30代後半のどんぴしゃな世代に刺さる内容が功を奏し、身近な人たちの間で話題に上る回数がとにかく多いドラマでした。放送の翌日には誰かが話題にしているというふうだったので、普段ケーブルテレビはまったく観ない私も観てみたのですが、これがまた“セカチューマーケティング”とでも言いましょうか、その時々を象徴するモノや音楽をふんだんに見せてくれていて、そりゃ刺さるよねと納得のいくつくりになっていました。
特段、今をときめくスターが出ているわけでもないのに、役者さんがクセのある登場人物を見事に演じているおかげで、魅力十分。軽い気持ちで見始めたのに、気づいたら前のめりで見てしまうようなドラマです。私も途中の数話は飛ばしましたが、結局後半にかけて全部見てしまいました。
馬山(マサン)からソウルに家族で上京し、下宿屋を営んでいるナジョン一家と、ナジョンと同じ大学に通う下宿生たちが繰り広げる物語なのですが、下宿屋なので当然下宿生にはソウルっ子がおらず。このドラマの楽しいところは、各地の方言でセリフが繰り出されるところにもあるんです。
このあたり、日本に入ってくる時にも各地の方言で翻訳できたら実に楽しいだろうになぁ、とちょっと残念ですね。韓国の方言を日本の方言に置き換えるような翻訳は、基本NGと思われるので。
なにはともあれ、『応答せよ1994』。
下宿屋の娘ナジョンが一体誰と恋をして、誰と最終的に結婚したのかが最後まで分からないつくりになっていて、ドラマは1回の間にも過去と現在を何度も行き来します。
そして、毎回流れる“懐メロ”。
「あ! これ誰の曲だっけ?」と悩んでいる間にシーンが終わり、また次のシーンで別の懐メロがかかるという具合。
誰もが一発でわかる曲ばかりじゃないあたりが、またニクイんです。音楽通な人だから、分かる。みたいな選曲も、多々。
このあたりも、視聴者くすぐりポイントですよね。「この曲かけるなんて、制作者も結構分かってんじゃん」みたいな不思議な優越感も視聴者に与えたとか与えないとか。(笑)
これから日本に入ってくると思うので、ネタバレはしません。
時代を共有していなくても、日本の視聴者が見たら見たで「韓国ってこういうのが流行ってたんだぁ」とまた違う楽しさを発見できると思います。
以下はドラマのポスターです。
緑のジャージを着ているのは、ドラマの中で「ゴミ」というあだ名で呼ばれている俳優のチョンウさん。
私が今年ハマった『最高だ、イ・スンシン』でパン屋の店長さんを務めていた役者さんですが。
あの。
このポスター、何か比率、いじってるんでしょうか?
顔が・・・・・・大きすぎる?(笑)
同世代を扱っているはずが、チョンウさんだけがずば抜けて“オトナ”なのが気にはなりますが、まぁ、目をつむれる範囲です。
あ。もう一人“大人顔”の人、かわいこぶったポーズの男性がいますが、この彼は役の上でも「老け顔」設定なので、問題なしです。(笑)
ちなみにこのドラマ、1時間ものかと思いきや、ある時は2時間編成(なんと!)になっていたりして、途中のいろいろを省いても1時間半くらいの回があったりするんですよね。
このアバウトさって、一体? 外国に売る気あるんでしょうか?
と、余計な心配もしたところで。(笑)
今年も思いつくままつれづれに綴ってまいりましたが、ここでみなさまと楽しく交流させて頂けて、とても嬉しかったです。
読んで下さって、ありがとうございました。
一緒に楽しんでくださり、温かい言葉をかけてくださったみなさまに、感謝申し上げます。
新しい年がみなさまにとって良い一年になりますよう、穏やかで平和な世界でありますよう、心からお祈りいたします。
どうぞ、良い年をお迎えください。
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2 Responses for "2013年大健闘のドラマ “応答せよ1994”"
白香夏さま
こんにちは!
もうあといくつ寝るとお正月と言うほどに年末なんですよねぇ。
私は、サービス業ということと、お正月よりクリスマスの方がビッグイベントな国にいるせいか、どうもぴんと来ない年末を過ごしています。
でも、日本に居る家族や友人に年賀状ならぬクリスマスカードを書く時間は、新しい年を迎える心づもりで身も引き締まる思いでございました。
最初からすみません、長文失礼いたします!
「応答せよ1994」終わってしまいましたね~!視聴率10%越えですよ~!
チェゴシン以来、字幕が付くのを待てぬほどにハマったドラマでした(>_<)
先ほど見てきましたけど、最終話の初めでナジョンの夫が誰か分かる筋書でしたが、その後の1時間半!全っ然中だるみを感じないまま、楽しく感慨深く見ました。
韓国語の方言を日本語字幕でどれだけ再現できるのかとっても気になるところですね~。でも聞こえてくる音はそれぞれ独特なので、例え標準語に統一して訳が付いても楽しめるような気はしますが、どうなんでしょう?無駄に語尾に「だっぺ?」とかはやめてほしいデス笑 関西弁も絶対違いますしねw
作中にもありました2002年の日韓共催ワールドカップの頃には、近くて遠い国・韓国が一気に近づいた気がしたのを覚えています。ちょうどその頃放映されたウォンビンさんと深田恭子さんの「フレンズ」は、今見ると深キョンの演技の下手っぷりさとか、設定的に無理があったりおとぎ話っぽい部分が見ていて気恥ずかしいのですが、上手い下手は関係なくベテランさんでも韓国と日本の俳優の演技の違いが新鮮で、それ以降韓流にハマって行ったのも昨日のことのようです。
今年は映画もそうですが、ドラマも私にとっては当たり年だった気がします!
いろいろ物議をかもした「チェゴシン」は、最も愛着のある作品となりました。
それまで全然知らなかったチョ・ジョンソクさんはあっという間に私の心をさらったし、IUをはじめとしたチェゴシンファミリーは家族も同然w
白さまとこうしていろいろお話したり、私の知らない韓国を教えていただくようになったのも「チェゴシン」あってです。韓国語の面白さをより感じるようになったのも、こちらのブログを通してでした。
最後、ジュノさん&スンシンのツーショットで締めくくられるとは!
なんて粋なんでしょう~。本当にありがとうございます!
「応答せよ1994」が年内中に終了した今シーズンのドラマになりますが、実に良い感触を持って今年の韓国ドラマの見納めとなりました!
引き続きIUを見届けるのと同時に「星君」「三度結婚する女」「温かい一言」などなど楽しみたいと思います!(関係ないですが、キム・スヒョン作家さんのドラマ、私には何故だかすごくしっくりくるなぁというのを実感してます笑)
来年も白さまのご活躍&ブログを楽しみにしています!
良いお年を!
ナオさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
結局二桁に乗りましたか!
それはえらいこっちゃですね!(なぜに私が?笑)
あのドラマは、なんでしょうね。なんか不思議な魅力。変さがちょっとクドカンさんの作品を思い出させたりするときもあったりして。
脚本を書いた方がもともとバラエティ番組の作家さんで、いわゆるリアリティ番組のジャンルを担当していらしたそうなのですが、生々しい人の動きに手腕のあるかただという評判どおりだった気がします。
主役のコ・アラさんって、花男のク・ヘソンさんに似た可憐なイメージの方だったのに、ナジョンがすごすぎましたね、あの変な歓喜のダンスといい。あとお父さんの壊れっぷり。(笑)
チャンネルがCJエンタなので、やっぱりクオリティにプライドかけてるなという印象を受けました。いいドラマって結局筋と演出と演技が3拍子揃わないと駄目なんだなって改めて実感しつつ。
私もチェゴシンのおかげで我がナプトゥギのまったく違うカッコ良さを知れ、こうしてナオさまともお話させていただくことになり、とても嬉しいです。チョ・ジョンソクさん、まだ魅力が底知れないんですが、どうしたらいいですか?(と聞いてどうするって感じですが。笑)
それはそうと、脚本家名でドラマを語るなんて、すごい通でいらっしゃいますね! 脚本家のキム・スヒョンさん、お好きですか、毒々しいと評されることもままあるリアルなセリフ?(笑)
見ていると確かに傾向が分かってきちゃいますよね。
お正月が間近とはいえ、ナオさまのいまいる場所では確かに年末よりクリスマスな雰囲気でしょうから、ちょっとピンときていらっしゃらないかもしれないですね。私の韓国の友人たちもまったく新年を気持ち的にはえてなくて、儀礼的に「良いお年を」みたいなことを日本にあわせて送ってきますが、本当はひと月遅れの旧正月しか眼中にありませんね。(笑)
来年もナオさまにとっていい年になりますように。
また一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
良いお年をおむかえくださいませ!(^^)
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