みなさま、こんにちは。

節分と立春を境に、天候が不安定になっていますね。
ぐっと冷え込んでいる地域もたくさんあるようなので、みなさま体調管理にお気をつけください。

さて、旧正月モードですっかり更新が滞ってしまいましたが、『星から来たあなた』第13話、まいります。

前回ラストはまさかのト・ミンジュン宇宙人告白で終わったピョルクデ。

視聴者が「もうト・ミンジュンにキャピッとなれない」と落ち込むほどのコワモテぶりを発揮し、恋モードを萎えさせてくれたのですが。

忘れてました。
主役は「チョン・ソンイ」だってことを。

冒頭、カメラ目線で過去自分が能力を見せて人助けをした時、どれだけ化け物扱いされたかを語りだすト・ミンジュン。

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朝鮮時代は、落石した岩に挟まれて身動きが取れなくなっている人を念力で岩を持ち上げ助けたら・・・・・・。

「あいつです! 妖術遣い! 村で起きてる不吉なことも、あいつの仕業に違いありません!」

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現代に入ってからは。

10年以上親しく付き合ってきた友に、ここを去る本当のわけを聞かれて「実は宇宙人なんだよ」と念力で持っていた本を浮かせてみたら・・・・・・。

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腰を抜かしながら逃げてしまった友。

ト・ミンジュンが正体を徹底して隠すようになったエピソードが描かれます。

今までのセオリーどおりなら、脱兎のごとく逃げ出すはずだったソンイ。

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「私がその気にさえなれば、お前に危害を加えることも出来るんだ。
いまのうちに逃げろ。行け!」

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突然割れたショーケースと豹変したト・ミンジュンに震え上がるソンイ。

ですがソンイは意外な行動を取ります。

震えながらト・ミンジュンの手を取るソンイ。

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「ごめん、ちょっと掴まらせて。足が震えちゃって」

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「そのとおりだったとして。本当にあなたが言うとおり、いつでもその気になれば私に危害を加えられたとしたら。なら。なら、どうして? どうしていつも私を助けてくれたの? 私の言うとおりにしてくれたの? どうして私を守ってくれたのよ? なんで?」

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念力を見せたのに、あんなに怖い声を出したのに、逃げ出さないソンイ。

「言っただろ? あの子に似てたからだ。もしかしたら二人につながりがあるのかもと思ったんだ。でも違うらしい。お前がただのチョン・ソンイなら、興味ない。お前がどうなろうと」

ソンイの手をほどき、ト・ミンジュンは先に博物館を出ます。

本当にそうなんだろうかと、12年前の光景を思い出しながら逡巡するソンイ。

ト・ミンジュンはそれでもソンイが心配で、でてきたソンイを見守りながら、わざとソンイの前にタクシーを止めたりしているのですが、ソンイは乗る気配もなく。

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ふらふらと歩いているかに見えたソンイ。
お腹が鳴ったのを合図に、猛烈に毒づき始めます。
鳴るお腹を押さえ、イヤリングを外しながら怒りだしたソンイ。

「デートかと思ったじゃないよ! 下らないこと聞かせるつもりなら、その前にご飯を食べさせろってのよ!」

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ピンヒールが舗装の悪い道路に刺さって脱げたのをきっかけに、怒りMAXに達したソンイは、星空を仰ぎながら叫びます。

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「別の星から来たですって? 宇宙人だぁ? あんたが宇宙人なら、私はヴァンパイアよ! 20歳の頃から全然老けないし、顔も肌もみんなに言われてるのよ、ヴァンパイアみたいだって! 防腐剤入りの美貌だってね!」

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なんのこっちゃ!(笑)

そうでした。そうでしたよね、チョン・ソンイ。
チョン・ソンイが主役なんですから、普通に萎えたりへこんだりするわけがないんですよね。
ブラボーな乗り越え。

そして同じ頃。

あまり大写しなって欲しくない彼。
誰かに切れてます。

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「刑事がきやがった。誰が俺のことを喋ったか? チョン・ソンイに決まってる。これだから嫌なんだよ、始末をちゃんとつけないからこんなことに!
でもな。もとを正せば、お前のせいだ」

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・・・・・・うそーん。

自分が殺したハン・ユラの亡霊と妄想で言い争ってます。

怖すぎる。

「おかしな野郎が現れた。普通にやったら到底勝てない。ところが呆れた弱点がひとつあるんだよ。チョン・ソンイ。チョン・ソンイで取り引きするんだ」

「愛で取り引きするなんて! 
でもあなたは駄目よ。もういろんなことをやりすぎてる」

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「は? お前だって取り引きに負けただろが?」

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いない、と。(笑)

これ、あれですね。

最後のほうでジェギョンをハン・ユラが引き取ってくれるパターン、出て来ましたね。(きてませんか?)

一夜明け。

チャン弁護士に夕べのことを話すト・ミンジュン。
チャン弁護士はなぜそんな極端な行動に出たのかと驚きます。

「静かに家を引き払って去ればいいじゃないですか。どうしてわざわざそんな怖がらせることを。記憶を消したりは出来ないんですか? ほら、映画なんかでよくあるじゃないですか、なんか棒を差したりとかすると記憶が消えるやつ」

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「あれは映画です。そんなことは出来ません」

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若干ムッとしてます。(笑)

校舎の中のベンチに座り、自分は何をチョン・ソンイにしてあげられるだろうかと口にするト・ミンジュン。自分がいなくなって、嬉しい時に一緒に喜んだりしてあげられなくなっても、彼女が幸せに暮らせるように、自分は出来る限りのことをしなければと。

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それはなんなのかと尋ねられ、口をつぐむト・ミンジュン。

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ソンイのためにジェギョンの身代わりになることですよね。
決まってますよね。

ああなのに視聴者ったら。売れなくなったチョン・ソンイに自分の多額の財産を残す手続きをお願いするのかと思ってしまいました。
なんて夢がない。なんて現実的なんだ。反省。

一夜明けた傷心のソンイのもとには、ホン社長改めボクチャがきていました。

大好物の焼き芋持参で来てくれたのに、水すらやっと飲み込む状況のソンイ。
一体なにを言われたからそんなに落ち込んでいるのかとボクチャも呆れ顔です。

「言ってみ。なんて言われたのよ?」

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「言わない? 絶対絶対言わない? 
あのね。その人宇宙人なんだって」

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誰でもこんな顔になります。(笑)

その断り文句はあんまりだとホン・ボクチャ。
自分も過去、愛の告白をして数々の嘘で断られたことを話します。

最初の男は兵役に行くと。

二度目の男は海外に移住すると。

三度目の男は。

「僕、霊が降りてきたんだ。イタコにならなきゃ」

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どんなだ!(笑)

それでもソンイは確かに奇妙なところがあるし、ショーケースを割ったりもしたんだと食い下がりますが、ボクチャは超能力者ユリ・ゲラーの類だろうと冷静な反応。そうでなければ、心を病んでる人だと断言します。

その言葉に、確かめてくると勢いよく出て行くソンイ。

ソンイが向かった先は、北漢山(プッカンサン)。

「ト・ミンジュン~! 私今北漢山なの~! 危険なの~! 本当よ~! 
キャー助けて~! 助けてくださ~い!」

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登山者からは哀れみと好奇の目が注がれています。

そりゃそうです。
まずもって、ふるまい以前に、そのいでたち。
そんな格好じゃ、北漢山(プッカンサン)には絶対昇れません。
案外険しいです。(笑)

視聴者の突っ込みをものともせず、勝ち誇ったように毒づくソンイ。

「こんなことだろうと思ってたわよ。自分は宇宙人? スーパーマンだぁ? 
ったく」

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自信を得たソンイは、その足で大学に。

講義を終えたト・ミンジュンの前に立ちはだかるソンイ。

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「すり抜けてみなさいよ。瞬間移動とか、できるんじゃないの?」

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そうくるのか。(笑)

キャンパスでもト・ミンジュンの離れないソンイ。
嫌がるト・ミンジュンに、また逃げたらここで大騒ぎすると脅します。

「この人宇宙人ですよって大声上げてやる。1時間であっという間にネットに広まるわよ。私、チョン・ソンイだもの」

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「私を甘く見たわね。やる時はやるのよ。警察にも連絡するし、大統領府にも投書するわ。NASAにも通報してやる」

「なにが望みなんだ?」

「ご飯。一緒に食べて」

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かくしてト・ミンジュンを連れ出すことに成功したソンイは、高速に乗って海辺の店までやってきます。

ここでも止まらないチョン・ソンイ節。

「ねーねー、海を割ったりできる? 皮膚が脱げちゃったりは?」

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「中から爬虫類が出てきたり、血が青かったり、そういうんじゃないの?」

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怒って思わずマジモードで言い返す我らがト・ミンジュン。

「爬虫類も出てこないし、血も赤いし、この星の人間よりうちの人間のほうがはるかに美しいのに、いつも頭にきてたんだよ、あんな偏見映画を観るたびに!」

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そうだったんですね。(笑)

食事を終え、浜辺を歩く二人。

ソンイは一番聞きたかったことを切り出します。

「私のことが一瞬でも好きだったことは、ないの?」

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「そんなことが大事か? 私が宇宙人であることより、自分のことが好きかどうかが大事なのか?」

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「そうよ。一瞬でも本当に私を好きだったかのか、それともその子の代わりだったのかのほうが、私にとってはもっと大事。当たり前じゃない。あなたは私が好きだった人よ。12年前に助けてくれた人かどうか、その真偽がどうであれ、私はただ隣に住むト・ミンジュンとして、好きだったの。あなたが好きだった。どうなの? 一度でも心から私が心配になったこと、ないの? その子と関係なく私のことが好きだったことないの? 私との未来を思い描いたこと、本当にないの?」

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ソンイに聞かれている間にも、次々と思い出される思い出。

二人で過ごしたベランダ。
部屋で過ごした日のこと。
寝ぼけたソンイにキスされた日のことや、時を止めてソンイにキスした自分。
病床でみたソンイとの甘い生活。

本心を押し殺してト・ミンジュンは答えます。

「ない。あの子と君が何も関係ないとある時分かったんだ。もし好きだったら少しは君への感情が残るはずなのに、何も残らなかった」

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グッサ。

「分かった。私があなたを忘れる」

「いい考えだ」

グッサ。

「ト・ミンジュンさん。今までご迷惑かけてすみませんでした。もし今後私が気の迷いであなたのところに押しかけたりしても、いつもどおり冷たく突き放してください。それと、これからはどこかですれ違ってもお互い知らないフリしましょう。そのほうがいい」

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背を向けて歩き出すソンイを切なく見つめるト・ミンジュン。

二人は無言のまま家に戻ります。

エレベーターをさっさと降りるソンイ。

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こうして二人は新たなステージへ。

何食わぬ顔で講義するト・ミンジュン。

その内容は「人が愛着を奪われた時に辿る5つのプロセス」。

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まずは怒りの発散。

次に現実の否定。

「全部嘘? ドッキリじゃない? カメラみーつけた!」

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その次は妥協。

「そうよね。あんなの、もともとタイプじゃなかったもん」

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長い鬱々とした時を迎え。

「・・・・・・あんた泣いてんの?」

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「目から涙が出ただけ」

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「・・・・・・アイツおかしくなったっぽい」

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最後は現実を受け入れ前進。

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「今もきれいだけどメッチャきれいになって、絶対あいつを後悔させてやる!」

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女優、体張ってます。(笑)

そして続く講義。

「ところが、男性は女性とは違うパターンを踏みます」

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「一口だけでも食べないと」

「なにも咽を通りません」

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爆笑!

男性はしばらく自分を痛めつけるんですって、女性の皆さん。

これはチャンスと知ってか知らずか、現れる恋敵。

チャン弁護士から家が売れたと電話をもらうト・ミンジュン。
基礎工事が悪いとデマを流されたものの、時価の2倍で買うという者が現れたと聞かされます。すぐに金も振り込まれ、近くにいるので見に行きたいと不動産から言われたとチャン弁護士。

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時価の2倍。

ト・ミンジュンがピーンと来たのと同時に鳴るチャイム。

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「チャン弁護士、家は売りません。手付けは倍にして返してください」

わかりやす。(笑)

そりゃ嫌ですよね~、愛するソンイの隣りに、ソンイを愛するフィギョンだなんて。

ザ・嫉妬です。(笑)

誰に売ろうと、結局は自分が買うぞと残して、ソンイの部屋に入っていくフィギョンに、ト・ミンジュンの嫉妬もMAX。

「昔の人は、心にちりが降り積もるほどだと失恋の悲しさを表したものですが、どうでしょうかあの女は」

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「心の整理が、まるで部屋掃除かなにかみたいに、簡単すぎませんか?!」

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何かというと視聴者にカメラ目線で呼びかけるシーン。

これってもしかして、あとで「あ~!」ってなるシーンでしょうか?

ソンイとの恋路をまとめるラストとか?

ってことは、ハッピーエンド?

と早くも気になる視聴者を意に介さず最大限の聞き耳を立てまくるト・ミンジュン。

「隣りの部屋、売りに出てたから俺が買おうかと思って」

「私は歓迎よ。しょっちゅうフィギョンに会えるし」

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メラッ!(笑)

「映画が決まったんだ。助演。
一度やってみたかったんだよね、主役を食う助演」

「そうなんだ。良かったな」

「役作りもいらないの。すっごい性格悪い女」

「まんまじゃん」

「でしょ? 主役の役柄なんてたかが知れてるしね。いい子で優しい子。どうせそんなんばっかりだから」

たわいもない会話を交わす二人でしたが、ソンイが大事なことを切り出します。

「あのね。この間、刑事が訪ねて来たの、ユラさんのことで。ト・ミンジュンさんと付き合ってたんじゃないかって。ありえないでしょう? それに私、実は知ってるんだ、ユラさんが付き合ってた人。ジェギョンオッパなんだよ」

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「プライベートなことだから黙ってようと思ってたんだけど、どうも捜査に関係してるみたいだし」

「ト・ミンジュンも疑われてるから、嫌だったんだろ?」

「うん。ジェギョンオッパが知ったら、なんだよって思うよね」

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二人の会話をキャッチし、緊張が走るト・ミンジュン。

一方ここにも緊張みなぎる人がいました。

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監視カメラをチェックして回るユ検事の後ろ姿を睨むジェギョン。

捜査の手が自分の生活エリアにも及んでいることを知ったジェギョンは、ト・ミンジュンにメールを入れます。

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『約束をもう少し早く果たしてもらいたい。3日やろう』

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捜査現場では。

膨大な資料を読み込むユ検事とパク刑事たち。

「何も出てきませんね。チョン・ソンイ、口からでまかせ言ったんじゃないですか? ハン・ユラが他殺だったら自分のイメージにも有利だし」

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そうぼやくパク刑事にユ検事はある資料を見せます。

それは、以前ジェギョンが休暇を取っていたときの携帯電話の発信記録でした。

「ここには会社の別荘があるんです。同じ頃ハン・ユラの記録を確かめてみたら、やはりこの別荘がある近くの基地局から電話を発信しています」

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初めて端緒をつかみ、息を吹き返すパク刑事です。

一方フィギョンは。

ソンイから衝撃の事実を聞かされた後、ある行動にでます。

家に帰り、兄が既に帰宅しているのを確かめた上で、従業員に兄の車に忘れ物をしたからと鍵を受け取るフィギョン。

兄の車に乗り込み、カーナビを捜査し始めます。
最近行き先指定された場所のリストを見るフィギョン。

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リストに含まれる精神病院の文字・・・・・・。

一夜明け。

ソンイは自分と400年前の女性を結ぶかんざしを見に、再び博物館にやってきます。おりしも開校100周年イベント中の博物館。

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ところがかんざしはなく、聞けば別のところに保管してあるとのこと。
ソンイはかんざしの持ち主について、何か分かっていることはないのか、既婚なのか未婚なのか、歳はいくつで綺麗な人だったのかなどを尋ね、怪訝な顔をされて我に返ります。

「失礼いたしました」

そういってきびすを返したソンイの目に飛び込んできた、大写しの写真。

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100年前、開校に際して尽力した人たちとして紹介されているのは、紛れもなく、ト・ミンジュン。
ソンイは本当にト・ミンジュンが400年生きてきたのだと悟ります。

写真を見に近づいてくる人々を「サインしましょうか?」とKYなフリをして蹴散らすソンイ。

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さーて。

ここまでは安心してみていられた視聴者ですが。

思わぬ敵が身近に。

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美容サロンでばったりセミの母にあったソンイの母。
ソンイが映画に出るのだと自慢し、ソンイが復帰したらセミのCMもソンイに取られるだろうから気をつけてなどとまた傲慢な口を利きます。

ところが、これまでただでやってもらっていた施術が、これからは有料になると聞かされたソンイの母。チョン・ソンイへの協賛が切れたので、母親の分も切るよう院長が指示したのでした。あろうことかそれをセミの母の前で聞かされてしまうソンイの母。

絶対なんかやりますよね。

このお母さんは本当にいやすぎます。ジェギョンと並んで嫌です。
ソンイの稼いだ金を湯水のように使い、勝手に契約書に判子をついてくるような母親です。
ああ、芸能界に本当にいそう。

嫌な予感が迫っているとも知らず、家に戻ったソンイは。

ト・ミンジュンの家の前でうろうろ。

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その姿は勿論モニター越しにト・ミンジュンに見られています。

「どうして私が? そんな義理ある?」

ぶつぶつ言いながら引き返すソンイ。
結局ピンポンダッシュして逃げます。

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壁に貼り付けてあった付箋。

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『ミョンイン大学博物館に行きなさい!
百周年何とかの写真に注目しなさい!
私が誰かは決して知ろうとしなさるな!』

忠告どおり、博物館にやってきたト・ミンジュン。

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しばし自分の写真を見つめ、超能力で跡形もなく写真を消します。

そして。

このドラマ最大の嫌な人ツーショット。

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ありえない。

勝手に契約書にサインしましたよ。

縁切りたい。

「じゃあ早速ソンイのマネージャーをつけましょう」

「駄目! 私がサインしたって聞いたら、あの子大暴れするから。
撮影が忙しくなってにっちもさっちもいかなくなった時に、やっぱり事務所が必要だって本人が実感すると思うから、その時に」

「分かりました。でもスケジュールは教えておいてください」

「オフコース!」

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誰か。

誰かこの母捕まえて。

身の危険が迫っているとは露知らぬソンイは台本に集中。

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「あーあ、こんなアクションとかじゃなくて、過激な恋愛モノとかがいいんだけどなー」

すかさず弟に失恋したからかと突っ込まれ。

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「なに言ってんの? 私のアクションすごいんだからね!
エイッ! ホイッ!」

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気が強いって、大事です。(笑)

でもやっぱり迫ってる危機・・・・・・。

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ジェギョンの万能部下がソンイのワイヤーをチェック・・・・・・。

ソンイ、逃げてーーーー!

ト・ミンジューーン!

でもその頃ト・ミンジュンは、ユ検事に会いに行っていたのでした。

ト・ミンジュンが来る前に、自分を襲った犯人の遺留品である世界に三つしかないペンの持ち主の勤務先を訪ねていたユ検事。亡くなったその医師について聞き込みし、ト・ミンジュンという友達がいなかったかと尋ねる過程で、奇妙な証言を得ていました。

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「なにか勘違いされているのでは? ここに写っているのが本人ですよ。髪形が違いますけど」

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衝撃のやり取りを思い出しながら向かいあうユ検事に、ト・ミンジュンは今日は話があってきたと告げ・・・・・・。

母とともに撮影現場に到着したソンイ。

主役がセミだったことを知ります。

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助演で復帰を後押ししたのはセミだと監督。

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天使のようなのに。

コワイ。女の裏表って怖い。

いえ、男の裏表も怖いですが。(笑)

「頑張ってね。助演が守り立ててこそ、主役が光るから」

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歯噛みしながら立ち去るセミの母にいきり立つ母ですが、ソンイはいさめます。

「いつもセミのお母さんに言ってきたことでしょ。
人は自分があげた分だけ返ってくるものよ」

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肝に銘じます。(笑)

ジェギョンと約束の三日目。
チャン弁護士の必死の制止も聞かず、検察に向かうト・ミンジュン。

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「おかしくなったんですか?! なぜそんなことを!」

「こうしなければ、私がイ・ジェギョンを殺さなければならないんです。殺すか、やめさせるか、二つに一つ。でないとチョン・ソンイが殺されてしまうかもしれないんです。チョン・ソンイが刑事にイ・ジェギョンとハン・ユラの関係を話したんです。時間がないんです」

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呆気にとられるチャン弁護士に目もくれず突き進むト・ミンジュン。

ジェギョンは部下からト・ミンジュンが検察に行ったと報告を受けていました。

「おりこうだな、ちゃんと約束も守って。チョン・ソンイのほうはどうだ?」

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撮影現場のソンイは、スタントなしでビルから飛び降りるシーンを自ら撮ろうとしていました。

「いいのか、本当にスタントなしで?」

「して欲しかったのでは?」

「そりゃ、そうしてくれたらありがたいとは言ったが。どうしても臨場感が違うからね」

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主役然とスタンバっているセミに視線をやったソンイは「やりますよ。主役を食うつもりですからね」の一語を放ち監督を狼狽させます。

そのカッコよさが今回はアダに・・・・・・?(泣)

ユ検事とパク刑事、チャン弁護士も同席し、証言の録画に入る検察。

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スタンバイするソンイ。

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ソンイが命がけのバンジーを飛んだところで、ラスト。

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イヤーーーーーー!(叫)

もう、大晦日の夜に叫んだ視聴者続出ですよ。

・・・・・・あ。旧正月の大晦日のことですが。

ほんとにいい加減にして欲しいですよね、ジェギョン。
ジェギョン役のシン・ソンロクさん、このあとの仕事に支障が出るんじゃないかと若干心配なくらいの悪役ぶりです。
あとお母さんね。縁切りたいナンバーワン母。

視聴者をどん底に落としながらも、今回も救ってくれたエピローグ。

エピローグは北漢山(プッカンサン)の真相です。

「ト・ミンジュン~! 私今北漢山なの~! 危険なの~! 本当よ~! 
キャー助けて~! 助けてくださ~い!」

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「こんなことだろうと思ってたわよ。自分は宇宙人? スーパーマンだぁ? 
ったく」

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ところが来てました、宇宙人!

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「アイツめ、人を好き勝手呼び出しやがって。びっくりしたじゃんか!」

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最高です、このオチ!!(笑)

心得てますね~、制作の皆々様。大盛り上がりです。
このあと翌日放送がお休みでしたので、視聴者は延々と盛り上がれました。

そんなわけで今日はエピローグの動画を。

いや~、救いのあるラスト。

あれだけソンイからのSOSには感度が高いんですから、きっと飛び降りたソンイも救ってくれるに違いないです!

しかし書きながらふと思いましたが。

実はト・ミンジュンが検察に行ったのは、ジェギョンの罪をかぶるためじゃなく、自分が宇宙人でジェギョンの仕業を知っていると告白するため?!

いい意味で視聴者の予想を裏切ってくれている展開なので、もしかしたらそんなこともあるのかもと思いました。



第13話に視聴率は24.8%。
第12話が今までで最高の26.4%ですが、最終的に30%の大台に手が届くのかも、そろそろ気になるところです。

もっとも、視聴率がどうでも私には十分面白いので構わないのですが。

12話でもう戻れないかもと思いましたが、いやはや戻れて嬉しいです。
おそるべし、種をも超えるチョン・ソンイの包容力!(笑)