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16 2014年9月
みなさま、こんにちは。
終わったドラマを惜しみつつ、本日は『大丈夫、愛だよ』の挿入歌、Family of the Yearの“Hero”をアップします。
・・・・・・先に最終回をアップしろって心の声もありますが。(笑)
(*動画の自動再生で音が流れてしまいます。ご注意くださいませ*)
私の2014年の夏に、彩りと感慨を与えてくれた『大丈夫、愛だよ』。
ドラマの中でジェヨルとジェボム兄弟のトラウマが描かれる時にいつも流れていたこの曲は、感慨をさらに深めてくれました。
初めて流れたのは4話。
ジェボムがずっと泣いていると刑務官から連絡を受け、刑務所に面会に行ったドンミンに、義父を刺したのは弟なのに母が証言してくれなかったと衝撃の告白をする場面でした。
登場から印象的でしたよね。
なにしろ歌詞が、“Let me go. I don’t wanna be your hero”。
「なんだ、なんだ?!」となります。
要は「ほっといて。あんたのヒーローになんて、なりたかないんだ」なんて言ってるわけですから。
その後はジェヨルがヘスに、自分がトイレで寝る原因となった義父の暴力を告白する5話のシーンでも、この曲は効果的に流れました。
このあたりから、ジェヨルの心の傷と既にシンクロしつつあったわけですが。
この歌がもっとも強烈に響いたのは、ガンウを助けるため、ジェヨルがまさにヒロイックに飛び込んだ6話のシーンと言い切って、間違いないでしょう。
殴られながら少年時代に受けた暴力を回想するジェヨルの姿と、一見相反するようなこの歌詞が合わさって、視聴者も号泣でした。
そして、暴力の記憶とのリンクを決定付けた、7話のジェボムがジェヨルを襲うシーン。
アミタルを用いた催眠治療により、本当に自分は義父を刺していないとドンミンに分かってもらえた後、堰を切ったように号泣する10話のジェボムのシーンでも、この曲は効果的に使われました。
この頃になると、前奏を聞くだけで視聴者オートマティックに号泣する状態。
ガンウが幻視だとはっきり悟った、このドラマの集大成ともいえる15話のシーンを飾ったのも、勿論この曲でした。
うーん。
並べてみてさらによみがえる名場面とBGM。素晴らしい。
印象深いこれらのシーンをさらに見る人の脳裏に強烈に焼き付けてくれた一曲でした。
この印象的な歌“Hero”を歌っているのは、Family of the Yearという米国のインディーズバンド。
2009年から現在まで、4枚のEPと2枚のアルバムを出しています。
『大丈夫、愛だよ』で挿入歌として使われている“Hero”が収められているのは、“Loma Vista”という2ndアルバム。
メンバーはJoe Keefe(ジョー・キーフ)、Sebastian Keefe(セバスチャン・キーフ)、James Buckey(ジェイムス・ベッキー)、Christina Schroeter(クリスティーナ・シュレーター)の4人と紹介されてあるものと、もう一人Alex Walker(アレックス・ウォーカー)が入ってるバージョンがあるのですが、どっちなんでしょう。アレックス・ウォーカーがあとから加わったってことなんでしょうか。・・・・・・いや、あとから抜けた? 2013年の時点では確実に一緒にライブやってましたが。
4人で映ってる写真と5人で映ってる写真があったりして、正直私、把握しきれておりません。すみません。(笑)
そんなわけで、貼ります。
Family of the Yearのyou tube公式サイトより、こちら“Hero”オフィシャルMVです。
Hero -Family Of The Year
Let me go
I don’t wanna be your hero
I don’t wanna be a big man
Just wanna fight with everyone else
Your masquerade
I don’t wanna be a part of your parade
Everyone deserves a chance to
Walk with everyone else
While holding down
A job to keep my girl around
And maybe buy me some new strings
And her and I out on the weekends
And we can whisper things
Secrets from my American dreams
Baby needs some protection
But I’m a kid like everyone else
So let me go
I don’t wanna be your hero
I don’t wanna be a big man
Just wanna fight like everyone else
Ooooohh
So let me go
I don’t wanna be your hero
I don’t wanna be a big man
Just wanna fight with everyone else
Your masquerade
I don’t wanna be a part of your parade
Everyone deserves a chance to
Walk with everyone else
行かせてくれ
君のヒーローになるつもりはないよ
立派な男にもなりたくない
僕はただ他のみんなと一緒に闘いたいだけ
君の仮面舞踏会やらパレードやら
虚栄の一端を担わされるのもごめんだ
僕らにはみんな 他の人たちと歩むチャンスを
与えられる権利がある
働き続けてる間は
可愛いあの子と一緒にいられるし
新しいギターの弦だって買えるだろうし
週末の夜 彼女と繰り出すこともできるんだよ
それに僕らは自分のアメリカンドリームについて
秘め事をささやきあったっていい
子どもには守ってくれる人が必要だけど
僕だってそんな子どもと変わらないんだよ
だからもう行かせてくれ
君のヒーローになるつもりはないよ
立派な男にもなりたくない
僕はただ他のみんなと同じように闘いたいだけ
だからもう行かせてくれ
君のヒーローになるつもりはないよ
立派な男にもなりたくない
僕はただ他のみんなと一緒に闘いたいだけ
君の仮面舞踏会やらパレードやら
虚栄の一端を担わされるのもごめんだ
僕らにはみんな 他の人たちと歩むチャンスを
与えられる権利がある
意訳に過ぎましたね。すみません、つい。(笑)
しかしこんなにも「そんなふうに頼らないで。僕は普通の男だし、君を満足させるために生きてるんじゃない」と訴えていたんですね、この歌。全力で逃げたい感満載じゃないですか。
虚栄心に満ちた現実認識に乏しい自己中な女性に向かって歌った歌詞のように見受けられますが、ジェヨルがガンウに訴えかける歌としてもハマってます。
すごい曲見つけてきましたね、音楽監督も。
せっかくなので、ドラマの中の各シーンも貼っておきます。
こちら4話のジェボム告白シーン。
https://youtu.be/Hs-nHjG06bw?t=51m58s
そしてこちらは、トイレに隠れたつらい少年時代をヘスに告白するジェヨルの5話のシーン。
続いて6話、もっともこの曲が強烈に響いた格闘するジェヨルのシーン。
こちらはジェボムに襲撃されるジェヨル7話冒頭のシーン。(*3:20まで)
https://youtu.be/Qk7eJlgVS4g?t=34s
この暴力シーンは、見てるとほんとに兄が憎くなってきますので、要注意です。(笑)
そしてこちらももう一度貼っておきましょう。
ガンウとジェヨルがとうとう融合した15話名場面。
とりあえず私が思い出せるだけあげてみました。
この曲以外にもこのドラマでは洋楽がBGMとしてたくさん使われていて―洋楽って区切りも、改めて書くとちょっと恥ずかしいですが(笑)―、POP OSTという名前でまとめて音源が発売されています。
内容の濃いドラマだったからと言って必ずしもOSTやBGMまでいいとは限りませんが、このドラマは俳優、脚本、音楽とすべてそろった感じですね。
そのうちまた機会を見つけて、他の印象的だった曲もアップしてみます。
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チョ・インソン コン・ヒョジン D.O.出演 を読む
14 Responses for "♪『大丈夫、愛だ』 POP OST
“Hero” Family of the Year"
今日は。
う~ん、いい曲ですね~。
70年代風?80年代風?ですか? アコーステイックで、ノスタルジックで。
ホントに、選曲もすばらしかったですね。
ドリームチームでしたね。
こんなお仕事に一緒できたら、一生の思い出だわ。スタッフの皆さん、うらやま。
midoriさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
本当にポップスの選曲、今回良かったですよね。
メジャーどころで攻めてくるのはよくありますが、割と通なところから引っ張ってきている当たり、音楽監督のセンスを感じさせてくれました。
ありがとうございました。(^_^)
歌詞共々、細やかな訳、ありがとうございます。
韓国語だけでなく、英語も訳されるのですね。素晴らしいですね。
ドラマも音楽もマッチしていて、本当に終わって寂しいです…
私は、日本ではないとことから拝見しています。
英語圏なのですが、本当に申し訳ないと思いつつ、ひとつ指摘させてください。
アポストロフィと呼ばれる記号がありますが、なぜ「‘」をお使いなのでしょうか?
是非「’」を使ってくださいませ。細かいところなんですが、気になってしまって…
あと、名場面の部分が見れないのは、違う国だからでしょうか?
SBSが上の帯についているのは、再生はできないものの画面は映っていますが
他の部分は、空白なんです…
もうすぐ日本に行きますので、確認してみるつもりですが。
지연 さま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。
本当に終わってしまって寂しいですよね。内容が良かっただけに。
今回は出来心でつけましたが、英語の訳など到底できるレベルにありません。
お目汚し、お恥ずかしい限りです。(笑)
それで、アポストロフィなのですが。
ほんとですね! びっくり!(笑) すみません、気づかなくて。
韓国のポータルサイトにあるものをコピーアンドペーストしたものなのですが、チェックせずにあげておりました。
オフィシャルっぽい見せ方で掲載されているものでも、結局は人の手によるものなのでこういう入力間違いは割りとある話なんです。
なので韓国語はスペルチェックしますが、今回英文なのでついチェックが緩んでしまいました。(笑)
おかげさまで直せました。ありがとうございます。(^_^)
それと、名場面が見れないとのことですが、もしかしたらお使いのブラウザの影響などもあるかもしれませんね。
貼ったのは韓国内オンリーの映像ではないので。
ありがとうございました。
よろしければまたどうぞ、遊びにいらしてくださいませ。(^^)
はじめまして。私もドラマをみて音楽監督に感動しました。全部の曲が最高ですよね。どうやったらこの感動が伝わるでしょうかwHEROとてもいい曲ですね!和訳ありがとうございます。
Gattonさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
このドラマ、音楽が良かったですよね。
中でもこの曲は本当に掘り出し物という感じでした。
クイーンの“You’re my best friend”のカバー曲などをはじめ、14曲がポップスOSTとして収録されているようですが、中でも“Hero”はとりわけ胸にくる歌でしたよね。
共感して下さってありがとうございました。
よろしければまたいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
こんばんは、初めてコメします‼
随分前からこちらのblog拝見してました。
大丈夫、愛だ
どっぷり浸かってます。
このHEROという曲、ほぼ毎日聴いてます!
ノスタルジックで、心に染みますね。
暴力シーンで使われてるが故に、物悲しくて。
ガンウを作り出してしまうほど、ジョエルは少年期の出来事と兄貴への罪の意識が、心の闇に奥底深くに、落ちた…そう思うと泣けてしまって。
今まで観たドラマの中でNo.1です。
チョ・インソンの演技力も脱帽。
ホントにこんなにいいドラマなのに、視聴率とれなかったのが残念。
色々リンクしていただき、ありがとうございました。
ツイートしましたw
当分は、このドラマから抜け出せない。
でも、自分の幼いときのトラウマからサヨナラ出来ました。
yukinkoさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
『大丈夫、愛だ』はすごいドラマですよね。
内容も、その描写も、すごいとしか言いようのないドラマだと思っています。
チョ・インソンさんの演技は、まさに神がかりでしたよね。
視聴率が12%程度にとどまったのは、作品のレベルから見ると非常に残念ですが、このドラマと近いテーマの作品はなかなかテレビには出てこないだろうと私は思っています。おいそれと真似できるレベルの内容ではないので。描写も含めて。
本当にいい作品ですよね。
「作品を見て自分も幼少の頃のトラウマにさよならできた」との言葉を聞いたら、脚本家と制作者はどれだけ嬉しいでしょう。
是非yukinkoさまのこのコメントを関係者の方々にご覧いただきたいです!
・・・ってそのためにはまず私がハングル版も作らないと駄目ですよね。あーー。(笑)
ツイートまでしてくださったそうで、どうもありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^_^)
こちらこそありがとうございます!
ホントにこの作品は、愛という支えでお互いの困難を乗り越えていけるんだ、と痛感しました。
その愛って、
必ずしも恋人、夫婦じゃなくて
親子であったり、兄弟であったり、友達であったり。
私はずっと秘密を抱えて生きてきました。
暗い闇の中で、意味も理解しようとせず、
気がつくと、幼い頃の少女に、原点に引き戻されてました。
積んだ小石が崩れてまた一からやり直し。
ジョエルがガンウを作り出したのも、私は理解できます。
とても悲しいことですが。
ヘスに
矛盾が必ずある、
ガンウは幻と言われて、裸足で泣きながら
走るジョエルの少年時代と、ガンウの姿が重なったときは、もう号泣でした。
みんな誰しも、トラウマを心の中にしまい込んで生きてるんだと思いました。
でも、大丈夫、と言ってくれる人がいるというのは、ホントに幸せな事だと思います。
いい日も、悪い日も、
大丈夫と言い聞かせて、生きていてよかったと思うことで、色んな事にサヨナラ出来たのかな。
管理人様のblogに出会えて、改めて感謝です。
一生忘れない作品です。
韓国語出来ないけど、監督さんと脚本家の方にお礼の手紙が、書きたい位です。
ほんとにありがとうございました‼
yukinkoさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
いただいたコメント、何度も読み返しました。
ガンウを生み出したジェヨルの気持ちが分かる。
その言葉が意味する重さを想像し、しばし文字を見つめていました。
私のブログに来てくださって、ありがとうございます。
大切な胸のうちを少し分けてくださったこと、とても嬉しく思います。
yukinkoさまのコメントを拝見して、ますますこのドラマが偉大に思えてきました。
本当にそうですよね。愛ある「大丈夫」。
この言葉が人を救い、自分もまた救われるのですよね。
タイトルからして秀逸だなぁとあらためて感じ入りました。
こちらこそ、どうもありがとうございました。(^_^)
詳しく解説あり、ありがとうございます。Facebookでシェアさせていただきたいですが・・・。
このドラマ、良かったです。本当に。
dolphinsmileさま
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
このドラマ、本当に良かったですよね。
ドラマの内容を理解する一助になればと思いご紹介したものですが、お気に召したなら嬉しいです。
ありがとうございました。
こんにちは。記事ありがとうございます。ありがとうございます、と言わせてください。私はこのドラマが大好きで、それと同じくらいこの曲が好きです。
でも、なんていう曲でなんていう人たちが歌ってるのか知らず。あえて調べなくてもご縁があればいつか分かるだろうなんてぼんやり思っている適当人間です。しかしやはり、ご縁があってこのブログにたどりつき、知ることができました。とっても嬉しい気持ちです。また、
このドラマの内容についても触れていて、あぁそうそうここで涙腺崩壊したんだった。と思い返すことができました。
記事中にも書いておられましたが、このheroという曲をみつけてきた監督さん、素晴らしいですよね。
感謝申し上げたく、コメントさせていただきました。
あきれすさま
はじめまして!
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
ありがとうございます。(*^_^*)
とても良いドラマでしたよね。
今思い出しても、描写など含めすごいドラマだったと思います。
お喜び頂けてなによりでした。
ありがとうございました。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
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