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19 2014年9月
みなさま、こんにちは。
とうとうやってきてしまいました。
これを書き終えてしまう日が。
嗚呼、何たる寂しさよ。
って、演技がかってないでさっさとまいります。(笑)
最終回冒頭。ガンウの傷跡を優しく洗い流すジェヨル。
ヘスが渡してくれた靴下と靴をガンウにはかせます。
「うちの彼女、いいプレゼントを用意してくれたな」
立ち上がって自分を見つめるジェヨルに、ガンウが尋ねます。
「先生、僕もう・・・・・・来ないほうがいいですか?」
ジェヨルはガンウに笑みを見せます。
「彼女がお前にありがとうって伝えてくれって。もし俺がお前に会わなければ、俺はとっくに自責の念で今まで生きていられなかっただろうって言うんだ。お前を慰めることで、実は自分を慰めていたんだって。ありがとな、ガンウ」
「お前に会って分かったんだ。俺は強がってても、義父の暴力が、兄貴の暴力が、本当に怖かったんだなって」
「母さんが殴られてても何も出来ない無力が自分が、本当に嫌だったんだなって。裸足で道端をに逃げ回る時、泣いてなくても俺は本当に怖い思いをしてたんだなって・・・・・・」
涙を流すジェヨルに、つとめて明るく声をかけるガンウ。
「全部、終わったことです」
その言葉にジェヨルもうなづきます。
「そうだよな。あの時俺は子どもだったし、あの出来事はもう終わったことなんだ。今の俺はなかなかいけてる大人になったって、そう思うことにするよ」
安らいだような表情を見せるジェヨルに、先に別れを告げたのはガンウでした。
「もうこれからは、僕が来ても知らんぷりしなきゃ駄目ですよ、先生。それでも時々僕に会いたくなったら、鏡を見てください。先生は、僕だから」
「うん」
静かに立ち上がり、ジェヨルと向き合うガンウ。
「もう、行きます」
ガンウを涙ながらに抱きしめるジェヨル。
ガンウが先に別れを告げます。
「さよなら。ハン・ガンウ」
「さよなら。チャン・ジェヨル・・・・・・」
ガンウを抱きしめていた腕を自分から離すジェヨル。
残されたガンウの真新しい靴。
鏡に映った一人ぼっちの自分を見て、ジェヨルは嗚咽を漏らします。
ガンウとの別れの儀式を外でそっと見守っていたヘスでしたが、泣き崩れるジェヨルに歩み寄り。
ヘスにもたれ、いつまでも泣き続けるジェヨルです。
あー、涙。
この一連の別れの場面。
私の中ではドラマ史上に残りました。
ドンミンはヘスから報告を受け、とうとうやりおおせたヘスに「これで立派な医師になれる」とご満悦。
ジェヨルに現実感覚が戻ってきたらしいと嬉しそうに報告するドンミンの言葉に驚き、思わずトゥレット症候群の症状が出てしまうスグァン。
スグァンはそんな自分を責めますが、こちらもソニョと愛を育む中でどんどん良くなりそうです。
2度目の入院生活を順調に送るジェヨル。
散歩の途中、制服姿の人を見て、思わずガンウかと立ち止まりますが。
ただのおっさんでした。(笑)
って、すみません。
だってこれ、どうみてもスタッフに制服着せてますもん。
ガンウと間違えようがないわっ!!(笑)
ヘスともすれ違うジェヨルですが、こちらは素知らぬふりからのさりげないタッチ。
ジェヨル、患者さんたちのチャンネル争いに割って入ったりもして、なかなか主体的にコミュニケーションを取り入院生活をエンジョイしています。
ジェヨルにとがめられてぶーたれている、年上の患者さん。
顔色が優れないと回診にきたヘスに指摘され、ジェヨルが代わりに夜眠れないのなら治療を受けないと、などと答えています。
もはや人様の治療にも積極的なわれらがジェヨルに、ヘスも「すっかり班長みたいですね」と笑顔の合いの手を忘れません。
そういえば、しらばっくれることに関しては長けてる二人でした。
ラジオの収録の時から。(笑)
こうしてすべてが上手くいっているかに見える二人。
ヨンジンはヘスにジェヨルの薬を安定期の量に変えるつもりと報告し、「当然そうしなきゃ」とまるで自分の手柄かのようなヘス。その態度に懲戒委員会に頼み込んでまた診療できるようにしてあげたのに、礼も言わないのかとヨンジンがむくれ顔を見せ、対するヘスは二人の間で水臭いこと言わないでなどと、すっかり図々しさを取り戻していますが。
安らぎをぶち壊す母からの電話に、一気に緊張が走るヘス。
ヘスは電話を取らずに無視します。
ただならぬ様子に、母もずいぶん我慢したのだから避けずに会うよう心配するヨンジンでしたが。
いきなり母登場っていう。
忘れかけてましたが、これがあったんですよね。
もうお母さん見ただけで、ドキッとします。
ジェヨルと引き裂こうと躍起ですから、母。
姉が住宅購入資金としてためていたお金を出すといっているので、今日付けで病院をやめて留学に行けなどと強引なことを言い出す母。
仕方なく立ち上がり、家で話そうと先に歩き出すヘスです。
その時ジェヨルは、殺伐とした雰囲気をまとってタクシーに乗り込む二人を目撃してしまっていました。
なにが母子を殺伐とさせているか分かりすぎているだけに、表情が一気に曇るジェヨル。
ちょうどジェヨルの見舞いに訪れていたユンチョルとヘジンも、暗い顔でタクシーに乗り込むヘスを目撃し。
「ヘス、顔が暗いな」
「そうね」
「行こう。今日はジェヨルさんに会いにきたんだから」
そうして顔を合わせる3人。
ヘジンはジェヨルと同じ統合失調症を患う者の気持ちを率直に語って聞かせます。
「ユンチョルさんに悪いとは、今も思ってます。私がこの人の人生を壊したらどうしよう、また再発したらこの人はどんなにつらいだろうって」
ヘジンに率直な質問をぶつけるジェヨル。
「そのたびにユンチョルさんを置いてどこかに逃げたくなったりしません?」
逃げるのは簡単だとヘジン。
ユンチョルがヘジンの言葉を引き取ります。
「僕が言ったんです。僕に悪いと思うなら、腹が立つことがあってもちょっと大目に見てって。ヘスのことばっかり考えないでください。ジェヨルさんだって、幸せになる権利があるんですから」
二人の話を暗い表情で聞くジェヨル。
面会を終えると、ジェヨルはヘスの母に電話をかけます。
『ヘスが旅立つよう、僕が説得します』
今まさにヘスと話そうとしていたタイミングでかかってきた電話。
ジェヨルの意外な言葉に母は言葉を失います。
『お願いします。ヘスには何も言わずに、僕に会いに来るよう伝えてください。ヘスを説得しますから。お願いです。一度僕を信じてください』
「お母さん。・・・・・・お母さん?」
複雑な表情で無言のうちに電話を切るヘスの母。
今のがジェヨルからの電話とは知らぬヘスは、母に思い切って気持ちを打ち明けようとします。
「お母さんには悪いんだけど。お母さんとお姉ちゃんに絶縁だって言われても・・・・・・」
「ジェヨルが今すぐ病院に会いに来いって」
ヘスの言葉をさえぎる母。
「行ってジェヨルと会った後、また話そう」
母に言われるがままに、怪訝な表情を浮かべながらも病院に向かうヘス。
病室で待っていたジェヨルは、病気のことが知られた後、自分の本が飛ぶように売れ、過去の作品がオン・オフラインでベストセラーランキングを席巻していると伝えます。
「テヨンから連絡があったんだけど、俺がやってたラジオ番組が俺をゲストで招待したいんだって。どう思う?」
「出たらいいわ。番組に出て、罪の意識もない犯罪者と、心を痛めてる統合失調症患者との区別もつかない人たちの不見識と無知を分からせたらいい」
なにげに最終回で一番スカッとするセリフ。
ほんとにそのとおりです。
そしてジェヨルは本題を切り出します。
「そして君は、予定通りサバティカルを取るんだ」
「それを言うために呼んだの? 行けって?」
「そう」
思わず苦笑するヘス。
「なによ。また別れるの?」
「お母さんにも義理立てすべきだよ」
「今まで充分お金稼いであげたわ」
「君が一度も優しくしてあげたことのない母親だろ。罰が当たるぞ」
「私の人生は私のものよ」
抵抗するヘスにもジェヨルの決意を揺らぎません。
「退院しても定期的に治療を受けるよ。愛は相手のために何かを諦めることじゃなく、何かを成し遂げることだよ。俺のために自分の人生の大事な計画を諦めちゃ駄目だ。自由に自分のその足で、計画したとおり旅立って」
思いもよらぬ発言にショックを隠しきれないヘス。
「本気なの?」
ジェヨルはそのショックにさらに追い討ちをかけます。
「1年間、俺を忘れようとベストを尽くすんだ。それでも忘れられなかったら、戻ってきてまた付き合おう。俺に連絡するなよ。俺の性格分かってると思うけど、してもとらないから。今日から俺は君の面会は拒否する。回診でもっともらしくやってこようものなら、転院するからね」
あまりの言葉に泣き出すヘス。
「あなたは私と別れるのがそんなに簡単なの?」
「簡単じゃないさ。でも、難しいことをやり遂げてこそ、後々俺はやるだけやったって君の家族に堂々と言えるんだ」
「旅行先で他に好きな人ができたら?」
「俺はモロ君好みの人間だからないだろうけど、もしそうなったら俺の勘違いだったんだな、ヘス幸せになれよって思うよ。俺は譲らないよ。俺がお前のためにガンウの存在を見つけ出したのと同じように、お前も俺のためにサバティカルに行ってもっと大きく成長しておいで」
「私に負けてくれないんだよね?」
「うん」
ヘスの頬の涙を拭い別れのキスをするジェヨル。
「行って」
「自分がどれだけひどいやつか、分かってる?」
「分かってる」
こうしてうなだれて出て行くヘス。
ジェヨルは悲しげに去っていくヘスを、病室の窓から無言で見送り。
家に帰り、ジェヨルと話し合ったとおり、明日病院に休職届けを出しすぐに旅立つと母に告げるヘス。
母は親を騙して裏でこっそり会うつもりではないかと疑いますが、そんなつもりだったらとうに家族を捨ててどこかに行っているとヘスは返します。
母を愛してるのでジェヨルと金輪際連絡も取らないし、母のためにそれくらいのことは喜んでやれるとヘス。それでも自分が患者をしっかり治すいい医者だということは信じて欲しいと付け加えます。不幸な瞬間が訪れても、自分はそれをまた幸せに変えられる人間だと。
ジェヨルが治ったら、戻ってきた後また付き合いたいと暗に伝えるヘス。
決意も固く実家を去っていくヘスを呆然とした面持ちで見つめていた母は、「強情な子なんだから」と涙を浮かべ。
罪悪感ってやつでしょうか。お母さんの涙。
親心は複雑ですね。
まぁ、この涙で視聴者的には、これは許されたなと思ってしまいましたが。(笑)
帰宅したヘス。
いつの間にか何もかも知っている様子のドンミンとスグァンが暗い顔のヘスを迎えます。
ちょうどろうそくをを灯していたスグァンがヘスに慰めるように声をかけます。
「旅立っても、チャン・ジェヨルのろうそくの火は、俺が絶やさないからね」
翌朝。
用意のいいことに、ヘスの荷物持ち件空港までの運転手として、ヘスの元彼チェ・ホを呼んでいたスグァン。
悪いやつはとことん使い倒せば節約にもなっていいなどと、あんまりなことをヘスに耳打ち。(笑)
こうして2泊3日の旅行にでも出かけるかのような軽快さで見送るドンミン、スグァンと出て行くヘスの面々です。
一方ジェヨルは、再入院して以来初めての外泊許可をもらい、ラジオに出演することに。
ヨンジンにヘスが今日旅立ったのを知っているかと尋ねられ、平然と知っていると答えるジェヨル。
そっか。
忘れてましたが、テヨンって単なる編集者じゃなくてジェヨルと共同経営者でしたっけ。
となるとこの女性編集長は、社長に「モテないブタ」とかひどいことを面と向かって言っていたんですね・・・・・・。根性ありすぎです。(常識がないだけというウワサも。笑)
局に着き、以前と変わらぬ人気を証明するジェヨル。
サインを求め、人々が押し寄せます。
群衆にまぎれる制服姿に、一瞬ギクッとするジェヨル。
そこにいたのは・・・・・・。
だからおっさん過ぎるってば!(笑)
どうしてここだけこんなに手を抜いたんでしょう。
若干これ着せられてるスタッフが気の毒になってくるレベルです。(スタッフと決め付け。笑)
しかし、ジェヨルにはこれまでの嬌声とは異なる言葉も浴びせられます。
『カッコイイ! 全然統合失調症に見えない!』
『ねえ、本売るために、わざとおかしくなったフリしたんじゃない?』
『違うでしょ~!』
苦笑いのジェヨルを守るように歩みを早める編集長と、暴言への苛立ちを隠さないテヨンの図。
腹立ちますが、こういうこと言う人たちは本当にいるんですよねぇ。
こうして始まる収録。
元はジェヨルのテリトリーですので、当然堂々たる喋りっぷりを見せます。
ちなみに、ホスト役は作家であり映画評論家のホ・ジウン/허지웅さん。
本物の作家がドラマ内の作家にものを書くことについて尋ねる構図、というわけです。
残念ながらその「面白さ」は韓国内の人にしか伝わりませんが。(笑)
番組も終わりに近づき、ジェヨルに提案を持ちかけるホスト役。
「失礼だとは思うんですが、今リアルタイムでファンの要望がものすごく上がってきてるんですよ。以前、ラジオ番組の最後にいつも言ってた決め台詞あるじゃないですか? それをやってもらうわけにはいきませんか?」
求めに応じて、喋り始めるジェヨル。
ラジオは映像でもライブ配信されています。
『こんにちは。チャン・ジェヨルです』
『皆さんがご存知のとおり、私は統合失調症を患っています。医師たちは私の病気について、百人に一人がかかるよくある病気であり、不治の病ではなく完治することのできる病気だと言っています。その言葉を信じて、ベストを尽くしたいと思っています。愛する人たちのために自分ができるのは、どんな瞬間にも希望を失わないことだと思っていますので』
静かにジェヨルの言葉を聴く面々。
ジェヨルが言葉を続けます。
「今日の”good night”は、皆さんにではなく自分自身に送りたいと思います。いつも人には元気にしてるか尋ね、おやすみの挨拶を数え切れないほどしてきましたが、いざ自分自身にはとなると、一度もしたことがなかったんです。皆さんも今日の夜は、他の人のためではなく自分自身に本当に元気かと尋ね、暖かいおやすみを送ってくださればと思います。
では今宵も、good night、チャン・ジェヨル」
ジェヨルの勧めどおり、自分自身にお休みの挨拶をするスグァン。
「good night、パク・スグァン」
そしてドンミンも。
「good night、チョ・ドンミン」
飛行機の中のヘスも。
「おやすみ、チ・ヘス」
もー、なに。
泣ける。
思わずやりそうです、私も。(笑)
順調に快復していくジェヨルは病室でまた小説を書き始めました。
あまり根つめて書かないよう、タイマーで時間を区切って机に向かうジェヨル。
ジェヨルはヨンジンとの問診で、以前の60%くらいの割合で書けるようになってきていると答えます。
問診の映像を一緒に見ながら、退院の話をする時がきたと満足げなヨンジンとドンミンです。
ジェヨルの見舞いに訪れ、ヘスが旅行先で送ってきた写真を見せようとするスグァン。
ヨーロッパにでも行ったほうが楽なのに、なにしにわざわざインドやモンゴルで苦労しているんだと呆れるドンミンに、ヘスはケチだから旅費をケチってるんだと答えるジェヨルですが、写真を見ようとする素振りはありません。
本当にあれ以来一度も連絡を取り合っていないというジェヨルを、驚いたように見つめるスグァン。
あまりの強情さに、似た者同士すぎてやってられないと愚痴をこぼすドンミンです。
そうして1年が過ぎ。
ジェヨルは母の家で兄と母とともに暮らしていました。
ジェボムがいもしない女性看守が自分を好きだったと言い張るので、ホラもたいがいにしろと大笑いのみんな。しまいには、ヨンジンが自分をカウンセリングするたびに怪しい視線を投げかけてくるとまで言い出していると、テヨンは笑いが止まりません。
「男性刑務所に女の看守なんて、ありえないでしょ!」
すっかり黒髪になったジェボム。
白いシャツにスイカをはねてしまい着替えをもってきた母に、「ヨンジンさんは白が好きなのに」などと言ったため、一同更に爆笑。
っていうか兄は、またチンギョンさんに片思いなんですね。
『優しい男』でもろくでなしの兄役だったヤン・イクチュンさんはヒョン秘書役のチンギョンさんに片思いするラストでしたが、またもやここでも。
・・・・・・もしかして本当にタイプとか?!(笑)
スグァンは戻ってくる日が近いヘスにみんなの近況を報告。
スグァンの報告で視聴者もみんなのその後を知る仕組みです。(笑)
ジェヨルは小説を書き始め、ラジオもまた始めていました。
服薬も週に1度となり、ここ半年はガンウを見ていません。
ドンミンのところで集団治療も。
そしてこちらは、人付き合いの方法を学ぶために集団治療を受けるジェボム。
自己紹介で、つい自分を殺人罪で長期服役した、などと語りだしてしまい、毎度の駄目だしを食らうジェボム。
今は母を手伝って唐辛子栽培をしていると言い直すジェボム。
ヨンジンににっこりされ、嬉しさのあまり盗み見るの図。
ちょっと怪しい。(笑)
そして、スグァンの父とジェボム・ジェヨルの母も、ドンミンのもとに通い始めていました。
親の受けた精神的な傷を癒すってことなんでしょうけど。
・・・・・・母のパンドラの箱が開いたらどうするんでしょうか?!
なんてことは余計な心配ですよね。ええ、ドラマですよね。(笑)
ユンチョルとヘジンもかわいい男の子を無事出産。
・・・・・・って、ピンク着てますけど?!
最終回に来てようやく目立つ、怒涛のアラ?!(笑)
これはシェアハウスにサッカー見るため集まった面々。
ヨンジンが、彼氏らしき人連れてるんですが。
っていうか、チェ・ホたちはいらなくないですか?(笑)
こうして過ぎ行く1年。
ヘスは締めくくりに、思い出の沖縄に。
あー、良かった。
ジェヨルが死んで一人ぼっちの沖縄じゃなく、「ヘスはサバティカル、ジェヨルは快復中」の一番ハッピーな「一人沖縄」シーンで。(笑)
かくして共同生活の館にカムバックしたヘス。
「じゃじゃーん! サプラ~イズ!」
ところが、ヘスが帰ってきたというのにパズルに夢中で全然注目してくれない二人。
腹が減ってるなら勝手に食べろなどと、完全に邪魔者扱いです。
がっかりしながら食卓に向かうと、こちらは荒れ放題。
ハウスメイトたちの散々な仕打ちに腹立ちながら水を飲むヘスですが。
「帰ってきたんだ。あら。会わないうちに随分綺麗になったね」
1年ぶりの再会だというのにあまりにあっさりした態度で自分の部屋に戻ろうとするジェヨルが、俄然憎らしいヘス。
ヘスはすぐさまジェヨルの部屋に向かいます。
「“帰ってきたんだ。会わないうちに随分綺麗になったね”って、どーゆー意味?」
「言葉のとおりだけど」
「私のこと、忘れたの?」
「いいや」
「じゃあ、忘れてはいないけど、再会してみたらどうってことなかったってわけ?」
「いや。いつも君のこと考えてたから、さっき会ったかのような気がしてさ」
「マジで会いたかったよ、ヘス。キスしていい?」
「早くして~❤」
ですよね~。(笑)
そして飛び込んでくるおじゃま虫。
「ジャーン!」
“愛するヘス! ジェヨルがお前をずっと待ってたんだぞ!”
で、固まる。
・・・・・・てか、見物?(笑)
ちなみにBGMはウララセッション。
きてくれました、能天気なラスト。(笑)
見物されてるのに気づいた二人は。
「出てってくださいよ! もう、早く出てってください! 早く!」
角度の研究してる場合じゃないです、スグァン君。(笑)
二人きりになり、さらにヒートアップ。
毎度毎度プライバシーが守られない家です。(笑)
そして、さらに1年後。
ちなみにトイレの絵は、昼間の自由なラクダに変わってます。
朝。
バスルームで一人呆然とするヘス。
なぜなら。
ハイ、きましたご懐妊。(笑)
仏頂面でベッドに戻るヘス。寝ぼけ眼のジェヨルがヘスのお腹に頭を乗せますが。
「頭どけて。起きてちょうだい」
「なに朝からまた怒られるのぉ?」
まだ眠りから覚めないジェヨルに突きつける、決定的証拠。
「問題は、これ。5週間前、私が○○ないならするなって言ったのに、結局私をその気にさせてやったでしょ」
○○は自主規制です。(笑)
無言で立ち上がるジェヨル。
「ちょっとどこ行くのよ! 話し合おうよ! ちょっと!」
「あなた!」
あなたの掛け声で映る、壁の写真。
結婚したんですね。
庭に出て、くつろぐ二人の前に歩み出るジェヨル。
って言うか、なんで結婚したのにまだみんなと同居?(笑)
ジェヨルに妊娠検査薬のスティックを見せられるも、なんだか意味の分からないスグァン。
「俺、父親になるんだ~」
「ぶはっ! むぁじで?!」
続いて降りてきた奥様。
「みんな、なにをそんなにはしゃいでるの? 私が怒ってるの分からない?」
その声に応じるドンミン。
「こら! お前、○○つけなきゃ駄目だろ! まんまやってどうする!」
「だって、あの日はヘスがすごい綺麗だったんですよ~。それで一杯一杯になっちゃって。知らないでしょうけど、あの日本当に可愛かったんですよね~」
・・・・・・そんな会話までありなんですか、アナタガタは。(笑)
で。さわやかに水かけっこ。
ハッピーエンドに向かって全力疾走中。(笑)
婿殿になったジェヨルは、ヘスのお父さんのお世話もこなし。
なにやら耳打ちされてお父さん上機嫌です。
きっと妊娠の報告ですよね。
そして、あんなに反対していたお母さんは。
「あらま! あらま! ほんと?」
「病院行ったの?」
「アイゴー! うちの子よくやったわね~!」
完全に婿殿を溺愛。(笑)
そしてこの後、どー考えても尺合わせだろうのシーンが挟まります。
ええ、最終回だって言うのに。
またしても一堂に会している愉快な面々。
ドンミンはヨンジンの事業家の新しい彼氏のことが気に入らず、駄目出しをしてケンカになります。
なぜだかまたいるこの二人。
パートナーに不満のある人はみんな、明日ストレス解消プログラムに参加しろと、唐突なドンミンの号令。
自分にベタベタしすぎると贅沢な不満を漏らすスグァンたちも参戦。
ジェヨルはヘスに不満はないとしますが、妊娠で博士課程を2年休むことになったヘスは必ず参加しろと迫り。
で。
なぜかトマト祭りよろしく、白い部屋でみんながトマトをぶつけ合うっていう。
どー考えてもいらないでしょ、このシーン。
ロコを無理矢理強調してるでしょ。
と、うがってみる視聴者。(笑)
そしていつものように、患者さんたちの治癒を願いろうそくを灯す二人。
その姿は、ラジオ番組に復帰したジェヨルにつながります。
「こうして幾人もの人たちのおかげで、その洞窟の修道院には24時間365日の間、一日中消えないろうそくがあるのだそうです」
ヘスがスタジオで見守る中続く放送。
『ろうそくが灯される理由はただひとつ。洞窟の外にいる孤独な人たちのためです。今自分は一人ぼっちだと寂しい思いをしているみなさん。誰かがあなたのために24時間祈っています』
「覚えておいてください。皆さんはただの一瞬たりとも、一人だったことはないんです。では、今宵も、good night. チャン・ジェヨル」
・・・・・・今度は泣きそう。ほんとにめまぐるしい。(笑)
表に出ても相変わらず人目ををはばからない二人。
いちゃつきながらアイスクリームを食べていますが。
サインをせがむファンに囲まれてしまいます。
「今度の新刊、すごく良かったです。推理小説よりも恋愛小説のほうがずっといいですよ。サインしてください」
・・・・・・ク・ハラちゃん??
一瞬似た人かと思いました。(笑)
ヘスを押しのけるファンに、妻は妊娠中だから押さないでと注意し、今は二人の時間を楽しんでるからサインは出来ないと断るジェヨル。
ヘスはそのうちファンがいなくなるんじゃないかと言いますが、ジェヨルはヘスさえいてくれればいいと意に介しません。
アイスクリームを食べるヘスの普通の姿すらいとおしい、重症のジェヨル。
「可愛いな~、もう」
はいはい。(笑)
「そういう意味で、もう一人子ども産まない?」
「は? またケンカする? ・・・・・・って、なにその嬉しそうな顔!」
「いい?」
「OK!」
(END)
いやぁ~。
ハッピーエンドで終わりました。
めでたい!
最後、だるっだるでしたけど。(笑)
最終回の尺合わせ度合い、結構なものでしたが、そうでした。このドラマって、後半にかけてのぐっと濃い部分以外は当初からこういう集中を切れさせるだるいとこ、ありました。(笑)
最終的には同じ時期にやっていて1週早く終わったKBS2『朝鮮銃使い』(邦題仮)の最終回視聴率12.8%とMBC『運命のように君を愛す』(邦題仮)の最終回視聴率10.5%を抜いて12.9%で有終の美を飾ることになりましたので、まあよしとしましょう。
視聴率としては決して高いほうではなかったですが、他の二つより後から始まったわりには健闘したと思います。
序盤から中盤にかけて頻繁に登場したセリフで聞かせる理屈っぽい口論シーンやらラブラブ痴話喧嘩のシーンやらがもう少し少なければ、もうちょっと視聴者を集中させられたのではないかと惜しくはありますが。
このドラマは今までにない精神医療ドラマをヒューマンに暖かく描いて、メッセージ性にとても優れていましたね。
根底に流れる思想が優しくて人間的だったからこそ、ちゃんと患者さんの立場に立ってキワモノのような描き方にまったくなることなく作り切れたのだろうと思います。
そしてこのドラマは、なんと言ってもチョ・インソンさんでしたね。
初めはまったく小説家に見えなかったんですが、今じゃ「チャンチャッカニム(チャン先生)」と呼びかけたいくらいです。(笑)
素人考えでは、ああいう役は本当に神経が磨り減るんじゃないかと思うのですが、実際のところどうだったんでしょうね。
あとは、強烈な演技デビューを飾ったEXOのD.O.ことト・ギョンス君。
彼の純真無垢な外見が悲しみをさらに誘い、もう配役として完璧としか言いようがないです。
正直、この男子二人がはまり役すぎて、コン・ヒョジンさんがかすれた感すらあります。というよりも、ヘスというキャラクターが実はそんなに魅力的じゃないかも?!
ジェヨルはヘスが精神科医だから惹かれたんであって、そうじゃなければどうだったんだろうの感が個人的には最後まで拭えませんでした。
・・・・・・って、それじゃドラマが根本から成り立ちませんが。(笑)
そんなわけで、貼っておきましょう。
視聴者の嗚咽を誘ったガンウとジェヨルの別れのシーン。
「裸足で道端を逃げ回る時・・・・・・」と語りだすところから始まっています。
ト・ギョンス君、すごく良かったですよねぇ。
この役は、もう彼以外は考えられないです。
素晴らしい。
そんなわけで、終わってしまいました『大丈夫、愛だよ』。
こんなにいい精神科医たち、本当にいるのかって話もありますが、是非日本にも早いうちに入ってきて欲しいなと思います。
ちなみにこれ見て燃え尽きたので、また当分ドラマから離れると踏んでおりましたが、なにやらイ・ジェフンさんが兵役を終えてもうカムバックされるようですね。共演はハン・ソッキュさんと、モロに『パパロッティ』な二人。
ハン・ソッキュさんは『ベルリン・ファイル』以来やさぐれキャラな喋り方が抜けないのか、ハイライト映像を見てもフガフガなに言ってるのか分からないので、時代劇としてどうなんだろうと心配ではありますが、SBSの新しい月火ドラマ『秘密の門』(邦題仮)はちょっと見てみたい気がしています。
ともあれ。
ずっとドラマを見る気が起きないまま今年が終わるかと思っていましたが、いいドラマに出会えてよかったです。
終わってしまってとても寂しいですが、また素敵なドラマに出会えることを願いつつ。
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“Hero” Family of the Year を読む
21 Responses for "『大丈夫、愛だ』 第16話 最終回
チョ・インソン コン・ヒョジン D.O.出演"
最終話、お疲れ様です
そしてありがとうございます
ガンウと見紛う制服姿、思わず笑っちゃいました^^
そんなにアップで切り取らなくても…でもおっさんですね~
再会した二人をおじゃま虫二人が座って見学してるとこ好きです
このドラマってこんなドラマだったなあって^^
13話からの怒涛のストーリーが、大団円とはいえ最後こんなんで
ちょっと拍子抜けというか、あれ??って思ってしまいました
トマト投げシーン、いらなかったですよね。何か意味があるのかな?
まあハッピーエンドでよかったです
素敵なセリフがたくさんあったようなので
ぜひ早くに日本で放送してほしいです!
naoさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
す、すみません。嫌がらせかと見紛うほどのアップで切り取ってしまいました。
でもほんとに、一瞬固まるほど明らかにおじさんだったので、つい・・・。(笑)
トマト投げシーンは、意味があるとしたらあれですよね。
こういうストレス解消法もあるよっていう、紹介?でしょうか?(笑)
その前までがギュッと詰まっていたので、私も忘れていました。このドラマ、はじめから結構散漫なところがあるって。
この散漫さも脚本家と演出家にとってのリアリティなんでしょうけど、もうちょっとコンパクトなラストだとなお良かったですよね。
考えてみると、ラストシーンでうならせてくれるドラマって、実はそうない気がします。
映画でも小説でも、最後の一行、ワンシーンまでピリッとくるのはそんなに多くないですよね。
でも、内容のいい物語りな上にハッピーエンドだったので。良かったです。(^^)
心に迫るいいセリフが本当に多いドラマだったので、是非日本でも早く放送されて欲しいと私も思います。
ありがとうございました。(^_^)
初めてコメントさせていただきます。
最終話までのUPありがとうございました、そしてお疲れ様でした。
この日が来るのを待っていたような、来なければいいと思っていたような。
終わってしまい本当に寂しいです。
なんの予備知識も先入観もなく見た『その冬~』で作品に心を鷲掴みされ、
次作品を楽しみには思っていましたものの、漠然と、見たいなあ~だったこのドラマ。
言葉もわからなく、で、なすすべなく。
もしこちらに巡り合わなければ
ぼんやりと日本に来るのを待っているところでした。
脚本も台詞も(といっても語学力無しのため、こちら頼みでの理解なのですが)
主演はもちろんとりまく脇の方々の演技も
サイドストーリーも
映像もそして忘れてはならない音楽も。
全てが私にとっては秀逸で、今年一番どころか
今後数年こんな素晴らしいドラマに出会えるのかしら、と心配になるほど。
インソンさんは特にすばらしく、途中からは
ジェヨルがどうなっちゃうの!ではなくインソンさんがどうなっちゃうの!と
ドキドキ・・
もしも哀しい終わり方だとしても、インソンさんがいなくなっちゃうわけじゃないんだから、と自分に言い聞かせながら見るほどのはまりっぷりでした^^。
単に面白い、だけではなく、日常の諸々や
その他大げさにいえば自分の人生やら
様々なことを考えさせてくれるドラマでした。
こんな素晴らしいドラマに出会えて、
また、気持ちを共有できる場があって本当に感謝しております。
いつか、日本語の訳がついたかたちでやってくるのも楽しみですが
とっても凝った作りのように思えた作品。
ちょっとした言い回しの差異や韓国語ならではの珠玉の台詞のようなもの
もあるのでしょうか。。
その時にはまたこちらでお勉強させて頂けたら
と思っております。
長々申し訳ありません。どうしてもお礼が言いたくて・・
本当にありがとうございました。
makiさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
こちらこそ、どうもありがとうございます。(*^_^*)
そうですよね。
コメントを頂戴して改めて思うに、このドラマは本当に他とは一線を画すドラマ史に残る内容だったのではないかと思います。
本当に内容が深く、伝えるべき内容が密度濃く詰まった濃厚なドラマでした。
おそらくこの脚本家の方以外には書けなかったでしょうし、チョ・インソンさんは見事にジェヨルを体現されていましたよね。
本当に舌を巻く素晴らしい演技で完璧でした。
チョ・インソンさんはこういう深い表現が可能な役者さんなのだと、初めて知りました。
心に響くセリフがたくさんあるので、早く日本にも入ってきて欲しいですね。
その時は字幕をお楽しみになり、あわせてまた私の訳も思い出していただけたなら、とても嬉しいです。
暖かく心のこもったコメントを残してくださり、ありがとうございました。
またどうぞ、よろしかったらいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^_^)
今日は。
とうとう終わってしまいました。
細部にわたる、しかも当意即妙の解説のおかげで、最初から最後まで理解でき、楽しませて頂きました。ありがとうございます。
いつも平凡なリアクションしかお返しできず、もどかしかったです。
インソンさんに高い評価がいただけてうれしいです。
彼は、除隊後用意されていた、パク・クァンヒョン監督(「トンマッコルへようこそ」)の「拳法」が資金難でとん挫し、復帰作が決まらないまま、2年間を棒に振り、悶々としていました(はずです)。
ようやく決まったのが「その冬、風が吹く」でした。ノ・ヒギョンさん、キム・ギュテさんとの出逢いです。
このときの彼は、正直、「卑劣」より前に後戻りしたかのように思えました。様式的な演技だったし、それまでのイメージを超える新鮮さがなかった。
熱演にもかかわらず、批評も芳しくなく、演技賞ももらえませんでした。
こんなはずではない、とファンは思い、彼自身も思ったはずです。
今回、もう一度、彼をよく理解したスタッフとともに、新境地に再挑戦できたことは、本当によかったと思います。
これで完全復帰です。
インソンさんは、メイキングビデオなどで見ると、全身全霊で演技していします。嗚咽の演技のあとなどは、しばらく立ち上がれないほど。
だから、今回も、クランクアップ時には、精根尽き果てていたと思います。
ゆっくり休んでくれ~。
そして、次は、映画でお目にかかりたい~。
どこかのだれかの作品をパクッてミソをつけたティーザーPVの軽妙な味が、エンディングで再現されましたね。
何から何まで、緻密に仕組まれたドラマでした。
midoriさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
チョ・インソンさん、そうでいらっしゃったのですね。
復帰予定作が頓挫した件や、「その冬~」で演技賞を特に受賞されてなかったのも、初めて知りました。
ファンのみなさまもつらい気持ちを共有されていたことでしょうね。
ならではのお気持ちをこうして聞かせてくださって、ありがとうございます。
知らずにいたことをたくさん教えていただきました。
何度か書きましたが、私自身は初めはコン・ヒョジンさんの出演とノ・ヒギョンさん脚本という点に惹かれてこのドラマを見始めたのですが、蓋を開ければ一にも二にもチョ・インソンさんが本当にすごかったです。
初めの頃こそ、今まで殆ど見てこなかったチョ・インソンさんなので、予想していたよりも良いという相対評価でしたが、途中からは絶対評価に変わってしまいました。韓国の俳優さんたちは演技が上手な人が本当に多いので、他の人がキャスティングされたとしても小器用に、無難に、それなりに、この役を演じられただろうとは思いますが、それでも正直、このチョ・インソンさんが演じきったジェヨルより上回るだろう人が思いつきません。
私は今回、チョ・インソンさんのリラックスした笑顔での演技も新鮮に見ていました。
素を感じさせるこんなに屈託のない素直な表情、柔和な表情を見せられたからこそ、ガンウを生み出した心の傷の深さを際立たせることができたし、チャン・ジェヨルというキャラクターに限りない説得力を与えることができたのだろうなと思います。
明るくて一見心身ともに健康に見える人が抱えている底知れぬ絶望感と悲しみをこんなに余すことなく表現しきれたチョ・インソンさんは、ご自身もこうした悩みに深く共感するところが実はあるからこそこんな表現が可能だったのかも知れないと思ってしまうほどでした。
役者さんって、どんなに小器用でも実は役に対する理解力の深さの程度が、演技に隠しようもなく出ちゃいますよね。
演技が薄っぺらい、泣いててもちっとも伝わってこない、悲しみも怒りも絶望の表現も一本調子。俳優として、それ以前に人としての底の浅さを、難役を引き受けたが故にうっかり露呈させてしまう人も結構いますが、チョ・インソンさんはその意味でまったく逆でした。
正直、絶賛してもしても足りないです。(笑)
本当に素晴らしかったです。
こんなに素敵な感動を与えてくれる俳優なら、ファンのみなさまもさぞや応援しがいがおありでしょうね。(^^)
そうそう、最後のトマト投げ。
あれは、パクリティザーへの開き直りでもありましたよね。(笑)
オマージュ、と言い直したほうが、制作の皆さんには耳障りがよさそうですが。(笑)
チョ・インソンさんのファンとしての声をたくさん届けてくださって、最後まで一緒に楽しんでくださって、ありがとうございました。
この作品でチョ・インソンさんの真価を知れて、本当に幸せでした。
よろしければ、どうぞこれからも遊びにいらしてくださいませ。(^_^)
はじめまして。
わたしも初めてコメントします。
物凄く長くなりますが、どうぞ、思いのたけを書かせてくださいまし!!!
BGMはもちろん、OSTのアルバムですよ!
コンヒョジンが好きで、主君はわたしもはまりました。
そのあと、ビョルクデにはまり、キムスヒョン、チョンジヒョンが好きになりました。
今回のケンチャナは、ビョルクデが落ち着き、わたしもそういえば・・・と思い出し、
ネットサーフィンして、なんとか字幕動画を探り合て、かぶりつくように見始めました。
最初は、テンポが良すぎて、理解が難しかったりしたのですが、それでもセリフが秀逸なのと、
チョインソンがイイ男過ぎて、そのぞれのキャラも素晴らしすぎて、何度も何度も見返しました。
個人的に、ドンミン先輩が素晴らしいと思いました。腕の立つ、本当に心の痛みが、仕組みがよく分かっている精神科医を演じてくれてました。私自身、一時期心理学を学び、カウンセラーになるべく、勉強をしていました。それはかれこれ、10年ほど前からです。それからずっと、私自身、心というものに目を向けずにいられません。心を中心にしか生きられなくなったのです。それから今もずっと、心理学、仏教、スピリチュアル、様々な講演会、ワークショップなどに参加して、実際の現場を体験しました。精神病院こそは、行った事がないので、スキゾの方に実際あったことはないかもしれません。ですが、心の病でワークショップ中に泣き叫んでいたり、怒り打ち震えて飛び出してしまったり、そういう人々を見て、世の全ての正体不明そうな、知らないがゆえに訳が分からない人の状態は、心の状態が起こすのだと、思いました。
トマトを投げ合うシーンなどは、ロコとしてはいらないのかもしれないですが、これはまさに、今の心を癒す現場で、最先端に行われている手法だと感心しました。一番身近な人に向けて、善悪にとらわれず、自身の本音をぶつけ合うというのは、やっているように見えて、実際はなかなかできないことなのです。なぜなら、本音を隠している自分すら、日々の生活ではすっかり忘れてしまっているからです。トマト投げでライトに、でも、効果的に表現されていたので、これは本格的に、人間の心を深く理解している人たちが作った作品だと感嘆しました。
それから、最終回でのジェヨルが、ラジオにゲスト出演し、今日は自分に向かっておやすみを言います、というくだり、これがこのドラマの核なのだと思いました。
自分自身を極限まで愛しなおす、これに尽きると10年以上、心に注目した私自身がたどり着いた結論で、この後の人生もそれを軸にいろんな経験をするのだと思っているのですが、こんなにも奥行と、彩りと、ラブと、ユーモアと、おしゃれを融合したドラマが出来てしまったなんて、時代なんだな、と深く深く頷くとともに、作ってくださった全ての方に、感謝ですし、会って話してみたいです。
あれほどの表現が出来るということは、少なからず、このドラマをこんなにも愛した自分と、共演者の方や、製作者の方とは心から共有できるものがあるということですもんね!
ああ、熱くなりまくってしまいました。
もっともっと書きたいくらいですが、このドラマを愛した者同士として、白香夏さんにむしろ実際お会いしてお話したいです。ほんとに、機会があったら、ただただ、このドラマについてお話しましょう!!!
実は、日本語字幕の動画はまだ最終回が出ておらず、字幕なしの動画や英字幕はあるのですが、見るのは控えていました。ですが、昨日初めて、白香夏さんのサイトに出会い、貪るように、レビューを読ませてもらい、今までより深く楽しさが増しました。なので、迷ったのですが最終回レビュー、読んだんです。そしたら、素晴らしい内容だったので、先ほど、字幕なしで動画を見ました。またいずれ、日本語字幕を見るとは思いますが、初見の感動を今ほどではないでしょうね。白香夏さんのレビューで、最終回をありのまま見終えることが出来て、わたしにとってのこのドラマの着地はパーフェクトでした!
多くの翻訳をされているからこそ、ドラマの展開への疑問や、表現の仕方への疑問が、素人のわたしとはまた違っていて、そこもとっても興味深かったです。
ヘスの性格は、わたし個人はとっても親近感が湧きました。
今の自分が、ヘスのように、とことん自分の我儘に忠実に過ごすよう心掛けているので、
わかるわかる!と励みのように見ていました。それから、プライバシーがないかのような設定自体も、この先に人類の未来に必要なものが隠れていると思いました。
自己開示をとことんまでしてしまう、それは難しいのですが、表現の仕方はさまざまでも、沸き上がった感情を新鮮なうちにアウトプットする、そんな環境が当たり前な世の中になれば、様々な問題が解決するのだと、思うのです。それを、ドラマという、誰もが見ることが出来る映像という形でこんな風に表すことが出来るなんて、監督、脚本家、演出、結局すべての方に、やっぱり素晴らしい、ありがとう!としか言葉が出ませんね。
思いのたけに、書き綴りました。
読んでくださり、ありがとうございます。
この場を作ってくださり、ありがとうございます!
過去記事もまた、拝見したいとおもいまーーーーす!
今夜は寝る前に、「おやすみ、ヨコヨコ」します^^
ヨコヨコさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
ヨコヨコさまも主君とピョルクデにはまられたのですね。
私もなので嬉しいです。
それぞれ面白さは当然違いますが、なんというかこの『大丈夫、愛だよ』は本当に次元が違うドラマでしたよね。
ヨコヨコさまのコメントを拝見し、ヘスの描き方ももしかしたら「あえて」、「空気を読む」ような女性ではなく、自分の欲求に正直な人間を描こうとしていたのかもなと思いました。
ヘスって「本当にこういう女性いるよね」って感じさせるキャラクターですよね。
私はそこまでヘスを魅力的なキャラクターに感じなかったのですが、それは私の「独断」やらジャッジが働いていたからなのかも?!なんて考えると、ちょっとドキッとしたりもします。(笑)
そしてこのドラマは、大真面目でもありますよね。
何かを正しく教えてあげようとするドラマと言いますか。
ここでいう何かとは、ドラマの中で取り上げられた心の病や傷のことですが。
私は重いトーンのドラマが嫌いではないので、もう少し話を集中させてもいいのではないか、あまりバランスを考えて軽妙なシーンを織り交ぜようとしなくてもいいのではないかと思いながら途中見ていましたが、終わってみればなかなか絶妙な按配で描ききれたのではないかという気がしています。
そしてほんとに、ガンウというキャラクターを繰り出してきた点。
あんな展開を生み出してくれるなんて、秀逸にもほどがあります。(笑)
ラジオの「おやすみ」もいい場面でしたよね。
本当に冗談抜きで、見た人はその夜自分のおやすみを言うのではないかと思います。
それくらい説得力のあるシーンでした。
いいドラマでしたよね。
感じることの多い、描こうとしていることの次元が他とは全然違うドラマでした。
ありがとうございました。
よろしければまたいつでも遊びにいらしてください。(^_^)
白香夏さま
早速のお返事ありがとうございます。
初めてながらに、まくし立てるようなコメントでしたのに、
丁寧にお返事くださり、とてもとても嬉しいです。
白香夏さんのおっしゃるとおり、日がたてば立つほどに、色んなバランスが良い!と
思える作品です。今までの人生で、DVD購入したことないんですが、これはちょっと
買おうかな、と思います。実際どうするか?自分!も楽しみです。
昨日のうちに、ピョルクデのレビュー拝見しました!
そしたら、また映像を見たくなって、好きな場面を切り取りながら何度目かの完走を
してしまいました。レビュー、とっても読みやすいし、うんうんするし、白香夏さんの
独自の主観が楽しみです。次はどんなドラマにはまるのでしょうか。
また、一緒に語り合えるのを楽しみにしております!
ヨコヨコさま
こちらこそ、ご丁寧なコメントをお返し頂き、どうもありがとうございます。
本当に大好きなドラマって、DVDを買いたくなりますよね。
私も映画やドラマのDVDは手元においておきたいタイプです。
もっとも、最近は収納を考えてVOD購入することが多くなりましたが。
ピョルクデのほうも読んで下さってありがとうございます。
変なこと一杯書いてますが、大丈夫でしたでしょうか。(笑)
ドラマにはまると熱烈に書き始めますので、またご一緒できましたら嬉しいです。(^_^)
ありがとうございました。
今だに感動しています。皆さんの感想読みながら又胸がキュンとします。私の思い全て皆さんが書いてるので敢えて長くはかきません。
本当にインソンさんの演技に感動、大好きになりました。自然な演技、演出、キスシーンにも洋画観てるまたいでこんな素晴らしいドラマに出会えて最高でした。又楽しみにしています。
アツアツさま
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
チョ・インソンさんの演技、ドラマの内容、ともに素晴らしかったですよね。
よろしければ、またいつでも遊びにいらしてください。(*^_^*)
はじめまして、ちゃみと申します。
最近ようやくドラマ視聴が終わり、いまさらいいのかしら?と思いつつお邪魔しています。実は、去年の放送中からこちらの記事はすごーく気になってて…
でも、やっぱり真っ白な状態で見たかったので我慢我慢の日々でした
念願の視聴を終え、未だに余韻にひたる位素晴らしい作品でした。
こんなにハマったのはいつぶりかしら?初めは、コンㆍヒョジンさん作品が大好きで見たはずなのに、いつのまにやらチョㆍインソンさんの繊細で深ーい演技にのめり込んでいました。ホントに凄いの一言ですよね。
ドラマを観るたび思うのが、たくさん喋っているのに字幕が短すぎる!と…
韓国語は初心者ですが、知ってる単語が聞き取れても訳されてないと気になるんですよねー。でも香夏さんのあらすじを読ませていただくとそんなもやっと感が一発で解消されます。楽しくてためになるお話しいつもありがとうございす。
ごめんなさい、途中で送信してしまいました
又、新たなドラマ記事楽しみにしていますね。
追伸ですが、私もスンシンからのジュノ落ちした一人です(笑)
なのでスンシンがらみも笑いながら読ませていただきました。大好きなのに落とす手法?!が凄く面白かったです。本当に楽しくてさいこーでした。
ジョンソクさん好きな人…なかなかいないので(笑)まー、パッと見ただけでは良さ!伝わらないですよね…と、私も落としますけど(笑)
早く映画やらドラマ日本に入ってこないかなぁと待ちわびているところです(泣)
スミマセン、とりとめなく長くなりました。
これからもブログ楽しみに拝見させて頂きますね。
ちゃみさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
楽しんでくださって、どうもありがとうございます。(*^_^*)
ちゃみさまもスンシンでジュノ落ちされたのですね!
っていきなりこっちの話題から反応してすみません。(笑)
私も本当にまさかの。まさかのジュノ落ちだったので。
好きなのに落とすツンデレ行為がいまだやめられません。どうしたらいいでしょうか。(笑)
しかも、イケメン役より変な役やって欲しい欲求が勝ってることに最近気づきました。
一体彼にどこに行って欲しいと思っているのか。(笑)
そして『大丈夫、愛だ』のチョ・インソンさん、本当にすごいですよね!
役柄自体も魅力的でしたが、とにかく神がかりとしか言いようのないあの臨場感あふれる演技。
映画のような濃厚なシーンの数々で、本当に素晴らしかったです。
あんな演技、本当にチョ・インソンさん以外にはできないんじゃないかと思ったり。それくらい凄かったです。
チョ・インソンさんの「分身」を演じたDO君も鳥肌ものでした。
こんな作品を見せてくれた俳優と制作者の皆さんに、本当に感謝しています。
チョ・ジョンソクさんの新ドラマ、途中までしか書いてなくてすみません。(~_~;)
でもあれはきっとすぐ日本にも入ってくるんじゃないかと思っています。結構ウケると踏んでいるのですが。(ひいきでしょうか?笑)
なかなかドラマを連続して書けていないのですが、またご紹介したいものなどを中心に色々と書いてまいりますね。
ありがとうございました。
よろしければ、これからもどうぞまた遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
こんにちは!早速のお返事に物凄く感激しています(*^^*)
ジョンソクさんのドラマ中断にスミマセン!だなんてとんでもないですよー。
お忙しいのだろうなぁと思っていたのですから…
[オーㆍマイㆍゴースト]やはり気になり我慢できず、真ん中あたりをとばしながら読んでいました(笑)香夏さんの感想だけでも十分に面白さが伝わり、ワクワク感!!凄いです!
香夏さんは、ウォンビンさんがお好きなんですよね?なのに、ジョンソクさん
…私もいわゆるイケメンが好きなんです。サムスンからのヒョンビンさん落ちだったのに、ジョンソクさん…(笑)ホントに何が起きるかわかりません( ̄▽ ̄;)
変な役…ナプトゥギみたいのですか?わかりますわかります。芸達者なジョンソクさんならなんでもできますものね。
と、また長くなりました…最後に私の知り得ないジョンソクさん情報には、いつも感謝しています。ちょっと悲しい恋ばな話も含めてこれからも楽しみにしていますね。ありがとうございました。
ちゃみさま
こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。(*^_^*)
『オー・マイ・ゴースト』、ほんとに面白かったです。チョ・ジョンソクさんの扱いはどうしても「パク・ポヨンさんの相手役」という感じではありましたが、このドラマでは女優をより引き立てる俳優ということで。ハイ。納得を。(笑)
ナプトゥギ的なチョ・ジョンソクさん、また見たいですよね。イケメンからは程遠い姿に大爆笑しながら、時々「あー、カッコイイ♡」って呟きたいです。
って変なこと書き始めてすみません。(笑)
チョ・ジョンソクさんのことも勿論書いていきますので、どうぞまた遊びにいらしてくださいませ♪
ありがとうございました。(^-^)
はじめまして。
たまたまDVDを借りて見始めたのですが、予想外の展開に引き込まれ、感動して、人とのつながりについて考えさせられて、すごく素敵なドラマでした!出会えてよかったと思えるドラマです。
DVDには日本語字幕しかなくて、内容は理解できなのですが、やはり何か物足りなく感じてたときに、このブログを見つけました。白香夏さんのナチュラルな訳を読んで、より登場人物の人柄や物語が自分の中にすっと入ってきて、ドラマをより楽しめたと思います。
タイトルも、私的には「大丈夫、それも愛だよ」の方が気に入ってます(笑)
そのことに感謝をしたくて、コメントを残させて頂きました( ^ω^ )
はるさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
本当に胸に残るドラマでしたよね。
想像を超える展開の連続でした。私もコメントを頂いてまた4話ラストを見直し、またウルウルきてしまいました。(笑)
何度見ても、いつ見ても、一瞬で入り込んでしまいます。
字幕は字数制限があるため、どうしてもさっぱりした感じになってしまいますよね。
私の書いたものが少しでもドラマを楽しむ上でお役に立てたのなら嬉しいです。(タイトルへのご賛同も、ありがとうございます。笑)
ありがとうございました。
よろしければ、どうぞまたいつでも遊びにいらしてくださいませ。(^-^)
はじめまして。
私も感謝をすぐに言いたくて、書かせていただいています。
私は、ついつい、先に最終回の内容を知りたくなります。
何故なら、韓国ドラマは、主役が死んでしまったり、その恋人が死んでしまったりなどということがよくあり、ウキウキ最後まで見て、そんな終わり方だととてもがっかりしてしまうからです。
だから、ハッピーエンドだと分かってから、安心して見たいんです。
友達には、えーーと言われますが…
大丈夫、愛だも、まだ途中なのですが、これはきっと大丈夫だろうと、最終回のあらすじを見ずに頑張って、一話から見ていましたが、やはり、こらえきれず、こちらにお邪魔させていただいた次第です。
やはり、ハッピーエンドでよかったー!
それで、お礼を言いたくなったのは…
こんな私ですから、何百と、たくさんの方が書かれたいろんなドラマの最終回のあらすじを見てきましたが、一番わかりやすく、あらすじを見て泣いたのは、初めてでした。
これだけ、詳しく書かれるのは大変だと思います。
お疲れ様です。
また、ぜひ、新しいドラマを見る時は、お邪魔させていただきたいです。
ありがとうございました。
のんさま
はじめまして。
コメント大変嬉しく拝見いたしました。
どうもありがとうございます。(*^_^*)
このドラマは本当に色んなことを考えさせてくれて、ごちゃごちゃしすぎる演出の欠点もあるのですが、そうしたマイナス面をカバーしてあまりある素晴らしい内容だったと思っています。
なので、ドラマの素晴らしさを伝えるべく、本気で愛を注ぎました。最終回は特に気合入ってます。(笑)
このドラマの素晴らしさをお伝えできたなら、幸いです。(^^)
どうぞ、最後まで存分にこのドラマをお楽しみ下さいませ。
よろしければまたいつでも是非遊びにいらしてください。
ありがとうございました。
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