みなさま、こんにちは。

あまりにも久しぶりで、若干書き方を忘れておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
ブログを更新したいと思いつつ、去年の暮れを最後になかなか書けずにいる間に2026年のゴールデンウイークも終わってしまいました。(笑)

なかなか更新されないブログですが、見に来てくださった皆様、ありがとうございます。

今日、久しぶりにブログを書きにやってまいりましたが、実は本当のところそれどころではありません。
追われております、原稿の赤入れ作業に。

タイトルに書きました通り、ちょうど1年前に韓国tvNで放送が始まり、Netflixでも配信されている韓国ドラマ『未知のソウル』脚本集を翻訳させていただくことになり、目下仕上げに向けて格闘しているところなんです。

 

『未知のソウル』は「韓国ドラマ(自分)史上歴代TOP3」などと仰る方も多い、本当にウェルメイドなドラマで、さらには既に数々誉れ高い賞を受賞している作品であるため、私も震えながら、心して取り組んでいます。(いえ、本当に、冗談じゃなく、震えております。決して風邪では!笑)
震えながらも、ご案内ページを貼らせていただいてもいいでしょうか?

予約販売ページが開いたばかりなのですが、公式サイトから、ご予約ページへのリンクに飛ぶことができます。

『未知のソウル 脚本集(全2巻)』(日本語翻訳版)のご案内およびご予約ページは、コチラ

*予約特典付きの販売サイトの他に、目下のところ、楽天市場、ヤフーショッピングでのご予約が可能です。
*他の販売チャンネルも、オープンし次第随時更新してまいります。

ちなみにこちらの原書(韓国版)は、昨年7月に発刊されています。
上記の公式サイトには、ミジとミレを演じたパク・ボヨンさんとホスを演じたパク・ジニョンさん、そして今回の役柄ハン・セジンで、知られざる(?)お茶目な面を存分に見せてくださったリュ・ギョンスさんが寄せてくださった、脚本集応援メッセージ動画もご覧いただけます。

韓国の映画週刊誌「Cine21(シネ21)」は、映画だけでなく、ドラマ、監督・俳優インタビュー、評論などを幅広く扱っていて、日本でも信頼できる情報源としてご存じの方も大勢いらっしゃると思うのですが、鋭い批評に定評のあるその「Cine21」の記者と評論家らが昨年2025年末にドラマ部門で「今年の作品」として選んだのが、まさに『未知のソウル』でした。
2025年も世界中でファンを獲得しているたくさんの素晴らしい韓国ドラマが生み出されたのですが、その中から選ばれたというところが、『未知のソウル』の作品性の高さを物語っていますよね。

双子の姉妹、ミジ(未知)とミレ(未来)を見事に演じ分けたパク・ボヨンさんも、「Cine21」が選ぶ「今年の女性俳優」に選ばれました。

のみならず!
シナリオを書かれた脚本家のイ・ガンさんも、「Cine21」が選ぶ「今年の作家」を受賞!
『ミジのソウル』をまだご覧になっていない、ご存じではない方もいらっしゃるかと思いますので、どんなあらすじなのか簡単にご紹介しますと。
パク・ボヨンさん演じるミジとミレは一卵性双生児。
母親ですら顔を見分けられないほど瓜二つなのですが、似ているのは顔だけで、性格も好みも言葉遣いや立ち居振る舞いもまるきり違います。
心臓疾患を持って生まれた姉のミレと、元気が取り柄のミジは、子どもの頃は同じ髪型をし、互いに苦手なことを入れ替わってやってあげるのが常でしたが、騙していたのがバレて以来、髪型を変えられて以来、人生の軌道が大きく変わります。
成績優秀でソウルの大学に進学し、公企業に勤める姉のミレと、地元でフリーターをしているミジ。
ある日、母の言いつけでしぶしぶミレに会いに行ったミジが、ミレが精神的に非常に追い詰められた危うい状況であることを知り、かつてのように入れ替わって助けてあげようとするところから、物語は始まります。
ここにミジ・ミレの実家の隣りに住んでいて、今はソウルで弁護士をしている同級生のホスが絡んできて……、という展開。

あれ、はしょりすぎましたか?(笑)

ミジとミレだけでも一人二役なのですが、さらに、ミジがミレになり切り、ミレもミジになりきるということを演じなければならないので、なんなら一人四役?

聞いただけでも、一筋縄ではいかない、難しい役どころですよね。

そのあたりのことを語っている、パク・ボヨンさんの「Cine21」インタビュー記事を、一部引用してご紹介してみます。

出典は2025年12月26日付の<[インタビュー]今年の女性俳優-『未知のソウル』パク・ボヨン>と題した「Cine21」の記事。(リンクはコチラ

―「Cine21」の執筆陣は、『未知のソウル』のイ・ガンさんを「今年の作家」に選ぶことにした。『未知のソウル』の脚本は、日常的な言葉で紡がれた名台詞で溢れているが、俳優として生かしたかった、テキストならではの文体や雰囲気があったのではないかと思う。イ・ガンさんやパク・シヌ監督から、ミジとミレの話し方、イントネーション、語彙などについて、何かヒントをもらったことは?

脚本家のイ・ガン先生は、尊敬する大好きな方だ。初めて『未知のソウル』の脚本を読んだ時から、淡々と綴られた一編の温かい小説を読んでいるような感覚だった。先生は、ミジとミレの表現については、すべて私に一任して下さった。監督からは「視聴者はパク・ボヨンが一人だと最初から分かっているのだから、ミジとミレを別人のように見せようと無理に努力しすぎないでほしい」と言われた。そのおかげで、私も肩の力を抜いて役に臨むことができた。
それでも、ミジとミレの話し方や語彙、態度、座り方に至るまで違いを出そうと努めたのだが、物語が進むにつれ、脚本の中のミレとミジの言葉遣いは、テキストを読んだだけでもはっきりと区別がつくようになっていった。私が感じたその差異を最大限に生かしたいと思ったし、同時に、イ・ガン先生ならではの温かさを失わないよう心がけた。

私も脚本を読んでいて、声が聞こえてくるかのような錯覚を何度も覚えました。
そして、本当に細やかに登場人物たちの微妙で複雑な感情について、ト書きで書かれてあり、「これが世界に通じる韓国ドラマの力か」と幾度となく唸らされました。
ある意味「韓国ドラマ大解剖」と名付けたいような。ドラマのシナリオを書きたい方や、人々を夢中にさせる韓国ドラマの脚本にはどんな「秘訣」があるのか知りたい方にとっても、良質の教材になるのではないかと真剣に思っています。
しかも『未知のソウル』は日本でリメイクしてもよさそうなくらい、「日常を生きる私たち」を描いているので、応用力は高い気がします。

……いけない。ちょっと私のこだわりが強く出過ぎました。
やはり、「ものを書く」ということに関わっていると、興味関心がどうしても、「こんな風に書いてるんだ!」に走ってしまいます。(笑)

 

目の高さでは定評のある「Cine21」が2025年を代表する作品、脚本、女優部門で『未知のソウル』を選んだ事実だけでも、作品性の高さは十分裏付けされていると言えるかと思いますが、Netflixでも配信されたため、韓国内を超えて海外でも高い評価を得た本作。
米国のTIME誌も、12話の放送(配信)が終わった直後、7月1日に「2025年、最も静かでありながら深い余韻を残した韓国ドラマの一つが幕を閉じた」と評価。また、年末には「今年最高の韓国ドラマTOP10」を選定したのですが、ここでも『未知のソウル』は5位にランクイン。ちなみにTIME誌が選んだ2025年最高の韓国ドラマ1位は、IUちゃんとパク・ポゴムさんの『おつかれさま』でした。

というわけで、国内外で高い評価を受けている『未知のソウル』ですが、実は明日、日本でも韓国ドラマファンにお馴染みの百想芸術大賞でも、各部門で候補としてノミネートされています。


作品賞

脚本賞 イ・ガンさん
最優秀演技賞(女性)パク・ボヨンさん
最優秀演技賞(男性)パク・ジニョンさん
助演賞(女性)ウォン・ミギョンさん

 

いやぁ~。正直、どの作品のどなたが受賞されても、全く異論ないレベルなんですよね、ノミネートされた作品や俳優の方々を見ていると。
今年の百想芸術大賞のドラマ部門は、「『未知のソウル』と『ウンジュンとサンヨン』のバトル」、なんて巷では言われていますが。どちらも5部門にノミネート。ただし『ウンジュンとサンヨン』に関しては、最優秀演技賞(女性)部門で二人も。(笑)
でも、他にも素晴らしい俳優さんたちがノミネートされていて、ほんとに、誰が受賞しても、正直、納得です。(笑)

そんな百想芸術大賞の授賞式は、明日5月8日。
我らがミジチームの受賞を祈願しつつ、明日は固唾を飲んで見守りたいと思います。